箱入り娘は結婚式ドタキャンされるも今度は王太子に求婚されてどうしていいかわかりません
アリーは父親の言いつけを守り、家から1歩も出たことがなかった。
外の世界は危険だと学園にも通わせてもらえず、家庭教師をつけて幼少時代から勉強をしていた。
しかし18歳になった誕生日に、父親からいきなり「社交界デビューをさせる」と言われた。
亡くなった母からお話として聞かせてもらった華やかな「夜会」に行けると心が弾んだが、他人と話したことさえないアリーは上手く話せるだろうかと不安だったが、気づけば結婚式の日を迎えていた。
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