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殿下、どうしたんですか??
6 敏感です ※
しおりを挟む優しく聞かれたら、俺の欲望が勝手に口をついて出て行ってしまう。
「あっ、き、キス、いっぱいしてっ、体、触って、ほしぃっ」
俺が言ってしまうと、レオナルド殿下はにっこりと笑って俺を見た。
「ああ、いっぱいしてあげるよ」
そう言うと俺をベッドに押し倒して、肉厚な唇で俺の唇を塞いだ。
ぬるぬるとした舌が俺の中に入ってきて、俺の口腔内を余すところなく愛撫していく。ワタツギの実の効果か、いつもの何倍も気持ちいい。
体が蕩けていくみたいに感じる。
「あっ、ふぁっ、んんっ、れぉっ」
俺は堪らなくなってレオナルド殿下の首に腕を回し、自分からも舌を絡めていく。唾液が俺の口の端から溢れかえるけど、そんな事どうでもいい。
もっともっとキスしたい。触れたい。
俺の頭の中はそれだけになっていた。
だから、俺は気が付かなかったんだ。無意識に腰を上げて、俺に覆いかぶさるレオナルド殿下の股間に自分の息子をすりすりと服越しに擦りつけていたなんて。
「はぁっ、セス……媚薬の効果と言えど、堪らないな」
レオナルド殿下は俺から離れると、口を拭って、苦し気に言った。
「あぅっ、レオっ……もっとキスぅ」
「ああ、わかってる。でも、服が邪魔だ」
レオナルド殿下はそう言うと、俺の服を剥ぎ取るように少し荒々しく脱がした。ズボンと一緒に下着も脱がされると、俺の息子はぴょーんとすでに元気よく勃っている。
恥ずかしぃ、と一瞬思うけど、服を脱いだレオナルド殿下もあそこがぐぐっと勃ち上がっていた。
……ううっ、いつ見ても大きい。
でもレオナルド殿下は恥ずかしがる姿を見せず、脱いだ服を男らしくバサッとベッドの下に放り投げた。
月明かりに照らされるレオナルド殿下の逞しい体。厚い胸板と割れた腹筋、広い肩幅に太い腕、骨ばった大きな手は血管が浮かび上がっていかにも男の手って感じだ。
そしてその手で俺をいつも気持ち良くしてくれる。
ああ、胸がぎゅうぎゅうっと痛い。俺の中の兎が飛び跳ねまくっている。
……レオっ……レオが欲しいっ!
堪らなくなった俺は身を起こして、レオナルド殿下にぺたりっと抱き着いた。それからぎゅっとレオナルド殿下の首に腕を回して、子供みたいに強請った。
「レオ、触って……っ」
俺が言うと、レオナルド殿下はごくっと喉を鳴らした。
「ああ。勿論だよ、セス」
レオナルド殿下は熱い息を吐き、俺を抱き締めるとそのまま俺を自分の太ももの上に跨らせて、またキスをしてきた。
「んふぅっ、ん」
甘いキスをされて、レオナルド殿下の手が俺の体を這う。背中から、お尻、そして脇を上がって胸の飾りを親指で弄る。ビリリッと甘い痺れが俺の体を走る。
「んんっ! あっ!」
快感に声を上げるとレオナルド殿下は楽しそうに笑った。
「いつもより気持ちいい?」
「ん、ふぅっ」
俺は口に手の甲を当てて声を押し殺した。でもそんな俺にレオナルド殿下は容赦ない。
勝手に揺れ動き始めた俺の腰に気が付くと、潤滑油代わりのクリーム缶を取り出し、ささっと蓋を開けてクリームを俺の性器に塗った。そして左手で俺の乳首を弄りながら、右手で扱き始める。
「ひゃあっ! あっああっ!!」
ずりゅずりゅっと竿を扱かれて、気持ち良くて声が抑えきれない。先走りの汁がじわじわと出ちゃう。
「はっ、セス、腰、もっと寄せてっ」
レオナルド殿下の瞳が獰猛にぎらついている。この目に俺は弱い。
俺が素直に腰を寄せるとレオナルド殿下は俺の性器と自分の性器をひとまとめにして、右手でごしごしと扱いてきた。レオナルド殿下の性器が触れ合っているだけでも気持ちいいのに、荒々しく扱かれたら俺の体はいう事を聞かなくなる。
「あああっ!!」
目の前に星が飛んで、俺はすぐに限界を迎えた。
腰がぶるっと震えて、びゅくびゅくっと精液を吹き出す。それはレオナルド殿下の腹と手を汚し、性器にもかかった。
……俺のせーし、レオのにかかっちゃった。
俺ははーはーっと息を乱しながらレオナルド殿下の肩にもたれかかった。射精した気持ち良さで、頭がぼんやりする。
「早かったね」
レオナルド殿下はふふっと笑い、ちり紙で精液を拭きとると、俺の体をそっとベッドに寝かせた。俺は「はふ」と息を吐き、ベッドの柔らかさを甘受する。
だが横になると強調されてしまう、俺の息子がまだピピンっと勃っているのが!
……出したのに萎えないっ。薬のせい??
俺がそんな事を思っていると、レオナルド殿下は体をずらして身を屈めると、躊躇いもなく俺の性器をぱくっと口に含んだ。
「あぅっ!」
射精したばかりで俺の性器はまだ敏感だというのに、レオナルド殿下は咥えるばかりか、生温かい口の中で俺の息子を転がすように舐め始めた。
「ひんっ! あっ、レオ!」
びくんっ! と腰が動いてしまう。なのに、まるで残滓を求めるかのように、じゅうっと鈴口を吸われたら……。
「んんっ! あああっ! や、やだ! れおぉ!」
あまりの気持ち良さに俺は声を上げ、涙まで出てきた。でもレオナルド殿下はじゅぶじゅぶっと俺の性器を吸っては、容赦なく舌で愛撫した。
俺は耐えられなくて、すぐに二回目の限界を迎えそうになる。
「レオ! レオォ! 出ちゃう! 出ちゃうから、離してっ!」
俺はレオナルド殿下の頭に手を当てて言うけど、レオナルド殿下はまるで俺の性器から蜜でも出ているみたいにおいしそうに頬張って離さない。
「もぉ、出ちゃうぅぅ! あ、あっあ、ああああ!」
腰が勝手に浮き上がってレオナルド殿下の口に押し付けるように、その喉にびゅくぅっびゅっと射精してしまった。なのに、射精した後もレオナルド殿下は俺の性器から口を離してくれなくて、尿道に残っている精液も全部飲み干された。
「はぁはぁっ」
俺は息が上がったまま痺れた体をベッドに横たえ、体を起こしたレオナルド殿下に視線を向けた。するとレオナルド殿下は俺にまるで見せつけるように、ごくりっと喉を鳴らして俺の精液を飲み込んだ。
嘘っ! 飲んじゃったの?! お、俺の精子、おいしくないよッ?!
俺は心の中で驚愕の声を上げる。でもレオナルド殿下は男らしく笑った。
「セス、気持ち良かった? 可愛いね。顔が蕩けてる」
はひはひっと息を乱す俺を見てレオナルド殿下はそう言った。その姿はあまりにもセクシーだ。
『むきゅーーっ』
やばぃ……俺の中の兎がノックダウンされてる。いや、俺自身もノックダウンだ。
むきゅぅ。
でも、そんな俺に手を伸ばして、レオナルド殿下は優しく頬に触れた。
「セス、体はどう? 落ち着いた?」
レオナルド殿下に尋ねられて俺は、そういえば、と思い出す。
解毒薬の効果とレオナルド殿下に相手をして貰って、体の熱がほとんど引いていた。さっきまで体を渦巻いていた堪らない熱情が薄まっている。
「うん……」
俺が答えると、レオナルド殿下は「そうか」とほっと安心した様子を見せた。そしてベッドの上を移動すると、サイドテーブルに置かれている水差しからコップに水を注ぎ、俺に渡してくれた。
「セス、水を飲んで」
俺はレオナルド殿下に支えてもらいながら体を起こし、それを両手で受け取って素直に飲んだ。思っていた以上に、喉が渇いていたのか、俺はごくごくごくっと一気にその水を飲み干す。
水が体内に入っていくのがわかる。
「もう一杯いる?」
「ううん、大丈夫」
俺は首を振って断るとレオナルド殿下は俺からコップを受け取り、そのコップに水を入れて今度は自分で飲んだ。あまりに勢いよく飲んだせいか、口の端から少しだけ水が零れて、胸に落ちる。その雫が月明りに光って綺麗だ。
俺は何となくレオナルド殿下に近寄って、その胸に落ちた雫を舌で舐めとり、顎に滴る水もちゅっと吸い取った。そんな俺にレオナルド殿下は驚いた顔を見せる。
「?」
「……媚薬の効果と言えども、今日のセスは積極的で魅力的過ぎるな」
レオナルド殿下は困った風に言い、俺はどういう意味か分からなくて首を傾げた。
魅力的なのはレオナルド殿下の方では??
「でも、今日はこれでおしまい。色々あったから疲れただろう?」
そうレオナルド殿下は俺に言った。
俺はスッキリしたけど、レオナルド殿下のあそこはまだビンビンに勃ったままだ。
「え、でもっ」
「私の事は気にしなくていいから」
そんな事を言われても気になる。こんな風に俺だけ気持ち良くなるなんて、なんだか嫌だ。俺だって、気持ち良くさせたい!!
俺は猛烈にそう思った。
「今日はもうゆっくり寝なさい」
そう言ってレオナルド殿下はベッドから離れようとしたが、その腕を俺はぐいっと引っ張ってベッドに押し倒した。そしてレオナルド殿下の硬い腹筋を跨ぐ。
「セス?」
ベッドに倒され、俺に跨られたレオナルド殿下は驚いた顔で俺を見ていた。でも、知るもんか。
「俺、ばっかは、ヤです。こんなレオを、放っておけないっ」
「でも、疲れているだろう? 無理しなくていい」
「無理なん、かじゃない!」
俺を気遣うばかりで何もしようとしてくれないレオナルド殿下に俺は何だかイライラしてきて、くいっと自分の腰を上げた。そして後孔に指先を当てて清浄魔法をかける。
「んっ」
内部が綺麗なる時、冷たい感触がしていつも声を上げてしまう。でもこれをしないと汚いから。そしてクリームの缶を手に取って、自分の後孔とレオナルド殿下の性器に塗った。
「セス、私に気を使わなくても」
レオナルド殿下が心配そうに俺を見ている。
こんなに硬く勃起させていて、何を言っているんだ。俺が慰めないで、どうする! トイレで抜くなんて許さない。
「俺だって、レオに気持ち良く、なって欲しい」
俺はそう言うとレオナルド殿下の性器を握って、自分の後孔にぴたりとくっつけた。解していないけどそんな暇はない、すぐにでもこの硬い一物を俺の中で慰めたかった。
それに熱情は収まったけど、本当はさっきからお腹の奥がずっと疼いていた。
レオナルド殿下に愛された身体は、出すだけじゃ我慢できなくて、太くて硬いコレが欲しいって訴えてる。
きゅうきゅうっと内部が蠢く。
「あっはんっ、んんぅっ!」
くちゅうぅっ。
俺はゆっくりと腰を下ろして、レオナルド殿下の性器を自分の中にじわじわと埋めていった。普段抱き合っているおかげか、解さなくても意外にレオナルド殿下の性器をすんなりと受け入れられた。そして根元まで入れ込むと、お尻にレオナルド殿下の下生えと腰の感触が当たった。
後孔がミチミチと広げられてきついけど、痛くない。
こんなにすんなり入るの、もしかしてワタツギの実の効果もあるのかなぁ?
俺は頭の隅でそんな事を思いながらはふはふっと息をし、体の中にいるレオナルド殿下を感じる。まるで杭のように俺の中に納まってる。
ぎゅっと締め付けると、ぴくぴくっと動いて可愛い。
「はぁ、セス」
レオナルド殿下が俺をうっとりした顔で見上げ、いつもとは違う景色に俺は胸が高揚する。まるで俺がレオナルド殿下を犯しているような。
……ああ、もっとレオナルド殿下に気持ち良くなって欲しい。
その一心で、俺は腰をゆっくりと動かして、上下に揺れた。ぐちゅぐちゅっと擦れるクリームの音が響く。
「あっ、はぁっ、レオ、レオッ!」
「はぁっ、セス」
熱いため息が漏れ、絡みつくような視線で俺を見る。
あんまり見られると恥ずかしいっ……でも、気持ち良くなって欲しい。
そう思いながら恥ずかしさに耐えつつ、腰を必死に動かす。けど、一生懸命動いていたら俺の方が気持ち良くなってきた。
レオナルド殿下のゴリゴリに硬くて太い性器が俺の中を擦って、堪らない。
俺が気持ち良くなりたいんじゃなくて、俺がレオナルド殿下を気持ち良くさせたいのにぃ!
そう思いながらも腰の動きを止められなくて、自分の良いところに当てて声が漏れ出ちゃう。
「あっあっ、あぅっ、んんっ! きもちぃっ!」
「セスッ……そんなに締め付けたら、我慢、できないっ」
レオナルド殿下は苦し気に言い、欲望に濡れた瞳で見つめた。
こんなレオナルド殿下を見るのは初めてかも。
「あっ、はぅっ……はぁはぁっ、レ、オ、気持ちいい? 我慢しな、いでっ。俺、レオに、気持ち、良くなってほしぃっ」
俺が言うとレオナルド殿下の顔色が途端に変わった。
「そんな風に私を煽るなんてっ……もう我慢しないぞ」
そう宣言するとレオナルド殿下は俺の腰をぐっと掴むと、下からガンガンッと俺のお尻に打ち付けてきた。
「あひぇっ! ひっ! あっぅ!! あああっ、は、はげしっ!」
「セスッ!」
俺はレオナルド殿下の上で踊るようにジャンプし、レオナルド殿下の性器は俺の中を奥まで抉った。ギシッギシッとベッドがいつも以上に軋む。
俺の性器も上下してぺちぺちっとレオナルド殿下の硬い腹を打つ。
「やああぁぁっ! んんーーッ!」
「ぐぅっ……出るっ!」
レオナルド殿下はそう言うと俺にガツンッと腰を押し付けて、俺の最奥で爆ぜた。どぴゅっびゅぅって、たくさん。
そして俺もちょっとだけプシュッと薄い精液を出した。
「はぁっ……はぁっ」
俺は体内にじんわりと広がる熱い飛沫を感じながら、体を支えていられずレオナルド殿下の汗ばんだ男らしい胸にへちょりっと倒れ込んだ。レオナルド殿下の熱と男の匂いに包まれて、いい気持ち。
「はぁっ、セス……最高だ」
レオナルド殿下は満足そうに呟くと俺の体に腕を巻き付けて、ぎゅっと抱きしめてくれた。そうされると俺はもっと気持ち良くなって、瞼がゆっくりと閉じていってしまう。
「んぅ……」
まだ寝たくないのに、瞼が勝手に落ちちゃうよ。
「セス、眠い? ……ごめん、もう少しだけ付き合って」
そうレオナルド殿下は俺に囁くと、俺を抱き締めたまま腰をくいくいっとゆっくり動かし始めた。
まだ俺の中にいるレオナルド殿下は一度出したのに硬いままだ。くちゅっくちゅっとゆっくり俺の体を揺らしながら、俺の中を擦る。
気持ちいい、だけど起きていられない。
「レ……オ……あんっ」
「セス、好きだ」
レオナルド殿下は俺の髪を大きな手で撫でながら、額にキスをした。
その言葉をどこか意識の片隅で聞き、揺さぶられながら俺は心地よさに意識を手放した。
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