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エルシュタット学園編
プリティ&ビューティー開店!
しおりを挟む「慌ててドアを閉めてどうしたのユート君?」
いつも冷静なユートが今は目を泳がせて首を傾げている
その様子を見てクリスは店内がどうなっているのか気になった
「なぁ…本当にここの店で間違いないのか?俺には違うお店の様な気がするんだが…」
「うっうん。間違いないよ。ボクも前から来てみたいな~って思いながらお店の前を何回も通ったもん。
毎日混んでたからいつも諦めてたけどね…」
ユートはなるほど。と思い目を瞑り考えていると店内が気になったクリスがそろりそろりとドアに近付き勢いよくドアを開いた
「いらっしゃいませえぇぇぇんんんんふぅ~♡♡♡」
バタンっ!!
「・・・まっ間違えたのかな?あれ?このお店って教えてもらってたし…だけどなんで筋肉テカテカのおじさんがポーズ決めているのかな?」
クリスも店内での出来事を見て軽くパニックになっているのか頭を抱えながら話す
二人でああだこうだと話しているとお店のドアが開いた
「あれを初めて見たらそうなるよね。中に入っても大丈夫だよ二人共」
ドアを開けて出てきた人物は
Sランク冒険者であるもう一人の【ブランの英雄】アレックであった
☆★☆★
アレック、ユート、クリスがお店の三階にある休憩室で向かい合って座っていると
「はぁ~い♡どうぞ~んふっ♡」
筋肉テカテカおじさんが紅茶とクッキーをユート達の前に置いていく
「そのくっきぃ~はア・タ・シのはぁとが詰まった手作りくっきぃ~よん♡タベテタベテアタシもタベテ♡」
ピコンッ
ユートの特殊スキル
◼眼⇒脳眼に変わりました。
スキルによる生命の危険を感じた際、スキルは停止します。
ユートに身の危険を感じたのか脳眼が発動し魔力が流れ始める
更に感覚が発達しユートは筋肉テカテカおじさんを見る
(この男……できる!!)
ユートはいつでも戦えるように臨戦態勢をとる
「んっもう!そんなに威圧しなくてもいいのよん♡アタシは敵じゃないわよ!・・・でも、その溢れる魔力にアタシ…ビンビンキテルウウゥゥゥ!!ンホォーンホォーウ!!」
そのような事を言うとおじさんは床に寝そべりブリッジを何回もし始める
その危ない言動を見て更に警戒レベルを強めるとアレックが話し始める
「はぁ…店長、毎回そんな感じだから見知らぬ人に危ない人って警戒されるんですよ」
「「店長!?」」
アレックが店長と呼ぶ相手の興奮を宥めていると店長と呼ばれるおじさんがスタッと立ち上がる
「そうよ~ん♡自己紹介がまだだったわねん♡アタシは男女(おとめ)による乙女の美を追求するお店プリティー&ビューティーの店オーナー兼店長兼アドバイザー兼職人のプリンセス・オトメよ♡ヨ・ロ・シ・ク♡チュッ♡」
くるくる回りながら自己紹介をし最後にはユートに向けて投げキッスをする店長プリンセス・オトメ
「あはは…こんな人だけど腕は確かだよ。まぁ違う意味の腕もね…」
アレックは何やら意味深な発言をするとオトメが一瞬でアレックの後ろに回り腕で口を押さえる
「アレックちゃんダ・メよ~乙女のヒ・ミ・ツを簡単に話しちゃ♡ふぅ~♡」
アレックの耳に息を吹きかけながら腰を動かし話す
★☆★☆
「依頼の条件はクリアよ~♡アナタ達なら大歓迎!クリスちゃんは小さいて元気いっぱいで可愛らしいし、ユートちゃんは~アタシの条件を軽く上回るわ♡その警戒してる時の目も…ジュルリ
あらヤダ!アタシったらん♡」
オトメは下からハンカチを取り出し口を拭く
ユートは全て見ない聞かないフリをしてアレックに話しかける
「そういえば何でアレックはこのお店にいるんだ?その格好をしてるって事はここで働いているのか?」
アレックはいつも着ている私服とは違う服を着ている
オトメの服のようなキワドイ服ではなく、ちゃんとした燕尾服である
「そうだよ。僕はここの店長と知り合いでね。今回みたく従業員が足りなくなった時にたまに手伝っているんだよ
今はパーティー全員個人的な依頼とか受けてるから丁度タイミングが良かったよ」
「なるほど。アレックがここの店長と知り合いって言うのも意外だな…」
二人がそんな話をしているとオトメが口にハンカチを咥えながら割り込んできた
「二人共・・・店長なんて呼ばないでオ・ト・メって呼んでいいのよ♡と・く・に、アレックちゃんなんてアタシと熱く、激しく、交わった仲じゃないの~♡」
「あっオトメちゃん!クッキー美味しいよ!お代わり!」
「あら~ん♡クリスちゃんは良い子ねぇ~今マッハで持ってくるわねー♡」
そう言うとオトメはクラウチングの姿勢をとり勢いよく部屋出て行った
それにしても一瞬で慣れるクリスは凄いなと思ったユートであった
☆★☆★
次の日
ユート達は朝早くからオトメのお店に行き開店準備を始める
昨日はオトメ店長のビジュアルにしか目がいかなかったが改めて店内を確認すると確かに女性に人気の店なんだと感じる
隅々まで清掃されていて清潔感がある
床はピカピカになっており光が反射している
服もキレイにピシッと並んであり少しの乱れもない
更にお店の導線もしっかりしている
前世の知り合いに百貨店で働いている人がいた
その人の話ではお店の導線を見ればその日の目玉商品が分かるらしい
大体はお店の中央、又は奥に目玉商品を置く
そしてお客様をお店の深い所まで引き入れ、レジに向かうまでについで買いを誘うそうだ
その話を聞いていたお陰かオトメ店長の戦略は直ぐに理解できた
お店の中央に円形のした什器に今日、明日限定セール品をズラリと並べてある
そしてその回りには人気のある小物類を並べ購買意欲を誘う
更に一番奥には小さなステージが用意されている
実はサプライズでお昼頃に新作の発表をするらしい
朝~昼はセール品で客を誘い
無くなる昼~夕方には新作の服等を発表し、その服を目当ての客が来店する
オトメ店長…確かにやり手の店長のようだ
ちなみにユートはアレックと同じく燕尾服を着ている
クリスはメイド服なのだがオトメ店長がクリスを見てビビっときたわああああああああぁぁぁ!!と言って徹夜で作り直したメイド服らしい
所々にピンクのフリルをあしらっている
更に流れ星をイメージした金色の髪飾りを着けている
「準備はいいかしら~ん♡今日と明日は戦場よ!覚悟しなさ~い♡」
オトメはそう言うとアレックはドアに近寄り窓に掛かっている【まだだめよ~ん♡】から【ばっちこおおおおい!】に変える
「さあ営業開始よ!」
★☆★☆
開店と同時に大量の女性がなだれ込んでくる
多くの女性は中央にあるセール品に群がる
「それは私のよ!」
「あんた邪魔よ!引っ込んでなさい!」
「貴方達私が誰だかわからないのかしら?私は貴族なのよ!だからどきなさい!」
「「「お前がどけ!!!!」」」
色々な喧騒が店内に響く
女性達の争いをみてユートは本当にここは戦場…いやもっと凄い…と呟く
「お客様方、店内が込み合っています。お互いを尊重してお買い物をお願い致します」
アレックが魔導具使い店内に声が広がると声の主を探す
そしてアレックを見つけるとキャー!と声があがる
「アッアッアッアレック様が何故このお店に?」
「アレック様の前でなんてはしたない声を出してしまったのでしょう…恥ずかしいわ!」
「アレック様の燕尾服・・・グハッ!」
アレックの姿を見つけるとそれぞれの反応をみせる
しかしアレックから注意されたのが効いたのか女性達は静かになりお互いにお互いを気にしながら服を選んでいく
「さすがはアレック。一瞬で騒ぎが治まったな」
ユートはアレックに近付き話す
「いや、僕が言ったから治まった訳じゃないよ。お客様方は本当は心優しい人しかいなかったんだ。だけど今は冷静さを失っていただけさ
僕はただお客様の心に語りかけて冷静にさせただけだよ」
そう言ってアレックは笑顔を見せる
その笑顔を見た女性達は次々に立ちくらみをしていく
一部は鼻血を出したのか鼻にハンカチを押さえつけている
☆★☆★
開店し数時間経つと朝一に比べ少し余裕ができる
ユートはテキパキ働くアレックを見習い、お客様の列を正したり、二階から商品を補充したりしている
クリスはオトメ店長とカウンターでお会計をしている
それにしてもお客様はみんな普通にオトメ店長と会話してるな…
ユートがそんな事を思っているとアレックから声がかかる
「ユート君、そろそろ休憩だよ。交代で入るから先に行って大丈夫だよ」
「ああ、わかった。じゃあお先に入らせてもらう」
ユートはアレックにそう言うとオトメ店長の方を見る
視線に気づいたオトメ店長と目が合うとユートは軽く会釈した
するとオトメ店長からお返しに投げキッスが返ってきたがスルーし三階の休憩室に向かう
三階の休憩室に入りオトメ店長が準備していたのかテーブルにポットとハートの形をしたサンドイッチが置いてあった
サンドイッチの隣に(アタシの愛と情熱をサンドしたLOVE♡イッチ、どうぞお好きにた・べ・て)
と書いてあった
ユートはポットから紅茶を注ぎサンドイッチを食べ始める
「この紅茶…美味いな。飲んでると凄くリラックスするな。ハーブが混ざってるのか?
次はサンドイッチを食べるか。もぐもぐ…うん!これも美味い!パンはふかふか柔らかい、具材も玉子にレタスに…これは鳥肉か?」
ユートはよく味わいながら食べていると隣の部屋から声が聞こえた
「んっ?今は俺以外休憩していないから人がいるハズないんだが…」
ユートは武器を取り出し気配を消しながら隣の部屋の前まで辿り着く
すると部屋の中から女性の話し声が聞こえる
「それにしても今回の服は特に気合入ってるわね。ドラゴンの鱗をドレスにするなんてね~」
「わぁ~姉さん凄く綺麗で凄く似合ってます!やっぱり私には姉さんのようなドレスは似合わないです…」
「ふふっ。大丈夫よ。私は綺麗な服は似合うけどファニタみたいに可愛い服は私には似合わないわ。自分に自信持ちなさい!」
「ねっ姉さん!」
ユートはいつでも捕えられるように入口の前で刀を構える
「あらん?どうしたのユートちゃん?」
するといつの間にか後ろにいたオトメ店長から声をかけられる
「休憩していたら隣の部屋から声が聞こえたので盗っ人がいると思い警戒してました」
「あ~なるほどネッ!そこまでアタシのお店を思ってくれているのねえん♡アタシと一緒になる?んふっ♡」
ユートは遠慮しますと断りを入れていると部屋のドアが開いた
すると部屋の中から二人の身長差のある女性が現れた
「オトメ!今回はすっっごくデザインいいじゃないの!!煌びやかで私の好きなタイプよ」
「オトメさん…この着ぐるみみたいな服、私に似合いますか?」
「おほぉぉおおおお!!やっぱり二人に頼んで間違いなかったわ!!さすがは美女姉妹ねぇ~♡」
三人の会話が盛り上がっているのを見てユートは刀を収めるとオトメ店長から二人について紹介される
「そういえばユートちゃんとクリスちゃんは知らなかったわね。二人は今回の新作発表会のシークレットモデルよ♡
こっちの綺麗な子がカタリナちゃん♡
こっちの可愛い子がファニタちゃんよ♡
二人は王都で有名な美女姉妹なのよ。アタシのぶっと~いパイプで今回の依頼を受けてもらったのよ。んふっ♡」
ユートはオトメ店長に紹介された二人を見て自己紹介を始めた
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