その日の空は蒼かった

龍槍 椀 

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従軍薬師リーナの軌跡

お話の中身は……

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 扉が開き、偉丈夫さんが三人、入ってらした。


 立ち上がり、軍令則に則った敬礼を捧げるの。 あぁ、私も一応、見よう見まねで同じように敬礼を捧げたわ。 胸に拳を作った右手を当ててね、腰を折り頭を下げるの。




「残してすまんな。 すこし、話が有るのだ。 まずは着席してくれ」




 オフレッサー侯爵様のお言葉。 敬礼を解き、直立した後、言われたとおりにソファに座る。 勿論、軽くよ? 深々と腰を下ろしたら、ほんとそっくり返っちゃうもの。 この、ソファ、とってもフカフカなんだもの……

 正面にお座りになったのは、オフレッサー侯爵様。 その一人用のソファの後ろに立つお二人。 そのうちのお一人は、先程私に声を掛けて下さった、主計幕僚のミッドバース様。 もう御一方…… 見知らぬ人だけど、その面持ちから、相当の職位についておられると思われるわ。

 よく見たら、襟に輝く記章が、彼の職位を示していたのよ。



 ―――主席戦務幕僚



 はぁ…… だろうね。 信頼を置く、高級参謀さんなんだろうね。 目付きがね、とても厳しいの。 状況の危うさを、とても、とても理解されている。 そんな感じを与える目付きと云ってもいいわね。




「茶を、入れ替えてくれ。 お前たちも、後ろに立つんじゃない。 椅子を持って来て座れ。 話がし辛い」

「「ハッ!」」




 ゴトゴトと、椅子を持ってくる、このお部屋付きの武官の人達。 やっと、皆さんがお座りに成られた。 オフレッサー侯爵様が、皆が着席しお茶が差し出された事を確認された後、言葉を紡ぎ出されたのよ。




「仔細は先程の非公開査問会を開く準備段階で、知っておる。 薬師錬金術士リーナ殿。 貴方の献身と慈愛。 何にも代えがたく、感謝申し上げる。 そなたの年齢と、それまでの経緯により、貴女を軽視した発言の数々、お許しいただきたく思う。 彼の海道の賢女様の唯一の御弟子様。 そして、なにより、我が第四軍の危機的状況を回避して頂いた手腕。 儂の不見識からくる、貴女を軽視した言葉を、何事もなく許された度量。 謝罪を御受入れ下されば…… 感謝の極み」

「オフレッサー侯爵様。 わたくしは、一介の辺境の薬師。 それに、今は、出向中とは言え、第四四〇特務隊の薬師に御座いますわ。 侯爵様の御立場、そして、その難しき状況故のお言葉と、理解しております。 わたくしは、成すべきを成した迄。 それに、軍法に関しましては、全くの素人。 ご迷惑をお掛け致しました事、謝罪いたします」

「おおっ……痛み入る。 ウーノル殿下のお言葉は、誠であったな! ……たしか、薬師殿はまだ、十三歳とお聞き及んでおるのだが……」

「辺境の暮らしと、海道の賢女様のご指導ご鞭撻の故に御座います。 モノの見方は…… 立場によって、変わるモノ。 そして、その視界は、立場に寄って見えるモノが違う事も、ご指導されました。 故に…… わたくしは、此度の件については、忸怩たる思いを胸に抱えております。 軍法を知らぬ、愚か者と。 わたくしのが良しとした事で、師団長エドアルド伯爵様に罰が与えられました…… 全くもって、申し訳なく……」




 私の言葉に、司令部の戦務幕僚様と、主計幕僚様が目を剥いた感じがしたの。 いや、だってさ、もし、私が軍法をきちんと学んでいれば、エドアルド伯爵様が査問に引っ掛かる様な事なかった筈でしょ? それにね、私、あの王宮で色々と、王妃教育とか受けてた記憶もあるのよ。


 予想してしかるべきだったの。


 後宮では、一挙手一投足に至るまで、色々な約束事が有るの。 それこそ、明文化されていない規則の様なモノが大量にね。 そんな中で、罠に嵌められないように、自分の言動に気を付けるのは、当たり前の話なの。

 ここは、王都よ。 他の組織でも、十分に考えれれる事なのに…… 私は、「精霊様」とのお約束に固執していて…… 失念していたの。 ダメね…… 私って…… コレじゃぁ、何も変わっていないわ…… マクシミリアン様を想う心のままに、暴走していた前世と同じ……


 心に決めたモノが、マクシミリアン様から、「精霊様」とのお約束に変わっただけ……


 それじゃ、いけない。 また…… 私の言動に振り回される人達が困る事に成るもの。 師団長エドアルド伯爵様、ゴメンナサイ。





「薬師錬金術士リーナ殿。 どうも、貴殿はエドアルドの ” 坊や ” を、相当気にしておるな」

「はい…… わたくしの浅慮から、師団長様の経歴に傷を付けてしましました」

「……グスタフ。 お前から見て、エドアルドはどう見える」

「……この場で申し上げても、宜しいのでしょうか?」

「伯爵家の頼子である、貴様の家の者達が、” 当主 ” にと望んでいた傑物をワザワザ、あの者に仕えさせる為に軍学校に入校させたのには訳があるのであろう? 伯爵家の前当主の依頼で有ったのであろう? 人事幕僚が、眉を顰めて負ったぞ。 何故、グスタフ=ノリス=アントワーヌ子爵が王立ナイトプレックス学院ではなく、軍学校に入校し、あ奴の副官に任じられたのかとな。 あぁ、人事幕僚は貴殿の家の隣領の出身だ。 貴殿の噂はよく耳にしていたらしい」




 なんか、とっても、怖い話よね。 どうしたのかしら? アントワーヌ子爵様と、シャルロット様の御顔を伺うの。 歪んだ困惑の表情が浮かんでいるのはアントワーヌ子爵様。 すこし、諦めた様な表情を浮かべるのは、シャルロット様。 なにか…… 有るのね。




「オフレッサー侯爵様。 すべてをご存知なのですか?」

「あぁ、軍務に付く者については、公平に考課を与える為に、色々と調べさせている」

「左様に御座いますか。 フゥゥ…… では…… 忌憚なく申し上げても?」

「薬師錬金術士リーナ殿の疑義を晴らす為だ。 問題は無い。 第四師団の闇の部分だが…… 知らぬとリーナ殿の判断にも狂いがでよう。 リーナ殿に判る様にすべてをお話申せ」

「はい…… 了解いたしました」




 少しの間を取って…… アントワーヌ子爵様が語られた内容は、ちょっと哀しい内容のお話だった。 現、第四師団の師団長様、エドアルド伯爵様のお父様も、第四師団の指揮官だったの。 でもね…… 暴発した、偶発戦闘でかなりの傷をお受けになったの。

 もう、軍人として、やっていけない程にね。 そして、その傷は深く、領地貴族としての職務も満足にこなせない程に。 その方には、三人の息子さんが居られたの。 一人が現師団長のアルバート様。 御長男だったわ。 ただし、お母様が貴族籍に無い、庶民の侍女。 御次男、御三男様は、正妻様の御子…… 

 正妻様の御実家は、近隣の武家では無いお家から嫁がれたの。 

 傷付き倒れた先代様。 武家の本懐とは言え、エドアルド伯爵家は相当に混乱したのよ。 アルバート様は、何にもまして、先代様をお慕いしておられた。 軍務に付き、先代様の足跡を追いたかったらしいわ。 第一子長男である、アルバート様が当主の座に座られる事を良しとしなかったのは、正妻様の方々。

 先代様もアルバート様にご当主の座を御譲りするつもりは無かったらしいんだけど、武家として、軍に籍を置いたのが、アルバート様だけだったらしいから、仕方なくね。 正妻様が御産みになった、御次男、御三男様は、軍には進まず、王立ナイトプレックス学院にお進みになったの。

 ご領地のまつりごとは、そうは簡単なモノじゃないのよ。 武家とはいえ、ご領地を部下に投げてしまうのは、如何なモノかと、正妻様の御連枝様一同が文句を言ったらしいわ。 だから、誓約書を書かされたんだって。 軍務に付く当主は、領地のまつりごとに関しての口は挟まないって。 


 そして、エドアルド伯爵様は、” 名 ” のみを継ぎ、捨扶持を与えられ、そして、領政は弟君達が担う事になったの。


 そんな訳だから、あの方は、エドアルド伯爵家の当主として、彼は領政にはかかわれない。 第四軍が、アルバート様の全てだったの。


 ただね…… アルバート様、とても素直な良い方だったが故に、軍人としては優しすぎたの。 配下の将や兵を想われて…… 今回の様な ” 越権行為 ” の常習犯だったらしいわ。 コレでは示しがつかないと、軍に籍を置く、エドアルド伯爵家の重臣たちが、彼の補佐にと推挙されたのが、アントワーヌ子爵。 彼のお家も、伯爵家だけど、お家で保持されていた子爵位を彼に与え、側に着くようにと……ね。

 アントワーヌ子爵は、アントワーヌ伯爵家の希望の星だったそうよ。 とても優秀な人で、エドアルド伯爵家の御連枝の中でも、評価はとても高かった。 でも、軍でエドワルド伯爵の問題行動を抑える為には、どうしても必要と判断されて……ね。




「あの方は…… とても、暖かいかい、” 慈しみの心 ” を、お持ちなのです。 軍人としては、いささか過剰なくらい。 本来は、領地経営で発揮されるべき能力でした。 残念な事に状況がそうはさせてくれませんでしたが。 今回の騒動も成るべくして成ったと思われます。 もう少し……軍法を、真摯に学んでおいでであればと…… そう、思います」

「……薬師錬金術士リーナ殿。 と云う事だ。 貴殿が思い悩む必要は無いのだ。 あ奴らが、” やり方 ” さえ、間違っていなければ、貴殿に感謝のみを伝えれば良かった事なのだよ。 残念だ」

「…………それでも」




 私は、そのお話を聞いても尚、罪悪感を心に持つの。 聴いて無かった…… なんて、言えないモノ。




「大丈夫ですよ、リーナ殿。 アイツはこんな事、どうとも思っていません。 むしろ、兵の間で鍛練が出来ると、喜んでいるでしょう。 そんな奴なのです。 お気になさらずに。 シャルロット、あいつに苦言をありがとう。 止められてなかったのは、僕の不徳の致すところなんだ」




 なかなかに、色々と有るのね。 本当に、困ってしまう。 オフレッサー侯爵様が、この話はもういいとばかりに、話題を変えるの。 




「ところで、グスタフ。 通達は届いたか?」

「はい、色々と、高貴な方が視察にお見えになるようですね」

「そうなのだ。 どこからか噂を聞きつけて、王太子ウーノル殿下様、軍務大臣フルブラント大公閣下、ノリステン宰相閣下、内務大臣ニトルベイン大公閣下、そして、神官長補佐フェルベルト=フォン=デギンズ枢機卿と、財務大臣ミストラーベ大公閣下までも、視察に来たいと……な」

「目的は、やはり…… 薬師錬金術士リーナ殿に御座いましょうか?」

「間違いないな。 期待と、見極めと、不安と…… その目的に名前を付けるならばそういったところか」

「如何します?」

「拒否は出来まい。 よって、倉庫の備蓄薬品は一時、第四軍エスコー=トリント練兵場に移送する様に手配せよ」

「隠蔽ですか?」

「薬師錬金術士リーナ殿を、危険にさらす訳にはいかんだろう? 王太子ウーノル殿下様、軍務大臣フルブラント大公閣下に置いては、エスコー=トリントにお迎えする。 その他の方々は、此処、王城外苑、第四軍司令部でな」

「承知いたしました。 …………では、以前より申請いたしておりました、薬師殿の「護衛部隊」の件に御座いますが……」

「条件付きで、承認しよう。 詳細は、お主から伝えよ」

「御意に」




 なにか、判らない内に、色々と決まっていくね。 エドアルド伯爵は…… 何て云うのかな…… 戦闘指揮に特化した指揮官様って…… そういう扱いなのね。 そして、諸々の策謀担当なのが…… アントワーヌ子爵様。 



 それにしても…… 私の護衛って?

 何のことなのかな?

 単純な私は、オフレッサー侯爵様からの謝罪と感謝を戴いて、ちょっとウキウキしてたんだけど……


 アントワーヌ子爵様の言葉と……
 シャルロット様の困惑した視線に……


 不穏気なモノを感じたのは……


 事実。

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