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第九十三話 楽しい日々
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抱きしめられアウルスの心音が心地よく感じ、アルメリアはそのまま寝てしまっていたようだった。
目覚めると、アウルスの胸の中にすっぽり包まれていた。がっしりした厚い胸板の感触と、鼻をくすぐる甘いコロンの香りにくらくらしながら、改めて状況を確認するためゆっくり見上げると、こちらを見つめているアウルスと目が合う。
「気持ちよさそうに寝ていたね」
アルメリアは驚いて、思わず後ろへ仰け反ると、恥ずかしくて顔を両手で覆った。
「も、も、申し訳御座いませんでした!」
「いや、私の胸の中で無防備に眠る君は本当に可愛らしくて、胸に抱いていると君を手に入れたような気持ちになって嬉しかったのだが」
アルメリアは、火が出るのではないかと思うほど顔が熱くなった。アウルスはアルメリアの頬を優しく撫でると、起き上がり伸びをした。
「さて、少しお茶でも飲もうか」
そう言うと、紅茶を入れたティーカップをソーサーごとメイドから受け取り、ブドウを一粒つかむとイタズラっぽく
「あーん」
と、アルメリアに差し出す。アルメリアは恥ずかしいのをこらえながら、そっと口を開けると、ブドウを唇で受け取った。そのブドウはとても甘酸っぱかった。
こうして、アウルスは不安定なアルメリアのそばにいて、時々突然泣き出すアルメリアに呆れることもなくひたすら付き添ってくれた。
それをとても申し訳なく思い、何度かやんわり
「もう大丈夫ですわ」
と伝えたが、その度
「私が君のそばにいたいのだ」
と説得され、アルメリアはその気持ちに甘えることにした。
今回の件は、帝国軍の脱走兵が起こした事件だったこともあり、アウルスは責任を感じたのかもしれない。とアルメリアは思った。
それから数日、アウルスは毎日思考を凝らしてアルメリアを楽しませてくれた。ある日は陶器でできたドミノを持参し、ペルシックやサラも巻き込んで遊んだ。床に這いつくばり、本を重ね仕掛けを作ったりと工夫をこらしてどこまでも無心になって並べる。
「サラ! 危ない! 動いたら駄目ですわ、ドレスの裾が当たってしまいます!」
「お嬢様、仕掛けに使う本がもうありません。ここは本をもう少し重ねて、ドミノが垂直に落ちるようにしなければ、続きを倒せなくなってしまいます!」
「アンジー、私の足元で作業をされると君のドミノを倒してしまうよ。集中するのはいいが、周囲を見なければ」
「お嬢様、こちらのルートで急に角度を変えますとここで止まってしまうやもしれません。並べるルートを少々変更する必要が御座います」
そんなことを言いながら各々が童心に返り、夢中になって遊んだ。全てを立て終えたあとはおおはしゃぎし、倒すときは倒れてゆくドミノを全員で追いかけ大いに盛り上がった。
またある日は、ホールに小さな舞台を設え劇団を呼び、屋敷の使用人も含めた全員で演劇の鑑賞会をしたり、オペラ歌手を呼びオペラ鑑賞をしたり、使用人たちも巻き込んでミニ舞踏会を開催したりもした。
アルメリアは、みんなが自分のことを思い遊びに付き合ってくれるその気持ちがとても嬉しく、心から感謝していた。
そのお陰で、感情的に突然泣き出すこともほとんどなくなり、元気を取り戻してきていた。
その間にアウルスとの関係性もだいぶ違った形になっていた。
始めて会ったときは、ルクにあまりにも似ていたことや、アウルスが皇帝であることに困惑した。だが、今はアルメリアのそばに寄り添ってくれるアウルスに、心から信頼を寄せていた。
そして、一緒に過ごしているうちにアウルスに強く心を揺さぶられることもあった。しかし、それがルクに似ていて自分が勘違いしてしまっているのか、そうではなく純粋にアウルスに心惹かれてしまっているのか判断できずにいた。
それほどアウルスはアルメリアの記憶の中のルクに似ていたのだ。
それに、皇帝を相手に緊張していることもあり、それを恋心と勘違いしてしまっているだけなのか、それとも本当にアウルスに気持ちを寄せているせいなのかもわからなかった。
そうこうしているちに気づけば、ヒフラに来てから二週間も経っていた。
もうそろそろ城下に戻らなければならない。そうなればアウルスともお別れとなるだろう。そして、次はいつ会えるかわからない。ずっと会うことがなければ、アウルスに対するこの正体のわからない気持ちも、そのまま消えていくだろう。
そう思ったアルメリアは、最後にアウルスに感謝の気持ちだけは伝え、さよならを言うことで自分の気持ちに折り合いをつけることにした。
そうして、夕方の少し涼しい時間帯にアウルスを散歩に誘いだした。
「ここ数日、とても楽しく過ごせましたわ。お陰でつらいことを思い出さずにすみましたし、だいぶショックも和らぎました。私もうそろそろ城下へ戻ろうと思ってますの。アズル、貴男にはとても感謝しています。いいえ、感謝してもしきれませんわ」
ゆっくり田園風景の続く坂道を二人で歩きながら、こうしてアルメリアは話を切り出した。
アウルスは立ち止まると、アルメリアを真っ直ぐ見つめた。
「言っただろう? 君を守ると。だから当然のことをした」
アルメリアは首を振る。
「それでも、アズルが私にしてくださったことは、私絶対に忘れませんわ。なにかお礼をしたいのですけれど、なにを返せば良いのか……」
「では、二人だけの思い出が欲しい。君は初恋相手からたくさんの思い出をもらったと言ったね。では今、私と二人だけの特別な思い出を共有したい」
「そんなことでよろしいの?」
「『そんなこと』ではない。私はそれが欲しい」
真剣な眼差しで見つめるアウルスに、アルメリアの心臓は早鐘のように脈打った。恥ずかしさで目をそらしたい気持ちを抑え、見つめ返すとなんとか頷いてみせる。その様子をみたアウルスは、ほっとしたように微笑んだ。
「では連れていきたいところがある」
そう言って、楽しそうにアルメリアを縦抱きにした。アルメリアは一瞬驚きはしたものの、アウルスの楽しそうな顔を見るとそのまま身を委ねた。
アウルスが歩き始めると、アルメリアは突然あることを思いだし慌てて言った。
「白詰草の花畑はダメですわ!」
アウルスは、アルメリアを見上げて声を出して笑った。
「今日はあそこへは行かないから、安心するといい」
「なら、いいですわ」
あの花畑ではルクとの思い出があるので、なんとなく嫌だったのだ。
「君がお気に召すかわからないが、景色の良い場所がある」
そう言って、丘の上に向かって歩き始めた。
目覚めると、アウルスの胸の中にすっぽり包まれていた。がっしりした厚い胸板の感触と、鼻をくすぐる甘いコロンの香りにくらくらしながら、改めて状況を確認するためゆっくり見上げると、こちらを見つめているアウルスと目が合う。
「気持ちよさそうに寝ていたね」
アルメリアは驚いて、思わず後ろへ仰け反ると、恥ずかしくて顔を両手で覆った。
「も、も、申し訳御座いませんでした!」
「いや、私の胸の中で無防備に眠る君は本当に可愛らしくて、胸に抱いていると君を手に入れたような気持ちになって嬉しかったのだが」
アルメリアは、火が出るのではないかと思うほど顔が熱くなった。アウルスはアルメリアの頬を優しく撫でると、起き上がり伸びをした。
「さて、少しお茶でも飲もうか」
そう言うと、紅茶を入れたティーカップをソーサーごとメイドから受け取り、ブドウを一粒つかむとイタズラっぽく
「あーん」
と、アルメリアに差し出す。アルメリアは恥ずかしいのをこらえながら、そっと口を開けると、ブドウを唇で受け取った。そのブドウはとても甘酸っぱかった。
こうして、アウルスは不安定なアルメリアのそばにいて、時々突然泣き出すアルメリアに呆れることもなくひたすら付き添ってくれた。
それをとても申し訳なく思い、何度かやんわり
「もう大丈夫ですわ」
と伝えたが、その度
「私が君のそばにいたいのだ」
と説得され、アルメリアはその気持ちに甘えることにした。
今回の件は、帝国軍の脱走兵が起こした事件だったこともあり、アウルスは責任を感じたのかもしれない。とアルメリアは思った。
それから数日、アウルスは毎日思考を凝らしてアルメリアを楽しませてくれた。ある日は陶器でできたドミノを持参し、ペルシックやサラも巻き込んで遊んだ。床に這いつくばり、本を重ね仕掛けを作ったりと工夫をこらしてどこまでも無心になって並べる。
「サラ! 危ない! 動いたら駄目ですわ、ドレスの裾が当たってしまいます!」
「お嬢様、仕掛けに使う本がもうありません。ここは本をもう少し重ねて、ドミノが垂直に落ちるようにしなければ、続きを倒せなくなってしまいます!」
「アンジー、私の足元で作業をされると君のドミノを倒してしまうよ。集中するのはいいが、周囲を見なければ」
「お嬢様、こちらのルートで急に角度を変えますとここで止まってしまうやもしれません。並べるルートを少々変更する必要が御座います」
そんなことを言いながら各々が童心に返り、夢中になって遊んだ。全てを立て終えたあとはおおはしゃぎし、倒すときは倒れてゆくドミノを全員で追いかけ大いに盛り上がった。
またある日は、ホールに小さな舞台を設え劇団を呼び、屋敷の使用人も含めた全員で演劇の鑑賞会をしたり、オペラ歌手を呼びオペラ鑑賞をしたり、使用人たちも巻き込んでミニ舞踏会を開催したりもした。
アルメリアは、みんなが自分のことを思い遊びに付き合ってくれるその気持ちがとても嬉しく、心から感謝していた。
そのお陰で、感情的に突然泣き出すこともほとんどなくなり、元気を取り戻してきていた。
その間にアウルスとの関係性もだいぶ違った形になっていた。
始めて会ったときは、ルクにあまりにも似ていたことや、アウルスが皇帝であることに困惑した。だが、今はアルメリアのそばに寄り添ってくれるアウルスに、心から信頼を寄せていた。
そして、一緒に過ごしているうちにアウルスに強く心を揺さぶられることもあった。しかし、それがルクに似ていて自分が勘違いしてしまっているのか、そうではなく純粋にアウルスに心惹かれてしまっているのか判断できずにいた。
それほどアウルスはアルメリアの記憶の中のルクに似ていたのだ。
それに、皇帝を相手に緊張していることもあり、それを恋心と勘違いしてしまっているだけなのか、それとも本当にアウルスに気持ちを寄せているせいなのかもわからなかった。
そうこうしているちに気づけば、ヒフラに来てから二週間も経っていた。
もうそろそろ城下に戻らなければならない。そうなればアウルスともお別れとなるだろう。そして、次はいつ会えるかわからない。ずっと会うことがなければ、アウルスに対するこの正体のわからない気持ちも、そのまま消えていくだろう。
そう思ったアルメリアは、最後にアウルスに感謝の気持ちだけは伝え、さよならを言うことで自分の気持ちに折り合いをつけることにした。
そうして、夕方の少し涼しい時間帯にアウルスを散歩に誘いだした。
「ここ数日、とても楽しく過ごせましたわ。お陰でつらいことを思い出さずにすみましたし、だいぶショックも和らぎました。私もうそろそろ城下へ戻ろうと思ってますの。アズル、貴男にはとても感謝しています。いいえ、感謝してもしきれませんわ」
ゆっくり田園風景の続く坂道を二人で歩きながら、こうしてアルメリアは話を切り出した。
アウルスは立ち止まると、アルメリアを真っ直ぐ見つめた。
「言っただろう? 君を守ると。だから当然のことをした」
アルメリアは首を振る。
「それでも、アズルが私にしてくださったことは、私絶対に忘れませんわ。なにかお礼をしたいのですけれど、なにを返せば良いのか……」
「では、二人だけの思い出が欲しい。君は初恋相手からたくさんの思い出をもらったと言ったね。では今、私と二人だけの特別な思い出を共有したい」
「そんなことでよろしいの?」
「『そんなこと』ではない。私はそれが欲しい」
真剣な眼差しで見つめるアウルスに、アルメリアの心臓は早鐘のように脈打った。恥ずかしさで目をそらしたい気持ちを抑え、見つめ返すとなんとか頷いてみせる。その様子をみたアウルスは、ほっとしたように微笑んだ。
「では連れていきたいところがある」
そう言って、楽しそうにアルメリアを縦抱きにした。アルメリアは一瞬驚きはしたものの、アウルスの楽しそうな顔を見るとそのまま身を委ねた。
アウルスが歩き始めると、アルメリアは突然あることを思いだし慌てて言った。
「白詰草の花畑はダメですわ!」
アウルスは、アルメリアを見上げて声を出して笑った。
「今日はあそこへは行かないから、安心するといい」
「なら、いいですわ」
あの花畑ではルクとの思い出があるので、なんとなく嫌だったのだ。
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