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第五章 慟哭
5-3.疑念は真実に
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それから二日後の夕刻。ルードヴィヒは珍しく街の外に出ていた。
装いは襟も無いシャツにサスペンダー付きの七分丈の下衣、レーダーホーゼン。女性が纏うディアンドル同様に、ヴァレンウルムでは伝統的な民族衣装だ。濃厚な青緑のハットを深く被り、彼は足早にハンネス川にかかる橋を渡っていた。
橋の上は人が行き交っているが、この装いならば誰も領主と気付かないのだろう。しかし時折、若い娘が時折立ち止まって彼の方を振り返る。確かに、ここまで長身でスラリとした男は珍しい。それに神秘的な黒髪も同様だ。僅かに感じる視線を厭わしく思いつつ、彼は目的の場所へ黙々と歩んで行く。
そうして幾許か。辿り着いた先は、街外れにある随分と寂れた酒場だった。テーブルも椅子も年季が入って煤けているものの、決して清潔感が無い訳でない。テーブルの上に季節の切り花。それから、グラスに蝋燭を入れて明かりにするなど、瀟洒な雰囲気もある。
しかし、白髪頭の初老の店主以外に誰も居ない。そこで麦酒を一杯注文するが、どうやら聞こえていないのだろう。耳を何度も傾けるものだから、珍しくも大きな声を出して区切り区切りに言うと、それでようやく分かったらしく店主はニコリと笑んだ。
そうして間もなく、同じような装いをした灰金髪の男が入ってくる。
「あー悪い。待った?」
ザシャである。養鶏場の手伝い帰りで疲れているのだろう。彼は同じように大声で葡萄酒を注文した後、ルードヴィヒの座る席の向かいにどかりと腰掛けた。
その一拍後には麦酒と葡萄酒が出てきた。ルードヴィヒは金貨を四枚渡すと、初老の店「ごゆっくり」と言って人の良さそうな笑みを二人に向けると店の奥へと姿を眩ませる。
それを確認して、ザシャはグラスを掴みつつルードヴィヒに目をやった。
「で、イルゼさんに何って言って来たんすか?」
「税金の問題の内偵に行くって手紙に書いてメラニー経由で渡した。夕飯は一緒に食べられないけど夜にはちゃんと帰るからねーって。で、そっちはどうだったの? だいぶ大きな収穫があったから、外で話した方が良いからって俺、ここまで来たけど」
そう。態々嘘をついてまで外に出たのは、少し前に頼んだヨハンの内偵の事である。
城内にはイルゼがいる。城の中は広いとはいえ、普段から部屋に篭もって作業している自分が長時間席を外すのも不自然に思えた。よって、この寂れた酒場で話す事になったのだ。外でこんな話をするのは当然のように不安に思ったが『大丈夫っすよー、あそこマジで人がいねーし、主人は相当耳遠いんで。盗賊の時から大活用してますし俺』との事で。確かに来てみてそれは納得した。
「あーヨハンの件もあるけど、姉貴の方の件も。ヘルゲ、得意の口八丁を並べて、すげー順調ってさっき言われたっすよ。まぁなかなかの美人らしーそうでね。あんたが用意した金額で充分だったみたい。で、借金も全額返済。寧ろあまったほどみてーです」
それで、今夜にでも連れて来られる。と告げると、ザシャはちびちびと葡萄酒を口に含んだ。
金貨は総定額の倍以上を出したので、当然だろうとは思った。借金の額も先祖代々の遺産や持つ貴族からしたら大した事も無い。しかし、庶民からすると四人家族が一年は遊んで暮らせる額なのだろう。それだけを僅か数年で博打にかけたというのは、本当頭の中に花畑でも広がっているのかと思えてしまう。
しかし、こうも早く話がつくとは感心してしまう。穏やかな面を浮かべてルードヴィヒも麦酒を口に含むが……妙にあくが強く苦かった。もはや滓でも出しているのかと思う程。思わず顔をしかめると、ザシャは今にも吹き出しそうな顔をする。
「あーここの麦酒は微妙って言っておけば良かった」
本当だよ、事前に言っておけ。そうは思うが、話がずれる。苦い残り香に顔をしかめつつ、ルードヴィヒはグラスを置いてヨハンの件の話を促した。
「あぁ、そうそう。お得意さんの所で聞いたんすけど……これまた悪い話は一切聞かねーんです」
あの殺人犯の娘と暮らしているのに、本当に非の打ち所も無い良い男。風評被害受けて可哀想だ。ありゃきっと女にもモテるだろうな。との事で。
「ってゆー訳で、奴。かなり良い奴です。もう三ヶ月近く一緒に働く俺からしても、マジで良い奴っす」
鼻を鳴らしてザシャが笑うが、それでは話が違う。
「で、大きな収穫って……?」
未だ口の中が苦くて仕方ない。ルードヴィヒは不機嫌になりつつ先を急かすと、ザシャは少年のように勝ち誇った笑みを浮かべて、軽くテーブルを叩く。
「そう、きな臭い話があるんすよ。奴、どーも長いこと不眠に悩んでるようで、町医者から睡眠薬貰って飲んでるらしーっすよ?」
誰から聞いたかと言うと、ひばり横町の南方にあるお得意様の食堂。そこの主人らしい。その主人とヨハンは一緒に釣りをする程に仲が良いそうで、クマがひどい事を指摘したところそんな事を言った事があったそうだ。
……その睡眠薬を虚偽で処方してもらいイルゼに飲ませていたとなれば、性的虐待は上手い事結び付く。
それでも、養鶏業は休み無しで多忙なものだ。その上、全くのド素人がここまでやるには根気も必要。家庭環境の事もあり、彼自身も気に病む事があって不眠になった事も充分に考えられるが……処女の筈のイルゼの反応を見るからにやはり前者はどうにも疑わしい。何せ、相手が気付かぬうちに淫行を行えてしまうのだから。
「なーんか、この辺りの事。多分、実の妹の方が詳しいって思うんすよ。女ですし、強請りでもかければ一発イチコロじゃねーっすか?」
ザシャは口角を引き上げて、盗賊らしい悪人面でヘラリと笑む。
「まぁ、そりゃ言えてるね」
「なーんかさぁ胸もでかくて頭が悪そうだけど、すげぇ良い女とかって言ってたからなぁ。ヘルゲばっかずりーわ。俺にも一口喰わせてくれねーかなぁ。二人がかりで強請れば簡単に吐いてくれそうだし一石二鳥じゃん」
苦笑いを浮かべてザシャは言うが、どことなく楽しそうだ。
今更のように、本当に性質の悪い悪党を手下にしたような気がしてしまう。普段は善人の皮を被っているが、まともで無い自分が言うのも何だが、本気で全くまともでない。相応の報酬を与え続けているだけで手懐けているのが、とんでもないペットを飼っている気がしてしまう。ルードヴィヒはゾクリと身震いした。
しかし不快さは無い。寧ろ、ゾクゾクと興奮を覚えるようなものだった。
「そこは配偶者になった双子の兄弟に聞いて円満にやってよ。何の罪も無い義妹の髪を切り落として迫害するクソアマだとしても、痛めつけたり殺したり道徳に反する事だけはやめてね? それ以外は勝手にしなよ?」
俺はどうこう口出ししない。と、あっさりと告げると、ルードヴィヒは随分と残った麦酒を横目に席を立つ。ザシャは慌てて残りの葡萄酒を煽って立ち上がるが、直ぐにルードヴィヒの袖を掴んだ。酔いでも回ったのだろうか……。と、思うが、この双子が酒にめっぽう強い事はよく知っている。不審に思って目をやると、ザシャはヘラリと笑んでいた。
「そういえばさ。ヘルゲから聞いたけど、あんたルイ君っていうらしいね?」
ヘルゲと話したという事は、もう知っているかとは分かっていた、今言う事か。ルードヴィヒは目を細めてヘルゲを見下ろすと、彼は随分と子供じみた悪戯気な笑みを向けた。
「本名もかっけーじゃん」
「そりゃどうも。でも、お前らは普段通りに呼んで。万が一にも本名を語れるようになった時か俺が死ぬ時にでもそう呼んで」
呆れつつ言えば、ザシャは大きく頷いた。
「わぁったよ。ま、良かったじゃん。あぁ、イルゼさんのお陰か~いいなぁ俺も恋人が欲しいなぁ」
随分白々しい言い方である。しかし、恋人が欲しいと……。つい先程、イルゼの義姉を一口喰いたいだの悪い顔を浮かべて言っていた奴の言葉では無いだろう。そんなザシャに呆れつつルードヴィヒは店主に手を上げて、先に店を出た。
装いは襟も無いシャツにサスペンダー付きの七分丈の下衣、レーダーホーゼン。女性が纏うディアンドル同様に、ヴァレンウルムでは伝統的な民族衣装だ。濃厚な青緑のハットを深く被り、彼は足早にハンネス川にかかる橋を渡っていた。
橋の上は人が行き交っているが、この装いならば誰も領主と気付かないのだろう。しかし時折、若い娘が時折立ち止まって彼の方を振り返る。確かに、ここまで長身でスラリとした男は珍しい。それに神秘的な黒髪も同様だ。僅かに感じる視線を厭わしく思いつつ、彼は目的の場所へ黙々と歩んで行く。
そうして幾許か。辿り着いた先は、街外れにある随分と寂れた酒場だった。テーブルも椅子も年季が入って煤けているものの、決して清潔感が無い訳でない。テーブルの上に季節の切り花。それから、グラスに蝋燭を入れて明かりにするなど、瀟洒な雰囲気もある。
しかし、白髪頭の初老の店主以外に誰も居ない。そこで麦酒を一杯注文するが、どうやら聞こえていないのだろう。耳を何度も傾けるものだから、珍しくも大きな声を出して区切り区切りに言うと、それでようやく分かったらしく店主はニコリと笑んだ。
そうして間もなく、同じような装いをした灰金髪の男が入ってくる。
「あー悪い。待った?」
ザシャである。養鶏場の手伝い帰りで疲れているのだろう。彼は同じように大声で葡萄酒を注文した後、ルードヴィヒの座る席の向かいにどかりと腰掛けた。
その一拍後には麦酒と葡萄酒が出てきた。ルードヴィヒは金貨を四枚渡すと、初老の店「ごゆっくり」と言って人の良さそうな笑みを二人に向けると店の奥へと姿を眩ませる。
それを確認して、ザシャはグラスを掴みつつルードヴィヒに目をやった。
「で、イルゼさんに何って言って来たんすか?」
「税金の問題の内偵に行くって手紙に書いてメラニー経由で渡した。夕飯は一緒に食べられないけど夜にはちゃんと帰るからねーって。で、そっちはどうだったの? だいぶ大きな収穫があったから、外で話した方が良いからって俺、ここまで来たけど」
そう。態々嘘をついてまで外に出たのは、少し前に頼んだヨハンの内偵の事である。
城内にはイルゼがいる。城の中は広いとはいえ、普段から部屋に篭もって作業している自分が長時間席を外すのも不自然に思えた。よって、この寂れた酒場で話す事になったのだ。外でこんな話をするのは当然のように不安に思ったが『大丈夫っすよー、あそこマジで人がいねーし、主人は相当耳遠いんで。盗賊の時から大活用してますし俺』との事で。確かに来てみてそれは納得した。
「あーヨハンの件もあるけど、姉貴の方の件も。ヘルゲ、得意の口八丁を並べて、すげー順調ってさっき言われたっすよ。まぁなかなかの美人らしーそうでね。あんたが用意した金額で充分だったみたい。で、借金も全額返済。寧ろあまったほどみてーです」
それで、今夜にでも連れて来られる。と告げると、ザシャはちびちびと葡萄酒を口に含んだ。
金貨は総定額の倍以上を出したので、当然だろうとは思った。借金の額も先祖代々の遺産や持つ貴族からしたら大した事も無い。しかし、庶民からすると四人家族が一年は遊んで暮らせる額なのだろう。それだけを僅か数年で博打にかけたというのは、本当頭の中に花畑でも広がっているのかと思えてしまう。
しかし、こうも早く話がつくとは感心してしまう。穏やかな面を浮かべてルードヴィヒも麦酒を口に含むが……妙にあくが強く苦かった。もはや滓でも出しているのかと思う程。思わず顔をしかめると、ザシャは今にも吹き出しそうな顔をする。
「あーここの麦酒は微妙って言っておけば良かった」
本当だよ、事前に言っておけ。そうは思うが、話がずれる。苦い残り香に顔をしかめつつ、ルードヴィヒはグラスを置いてヨハンの件の話を促した。
「あぁ、そうそう。お得意さんの所で聞いたんすけど……これまた悪い話は一切聞かねーんです」
あの殺人犯の娘と暮らしているのに、本当に非の打ち所も無い良い男。風評被害受けて可哀想だ。ありゃきっと女にもモテるだろうな。との事で。
「ってゆー訳で、奴。かなり良い奴です。もう三ヶ月近く一緒に働く俺からしても、マジで良い奴っす」
鼻を鳴らしてザシャが笑うが、それでは話が違う。
「で、大きな収穫って……?」
未だ口の中が苦くて仕方ない。ルードヴィヒは不機嫌になりつつ先を急かすと、ザシャは少年のように勝ち誇った笑みを浮かべて、軽くテーブルを叩く。
「そう、きな臭い話があるんすよ。奴、どーも長いこと不眠に悩んでるようで、町医者から睡眠薬貰って飲んでるらしーっすよ?」
誰から聞いたかと言うと、ひばり横町の南方にあるお得意様の食堂。そこの主人らしい。その主人とヨハンは一緒に釣りをする程に仲が良いそうで、クマがひどい事を指摘したところそんな事を言った事があったそうだ。
……その睡眠薬を虚偽で処方してもらいイルゼに飲ませていたとなれば、性的虐待は上手い事結び付く。
それでも、養鶏業は休み無しで多忙なものだ。その上、全くのド素人がここまでやるには根気も必要。家庭環境の事もあり、彼自身も気に病む事があって不眠になった事も充分に考えられるが……処女の筈のイルゼの反応を見るからにやはり前者はどうにも疑わしい。何せ、相手が気付かぬうちに淫行を行えてしまうのだから。
「なーんか、この辺りの事。多分、実の妹の方が詳しいって思うんすよ。女ですし、強請りでもかければ一発イチコロじゃねーっすか?」
ザシャは口角を引き上げて、盗賊らしい悪人面でヘラリと笑む。
「まぁ、そりゃ言えてるね」
「なーんかさぁ胸もでかくて頭が悪そうだけど、すげぇ良い女とかって言ってたからなぁ。ヘルゲばっかずりーわ。俺にも一口喰わせてくれねーかなぁ。二人がかりで強請れば簡単に吐いてくれそうだし一石二鳥じゃん」
苦笑いを浮かべてザシャは言うが、どことなく楽しそうだ。
今更のように、本当に性質の悪い悪党を手下にしたような気がしてしまう。普段は善人の皮を被っているが、まともで無い自分が言うのも何だが、本気で全くまともでない。相応の報酬を与え続けているだけで手懐けているのが、とんでもないペットを飼っている気がしてしまう。ルードヴィヒはゾクリと身震いした。
しかし不快さは無い。寧ろ、ゾクゾクと興奮を覚えるようなものだった。
「そこは配偶者になった双子の兄弟に聞いて円満にやってよ。何の罪も無い義妹の髪を切り落として迫害するクソアマだとしても、痛めつけたり殺したり道徳に反する事だけはやめてね? それ以外は勝手にしなよ?」
俺はどうこう口出ししない。と、あっさりと告げると、ルードヴィヒは随分と残った麦酒を横目に席を立つ。ザシャは慌てて残りの葡萄酒を煽って立ち上がるが、直ぐにルードヴィヒの袖を掴んだ。酔いでも回ったのだろうか……。と、思うが、この双子が酒にめっぽう強い事はよく知っている。不審に思って目をやると、ザシャはヘラリと笑んでいた。
「そういえばさ。ヘルゲから聞いたけど、あんたルイ君っていうらしいね?」
ヘルゲと話したという事は、もう知っているかとは分かっていた、今言う事か。ルードヴィヒは目を細めてヘルゲを見下ろすと、彼は随分と子供じみた悪戯気な笑みを向けた。
「本名もかっけーじゃん」
「そりゃどうも。でも、お前らは普段通りに呼んで。万が一にも本名を語れるようになった時か俺が死ぬ時にでもそう呼んで」
呆れつつ言えば、ザシャは大きく頷いた。
「わぁったよ。ま、良かったじゃん。あぁ、イルゼさんのお陰か~いいなぁ俺も恋人が欲しいなぁ」
随分白々しい言い方である。しかし、恋人が欲しいと……。つい先程、イルゼの義姉を一口喰いたいだの悪い顔を浮かべて言っていた奴の言葉では無いだろう。そんなザシャに呆れつつルードヴィヒは店主に手を上げて、先に店を出た。
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