その日の空は蒼かった
婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
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ここまでの更新拝見しました。
お茶会での行動はグレーゾーンのようですが、スコッテス女史の計らいもあって穏便に済みそうで(本人にとっては複雑でしょうが)少し安堵しました。しかしその後の展開がウーノル殿下の「姉上」発言を皮切りにとんでもない方に進み、機密に近い情報まで聞かされて、女史共々「ドウシテコウナッタ」と半分放心しているリーナを幻視してしまいました(「牽制」のための一石が竜を起こしてしまったようですね)。まあ、王都に来る時の後見人に、聖堂教会でなくドワイアル大公に決めた時点で道は半分決まっていたと言えなくもないですが。
ノリステン子爵とミレニアム兄さんは前世に比べると色々広く見えているようですが、駒と言ってしまっているあたりは、まだまだ精進が必要そうな気がします。
そういえば、学院との契約も殿下の圧りょ…(ゲフンゲフン)口添えで変更が生じそうですね。特に魔法についてはお茶会で「前例」が出ている以上、見直しの必要に迫られるように思います。例えば、但し書きで「薬師の任務遂行上必要になり、指導教官もしくはその場の責任者(衛兵隊長の場合もあるので)の了承を得た場合、任務に関わる魔法に限り使用を認める」くらいなら認めてもらえると思うのですが…?
これから報告を受けた大人たちの暗闘ですが、王族二人に三大公・宰相・王国騎士団長の子供を救い、王宮薬師院の名誉も高めたとあれば…取り合いが激しくナリソウデスネ。
それでは、これからも応援しております。
アコナ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
学院でのお話を綴るはずだったこの章ですか、なぜかとても限定的になっているのは、ちょっと不満なのです。 他の生徒さんとの絡みだってあるはずなのに…… ぶ~~! あのお茶会の事を書き始めると、どんどんと長くなっていきます。 困ってしまいました。
でも、綴らないと、前に進みそうになかったですし。
リーナさんが何かするたびに、大事になります。 周囲がてんやわんやになりますね。
中の人もかなり引きずられます!
がんばって綴っていこうと思います。
楽しんで下されば幸いです。
龍槍 椀 拝
最新話 種族の〜中の会話で出てくる
ウーノル殿下は、出来物だが
の意味がわかりません。
出来物ておできとか吹出物みたいな
ものの事だと思いますが、他にも
意味があったでしょうか?
いおる 様
コメントありがとうございます。 大変ありがたく思います。
ご指摘の件ですが、「出来物(できぶつ)」は、傑出した人物の事を意味します。
大辞林 第三版、および、精選版 日本国語大辞典の解説にて、ご確認くださいませ。 また、中の人はちょっと昔の人なので、こういった言い回しが多いのです。 ご了承頂きたく思います。
ご意見、ありがとうございました。
この言葉を発したのが、苦労人の伯爵様(結構なお歳の方で、御相手するのは、高位貴族様とかが多いお方)なので、こういった古い言い回しを使った次第に御座います。
何卒、ご理解いただき、雰囲気を楽しんで頂ければ、幸いに思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
龍槍 椀 拝
今作で初のラッキースケベはラムソンさんでしたかw
無いと思ってただけに笑撃的でしたww
さてギャグパートは置いといて
ウーノル殿下が即行動しましたけど、此れが効を奏してな展開に成るのか、其れとも窮地に立たされる様な劇薬や爆薬に為るのか…
その辺りは彼女の行動次第ですけど、巧く利用できればカードを切られる前に決定打って展開も可能かも? かなりギリギリな綱渡りに為りますけどね(-ω-;)
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても、とても、嬉しいです。
ラッキースケベ!!! まさしくですね!!! 重いお話の息抜きです。 ほら、だって、タグがタグですし、R18って事で。 残虐表現だけで、R18を念頭に置いておりましたが、まぁ、アリかなって思いまして。
―――息抜きは大切です♪
ウーノル殿下は手足を縛られている、王家の希望の星です。 まだまだ、子供という訳ですが、もうすぐ十二歳になり、立太子される筈なので、その際に受ける王権の一部委譲に伴い、軍権の一部も手に入れられます。 その辺の事情は今後の展開に有りますのでお楽しみ!
ギリギリの綱渡りに成りますが、基本的に殿下は、ファンダリア王国の正式な後継者です。 そして、国を思う気持ちは、多分王家の誰よりも強いのです。
そして、彼の視線の先には、光芒に消えた、姉エスカリーナがずっと居るのですよ。
絡み合う思惑に翻弄されながらも、国の行く末を考え、自分の歩地を固め、最善を尽くし、前に進む。
中の人が今まで綴って来た物語の中では、屈指の王子様と云えるでしょう。 (彼の名前…… 失敗したかも~~)
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
まぁ…アレが立太子されると手駒として動かしやすいですし、ウーノル殿下の行動を制限する事に成るなら手駒でも敢えて狙うでしょうね、奴等教会の人間ならば
しっかし教会勢力って考え無しな行動が目立ちますが、自身が呼び込んだ者の正確な情報を読み取って無かったんですかね? ちょいとでも街の噂を耳にすれば警戒して、あんな安易な方法で牽制なんぞしないと思うんですけど(-ω- ?)
馬鹿だ馬鹿だと毎回言ってましたけど、何処まで馬鹿レベルを上げれば気が済むんでしょうかね? しかも同時に自身の品格を下げてますし、気のせいじゃ無ければですが、此のまま手札を切られる前に決めれば一気に瓦解して行くような気がして来ましたっす…(-""-;)
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
前世と比べ、現世では聖堂教会は比較的おとなしいのかもしれません。 神官長になっている筈の人が、いまだに補佐ですしね。 暴走しているのは聖堂教会の一派なのかもしれません。 それが、聖堂教会の意思として統一されていたのが前世な感じです。
荒い杜撰な方法は、聖堂教会内の権力闘争における、混乱が原因かもしれません。 あちらも一枚岩ではなさそうですしね。 王国の中心地である、王都の聖堂教会でもそうなのですから、辺境域の教会はまだ、旧来の者達がしっかりしているのかもしれません。
あちらもこちらも、色んな所で二重構造になっておりますね。
一体誰が本当の黒幕なのか。 ………………ですよね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
リーナが王都に連れてこられた理由も殿下にゲロってしまっても良かったのでは?
おばばさまに戦争のために北との争いのために
ポーション(エリクサー)生産機にするためっていうとんでもねえ陰謀をさ。
こちこち 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
ゲロると、なにか色んなものを引き寄せそうなので、リーナさんが自重しております。 前世の記憶を、語ってしまうと、なにかと問題になりそうなので。 特に、マクなんとか殿下辺りから……
キラキラは遠くから横目で見ておきたい、現世のリーナさんですもので。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
淑女であるアンネテーナ様はもう既にエスカリーナの生存が薄いということを大公から聞いているはずで、今更リーナから同じ見解を聞いたからといって人前で涙を溢したりしないんじゃないだろうか…?リーナがエスカリーナだと気付いたから感情が抑えられなかったと思ってしまうのは考えすぎかなぁ…?
アンネテーナ様は思慮深いから気付いても言わないし、気付いてなくてもこれから接触は増るから、いづれバレそう…。
しかし教育的指導が行われたと思っていたミレニアムさん、階級意識は元のままのようですねー。まぁ改めたのはエスカリーナの事のみなんだろうことが「駒」発言でよくわかる。
本人がいるのに「駒」とか言っちゃうんだもの~( ´Д`)=3 ちょっと脳筋かな?と疑ってます。
殿下が「薬師リーナ」を側に望むのって、おばば様を側に置いた獅子王を彷彿させますね~。
でもリーナにとってはいい迷惑。早く放校されたかったのにーーーー!と思っていそう(^_^;)
まいん 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
アンネテーナ様は、勿論、お父様からエスカリーナ失踪を伝えられております。 が、お父様同様、一縷の望みも持っております。 それが、イグバールさんを招待し、そこに同席している件です。 残念ながら、イグバールさんと同行していたのは、エカリーナさんでしたので、落胆しておりました。
そこに、エスカリーナと同じような匂いのするリーナさんが搭乗。 思わず確かめたくなったという訳ですね。 しかし、そのリーナさんから、エスカリーナ失踪の現場の状況を聞くにあたり、リーナ ≠ エスカリーナと信じてしまいました。 感情が触れて、大泣きしてしまいました。 微かな違和感を残しながらですが。
今後接触が増えますから、どうなるかは判りません。 判りませんが…… しばらくは、このままに成る事でしょうね。
ミレニアムさん、かなり焦燥しております。 お父様から、北の状況を常に聞いておりますし、いまも一触即発状態であることは、身をもって知っております。 ただ、かれもまた、子供。 自身が出来る事、権能の範疇はとても狭い。 精神的余裕の無さが、彼の言動に出ているのです。
殿下は、獅子王様を敬愛されております。 そして、側に賢女が居たことも学んでおります。 光を…… 行く先に光を求めているのは確かですね。
リーナにとってはとっても迷惑な話ですがね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
渦巻く環境で動けなくなってきた。
おばば様たちの用意した守りもこの子達が潰しちゃうのか。
失言が多すぎて頑張り屋のウーノル殿下はいつも大変なのかな。
女史の責任がでかいですね、授業のためでも。
yumeji 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
おばば様はこうなると予想していたのかもしれません。 だから、可能な限り回避できるようにと、色々と下地を作っていたのですが、今一つ機能しておりません。 リーナさんの業が、思いのほか深く、彼女を縛り付ける鎖がとんでもなく太く、重い頸木を課せられたようです。
女史の良かれと思ってしたこの度の「お茶会」が、物語のターニングポイントになりそうですね。
善意がから回る…… 階級社会が、追い詰める。 リーナさん、頑張れと中の人は応援しております。
楽しんで頂ければ、幸いです
龍槍 椀 拝
更新ありがとうございます!。読めて良かった!
中の人は、エスカリーナに怒涛の試練をどこまで課すのか。
エスカリーナの苦労心痛を毎回上乗せして喜んでいるよう。
実はSの人ですか。
柵から逃れたはずなのに、ぶっとい鎖に繋がれたようです。
民を人質として。さすが貴族。卑怯ですね。
不甲斐ない王族が元凶なのだから、自分達だけでやりきればいいものを。
多を取り個を犠牲にし実を得るために。己の無能を棚あげ。素晴らしい。
本当に表現が巧い。身分制度の醜悪さが浮き彫りです。
今回は【幸せ】に成れるのか懐疑的です。要素が見えない。
精霊様との契約のため、必要以上に溜め込み、身を粉にして、自身を省みず、その身を犠牲に民の安寧のためだけの生涯に成りそう。
前世の贖罪なのか。
【幸せ】は自覚する人それぞれでしょうけど。
エスカリーナが幸せと思えるならイイのか・・・。
彼女の意思が尊重されること、祈ります。
世の闇を抱えさせられ、生涯を終えることが無いこと、祈っています。
菊ぞぉ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
えっと、中の人は、ドSではありません。 それは、私の ” きょうだい ” です。 中の人は、その方の標的です。 子供の頃から常に抉られておりました。 だから、手口は知っているのですよ フフフフ。
超えられぬ試練は与えない。
耐えられない苦痛も与えない。
乗り越えてみせよ!
自身が思い描く【幸せ】の形。 この作品の中でも、ちゃんと作り込んでいきたいと思います。 お話は、加速していきます。 怒涛の流れを作っていきます。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
やっぱりエスカリーナ=リーナで繋げてましたか…。
でも大公の娘として其れだけでは恥ですし、其処から何らかの情報を読み取ろうとしてたと見ました。
ほんの小さな希望、だけど本人にとっては大きい希望を“同じ様な事が出来る薬師”に見出だして繋げた、今回の会談の理由はそんな感じですかね?
ウーノル殿下の「姉」発言に驚いてるけど、彼の心中を知ったら更に驚くんじゃないかな?まぁ今回は其処にはあまり触れないでしょうけどね
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
さて、繋げて考えてしまうアンネテーナ様ではありますが、リーナさんの否定の言葉に涙します。 しかし、希望は持ち続けますよ、そりゃ、あれだけのモノを見せられているのですから、なんかの引っ掛かりはありますしね。 現状は、感情が高ぶって、きちんと検証できていませんから。
ウーノル殿下は目下自らの藩屏を求めております。 そして、その心の中にあるのは美化されたエスカリーナさん。
リーナさんにとっては、どうしよう! ってところでしょうね。 なにせ、相手は第一王子様ですのでね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
エスカリーナの身バレが先になりそうで少しアンネテーナが可哀想でした。問い詰めるなら1人で会うべきだったと思います。ウーノル殿下はまだ分かりますが、他のお嬢様方はアンネテーナの付き添いでしょうか?エスカリーナも他の人達がいたら白状しにくいので今度はアンネテーナだけでお願いします。それか早く同一人物だと気付いて欲しいです!大公家一家との再会を期待しています。今回の件でリーナが処分されたら学園に対する信頼はないと思いますが今後の展開が楽しみです!
かよ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
身バレの可能性はあるものの、なかなかと身バレしません。 リーナさんと、エスカリーナは別人だよと、リーナさんが言ってしまいました。 一縷の望みをかけて、イグバールさんを大公家の屋敷に招待し、エカリーナを見て、改めてエスカリーナ失踪を現実のものとして確認している、アンネテーナ様にとっては、その失踪現場を伝えるリーナさんが、エスカリーナであるとは到底思えなかったという事です。
そのうち、大公家との絡みもありますが、あくまでも薬師リーナとしてですね。
もそっと、先にでは…………
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
更新楽しみに拝見しております。
今回のお茶会はやはり平穏無事には済みませんでしたね。助祭の焼き菓子に鑑定魔法を掛けていましたが、学院との契約である「魔法の使用禁止」「トラブルが起きたら『リーナ』の責任となる」は、このような「リーナ自身が起こした物『ではない』トラブルから周りを守るために魔法-鑑定や治療-を使った」場合でも引っかかるのか、学院の判断が気になります。
また、リーナはノリステン子爵やミレニアム兄さんにしか注目していませんが、3大公にも報告は当然いくでしょうし(令嬢は皆大公家ですし、エルブンナイト大公にはウーノル殿下が伝えそうです)、離れてはいても閉鎖状態ではないから他の生徒にも騒動は見られているとなると、地道に波紋は拡がりそうです。
授業後の「指導」がどうなるか(少なくとも2人は必要そうな気がします)、アンネテーナ嬢は何に気付いたのか続きを楽しみにしております。
アコナ様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
無事に、平穏には済まないお茶会。 トラブルは、リーナさんの事を愛しておりますね。 トラブルが降りかかる度に、色々な制約が彼女を学院から押し出そうとしますが、リーナさんはそれでもいいと思っております。 出来るだけ、速やかに、辺境に帰りたいと……
ちょっと、無理っぽいですがね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
礼節の授業に、ハンドサインはあるのだろうか?
なければ、使った時点で貴族家の人間と知れてしまう。辺境の孤児、と言う設定に矛盾が出る。
あれば、誤魔化せるから事前と使っても不思議ではないけど、周囲で使っていた人、又は過去使っていた時の癖が出る。
癖は、その家の固有のものとして認識されるケースもある。リーナが使ったものが、嘗てエスカリーナが使っていたモノと同じ又は大公家特有の癖があれば、これも一発アウトでしょう。
しかもアンネテーナです。姿形が変っても、薬師としてのエスカリーナが凄い能力があるのを知っているのですから、暗示をかけていないハンナがいるのと同じと言う気がします。
このお茶会、何度読みなおしてもヤバイと改めて思う。
皇太子、泳がせてますよね?前世のエスカリーナが追い詰められた理由が、今度は教会に振り下ろされるのではと期待してます。
ところで、助祭とはどれくらいの地位なのでしょう?キリスト教では確か≪見習い≫を意味する最下層の地位だったと思うのですが。言わば下っ端の下っ端。第9位のリーナと比べたら弩底辺なのですが?
いまだき かんき 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
「礼法の時間」そのものには、ハンドサインはあまり含まれていません。 が、女史から手渡された小冊子には解説が載っていました。 王族や、高位貴族が何気に使うハンドサインが判らないと、困る状況に成るやもしれないってことですね。 知ってはいるけれど、使うのは…… ダメでしょう! リーナさん、ちょっとやらかしてます。
アンネテーナ様は、お父様から事情を色々と聞いておりますから、彼女が行方不明になって居ると、判っております。 イグバール様を大公閣下が呼び出された時も同席されておりましたしね。 ある意味、「希望」と、云う所でしょうか。
実際、本当にヤバい状況です。
ウーノル殿下も色々と裏で動いている感じですし、周囲の人たちの見極めも進んでいる感じもありますものね。
えっと、聖堂教会の役職ですが、仰る通りです。 最下級は修道士。 または修道女。 その上が助祭となります。
助祭< 司祭< 助教< 司教< 枢機卿
の順で偉くなります。 陛下とのお目見えは助教からですので、当然薬師院第九位薬師のリーナさんの方が立場的には上です。 でも、リーナさん庶民だから、軽く見られている…… って事なんですよね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
まあ色が変わっただけで顔は同じですからね。
エスカリーナが男なら(その場合生まれた時に不慮の事故()で確実に死んでただろとか禁句)声変わりがそろそろ始まる年齢だけど、それも無いし。
入学?編入?した時に、学院内で魔法を使うなって言われていた気がするけど、この場合は仕方ないですよね。
王子に弟妹がいるとはいえ、王族や大公家の子息子女に被害が出る所だったんだから。
むしろ何もせずに、お茶会の時間では毒?の症状が出ずに、後からリーナが同席した人たちが倒れた方が、リーナの責任にされそうだな。
学院に入る時の条件にも、問答無用でリーナが関わった厄介事は全てリーナのせいにする、ってあったし。
まあ学院内はそれでよくても、それを実行しても確実に普通は学院の人間も処罰されるけど(薬師リーナに全責任を負わせても学院側にだって処罰を与えない理由が普通は無い)
従姉妹は、辺境出の庶民が、当たり前のようにハンドサインで相手に指示を出したのを不振がったのかな?
王族との同席にガチガチ()になる程度の平民が、侍従?職員だっけ?当然御貴族様に対し、いくら王宮に伺候する権限を持つ程の薬師という社会的立場があるとはいえ、当たり前のように指示を出すのはねぇ?
……従姉妹、気付くかな?
華墨 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
リーナさんのお顔の件ですが、ちょっと判らないと思います。 まず、髪の色と目の色。 そして、四年間辺境に暮らし、辺境の各町を回った往診と人の生死と自身の治療を続けた結果、年の割にしっかりとした顔つきになっておりますからね。
甘さが抜けた表情は、ポワンとした八歳までの顔つきとは別物に成っている…… と、お考えいただければ幸いです。
今回の彼女の仕出かし、やらかした事は、学院から課せられた制限に引っ掛かりまくっております。 しかし、対象がウーノル第一王子。 つまりは、緊急避難が適用されてもおかしくは無い…… と。
しかし、やらかした事がやらかした事なので、どうなるかはわかりません。
ハンドサインについては、女史から渡されていた小冊子に解説が乗っていました。 王族が何気に使う手サインが判らないといけませんから。 ただ、使うのはダメでしょうね。
アンネテーナ様の疑義はそこにはありませんが、ちょっと引っ掛かりになるかも……
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
あらあら?悪戯が過ぎるのは誰ですかね?
まぁ此れで薬師リーナとしての実力は解らせる事が出来たでしょうし、何らかの悪意ある行動も“赦された”事で出来づらく成りましたし、良い牽制に成ったでしょう。 あなた達が呼び込んだ者がどんな人物か解った?って感じで
さて、そんな最中に疑念を感じたアンネテーナ様ですけど、もし此れだけで薬師リーナ=エスカリーナと気付いたら?
もしそうなったら彼女の評価を更に上へ上げないといかんのですけど、一体何に気付いたのやら(-ω-;)
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
今回の出来事。 結構根が深いです。 おいたした人は、警告の意味でしたのかもしれません。 誰とは言いませんが。
エスカリーナの疑念は、まさしくその通りです。 子供のころに、エスカリーナが錬金術の魔方陣を自身の魔力で紡ぎ出していた事を、覚えていたからですね。 (ネタバレに成りますが) その上、父上から、リーナがダクレール領から来た少女って教えられていますからね。
もしやと思うのも、無理はありませんものね。
さて…… どうするんでしょうか。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
とりあえず。
こういう場合なら、魔法って使って良いんでしたっけ?σ(^◇^;) なんだか条文に引っかかりそうな気がするんですが( ̄。 ̄;)。
しかし、早速疑われてますね。手サインなんて女史の授業でもまだ教えてるはずは無いって思われているんでしょうか?
追伸:最後の方で一カ所『助祭』が『司祭』になってます。
春 剋冬 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
本来ならば、ダメです。 しかし、緊急避難的に、薬師のお仕事をしたリーナさん。 あとは、知らん! って感じでしょうか? 目の前に健康被害が出そうな状況で、さらに、「王宮薬師院」の薬師としての責務がありますからね。
手サインについては、女史からの小冊子に解説がありました。 対王族用の礼典の一部です。 あちらが何気なく使っても、その意味を理解しなければなりませんから。 一応は勉強済みです。 でも、使っちゃぁダメですよね~!
ご指摘ありがとうございました。 修正いたしました!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
サインがアンネテーナとエスカリーナの間で決めたサインでこれで確定してたりして。
佐藤醤油 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
女史から渡されている、小冊子には、王族に対する礼法が主ですが、簡単な手サインの解説も載っています。 王族からの手サインが判らないと、問題ですしね。 アンネテーナ様の疑義は、そこではなかったよですよ。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
やりおった!
になってしまうのでしょうか?
看破の危機が!
いまだき かんき 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
やりました! お仕事してしまいました! アンネテーナ様に疑念を与えました!
どうなる事でしょう?
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
他の生徒との交流を禁じられてるんだから、「後でお話」に応じるのは不味いんじゃないですか? というか、アンネテーナ達はリーナが強いられた条件を知らないんですかね? 一方にだけ通達された条件なんて意味を成さないですよね。ちゃんと他の生徒にも教えないと。「お話」に応じたせいで罰せられないと良いですが…。
nekoneko 様
コメントありがとうございます とても嬉しいです。
他の生徒との交流を禁じられているリーナさん。 「礼法の時間」のみって制約があるのは確かです。 そのうえ、魔法の行使は禁じられているのに、【詳細鑑定】をしてしまいました。 色々と制限を逸脱してしまいました。
彼女はお仕事をしたつもりですが、周囲がどう考えるか。 それは不明です。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
更新拝見しました。
いよいよ初めての「茶会」ですが、初っぱなから最高難易度の方々との対面になってしまい、前世の黒歴史も相まってすっかり固まっているのが心配です。しかし前世の「枷」を完全に無くすには、どこかで立ち向かわないと断ち切れないのも現実で、ここを切り抜けられれば、大抵の事は何とかできると信じたいです。
一方の若君達は、あくまでも「辺境出身の『庶民』薬師」としか知らないから、まずは様子見で(リーナが固まっているのは「上層部の自分達の前で萎縮している」と認識-庶民なら珍しくない反応-しているのでしょうか)、会話とリーナの記章によってどう反応が変化するか興味深いです。
お身体の調子が思わしくないとのことですが、年末年始は何かと大変なので無理をなさらないようにして下さい。これからも応援しております。
アコナ様
コメント、ありがとうございます。 とても嬉しいです。
彼女の行く先には、常に試練があります。 そして、その試練を乗り越える為の力も備えています。 ただ、彼女の心が問題になります。 折れてしまえばそのまま「闇落ち」 いつもギリギリに立っています。 いうなれば、タイトロープを歩むがごとくですね。
切り抜けてくれると信じて、このお話を綴っております。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
PS コケてガツンでした。 痛いですが、頑張ります!
うわぉ……女史がスンゴイ本気出してらっしゃる…。
まぁ魑魅魍蔓延る世界で生きてくのには、此処を難なく耐える位の気概が無きゃいかんですけどね? まさか行きなり投石するとは…
女史がエスカリーナって言うか薬師リーナ何かを見出だして、其れに期待してるってのは前回までで気付いてましたが、此処までする程に我慢が出来な惨状だって事ですかね?
キリン 様
コメントありがとうございます とても、とても嬉しいです!
女史はこの学院の中の変な階級意識と責任を伴わない権利の行使をよく思っていません。 その中に、「庶民」であり、「王宮薬師院 第九位薬師」という、特殊な立場を持つリーナさんに、期待と希望を見ているのかもしれません。 彼女の叩きだしている、「勉強の成果」は、当初彼女を受け入れた時からは、想像もつかない高みに有ると、そう判断されているからですね。
まぁ、反対側を知っているから、「捧げる礼典」も覚えやすいのかもしれませんし。 貴族名鑑も高位貴族の分は、前世の記憶の中に入っていたのもあるので、そこまで苦労していないようですしね。
先々代、先代の作り上げたファンダリア王国を一足飛びに廃頽期に進めている現国王様。 周囲の先々代、先代様の治世を知っている高位貴族とか、老人と呼ばれる人たちの危惧は相当なモノでしょう。
個人に何かを背負わせるのは、とても難しい事ですが、その個人が「特異点」となる様な人物ならば……
老人たちは老獪です。 憂いてばかりではありません。 手を尽くし、現状のファンダリア王国の惨状をどうにかしようと、もがいておりますから……
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
いきなり・・・ある意味ではラスボスのアンネテーナ様登場ですか!?
見た目は変化していても、声とかそんなに変化しているのでしょうか・・・
思考や雰囲気とか含めて、一番正体がバレる可能性の高い相手がいきなりにw
まあ、アンネテーナ様も聡い方ですから、気付いたからと言っても迂闊な事はしないでしょうし、関係で言うと最強の味方でもありますし・・・大丈夫・・・かな??
それにしても、何気にウーノル殿下の味方って少ないですか?
席にいる男性陣がマクシミリアン殿下と、その四騎士のみってw
仮に四騎士の内、前回と思考方面が変化しているミレニアム様は立ち位置が変化しているとしても、前の方にあった話からするとアンソニー子爵様はなんか駄目っぽいですし、ほかの二人もそこまで立ち位置が変化するとは思えないし・・・
敢えて言うと、宰相様がやや前回と変化している気がしなくもない(というか、前回もそれなりにマトモだったぽい?)ので、エドワルド子爵様が可能性あるくらい??
ウーノル殿下・・・友達(というかコネ?)作りに失敗している気がしてなりませんよ><;
藤花 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
さて、いきなりの展開ですが、女史の無茶ぶりとある種の「思惑」が絡んで、このような場に連れ出されました。 彼女の言動は、庶民ではありますが、「高級薬師院、第九位薬師」としてみなされます。 その場の雰囲気に流され、小賢しい事を喋るならば、冷たい視線を浴びる事でしょう。
さて、どうなる事でしょうか。
ウーノル殿下は、あまり学生に期待しておりません。 彼の治世に成るまでは、まだまだ時間が必要ですし、側近を求めても、即戦力になる人々を登用する事に成るでしょうから、同年代よりも上の方々に協力を求める事でしょう。 ただし、未来を見据えると、同年代も必要という立場から、この「礼法の時間」は有用に活用されておられるようです。
同席しているマクシミリアン殿下は、その言動を監視しつつ、王国にとって、邪魔に成る様であれば、かの国に返還する事も視野に入れ、観察しているといった状態なんでしょうね。
マクシミリアン殿下もその事を肌身に感じているゆえに、鬱々とした感情を持っているのでしょう。 あんまり変わっていない…… 前世と違う所は、後ろ盾になる貴族がまだ決まっていないと言う所でしょうか。 聖堂教会も、どう扱っていいか、まだ決めかねている状態のようですしね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
いきなり問題の人達と対面はチャレンジ精神にキツイですね。
先生の張り切り模様の期待に応えられるかな。
マクシミリアンへの取り巻きにミレニアムは含まれているのか気になります。
エスカリーナの影響を受けて変わった一人だし。
yumeji 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
単独授業の後、いきなり問題の人達とのお茶会。 そうですね、いわゆる「はじめのむら」を一歩出たら、そこに「まおう」とエンカウント。 装備、「ヒノキの棒」と、「たびの服」…… ただし、魔法関連は全部覚えてます? 体力と、精神力は、MAX状態ですよ? 戦えますかねぇ…… みたいな……
いまだ、どういう立場を取るのか判らない、お茶会のメンバーとの対話?
さて、どうなる事でしょう! お楽しみに!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
更新拝見しました。
スコッテス女史が予想通りの人物だとわかり安心しました。リーナに新しい理解者が増えて何よりです。予想以上にリーナが授業に勤しんでいますが、下の方の感想返しで目からうろこが落ちました。前世や今世でもすでに学んでいたのにと思っていたのですが、それはあくまでも「上位階級」のための礼法で、リーナが学ぶべき礼法は一部共通点はあっても「庶民向け」で別物になるため新たに学ぶ形になると納得しました。男爵領での勉強での失敗があるから大丈夫かなと思ったのですが杞憂でした。
二つの記章の権威が興味深いですが、次回試されるのがリーナだけではなくなりそうで続きが気になります。
アコナ 様
コメントありがとうございました。 とても嬉しいです。
お勉強の中身は、その階層によって、若干違う事になります。 捧げる礼、受け取る礼。 その規範 etc。
前世のエスカリーナは、準大公家令嬢と云う事で、捧げられる立場にありました。 そして、王妃教育も受けるほどの、階層の人だったわけです。 生まれの不遇さで、愛する人に依存してしまった彼女には、現実がちょっと見えていなかったのかもしれません。
本章で、そのあたりの事を、綴っていきたいと、そう思います。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
先生張り切ってますね♪
「牽制」になるといいのですが…。
思うに、前世のリーナも結構スペックは高かったのではないかと…ただ、恋に突っ走り周りを気にせずあーなってしまっただけで。
「あの人」に会ったらまた囚われてしまうのでは?と不安に思ってるリーナさん。
前世での彼は「不義の子」と呼ばれていても王命での婚約者だったし、不愉快に思っていても、大公の姪で自分の後ろ立てということでエスカリーナを側に置いていたし、多少の気遣いはあったのではないかと…。(まあエスカリーナよりも立場が上の王女に会った後は取り巻きによって近寄ることも出来なかったみたいだけど…。婚約者がいる身で堂々と「不貞」をした王子、国の情勢と絡み「利」があると判断されたから承認されただけで普通はやっちゃいけないことだよね)
今生も彼は階級社会で育ち、貴族でもないのに礼法の授業に参加する「平民」なんて歯牙にもかけないと思うから、リーナに恋心が芽生えるはずもない。
ドキドキするのは胸の高鳴りじゃなくてストレスによる不整脈のせい!間違えないでね~。
対面したら前世何でこんな人を好きだったのかしら?と自分に問いかけ反省しそうだよね~。
今、彼に「婚約者」はいるのだろうか…?
それが気になる…犠牲者は誰?
さすがに大公家に打診はしないだろうけど、王様クズだからな…(´・ω・`)?
お茶会、楽しみにしてます(^_^;)
まいん 様
コメント、ありがとうございます。 とても、とても嬉しいです。
さて…… お茶会形式での「礼法の時間」 エスカリーナさんにとってもはとっても見知っている、そんな場所ではありますが、リーナさんにとっては、初見ともいえる場所。 その中で、見えてくるものが、絶対にあります。
前世では、恋に浮かれ、一人の人物しか見えていなかった彼女。 現世では、周囲に目を向けられる、余裕が存在します。
彼女のお母様も、恋する人に対してだけは、ポンコツでしたが、その他の「お仕事」は、老練な大公さん達からも一目置かれていた、そんな人物でしたしね。
犠牲者というか、何というか…… それは、今後のお楽しみと云う事で。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
この茶会で何が起こるかよりも、バカ王子を初めとするバカ貴族の近況の方が重要かも?
その結果次第で色々と対応が決まるわけですし
はてさて…どんな結果に為るやらε=( ̄。 ̄ )
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
馬鹿王子になっているかどうか…… 孤独に苛まれて、ボロボロかも…… さて、そんなとってもな人達が参加する、「お茶会」形式の「礼法の時間」
とても興味深いです。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
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