36 / 55
二九 素性(1)
しおりを挟む
二九 素性(1)
――ソラシマ第Bト区 センターベース 管制室――
魁地はここに来てからまだ数日だということを忘れるくらい、この管制室に馴染んでいた。今、療養中の華凛以外のメンバーが揃うこの場所で、彼は新たに得たもう一つの自分をこれまで避けて通ってきた人間関係という渦の中に落とし込もうとしている。それは、彼にとって至極新鮮であると同時に、驚くほど自然に行われていた。彼自身知ってか知らずか、良くも悪くも『仲間』というものを心から受け入れている、ということだ。
「……で、エンバッシュが持っていた端末は大橋という人物のものだった。調べると、彼は両面窟の管理人をやっていたが、先日遺体で発見されたそうだ。死因は心臓を抉り取られたことによる失血死。プロメテウスの被害者と同じだ。……まぁ、こいつはビンゴだな」
魁地はさるぼぼのぶら下がった端末を手でくるくる回す。
「古代のバスターウェアを復活させたのは、エンバッシュの仕業と考えるのが自然だ」
魁地はメンバーの前でエンバッシュとバスターウェアを結びつけ、先手で信司が犯人ではない括弧たる証拠を固めようと考えている。
「……それに、エンバッシュは俺に何かを送ると言っていた。おそらくバスターウェアのことだろう。奴の本当の目的は俺なのかもしれない。だとすると、俺がすべきなのは、そのなんとかクマをぶっ倒すことだ」
「魁地君、なかなかの調査結果だ」
結浜の横にいる山田は信司を見て複雑な表情を浮かべている。彼は華凛の一件があって頭が沸騰していたが、信司の純粋無垢な人間性を偽りだと言うのには彼自身葛藤がある。だが、二度と失敗は許されない、と彼はその狭間で悩んでいるのだ。
信司の純粋さはある種の武器
――今必要なのは道徳ではなく真実だと山田は自分に言い聞かせる。そしてその点において、魁地の情報は冷静に受け取らねばならない。
「魁地の意見も一理あるかもな。でも、どうしてエンバッシュが端末を必要とするんだ? そこが今一分からねぇ」
山田は警戒しつつも、一旦信司の件からは離れることにした。だが、もし信司が主犯ではないとしても、エンバッシュと何らかのつながりがあると、彼は考えている。自然に振舞っていればいつか必ず尻尾を出すはず、と山田は横目で信司を見る。
「確かに、まさかザルバンの世界と電話でやり取りしているわけじゃないだろうしな。今、真理望が端末内のデータを分析している。レジル、その後の分析に変化はないか?」
「うんにゃ。これと言って。せやけど、アーティファクト内から外部インターフェースへのコマンドアクセスが最近頻発化しとるみたいやな。微弱な信号やからよく聞こえんが、エンバッシュ固有の波形も見つけたっちゃ。きゃつめ、なんらかのプロトコルデータを通信しとるみたいやの。バスターウェアの操作に利用しとるのかもしれへん。古代ウェアはスタンドアロン型やで、あいつはプログラムされた目的を達するまでは設計者にも止められん、厄介な奴っちゃ。エンバッシュとて、一筋縄ではいかんじゃろうて」
「目的か。草野原の証言からいくと、この国の人間は皆殺し……って終わりがなさそうだな」
「被害もすでに二十件を超えとるし、はよ手ぇ打たんと本気でそこら中の人間が消されるでよ」
「ああ、分かってるけどよ……あ、真理望。どうだった?」
奥の実験室から真理望が出てきた。その手には大橋遼斗の端末と出力端子のアダプターケーブルが握られている。
「ちょっと、これを見てみて」
真理望が端末の分析結果をPCのホログラムモニターに出力する。そこには画面いっぱいに並んだ通信アドレスやデータ通信量が時系列で表示されている。
「この端末の通信来歴よ。これを分析してみると、ここ数日にかなりのデータが送受信されていることが分かったわ。通信データは一見ランダムで、その内容については世界中で使用されているどのプロトコルやコンピューター言語にも当てはまらないものだった。レジルから教わったプロトコルもなかったわ。だから残念ながらその意味は不明。でも、これを含めて計三台の端末と通信していたことが分かったの。特に通信量が多いのはこの端末よ」
真理望が中空のホログラムウィンドーを手で操作し、モニターに数桁の番号を出力した。
「これは草野原さんが個人で使っている端末のネットワークアドレスだった。彼女の証言から、バスターウェアが彼女から端末を奪ったことが分かってる。バスターウェアはスタンドアロンで動作しているプログラムなんでしょ? だったら、おそらくその端末から人間のネットワークを経由してエンバッシュと何らかの通信をしていると考えられるわ。霧生さんが前に話していた奪われた石人の心臓って古代ウェアの通信モジュールだって言ってたわね。ひょっとしてそれをデコーダーにして現代の端末を通信媒体に改変したんじゃないかな。そしてもう一つの端末、こっちはさっきの通信にたまに絡んでくるような感じなのよね。ただ、何故かこのアドレスは非登録で、世界中の端末の正規リストにもマッチするものはなかったの」
真理望がその番号を表示すると、皆の表情が変わった。そして、山田が口を開く。
「そいつは見つからないはずだよな。それはバグズ所有の端末で使われている非公開番号だ。……なぁ、信司よ」
「えっ?!」
魁地は驚いた。
山田は信司を見ている。山田だけではない、皆が信司を見ている。真理望が出力した番号が信司のものであるということは、それを知らない魁地や真理望でも容易に想像がついた。
「ひょっとして、これ信司の端末なのか?」
魁地は恐る恐る聞く。彼が見る限り、信司は意外と冷静な表情を浮かべている。
「ええ、そうですね。それは僕の端末アドレスです」
平然とした顔付きでそう言い放つ信司。山田はそんな信司に怒りを覚える。
「ついに尻尾を出しやがったな! 信司、おめぇはあのバスターウェアが開放されたとき、高山にいた証拠があるんだ。集会所の監視カメラに注意すべきだったな。てめぇ、アングラに寝返ったんじゃねぇのか?」
山田は信司の胸倉を掴んで持ち上げる。信司は無表情のままだ。
「し、信司。まさか、おぬしが信号の送信元やったんか?」
レジルが大げさな表情を浮かべて大口を開ける。
魁地もまた状況を飲み込めず、開いたままの口を閉じることを忘れている。
その時、パチッパチッパチッ……と、空気を読まない場違いな拍手が背後から聞こえた。
魁地は何事かと困惑し、ゆっくりと振り向いた。すると、それは結浜の両手によって打ち鳴らされていた。
「おっさん……一体、なんなんだよ?」
立て続けの展開に、脳が耳から流れ出そうだ――魁地は口を開けたまま、ニヤリと笑う結浜を見つめた。
――ソラシマ第Bト区 センターベース 管制室――
魁地はここに来てからまだ数日だということを忘れるくらい、この管制室に馴染んでいた。今、療養中の華凛以外のメンバーが揃うこの場所で、彼は新たに得たもう一つの自分をこれまで避けて通ってきた人間関係という渦の中に落とし込もうとしている。それは、彼にとって至極新鮮であると同時に、驚くほど自然に行われていた。彼自身知ってか知らずか、良くも悪くも『仲間』というものを心から受け入れている、ということだ。
「……で、エンバッシュが持っていた端末は大橋という人物のものだった。調べると、彼は両面窟の管理人をやっていたが、先日遺体で発見されたそうだ。死因は心臓を抉り取られたことによる失血死。プロメテウスの被害者と同じだ。……まぁ、こいつはビンゴだな」
魁地はさるぼぼのぶら下がった端末を手でくるくる回す。
「古代のバスターウェアを復活させたのは、エンバッシュの仕業と考えるのが自然だ」
魁地はメンバーの前でエンバッシュとバスターウェアを結びつけ、先手で信司が犯人ではない括弧たる証拠を固めようと考えている。
「……それに、エンバッシュは俺に何かを送ると言っていた。おそらくバスターウェアのことだろう。奴の本当の目的は俺なのかもしれない。だとすると、俺がすべきなのは、そのなんとかクマをぶっ倒すことだ」
「魁地君、なかなかの調査結果だ」
結浜の横にいる山田は信司を見て複雑な表情を浮かべている。彼は華凛の一件があって頭が沸騰していたが、信司の純粋無垢な人間性を偽りだと言うのには彼自身葛藤がある。だが、二度と失敗は許されない、と彼はその狭間で悩んでいるのだ。
信司の純粋さはある種の武器
――今必要なのは道徳ではなく真実だと山田は自分に言い聞かせる。そしてその点において、魁地の情報は冷静に受け取らねばならない。
「魁地の意見も一理あるかもな。でも、どうしてエンバッシュが端末を必要とするんだ? そこが今一分からねぇ」
山田は警戒しつつも、一旦信司の件からは離れることにした。だが、もし信司が主犯ではないとしても、エンバッシュと何らかのつながりがあると、彼は考えている。自然に振舞っていればいつか必ず尻尾を出すはず、と山田は横目で信司を見る。
「確かに、まさかザルバンの世界と電話でやり取りしているわけじゃないだろうしな。今、真理望が端末内のデータを分析している。レジル、その後の分析に変化はないか?」
「うんにゃ。これと言って。せやけど、アーティファクト内から外部インターフェースへのコマンドアクセスが最近頻発化しとるみたいやな。微弱な信号やからよく聞こえんが、エンバッシュ固有の波形も見つけたっちゃ。きゃつめ、なんらかのプロトコルデータを通信しとるみたいやの。バスターウェアの操作に利用しとるのかもしれへん。古代ウェアはスタンドアロン型やで、あいつはプログラムされた目的を達するまでは設計者にも止められん、厄介な奴っちゃ。エンバッシュとて、一筋縄ではいかんじゃろうて」
「目的か。草野原の証言からいくと、この国の人間は皆殺し……って終わりがなさそうだな」
「被害もすでに二十件を超えとるし、はよ手ぇ打たんと本気でそこら中の人間が消されるでよ」
「ああ、分かってるけどよ……あ、真理望。どうだった?」
奥の実験室から真理望が出てきた。その手には大橋遼斗の端末と出力端子のアダプターケーブルが握られている。
「ちょっと、これを見てみて」
真理望が端末の分析結果をPCのホログラムモニターに出力する。そこには画面いっぱいに並んだ通信アドレスやデータ通信量が時系列で表示されている。
「この端末の通信来歴よ。これを分析してみると、ここ数日にかなりのデータが送受信されていることが分かったわ。通信データは一見ランダムで、その内容については世界中で使用されているどのプロトコルやコンピューター言語にも当てはまらないものだった。レジルから教わったプロトコルもなかったわ。だから残念ながらその意味は不明。でも、これを含めて計三台の端末と通信していたことが分かったの。特に通信量が多いのはこの端末よ」
真理望が中空のホログラムウィンドーを手で操作し、モニターに数桁の番号を出力した。
「これは草野原さんが個人で使っている端末のネットワークアドレスだった。彼女の証言から、バスターウェアが彼女から端末を奪ったことが分かってる。バスターウェアはスタンドアロンで動作しているプログラムなんでしょ? だったら、おそらくその端末から人間のネットワークを経由してエンバッシュと何らかの通信をしていると考えられるわ。霧生さんが前に話していた奪われた石人の心臓って古代ウェアの通信モジュールだって言ってたわね。ひょっとしてそれをデコーダーにして現代の端末を通信媒体に改変したんじゃないかな。そしてもう一つの端末、こっちはさっきの通信にたまに絡んでくるような感じなのよね。ただ、何故かこのアドレスは非登録で、世界中の端末の正規リストにもマッチするものはなかったの」
真理望がその番号を表示すると、皆の表情が変わった。そして、山田が口を開く。
「そいつは見つからないはずだよな。それはバグズ所有の端末で使われている非公開番号だ。……なぁ、信司よ」
「えっ?!」
魁地は驚いた。
山田は信司を見ている。山田だけではない、皆が信司を見ている。真理望が出力した番号が信司のものであるということは、それを知らない魁地や真理望でも容易に想像がついた。
「ひょっとして、これ信司の端末なのか?」
魁地は恐る恐る聞く。彼が見る限り、信司は意外と冷静な表情を浮かべている。
「ええ、そうですね。それは僕の端末アドレスです」
平然とした顔付きでそう言い放つ信司。山田はそんな信司に怒りを覚える。
「ついに尻尾を出しやがったな! 信司、おめぇはあのバスターウェアが開放されたとき、高山にいた証拠があるんだ。集会所の監視カメラに注意すべきだったな。てめぇ、アングラに寝返ったんじゃねぇのか?」
山田は信司の胸倉を掴んで持ち上げる。信司は無表情のままだ。
「し、信司。まさか、おぬしが信号の送信元やったんか?」
レジルが大げさな表情を浮かべて大口を開ける。
魁地もまた状況を飲み込めず、開いたままの口を閉じることを忘れている。
その時、パチッパチッパチッ……と、空気を読まない場違いな拍手が背後から聞こえた。
魁地は何事かと困惑し、ゆっくりと振り向いた。すると、それは結浜の両手によって打ち鳴らされていた。
「おっさん……一体、なんなんだよ?」
立て続けの展開に、脳が耳から流れ出そうだ――魁地は口を開けたまま、ニヤリと笑う結浜を見つめた。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ニートの俺がサイボーグに改造されたと思ったら異世界転移させられたンゴwwwwwwwww
刺狼(しろ)
ファンタジー
ニートの主人公は一回50万の報酬を貰えるという治験に参加し、マッドサイエンティストの手によってサイボーグにされてしまう。
さらに、その彼に言われるがまま謎の少女へ自らの血を与えると、突然魔法陣が現れ……。
という感じの話です。
草生やしたりアニメ・ゲーム・特撮ネタなど扱います。フリーダムに書き連ねていきます。
小説の書き方あんまり分かってません。
表紙はフリー素材とカスタムキャスト様で作りました。暇つぶしになれば幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる