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続編
43 子守のエキスパート?
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――――翌朝、目が覚めるとすぐ近くに琥珀色の大きな瞳があった。
「ふぁ?! あ……ドレイクかぁ。ビックリしたぁー」
僕は驚いて目をぱちくりと開けた。そして同時に、昨日子供に戻ってしまったドレイクを預かった事を思い出した。
……そうだった、そうだった。ドレイク、小さくなっちゃってたんだ。
僕はちびっこドレイクを見て再確認。そんなドレイクは僕をじっと見ている。
「おはよう、ドレイク。よく眠れた?」
僕は目を擦りながら体を起こして声をかける。すると僕より先に起きていたドレイクはこくりと頷いた。
「そっか、よかった」
答えながら時計に目を向ければ、時刻はまだ朝早かった。
……起きるにはちょっと早かったかな。でもすっかり目も覚めちゃったし、ドレイクも起きてるし。
「ドレイク、ちょっと早いけど顔を洗って朝ご飯にしようか」
僕が声をかければドレイクはまた素直に頷いた。
◇◇
――――それから軽く朝食を済ませて、服を着替えて、僕はドレイクを連れて少し早めに魔塔へ行くことにした……のだけれど。
「あらあら、ドレイクは今日も可愛いままなのね」
「こんなに可愛いのに、どうしたらあんな屈強な男になるのかしら~。不思議だわ~」
「コーディーの服、似合ってる」
姉さん達はドレイクを囲んで言った。だが大人の女性に囲まれて怖かったのか、ドレイクはすぐに僕の後ろに隠れた。
「あらあら、逃げちゃったわ」
ダブリン姉さんはふふっと笑って言ったが、そんなダブリン姉さんにドローエダ姉さんは呆れた声をかけた。
「ダブリン、昔もそうやってコーディーを困らせただろう。ゴールウェイとキラーニもだぞ」
その言葉にダブリン姉さんは「あらあら」とすっとぼけ、ゴールウェイ姉さんは「覚えてないわね~」と同調し、キラーニ姉さんも頷いた。そんな三人にドローエダ姉さんは「やれやれ」と小さく呟き、そして僕に視線を向けた。
「コーディー、おはよう。昨日は大丈夫だったか?」
「おはよう、ドローエダ姉さん。昨日は大丈夫だったよ。でも今日はどうしようかなって」
……ドレイクを魔塔に連れてきたのはいいけど、この後どうするか考えてないんだよな。うーん。
そう悩んでいると、さすがドローエダ姉さん、すでに手を打ってくれていた。
「それなら大丈夫だ。子守のエキスパートに頼んでいる」
「子守のエキスパート?」
なんだろう? と思えば、ゆったりとした足取りでその猫はやってきた。
「はぁーい、呼ばれて来たわよ~」
そう言いながら食堂へとやってきたのはルーシーだった。
「ルーシー? あ、エキスパートってルーシーの事?!」
「ふふ、そうよ~」
僕が問いかけるとルーシーはニコニコしながら言った。
……確かにルーシーなら子守のエキスパートだ。
身をもって知っているので納得の人選だ。そしてルーシーは早速僕の後ろに隠れていたドレイクを見つけて話しかけた。
「初めましてドレイク。アタシはルーシー、よろしくねぇ」
ルーシーが言うとドレイクは驚いた顔を見せた。
「ねこさん、しゃべった!」
「ふふ、アタシは普通の猫さん達とはちょっと違うの。ほら尻尾が二つあるでしょう? だからお喋りもできるのよぉ」
ルーシーが尻尾を見せながら教えれば、ドレイクはまじまじとルーシーを見つめた。
「ドレイク、今日はコーディーがお仕事の間はアタシが一緒にいるからよろしくねぇ」
ルーシーが言うとドレイクは僕を見上げた。
「コーディー、いないの?」
その目には不安が浮かんでいる。その不安を取り除くように、僕はドレイクの頭を優しく撫でた。
「大丈夫だよ。僕も魔塔にいるから、ドレイクが呼んだらすぐにくるよ。ただ、ずっと一緒にいるって訳にはいかなくてね。その代わりにルーシーが傍にいてくれるから、色々聞いたり教えて貰ったりするといいよ。ルーシーは僕よりずっと物知りだからね」
そう伝えればドレイクは安心したようで、『わかった』とでもいうように頷いた。
そして、話をしている内に始業の鐘が鳴り響く。
「あらあら、もう時間ね。さあ、みんなお仕事よ」
ダブリン姉さんが声をかけると、それぞれが今日の業務に取り掛かる為に自分の塔へと戻って行く。そしてルーシーは僕を見た。
「コーディー、ドレイクはアタシが一緒にいるからお仕事に取り掛かって」
「うん。ありがとう、ルーシー」
僕がお礼を言うとルーシーはにこっと笑い、そしてドレイクに視線を向けた。
「じゃあドレイク、アタシ達はここでご本でも読んでましょうか。それともお絵かきする? それかカードやパズルはどう?」
ルーシーが声をかけるとドレイクはうーんと悩んでいる。どうやら二人にして大丈夫そうだ。
「じゃあ、僕は行くね」
「はぁい、いってらっしゃい」
僕が声をかけるとルーシーは笑顔で見送り、ドレイクは少し不安な顔をしつつも頷いた。それを見て、僕はまずドローエダ姉さんの魔塔へと向かう……けど。
……ドレイクはどうしてあんなに僕に懐いてくれるんだろう? 昨日今日と会った姉さん達にまだ慣れてないみたいだし。ルーシーは猫だからか、あんまり抵抗感がないみたいだけど。うーん、わからないなぁ。
そう考えつつ、僕は窓の外を見る。今日も晴れ晴れとした夏日和だ。
……ともかく、ドレイクの事はルーシーに任せておいて。今日も朝からやることは盛りだくさんだ。ドローエダ姉さんの管理している植物園の水やりに各魔塔の掃除、姉さん達に届いている手紙や書類の仕分けとお届けをして、それから十時の休憩時間のお茶の準備をしつつ、姉さん達の頼まれ事を隙間時間にこなさなきゃいけない。
「ふぅ、今日も忙しくなりそうだな」
僕は呟き、とりあえず足早に植物園へと向かった。
――――そして忙しくしていたらあれよあれよと時間は過ぎていき、あっという間に日は暮れてとっぷりと夜になってしまった。
「ふぅ、帰るのが遅くなっちゃったな」
僕は家に帰り着き、呟く。そして振り向けば、僕に背負われて眠っているドレイクがいた。
……姉さん達と夕食を取った後、途中まで一緒に歩いて帰ってきたけど。眠たそうにしてたから『おんぶしようか?』って声をかけて背負ったら、一瞬で眠っちゃったもんな。今日は朝早かったから、疲れちゃったのかも。
僕はそう思いながらドレイクをそっとベッドに寝かせ、靴を脱がせて、何とか寝巻に着替えさせる。
……ふぅ、やれやれ。
僕はひと段落終えて、ベッドに腰を下ろす。傍ではドレイクがすやすやと気持ちよさそうに眠っている。
「今日で二日目か」
眠るドレイクを見つめながら呟く。そして夕食の前にドローエダ姉さんがアスハの実をドレイクに食べさせていたのを思い出した。
……まあ、とりあえず明日もルーシーはいてくれるみたいだし、明日も戻らなかったらそれはそれで今日と同じように過ごせばいいかな。まあ、帰るのが遅くなっちゃうから明日からは家で夕食を取った方がいいかもだけど。
そう思いながら僕はドレイクの顔にかかっている前髪をそっと払った。
……寝顔、可愛いな。あのドレイクだとわかっていても。
僕はドレイクの寝顔を見つめながら、ふふっとほくそ笑む。
……でも、まさかドレイクを可愛いって思う時が来るなんてなぁ。それに、ドレイクを見ていると弟を思い出しちゃうな。
不意に実弟の存在を思い出す。僕と同じ黒髪を持ち、笑った顔がとっても可愛かった事を。でも弟の事を思い出すと同時に悲しい思い出も蘇ってきて、それを振り払うように僕はベッドから立ち上がった。
「さて、僕はシャワーを浴びてこよう」
僕は一人呟き、ドレイクを残して風呂場へと向かった。
――――けどシャワーを浴びて、風呂場から出るとドレイクがベッドから消えていた。
「ふぁ?! あ……ドレイクかぁ。ビックリしたぁー」
僕は驚いて目をぱちくりと開けた。そして同時に、昨日子供に戻ってしまったドレイクを預かった事を思い出した。
……そうだった、そうだった。ドレイク、小さくなっちゃってたんだ。
僕はちびっこドレイクを見て再確認。そんなドレイクは僕をじっと見ている。
「おはよう、ドレイク。よく眠れた?」
僕は目を擦りながら体を起こして声をかける。すると僕より先に起きていたドレイクはこくりと頷いた。
「そっか、よかった」
答えながら時計に目を向ければ、時刻はまだ朝早かった。
……起きるにはちょっと早かったかな。でもすっかり目も覚めちゃったし、ドレイクも起きてるし。
「ドレイク、ちょっと早いけど顔を洗って朝ご飯にしようか」
僕が声をかければドレイクはまた素直に頷いた。
◇◇
――――それから軽く朝食を済ませて、服を着替えて、僕はドレイクを連れて少し早めに魔塔へ行くことにした……のだけれど。
「あらあら、ドレイクは今日も可愛いままなのね」
「こんなに可愛いのに、どうしたらあんな屈強な男になるのかしら~。不思議だわ~」
「コーディーの服、似合ってる」
姉さん達はドレイクを囲んで言った。だが大人の女性に囲まれて怖かったのか、ドレイクはすぐに僕の後ろに隠れた。
「あらあら、逃げちゃったわ」
ダブリン姉さんはふふっと笑って言ったが、そんなダブリン姉さんにドローエダ姉さんは呆れた声をかけた。
「ダブリン、昔もそうやってコーディーを困らせただろう。ゴールウェイとキラーニもだぞ」
その言葉にダブリン姉さんは「あらあら」とすっとぼけ、ゴールウェイ姉さんは「覚えてないわね~」と同調し、キラーニ姉さんも頷いた。そんな三人にドローエダ姉さんは「やれやれ」と小さく呟き、そして僕に視線を向けた。
「コーディー、おはよう。昨日は大丈夫だったか?」
「おはよう、ドローエダ姉さん。昨日は大丈夫だったよ。でも今日はどうしようかなって」
……ドレイクを魔塔に連れてきたのはいいけど、この後どうするか考えてないんだよな。うーん。
そう悩んでいると、さすがドローエダ姉さん、すでに手を打ってくれていた。
「それなら大丈夫だ。子守のエキスパートに頼んでいる」
「子守のエキスパート?」
なんだろう? と思えば、ゆったりとした足取りでその猫はやってきた。
「はぁーい、呼ばれて来たわよ~」
そう言いながら食堂へとやってきたのはルーシーだった。
「ルーシー? あ、エキスパートってルーシーの事?!」
「ふふ、そうよ~」
僕が問いかけるとルーシーはニコニコしながら言った。
……確かにルーシーなら子守のエキスパートだ。
身をもって知っているので納得の人選だ。そしてルーシーは早速僕の後ろに隠れていたドレイクを見つけて話しかけた。
「初めましてドレイク。アタシはルーシー、よろしくねぇ」
ルーシーが言うとドレイクは驚いた顔を見せた。
「ねこさん、しゃべった!」
「ふふ、アタシは普通の猫さん達とはちょっと違うの。ほら尻尾が二つあるでしょう? だからお喋りもできるのよぉ」
ルーシーが尻尾を見せながら教えれば、ドレイクはまじまじとルーシーを見つめた。
「ドレイク、今日はコーディーがお仕事の間はアタシが一緒にいるからよろしくねぇ」
ルーシーが言うとドレイクは僕を見上げた。
「コーディー、いないの?」
その目には不安が浮かんでいる。その不安を取り除くように、僕はドレイクの頭を優しく撫でた。
「大丈夫だよ。僕も魔塔にいるから、ドレイクが呼んだらすぐにくるよ。ただ、ずっと一緒にいるって訳にはいかなくてね。その代わりにルーシーが傍にいてくれるから、色々聞いたり教えて貰ったりするといいよ。ルーシーは僕よりずっと物知りだからね」
そう伝えればドレイクは安心したようで、『わかった』とでもいうように頷いた。
そして、話をしている内に始業の鐘が鳴り響く。
「あらあら、もう時間ね。さあ、みんなお仕事よ」
ダブリン姉さんが声をかけると、それぞれが今日の業務に取り掛かる為に自分の塔へと戻って行く。そしてルーシーは僕を見た。
「コーディー、ドレイクはアタシが一緒にいるからお仕事に取り掛かって」
「うん。ありがとう、ルーシー」
僕がお礼を言うとルーシーはにこっと笑い、そしてドレイクに視線を向けた。
「じゃあドレイク、アタシ達はここでご本でも読んでましょうか。それともお絵かきする? それかカードやパズルはどう?」
ルーシーが声をかけるとドレイクはうーんと悩んでいる。どうやら二人にして大丈夫そうだ。
「じゃあ、僕は行くね」
「はぁい、いってらっしゃい」
僕が声をかけるとルーシーは笑顔で見送り、ドレイクは少し不安な顔をしつつも頷いた。それを見て、僕はまずドローエダ姉さんの魔塔へと向かう……けど。
……ドレイクはどうしてあんなに僕に懐いてくれるんだろう? 昨日今日と会った姉さん達にまだ慣れてないみたいだし。ルーシーは猫だからか、あんまり抵抗感がないみたいだけど。うーん、わからないなぁ。
そう考えつつ、僕は窓の外を見る。今日も晴れ晴れとした夏日和だ。
……ともかく、ドレイクの事はルーシーに任せておいて。今日も朝からやることは盛りだくさんだ。ドローエダ姉さんの管理している植物園の水やりに各魔塔の掃除、姉さん達に届いている手紙や書類の仕分けとお届けをして、それから十時の休憩時間のお茶の準備をしつつ、姉さん達の頼まれ事を隙間時間にこなさなきゃいけない。
「ふぅ、今日も忙しくなりそうだな」
僕は呟き、とりあえず足早に植物園へと向かった。
――――そして忙しくしていたらあれよあれよと時間は過ぎていき、あっという間に日は暮れてとっぷりと夜になってしまった。
「ふぅ、帰るのが遅くなっちゃったな」
僕は家に帰り着き、呟く。そして振り向けば、僕に背負われて眠っているドレイクがいた。
……姉さん達と夕食を取った後、途中まで一緒に歩いて帰ってきたけど。眠たそうにしてたから『おんぶしようか?』って声をかけて背負ったら、一瞬で眠っちゃったもんな。今日は朝早かったから、疲れちゃったのかも。
僕はそう思いながらドレイクをそっとベッドに寝かせ、靴を脱がせて、何とか寝巻に着替えさせる。
……ふぅ、やれやれ。
僕はひと段落終えて、ベッドに腰を下ろす。傍ではドレイクがすやすやと気持ちよさそうに眠っている。
「今日で二日目か」
眠るドレイクを見つめながら呟く。そして夕食の前にドローエダ姉さんがアスハの実をドレイクに食べさせていたのを思い出した。
……まあ、とりあえず明日もルーシーはいてくれるみたいだし、明日も戻らなかったらそれはそれで今日と同じように過ごせばいいかな。まあ、帰るのが遅くなっちゃうから明日からは家で夕食を取った方がいいかもだけど。
そう思いながら僕はドレイクの顔にかかっている前髪をそっと払った。
……寝顔、可愛いな。あのドレイクだとわかっていても。
僕はドレイクの寝顔を見つめながら、ふふっとほくそ笑む。
……でも、まさかドレイクを可愛いって思う時が来るなんてなぁ。それに、ドレイクを見ていると弟を思い出しちゃうな。
不意に実弟の存在を思い出す。僕と同じ黒髪を持ち、笑った顔がとっても可愛かった事を。でも弟の事を思い出すと同時に悲しい思い出も蘇ってきて、それを振り払うように僕はベッドから立ち上がった。
「さて、僕はシャワーを浴びてこよう」
僕は一人呟き、ドレイクを残して風呂場へと向かった。
――――けどシャワーを浴びて、風呂場から出るとドレイクがベッドから消えていた。
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