待ち人へ

「武田の娘の機嫌を損ねるな」

 次々に降って来る父からの命。
 しかし、続いて降って来たのは、武田家の娘・松姫との婚姻だった!?

 織田家の嫡男として、義務的に手紙を送っていた奇妙丸。しかし、彼女から届けられたある贈り物がきっかけで、少しずつ「織田家の嫡男」としてではなく、松姫に惹かれていく奇妙丸だったが――。
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