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続編
37 ゴールウェイ姉さんの再訪
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――――翌朝。
梅雨が明けて、カラリと晴れた青空が広がっていた。
しかしそんな中、僕はまたも仕事を休んでベッドの中で芋虫になっていた。
……あああああああああああああああああああっ、なんで昨日はあんな事にぃぃぃぃいいいいいいっ!!
昨日の事を思い出しては、恥ずかしさを掻き消すように枕に顔を押しつけていた。
……昨日はドレイクのことが心配になって、ドローエダ姉さんに変身薬のポーションを貰って猫に変わってちょっと様子を見ようと思っただけなのに。……撫でられたら気持ちよくなっちゃって。まさかドレイクが僕だって気づくなんて。それで……それで……ドレイクにまた触って貰って、その上、僕のと一緒にしながらキスする……なんて……ああああああああああああああああああっっ。
僕は思い出しては心の中で大絶叫だ。
でもそんな僕にどこからともなく声をかける人がいた。
「もぉー、なあに? またドレイクと何かあったのー?」
その声に驚いて、ハッと身体を起こして窓の方を見れば、そこには窓辺に座って箒を手にしているゴールウェイ姉さんがいた。
「ご、ゴールウェイ姉さん!!」
「はぁい、ゴールウェイ姉さんよ。この前と同様、体は元気そうね。コーディー?」
声をかけられて、僕はうっと言葉を詰まらす。今日もずる休みをしてしまった罪悪感があるからだ。でもこんな精神状態じゃ、とても働けない。
「ゴールウェイ姉さん、窓から勝手に入ってこないでよぉ!」
「ごめんごめんっ、箒で来たからついね」
ゴールウェイ姉さんは笑いながら謝ると、ひょいっと窓辺から下りて立ち上がり、ベッドに座る僕の前までやってきた。
「それで今日はどうしたの? やっぱりまたドレイクかしら?」
「うっ、それは!」
嘘が付けない僕は馬鹿正直に言葉を詰まらせてしまう。そしてそんな僕を見てゴールウェイ姉さんはにんまりと笑った。
「ふんふん、そうなのねぇ~」
「ちょ、僕、まだ何も言ってない!」
「言わなくても、わかるわよ~」
ゴールウェイ姉さんはにっこりと笑って僕に言った。でもハッとした顔をして僕に問いかける。
「まさかとは思うけど、またあのクッキーを食べた、とかじゃないわよね?!」
「違うよ!」
……違う……けど、クッキーもなしにあの時と同じような事をしましたなんて。ああああああああああっ。
僕は心の中で呟き、一人恥ずかしくなってくる。
でもそんな僕を見てゴールウェイ姉さんは「あらあら」と頬に手を当てた。
「なに?」
「ふふ、頬を真っ赤にして、一体何があったのかしら?」
ゴールウェイ姉さんに指摘されて僕はますます恥ずかしくなる。
「別に赤くなんかなってないよ! それに今日は暑いし!!」
僕は暑さのせいで必死に誤魔化す。でもゴールウェイ姉さんには通用していない。
「はいはい、そう言う事にしておきましょうねー」
まるで小さい子に言い聞かせるみたいに言うから僕は口を尖らせる。でも反論したらボロが出そうで何も言えない。
「それより元気そうでよかったわ」
「別に見に来なくたって大丈夫だよ」
僕は口を尖らせたまま、恥ずかしさからちょっと捻くれた返事をしてしまう。でもそんな僕にゴールウェイ姉さんはふふっと笑った。
「わかってるけど心配なのよ。それに私が来なかったら、他の誰かがきっと来ていたと思うわよ? その時、ちゃんと誤魔化せた?」
ゴールウェイ姉さんに言われて僕はちょっと考える。けれど、すぐに絶対に誤魔化せないとわかる……なので。
「ゴールウェイ姉さん、来てくれてありがとう」
「どういたしまして」
僕が素直にお礼を言えば、ゴールウェイ姉さんは怒らずに笑ってくれた。
「それよりコーディー、ドレイクと何があったかまでは知らないけれど、明日はちゃんと来るのよ。コーディーがお休みしちゃうとみんな心配して仕事にならないんだから」
「うん、わかった」
「じゃあ、私は戻るわね」
ゴールウェイ姉さんはそう言うと、箒に横乗りになって、ふわりっとその場に浮かんだ。そしてやってきた窓から出て行こうとするが、そんなゴールウェイ姉さんを僕は引き留めた。
「ゴールウェイ姉さん!」
「ん? どうしたの?」
「……ゴールウェイ姉さんは僕がドレイクと親しくしてて、その……止めたりしないの?」
……エニス姉さんやキラーニ姉さんは嫌な顔するのに。
そう思って尋ねればゴールウェイ姉さんは不思議そうな顔をした。
「あら、私が付き合いを止めなさいって言えば、コーディーはそうするの?」
「え!? ……いや、それは」
……ドレイクは横暴だし、デリカシーないし、粗野だけど……僕が本当に嫌がることはしない。それに一度も僕を”魔塔の小間使い”扱いしない……だから。
僕はいつも率直なドレイクの姿を思い出す。
「そーゆう事よ。人との付き合いって誰かに強制されてするものじゃないし、止める事でもないでしょう? 勿論、相手が悪い人間だったさすがの私も止めるけど……最終的にどうするかはコーディー、あなた自身で決める事よ。それに、人を見極めるのも生きていくのに大切な事なんだから色んな人を見なきゃね。この前のクッキーの件でそれは身に染みたでしょう?」
「う……はい」
自分の見る目のなさを思い出して僕は素直に返事をする。
けど、ドレイクは悪い人間じゃないと改めて思う。
……まあ、ちょっと、いや結構自分勝手だけど。昨日だって、僕にキス、するし。
思い出して来たら、また頬が熱くなってきた。
「あら、何を思い出してるのかしら?」
「な、べ、別に何も思い出してないよ!!」
僕は慌てて否定するけどゴールウェイ姉さんはにこにこ、いやニマニマした顔で僕を見てくる。
……その顔、止めてくれないかな!?
「まあ、このくらいにして私はそろそろ本当に行くわね。また明日ね、コーディー」
ゴールウェイ姉さんは手を振りながら、箒でフワーッと窓から去って行った。なので僕は手を振り返して見送る。
けれど、姿が見えなくなって僕はひとり呟く。
「……ゴールウェイ姉さんってばどこまでわかってるんだろう」
僕は窓辺に立って、ゴールウェイ姉さんが去って行った青空を見上げる。空はもうすっかり夏の空だ、そして日差しが眩しい。
……ドレイク、今頃何してるんだろ。
青空を眺めながら僕はぼんやりと考えるが、昨日のドレイクの姿を思い出して頬から火が噴きそうになる。
シャツの隙間から汗ばんだ肌が見え、訓練で鍛えられた腕は筋張り。熱を孕んだ琥珀の瞳は自分を見つめ、何より相手は自分だと言うのに、あんなにガチガチにアソコをそそり勃たせて……最後には二回目のキス。
思い出すだけで頬が熱くなり、僕は慌てて両手で頬を抑える。だけど。
……ドレイクの唇、今回は柔らかくて……なんだか優しかったな。
思い出しながら不意に自分の唇に手を当てる。けれど、ハッとしてブンブンッと頭を振って邪念を振り払った。
……僕は何を思い出してるんだ! それに優しいってなんだ?! 息苦しくって、酸欠になったのに!
僕は自分自身に言い聞かせ、窓をパタン閉める。そして同時にぐぅーっとお腹が鳴った。朝から何も食べていないから、腹の虫が怒ったようだ。
「よし! ご飯を食べて、昨日の事は忘れよう!」
僕は一人、意気込む。そして、もう最早昼食の時間に近いが、僕は遅い朝食を取ることにした。
けど僕は気が付かずにいたんだ。どんなにドレイクに触れられたって、嫌だと思っていないことを。
そして次にドレイクに会う時、僕は大きな声を上げて驚くことになる。
「――――え! えっ!? ええっ!? ど、ドレイクぅー!?」
梅雨が明けて、カラリと晴れた青空が広がっていた。
しかしそんな中、僕はまたも仕事を休んでベッドの中で芋虫になっていた。
……あああああああああああああああああああっ、なんで昨日はあんな事にぃぃぃぃいいいいいいっ!!
昨日の事を思い出しては、恥ずかしさを掻き消すように枕に顔を押しつけていた。
……昨日はドレイクのことが心配になって、ドローエダ姉さんに変身薬のポーションを貰って猫に変わってちょっと様子を見ようと思っただけなのに。……撫でられたら気持ちよくなっちゃって。まさかドレイクが僕だって気づくなんて。それで……それで……ドレイクにまた触って貰って、その上、僕のと一緒にしながらキスする……なんて……ああああああああああああああああああっっ。
僕は思い出しては心の中で大絶叫だ。
でもそんな僕にどこからともなく声をかける人がいた。
「もぉー、なあに? またドレイクと何かあったのー?」
その声に驚いて、ハッと身体を起こして窓の方を見れば、そこには窓辺に座って箒を手にしているゴールウェイ姉さんがいた。
「ご、ゴールウェイ姉さん!!」
「はぁい、ゴールウェイ姉さんよ。この前と同様、体は元気そうね。コーディー?」
声をかけられて、僕はうっと言葉を詰まらす。今日もずる休みをしてしまった罪悪感があるからだ。でもこんな精神状態じゃ、とても働けない。
「ゴールウェイ姉さん、窓から勝手に入ってこないでよぉ!」
「ごめんごめんっ、箒で来たからついね」
ゴールウェイ姉さんは笑いながら謝ると、ひょいっと窓辺から下りて立ち上がり、ベッドに座る僕の前までやってきた。
「それで今日はどうしたの? やっぱりまたドレイクかしら?」
「うっ、それは!」
嘘が付けない僕は馬鹿正直に言葉を詰まらせてしまう。そしてそんな僕を見てゴールウェイ姉さんはにんまりと笑った。
「ふんふん、そうなのねぇ~」
「ちょ、僕、まだ何も言ってない!」
「言わなくても、わかるわよ~」
ゴールウェイ姉さんはにっこりと笑って僕に言った。でもハッとした顔をして僕に問いかける。
「まさかとは思うけど、またあのクッキーを食べた、とかじゃないわよね?!」
「違うよ!」
……違う……けど、クッキーもなしにあの時と同じような事をしましたなんて。ああああああああああっ。
僕は心の中で呟き、一人恥ずかしくなってくる。
でもそんな僕を見てゴールウェイ姉さんは「あらあら」と頬に手を当てた。
「なに?」
「ふふ、頬を真っ赤にして、一体何があったのかしら?」
ゴールウェイ姉さんに指摘されて僕はますます恥ずかしくなる。
「別に赤くなんかなってないよ! それに今日は暑いし!!」
僕は暑さのせいで必死に誤魔化す。でもゴールウェイ姉さんには通用していない。
「はいはい、そう言う事にしておきましょうねー」
まるで小さい子に言い聞かせるみたいに言うから僕は口を尖らせる。でも反論したらボロが出そうで何も言えない。
「それより元気そうでよかったわ」
「別に見に来なくたって大丈夫だよ」
僕は口を尖らせたまま、恥ずかしさからちょっと捻くれた返事をしてしまう。でもそんな僕にゴールウェイ姉さんはふふっと笑った。
「わかってるけど心配なのよ。それに私が来なかったら、他の誰かがきっと来ていたと思うわよ? その時、ちゃんと誤魔化せた?」
ゴールウェイ姉さんに言われて僕はちょっと考える。けれど、すぐに絶対に誤魔化せないとわかる……なので。
「ゴールウェイ姉さん、来てくれてありがとう」
「どういたしまして」
僕が素直にお礼を言えば、ゴールウェイ姉さんは怒らずに笑ってくれた。
「それよりコーディー、ドレイクと何があったかまでは知らないけれど、明日はちゃんと来るのよ。コーディーがお休みしちゃうとみんな心配して仕事にならないんだから」
「うん、わかった」
「じゃあ、私は戻るわね」
ゴールウェイ姉さんはそう言うと、箒に横乗りになって、ふわりっとその場に浮かんだ。そしてやってきた窓から出て行こうとするが、そんなゴールウェイ姉さんを僕は引き留めた。
「ゴールウェイ姉さん!」
「ん? どうしたの?」
「……ゴールウェイ姉さんは僕がドレイクと親しくしてて、その……止めたりしないの?」
……エニス姉さんやキラーニ姉さんは嫌な顔するのに。
そう思って尋ねればゴールウェイ姉さんは不思議そうな顔をした。
「あら、私が付き合いを止めなさいって言えば、コーディーはそうするの?」
「え!? ……いや、それは」
……ドレイクは横暴だし、デリカシーないし、粗野だけど……僕が本当に嫌がることはしない。それに一度も僕を”魔塔の小間使い”扱いしない……だから。
僕はいつも率直なドレイクの姿を思い出す。
「そーゆう事よ。人との付き合いって誰かに強制されてするものじゃないし、止める事でもないでしょう? 勿論、相手が悪い人間だったさすがの私も止めるけど……最終的にどうするかはコーディー、あなた自身で決める事よ。それに、人を見極めるのも生きていくのに大切な事なんだから色んな人を見なきゃね。この前のクッキーの件でそれは身に染みたでしょう?」
「う……はい」
自分の見る目のなさを思い出して僕は素直に返事をする。
けど、ドレイクは悪い人間じゃないと改めて思う。
……まあ、ちょっと、いや結構自分勝手だけど。昨日だって、僕にキス、するし。
思い出して来たら、また頬が熱くなってきた。
「あら、何を思い出してるのかしら?」
「な、べ、別に何も思い出してないよ!!」
僕は慌てて否定するけどゴールウェイ姉さんはにこにこ、いやニマニマした顔で僕を見てくる。
……その顔、止めてくれないかな!?
「まあ、このくらいにして私はそろそろ本当に行くわね。また明日ね、コーディー」
ゴールウェイ姉さんは手を振りながら、箒でフワーッと窓から去って行った。なので僕は手を振り返して見送る。
けれど、姿が見えなくなって僕はひとり呟く。
「……ゴールウェイ姉さんってばどこまでわかってるんだろう」
僕は窓辺に立って、ゴールウェイ姉さんが去って行った青空を見上げる。空はもうすっかり夏の空だ、そして日差しが眩しい。
……ドレイク、今頃何してるんだろ。
青空を眺めながら僕はぼんやりと考えるが、昨日のドレイクの姿を思い出して頬から火が噴きそうになる。
シャツの隙間から汗ばんだ肌が見え、訓練で鍛えられた腕は筋張り。熱を孕んだ琥珀の瞳は自分を見つめ、何より相手は自分だと言うのに、あんなにガチガチにアソコをそそり勃たせて……最後には二回目のキス。
思い出すだけで頬が熱くなり、僕は慌てて両手で頬を抑える。だけど。
……ドレイクの唇、今回は柔らかくて……なんだか優しかったな。
思い出しながら不意に自分の唇に手を当てる。けれど、ハッとしてブンブンッと頭を振って邪念を振り払った。
……僕は何を思い出してるんだ! それに優しいってなんだ?! 息苦しくって、酸欠になったのに!
僕は自分自身に言い聞かせ、窓をパタン閉める。そして同時にぐぅーっとお腹が鳴った。朝から何も食べていないから、腹の虫が怒ったようだ。
「よし! ご飯を食べて、昨日の事は忘れよう!」
僕は一人、意気込む。そして、もう最早昼食の時間に近いが、僕は遅い朝食を取ることにした。
けど僕は気が付かずにいたんだ。どんなにドレイクに触れられたって、嫌だと思っていないことを。
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