99 / 176
第五章「告白は二人っきりで!」
3 ぽよよん
しおりを挟む
「ら、ランネット様??」
……なぜに鍵をかけられたのでッ!?
俺は目でランネット様に投げかける。だが、ランネット様は答えずにそっと俺の顔を両手で包む。
「あ、あの! ランネットサマぁ!?」
……聞いてますッ!?
俺はわたわたとしながらランネット様に声をかける。だが、ランネット様は俺の顔をまじまじと見ると、突然俺をぎゅっと抱き寄せた。なので、俺の体にぽよよんっと柔らかいパイパイが当たる。
……ギャアアアッ! やっぱり『お詫びは私のカラダ』ルートなの!?
「ちょ、ランネット様、は、離してっ! お、俺にはッ、レノって恋人がッ!!」
俺はウギギギッとランネット様から離れようとするが、ランネット様は意外に力強く、俺をぎゅぅーっと抱き締める。そうすれば、ぽよんぽよんっと余計に柔らかい弾力が俺の体に!
本当なら男として喜ぶところなのかもしれないけど、チェリーな俺には恥ずかしさしかない。だって女の子の体に触る機会なんてないんだもん!
……ひゃああぁっ、お、お胸が当たってますってぇッ!!
「ランネット様、はなしっ」
俺はわたわたとしながら言う。でも慌てる俺にランネット様は囁いた。
「会いたかったわ、りっちゃん」
その言葉を聞いて俺の体も心も硬直する。
だってそれは誰にも知られていない、レノだって知らない遠い昔の、俺のあだ名だから。
……でもこの人は今、確かに言った。
だから俺は離れることを止めて顔を向ける。
「今、なんと?」
俺が尋ねればランネット様は笑って俺を見た。海のような青い瞳が色は違うのに、懐かしい眼差しを呼び起こさせる。そしてランネット様は問いかけた俺にもう一度言った。
「会いたかったわ、りっちゃん。と言ったのよ」
「……どう、して……その、名を」
俺が声を震わせながら尋ねれば、ランネット様はフフッと笑った。その笑い方に俺はある人物が重なる。とても良く知っているあの人に。
「まさか、アナタは……!」
……さっきからずっと感じている違和感の正体って!!
そう思えばランネット様はパチンっと俺にウインクをした。
「久しぶりね、りっちゃん! 前世以来だけど、元気にしてるみたいで良かったわ~っ」
ランネット様はさっきまでとは打って変わって、まるで別人のように俺に話しかけた。けれど、その喋り方で俺は完全にあの人を思い出す。
俺をBLの世界に引き込み、時々傍若無人だけど優秀で、誰よりも俺に優しかった俺の前世の家族。我が姉(マイシスター)蘭子(らんこ)を!!
「も、もしかして、姉ちゃんッッ?!」
俺が呆然としつつも尋ねれば、ランネットこと蘭子姉ちゃんはにぱっと笑った。
「あったりー♪」
姉ちゃんはブイッとピースサインを見せる。その姿、外側は変わっても中身は姉そのままである。なので、俺は思わず大きな声を張り上げてしまった。
「どぅえええええぇぇぇっっ!?!?!」
「ちょ、ちょっとちょっとぉー、声が大きい!」
姉ちゃんは俺の口をすぐに塞ぐ。
「ふごっ」
「もー、大きな声を出しちゃったら」
姉ちゃんが呟くと早速俺の声に反応したレノがドアを強く叩いた。
「坊ちゃんッ! どうしましたッ!?」
「ほぅら、レノ君が驚いちゃったじゃない」
「うっ、ごめん。……レノ! 俺は大丈夫だから待ってて。ちょっと驚いただけだからッ」
俺はすぐにレノに大きな声で告げる。そうすれば、ほっとしたような声が返ってきた。
「本当に大丈夫ですか?」
「ああ、すまない。待っててくれ」
「……わかりました」
レノは少し間を置いてから答えた。なんだか顔は見えていないのに、不服そうな表情がありありと思いつく。
……あとで誤魔化さないとなぁ。
俺がドアを見つめながらそんな事を思えば、姉ちゃんは俺の頬を人差し指でツンツンと突っついた。どこぞの料理人と同じように。
「ウフッ。りっちゃんってば、やっぱりあのレノ君といい仲なのぉ? あんなに心配してくれちゃって、愛されてるわねぇ」
にやついた顔で言われ、血も繋がってないし顔も全く似てないのに、こういう所はなぜか強い血の繋がりを感じる。というか俺を見ているみたい、さすが前世での我が姉(マイシスター)。
「べべ、別にいい仲ってわけじゃ!」
「さっきぃ、レノって恋人がいるって言ってなかったぁ?」
「あ、あれは!!」
「というか隠しても、りっちゃんが侍従のレノ君とお付き合いしてるのは知ってるのよねぇ」
「なぜ、それを!!」
俺が一歩のけ反って言うと姉ちゃんはウフフッと笑った。
「んー、秘密の情報網ってやつ?」
……こわっ! でも思えばこの人、前世でもなんかすげー人脈もってたんだよな。
俺は前世から姉が広い人脈を持っていたことを思い出す。それこそ学生の時、俺が落とした財布を携帯一つの声掛けで数時間後に見つけ出したり(姉の友人が見つけてくれた)、姉が大人になって旅行に行ったと聞いて尋ねれば、どこかの先住民族と会っていたり、ハリウッド俳優と写真を撮ってたり、はたまたどっかの国の王様とアフタヌーンティーしていたかと思えば、ホームレスのおっちゃん達と仲良く公園で酒を飲んでいたり。
……そうだったわ。この人のコミ力、チート級に半端なかったんだわ。
俺は姉を見て思い出す。そしてその力は今現在もお持ちのようだ。
「でぇ~? りっちゃん、さっきの彼といい仲なんでしょぉー? ほらほらぁ、お姉ちゃんに白状しちゃいなさいよぉー」
姉ちゃんは俺に体を寄せて、頬をツンツンしてくる。
これは絶対楽しんでいる顔だ。だって、俺だってそうするもん!!
「う、うぐぅっ」
「うふふっ、恥ずかしくって言えないって感じぃ? もしかして……いくとこまでいっちゃった?」
姉ちゃんに聞かれて俺は声を上げる。
「お、俺とレノは健全なお付き合いしかしてません!」
「あらー、そうなのぉ? 残念」
……何が残念か! 残念な事あるかい!
そう思うが俺は不意にレノにディープなキスをされた事を思い出す。あれは健全とは言えないだろう。なので、ぷしゅぅ~と顔が熱くなってくる。
「あんらぁー? 顔が赤くなってきちゃったけどォ。何か思い出しちゃった?」
「もぉぉぉー、姉ちゃんッ!!」
俺は恥ずかしさでプンッと怒る。そうすれば姉ちゃんはケラケラと笑った。
「ごめん、ごめん。からかい過ぎたわね。でもこれくらい許してよね、りっちゃんってばお姉ちゃんの事、全然思い出してくれないんだもん。私はりっちゃんがこっちの世界にきてるってわかってたのにさぁー」
姉ちゃんは口を尖らせながら言った。でも俺は驚く。
「え、俺が来てるってわかったの!?」
俺は尋ねれば姉ちゃんは部屋に置いてある棚に向かい、一番上の引き出しから一冊の本を取り出した。
そこには『転生したらそこは異世界でした! 著・フォレスト・リバー』と書かれた本があった。俺の本だ!
「この著者の名前と内容を見て、りっちゃんだと推測しました。りっちゃん、こーゆうピュアピュアなお話好きだもんねぇ。それに著者名もりっちゃんの好きなせいゆ」
「もー、わかったから!」
俺は本を奪い取って姉ちゃんの言葉を止めた。身内に自分の趣味を詰め込んだ小説を読まれることほど恥ずかしいことはない。
「ふふっ、恥ずかしがっちゃってかぁーわい。でもお姉ちゃんとしてはもうちょっと激しめのプレイがあってもいいのにって思っちゃった」
「俺にそんなの求めないで」
……そういや、この人。えちえち、ドッキングありの監禁・凌辱ものが一番好きだったっけ。
俺は前世での姉の本棚コレクションを思い出して顔を引きつらせる。確か肌色一色だった気がする。いや、人の趣味はそれぞれだからいいけどネ?
……なぜに鍵をかけられたのでッ!?
俺は目でランネット様に投げかける。だが、ランネット様は答えずにそっと俺の顔を両手で包む。
「あ、あの! ランネットサマぁ!?」
……聞いてますッ!?
俺はわたわたとしながらランネット様に声をかける。だが、ランネット様は俺の顔をまじまじと見ると、突然俺をぎゅっと抱き寄せた。なので、俺の体にぽよよんっと柔らかいパイパイが当たる。
……ギャアアアッ! やっぱり『お詫びは私のカラダ』ルートなの!?
「ちょ、ランネット様、は、離してっ! お、俺にはッ、レノって恋人がッ!!」
俺はウギギギッとランネット様から離れようとするが、ランネット様は意外に力強く、俺をぎゅぅーっと抱き締める。そうすれば、ぽよんぽよんっと余計に柔らかい弾力が俺の体に!
本当なら男として喜ぶところなのかもしれないけど、チェリーな俺には恥ずかしさしかない。だって女の子の体に触る機会なんてないんだもん!
……ひゃああぁっ、お、お胸が当たってますってぇッ!!
「ランネット様、はなしっ」
俺はわたわたとしながら言う。でも慌てる俺にランネット様は囁いた。
「会いたかったわ、りっちゃん」
その言葉を聞いて俺の体も心も硬直する。
だってそれは誰にも知られていない、レノだって知らない遠い昔の、俺のあだ名だから。
……でもこの人は今、確かに言った。
だから俺は離れることを止めて顔を向ける。
「今、なんと?」
俺が尋ねればランネット様は笑って俺を見た。海のような青い瞳が色は違うのに、懐かしい眼差しを呼び起こさせる。そしてランネット様は問いかけた俺にもう一度言った。
「会いたかったわ、りっちゃん。と言ったのよ」
「……どう、して……その、名を」
俺が声を震わせながら尋ねれば、ランネット様はフフッと笑った。その笑い方に俺はある人物が重なる。とても良く知っているあの人に。
「まさか、アナタは……!」
……さっきからずっと感じている違和感の正体って!!
そう思えばランネット様はパチンっと俺にウインクをした。
「久しぶりね、りっちゃん! 前世以来だけど、元気にしてるみたいで良かったわ~っ」
ランネット様はさっきまでとは打って変わって、まるで別人のように俺に話しかけた。けれど、その喋り方で俺は完全にあの人を思い出す。
俺をBLの世界に引き込み、時々傍若無人だけど優秀で、誰よりも俺に優しかった俺の前世の家族。我が姉(マイシスター)蘭子(らんこ)を!!
「も、もしかして、姉ちゃんッッ?!」
俺が呆然としつつも尋ねれば、ランネットこと蘭子姉ちゃんはにぱっと笑った。
「あったりー♪」
姉ちゃんはブイッとピースサインを見せる。その姿、外側は変わっても中身は姉そのままである。なので、俺は思わず大きな声を張り上げてしまった。
「どぅえええええぇぇぇっっ!?!?!」
「ちょ、ちょっとちょっとぉー、声が大きい!」
姉ちゃんは俺の口をすぐに塞ぐ。
「ふごっ」
「もー、大きな声を出しちゃったら」
姉ちゃんが呟くと早速俺の声に反応したレノがドアを強く叩いた。
「坊ちゃんッ! どうしましたッ!?」
「ほぅら、レノ君が驚いちゃったじゃない」
「うっ、ごめん。……レノ! 俺は大丈夫だから待ってて。ちょっと驚いただけだからッ」
俺はすぐにレノに大きな声で告げる。そうすれば、ほっとしたような声が返ってきた。
「本当に大丈夫ですか?」
「ああ、すまない。待っててくれ」
「……わかりました」
レノは少し間を置いてから答えた。なんだか顔は見えていないのに、不服そうな表情がありありと思いつく。
……あとで誤魔化さないとなぁ。
俺がドアを見つめながらそんな事を思えば、姉ちゃんは俺の頬を人差し指でツンツンと突っついた。どこぞの料理人と同じように。
「ウフッ。りっちゃんってば、やっぱりあのレノ君といい仲なのぉ? あんなに心配してくれちゃって、愛されてるわねぇ」
にやついた顔で言われ、血も繋がってないし顔も全く似てないのに、こういう所はなぜか強い血の繋がりを感じる。というか俺を見ているみたい、さすが前世での我が姉(マイシスター)。
「べべ、別にいい仲ってわけじゃ!」
「さっきぃ、レノって恋人がいるって言ってなかったぁ?」
「あ、あれは!!」
「というか隠しても、りっちゃんが侍従のレノ君とお付き合いしてるのは知ってるのよねぇ」
「なぜ、それを!!」
俺が一歩のけ反って言うと姉ちゃんはウフフッと笑った。
「んー、秘密の情報網ってやつ?」
……こわっ! でも思えばこの人、前世でもなんかすげー人脈もってたんだよな。
俺は前世から姉が広い人脈を持っていたことを思い出す。それこそ学生の時、俺が落とした財布を携帯一つの声掛けで数時間後に見つけ出したり(姉の友人が見つけてくれた)、姉が大人になって旅行に行ったと聞いて尋ねれば、どこかの先住民族と会っていたり、ハリウッド俳優と写真を撮ってたり、はたまたどっかの国の王様とアフタヌーンティーしていたかと思えば、ホームレスのおっちゃん達と仲良く公園で酒を飲んでいたり。
……そうだったわ。この人のコミ力、チート級に半端なかったんだわ。
俺は姉を見て思い出す。そしてその力は今現在もお持ちのようだ。
「でぇ~? りっちゃん、さっきの彼といい仲なんでしょぉー? ほらほらぁ、お姉ちゃんに白状しちゃいなさいよぉー」
姉ちゃんは俺に体を寄せて、頬をツンツンしてくる。
これは絶対楽しんでいる顔だ。だって、俺だってそうするもん!!
「う、うぐぅっ」
「うふふっ、恥ずかしくって言えないって感じぃ? もしかして……いくとこまでいっちゃった?」
姉ちゃんに聞かれて俺は声を上げる。
「お、俺とレノは健全なお付き合いしかしてません!」
「あらー、そうなのぉ? 残念」
……何が残念か! 残念な事あるかい!
そう思うが俺は不意にレノにディープなキスをされた事を思い出す。あれは健全とは言えないだろう。なので、ぷしゅぅ~と顔が熱くなってくる。
「あんらぁー? 顔が赤くなってきちゃったけどォ。何か思い出しちゃった?」
「もぉぉぉー、姉ちゃんッ!!」
俺は恥ずかしさでプンッと怒る。そうすれば姉ちゃんはケラケラと笑った。
「ごめん、ごめん。からかい過ぎたわね。でもこれくらい許してよね、りっちゃんってばお姉ちゃんの事、全然思い出してくれないんだもん。私はりっちゃんがこっちの世界にきてるってわかってたのにさぁー」
姉ちゃんは口を尖らせながら言った。でも俺は驚く。
「え、俺が来てるってわかったの!?」
俺は尋ねれば姉ちゃんは部屋に置いてある棚に向かい、一番上の引き出しから一冊の本を取り出した。
そこには『転生したらそこは異世界でした! 著・フォレスト・リバー』と書かれた本があった。俺の本だ!
「この著者の名前と内容を見て、りっちゃんだと推測しました。りっちゃん、こーゆうピュアピュアなお話好きだもんねぇ。それに著者名もりっちゃんの好きなせいゆ」
「もー、わかったから!」
俺は本を奪い取って姉ちゃんの言葉を止めた。身内に自分の趣味を詰め込んだ小説を読まれることほど恥ずかしいことはない。
「ふふっ、恥ずかしがっちゃってかぁーわい。でもお姉ちゃんとしてはもうちょっと激しめのプレイがあってもいいのにって思っちゃった」
「俺にそんなの求めないで」
……そういや、この人。えちえち、ドッキングありの監禁・凌辱ものが一番好きだったっけ。
俺は前世での姉の本棚コレクションを思い出して顔を引きつらせる。確か肌色一色だった気がする。いや、人の趣味はそれぞれだからいいけどネ?
45
お気に入りに追加
1,186
あなたにおすすめの小説
突然異世界転移させられたと思ったら騎士に拾われて執事にされて愛されています
ブラフ
BL
学校からの帰宅中、突然マンホールが光って知らない場所にいた神田伊織は森の中を彷徨っていた
魔獣に襲われ通りかかった騎士に助けてもらったところ、なぜだか騎士にいたく気に入られて屋敷に連れて帰られて執事となった。
そこまではよかったがなぜだか騎士に別の意味で気に入られていたのだった。
だがその騎士にも秘密があった―――。
その秘密を知り、伊織はどう決断していくのか。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
【書籍化進行中】契約婚ですが可愛い継子を溺愛します
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
恋愛
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
前世の記憶がうっすら残る私が転生したのは、貧乏伯爵家の長女。父親に頼まれ、公爵家の圧力と財力に負けた我が家は私を売った。
悲壮感漂う状況のようだが、契約婚は悪くない。実家の借金を返し、可愛い継子を愛でながら、旦那様は元気で留守が最高! と日常を謳歌する。旦那様に放置された妻ですが、息子や使用人と快適ライフを追求する。
逞しく生きる私に、旦那様が距離を詰めてきて? 本気の恋愛や溺愛はお断りです!!
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2024/09/07……カクヨム、恋愛週間 4位
2024/09/02……小説家になろう、総合連載 2位
2024/09/02……小説家になろう、週間恋愛 2位
2024/08/28……小説家になろう、日間恋愛連載 1位
2024/08/24……アルファポリス 女性向けHOT 8位
2024/08/16……エブリスタ 恋愛ファンタジー 1位
2024/08/14……連載開始
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
魔力無し転生者の最強異世界物語 ~なぜ、こうなる!!~
月見酒
ファンタジー
俺の名前は鬼瓦仁(おにがわらじん)。どこにでもある普通の家庭で育ち、漫画、アニメ、ゲームが大好きな会社員。今年で32歳の俺は交通事故で死んだ。
そして気がつくと白い空間に居た。そこで創造の女神と名乗る女を怒らせてしまうが、どうにか幾つかのスキルを貰う事に成功した。
しかし転生した場所は高原でも野原でも森の中でもなく、なにも無い荒野のど真ん中に異世界転生していた。
「ここはどこだよ!」
夢であった異世界転生。無双してハーレム作って大富豪になって一生遊んで暮らせる!って思っていたのに荒野にとばされる始末。
あげくにステータスを見ると魔力は皆無。
仕方なくアイテムボックスを探ると入っていたのは何故か石ころだけ。
「え、なに、俺の所持品石ころだけなの? てか、なんで石ころ?」
それどころか、創造の女神ののせいで武器すら持てない始末。もうこれ詰んでね?最初からゲームオーバーじゃね?
それから五年後。
どうにか化物たちが群雄割拠する無人島から脱出することに成功した俺だったが、空腹で倒れてしまったところを一人の少女に助けてもらう。
魔力無し、チート能力無し、武器も使えない、だけど最強!!!
見た目は青年、中身はおっさんの自由気ままな物語が今、始まる!
「いや、俺はあの最低女神に直で文句を言いたいだけなんだが……」
================================
月見酒です。
正直、タイトルがこれだ!ってのが思い付きません。なにか良いのがあれば感想に下さい。
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
バッドエンドの異世界に悪役転生した僕は、全力でハッピーエンドを目指します!
あ
BL
16才の初川終(はつかわ しゅう)は先天性の心臓の病気だった。一縷の望みで、成功率が低い手術に挑む終だったが……。
僕は気付くと両親の泣いている風景を空から眺めていた。それから、遠くで光り輝くなにかにすごい力で引き寄せられて。
目覚めれば、そこは子どもの頃に毎日読んでいた大好きなファンタジー小説の世界だったんだ。でも、僕は呪いの悪役の10才の公爵三男エディに転生しちゃったみたい!
しかも、この世界ってバッドエンドじゃなかったっけ?
バッドエンドをハッピーエンドにする為に、僕は頑張る!
でも、本の世界と少しずつ変わってきた異世界は……ひみつが多くて?
嫌われ悪役の子どもが、愛されに変わる物語。ほのぼの日常が多いです。
◎体格差、年の差カップル
※てんぱる様の表紙をお借りしました。
結婚式当日に「ちょっと待った」されたので、転生特典(執事)と旅に出たい
オオトリ
BL
とある教会で、今日一組の若い男女が結婚式を挙げようとしていた。
今、まさに新郎新婦が手を取り合おうとしたその時―――
「ちょっと待ったー!」
乱入者の声が響き渡った。
これは、とある事情で異世界転生した主人公が、結婚式当日に「ちょっと待った」されたので、
白米を求めて 俺TUEEEEせずに、執事TUEEEEな旅に出たい
そんなお話
※主人公は当初女性と婚約しています(タイトルの通り)
※主人公ではない部分で、男女の恋愛がお話に絡んでくることがあります
※BLは読むことも初心者の作者の初作品なので、タグ付けなど必要があれば教えてください
※完結しておりますが、今後番外編及び小話、続編をいずれ追加して参りたいと思っています
※小説家になろうさんでも同時公開中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる