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第2話 2日目はレジの使い方を教えます。

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「あの今日はレジについて教えますね。」
「あっ、はい。お願いします。」
と言うと、またメモを取り出し、書き始める。
やはり、勉強が出来るのか、すぐに器用にこなし始める。
けど分かった事は、ホントに天然ということだ。
今回は計算がしっかりとあったのだが…………
自分はそこでバイトの休憩時間、天然な女の人。
とネットで検索した。
検索すると、これが結構合っていた。
・一人だけほんわかしてる。
うん、これは合ってる。
・変な趣味を持っている。
本人普通だと言う趣味が自分からすると驚いた。
「あっ、趣味ですか?私は、カセットテープを集める事ですね。」
「えっ、集めて何をするの?」
本人は凄く驚いた顔をしていた。
「えっ、聞いたり、遊んだりするですよ。」
「遊ぶ?」
「そうですよ、遊ぶというよりかは可愛くするんですよ。」
変わった趣味というよりかは、渋い趣味を持っているだと思った。

「ハイッじゃこれで一通り教えたから、分からなくなったら、質問してください。」
と言うと、橋本さんはすぐに作業をし始めた。

それからは数日たち、仕事が板についてきた。
「どうですか、仕事のほうは?」
と言ってきたのは、店長だ。
「あっ、しっかりと仕事をそつなくこなしていると思いますよ。」
「それは良かった。やっぱりお願いしといて良かった。」
と笑顔で言われた。
まぁ教育係になったものだから給料も少し上がっただけどね。
店長と話した後休憩時間になり、休憩していると
「山岡さんいつ、誕生日ですか?」
と聞いてきたのは、新人先輩の橋本さん
「えっ?」
「誕生日を聞きたいのですが。」
「あっ、自分は12月15日だけど?」
「いつもお世話になっているので、誕生日プレゼントを渡そうかと。」
「いや、別にいいよそんな事をして、負担かけられたら困るし。」
「私の善意なので、何が欲しいのですか?」
そうだな?んーあえてネタを考えて……
A potsにしよう。あれは確か片落ち品でもまだ2万近くするし…………
「じゃA potsでいいよ。」
とネタを込めて笑いながら言った。
「分かりました。」
と言うと、スマホを起動して、検索し始めた。
「別にネタだから、本当に信じなくていいよ!」
と驚きながら話すと
「えっそうなんですか?」
本当に信じるから怖いよな……
「別に何でもいいよ。」
「分かりました、考えておきますね。」
とはいえ、まだ1ヶ月以上ある。
その頃には絶対に忘れているだろう。

「では今日も会議をしますね。」
と言ったのは店長だった。
「12月の事なんだけど、今年も忘年会を12月15日にするから、覚えといてね。」
と言うと、店長はいつものようにシフトと予定表をみんなに配る。
そうかもうそんな時期なのか。
その前にテストを頑張らないとな…………







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