独身女と酒彼氏の同棲日記

水城真以

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実家帰省篇

焼肉屋なのに肉を焼かずに酒と冷麺を嗜む一族

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   おつかれーしゅ


   皆さん、焼肉は好きですか?   私は好きです。
   お肉を焼くという行為自体が非日常的な出来事だというのに、その上更にお店で、網の上で焼くというのが夢のような時間を刻めます。 
   今宵夢を与えてくれたのは、「焼肉ヤマト」。ランチメニューが豊富でとっても楽しいから好きです。ていうかランチしかしたことがない。実家の最寄りにあるのが車ないと不便だから仕方ないかもしれませんが。

    ビールな彼氏を流し込みながら、のんびりとランチメニューを探る。自分だけビール(大)を注文して、私にはビール(中)を注文した父を許すことはありません。


    焼肉屋といったらビビンバと冷麺は欠かせません。冷麺とミニビビンバのセットをオーダーする。

   ビビンバのいい所は、混ぜる前と後とで二段階に楽しめることだと思う。最初は具材をちまちまやりながらビールを飲み、その後よ~~~~~~~~~~く混ぜてご飯として楽しみます。

   ビビンバはお弁当でもたまに作りますが、やっぱりお店で食べる味には敵いませんね。お弁当ではなかなか混ぜ混ぜできませんし。



   ヤマトの冷麺で嬉しいのは、お店特製とかじゃなくて「盛岡冷麺」を提供してくれるところです。東北育ちとしては、やっぱり冷麺と言ったら盛岡冷麺が主流ですよ(偏見)
   お出汁が聞いていて、これを食べると東北に帰省したな、という気持ちになります。キムチ別添えにしてくれてるのもポイント高いです。添えられた果物まで、いつも美味しくいただきます。
フルーツが添えられているのは、辛さを調節するための甘味食材として入っているそうです。砂糖とかがなかった時代、自然の果実を料理に使っていたんだって、全国焼肉協会が回答してました(ググッた)。
   料理人が少しでも美味しくみんなに食べて欲しいと願った思いの表れが見えて脱帽です。

   
   続いてマッコリを注文する。実は牛角以外でマッコリを飲むのはこれが初めてだったり。
   帰省も2日ほど経過しているので、酒雄さんもだいぶ水城一家のノリに慣れてきたようでした。酒が入れば父は話しやすい人だし、母は基本的にみずきちと同じ性格をしているので無問題モーマンタイ

   美味しいマズイが結構わかれるお酒と聞いていたのですが、カルピスのようなドリンクヨーグルトのようなコクと甘みがあって、私は好みでした。乳酸菌の力で美容効果も抜群よ✨って言ったら、父が「ふんっw」って鼻で笑ってきました。なんでや。


   焼肉ヤマトの冷麺が好きすぎて、実はちゃんと焼肉したことがありません。ランチメニューが豊富なので、次回こそは焼肉したいな…と、毎回同じ決意をかためました。
   もしかしたら、次に来るときは水城姓から秋田姓になってるのかもしれません。楽しみです。



    



   
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