【R18】水声の小夜曲

日蔭 スミレ

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第二章 療養

2-5.あの日の水声Ⅰ

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 お茶も終えて暫くすると、再び双子の使用人が入ってきた。それに少し遅れてメラニーもやって来た。何やら湯を張ったので、いつでも湯浴みが出来るとの事で……。イルゼはミヒャエルに会食の誘いの礼を一言述べて、彼の部屋を後にした。
 そうして湯浴みを終え、夜着に着替えたイルゼは早くもベッドの中に潜り込んだ。
 未だ寝るには早い時間だと分かるが、どうにも気疲れしてしまった。それに、やけに頭の中にミヒャエルの事が過ぎってしまったのだ。

(目の色を呪術で変えている。本当の名前さえ覚えていない……実の父親からの暴力を振るわれて、療養所で考え方や性格まで変わったって……)

 シュロイエの残党と彼は言った。その詳細は分からないが、イルゼははんすうするように会食時のやりとりを思い返していた。

 不幸な惨劇としか言いようもないだろう。しかし、なぜに彼はそんなに笑えるのだろうかと思えてしまった。あんな話をしている最中でも彼はヘラリとした笑みを浮かべていたのだ。未だ気が触れているのだと言ってしまえば、そうだろうが……存外彼が普通だと思えた部分もあった。

 率直に言えば、所作や口が悪いだけだ。全く人の事など考えられないといった雰囲気ではない。何より、彼はイルゼの境遇を心配してくれた。それはまるで〝自分のようにさせたくない〟と、庇っているようにさえ思えてしまう。
 イルゼは寝返りを打って、一つ息をついた後、考えるのを止めた。考えたって所詮は他者の事。当たり前だが、分かる筈も無い。そうして暫く、イルゼはそのまま眠りに落ちた。

 しかし、眠りから覚めるのは存外早かった。まだ空が白み始めるよりもずっと前、真夜中だった。
 カーテンも閉めずに眠ってしまったので、室内は月明かりで薄ぼけて見える。壁掛け時計に目をやると午前二時を示していた。
 短時間でも存外ぐっすりと眠ってしまった所為もあるだろう。再び眠りにつけそうになく、諦めて起き上がったイルゼは、テーブルの上に置かれた水差しを掴みグラスに注いで一口だけ口に含んだ。ミントで味付けした水だろうか。口の中に涼やかさが突き抜け、更に頭が働いてしまった。
 本当に暫く寝られそうに無い。完全に諦めたイルゼは窓辺に歩み寄り、出窓にもたれかかって外を眺めた。
 当たり前だが、下の葡萄畑には農夫の姿などない。誰もが眠る時間なのでさも当然だが、世界に自分が一人ぼっちになってしまったような気分になった。
 義兄もいない。早朝に喧しい鶏の声もしない。ここには知らない人ばかり。ほんの少し寂しく思えるが、ミヒャエルは義兄から聞かされた人物像より存外まともそうで、使用人だって皆良い人そうだとは思う。それでも、どうにも落ち着かなかった。それに拍車をかけるのは、今後の身の振り方や自立を視野に入れるようになったからだろうか。
 イルゼは、ぼんやりと遠くを眺めつつ、自然と歌を口ずさんだ。

 不安になった時は歌いなさい。過去に母が言った言葉だ。癖のように、母から教わった川底の歌を歌い始めて間もなく……唐突にミヒャエルの部屋に通ずるベールが開き、イルゼは慌てて歌を止めた。

「……ねぇ。今の、君が歌ってたんだよね?」

 ベールの前には寝間着姿の彼がいた。ガウンを羽織っているが、どうにも胸が開けすぎていた。流石に目のやり場に困り、イルゼは彼から目を背けて、小さな声で一言詫びた。

「全く怒ってないよ。俺、どーも眠り浅いからねぇ。事実、ずっと起きてるし」

 けろりとした調子で言われたので安心したが、こうも眠りが浅いのは、心の傷の後遺症があるように窺える。あの話を聞いた後だ。少し心配気な視線を送ると、彼はイルゼの隣まで歩み寄り、出窓に腰掛けた。

「字だけじゃなくて歌も上手いんだねぇ。ねぇ、続きを歌ってよ。もっと聞きたい」

 優しく目を細めて言われて、イルゼは戸惑った。人に聞かせた事など無い。いや、一度だけあったが、あれは子供の頃……。そう思いつつ彼の瞳を一瞥したと同時、イルゼの脳裏にはその時の事が蘇った。

 今では顔もはっきり覚えてもいない黒髪の少年──目を覆いたくなる程に痣だらけなのがよく分かった。目の色彩は月明かりの元なのではっきりと分からなかったが、淡かった……。しかし分かる。そう、こんな色だった。
 まさか……。イルゼが目を瞠ったと同時だった。

「……ねぇローレライ。続きはまだ?」

 万が一にも誰かに会ったら、そう語れと母に言われた名だ。
 これを知っているのは母以外に一人しか居ない。驚嘆したイルゼは、彼から一歩身を引こうとしたが、直ぐに手首を掴まれてしまう。

「いつか会える事を夢に見てた。詰め所で会った時さ。まさかとは思ったけど、やっぱりそうだった。自分の名前を忘れようが、君の歌だけは忘れた事は無いよ。ねぇローレライ。川じゃないとセイレーン族は歌えないの?」

 間違いなかった。あの少年こそ変人辺境伯ミヒャエルと呼ばれる彼だったのだ。
 あの日、彼が語った本当の名は……。イルゼの脳裏に、遠い昔の晩夏の夜が過った。


  ******

 母が死人とされたその年。イルゼは晴天の日は毎晩のように岩山の上で歌っていた。悲しくなった時、くじけそうになった時こそ歌いなさいとの言葉を思い出し、イルゼは様々な歌を歌い上げる。

 賛美歌やこの地に伝わるらしい民謡。様々な曲目があるが、この中でもイルゼが気に入っていたのは母がよく歌っていた川底の歌だった。恐らくこれは民謡とおぼしい。

 何がそこまで気に入ったかと言えば、慈しみ深い穏やかなメロディーが気に入ったのだ。川底で待つ──と、歌の内容は少しばかり恐ろしく思えたが、高音を出し切って伸びやかに歌い上げると心の靄がスッと晴れて気分が軽やかになる気がした。それがすっかりお気に入りになり、イルゼはこの歌を繰り返し何度もよく歌っていた。 

 心の靄の原因は母を失った事が寂しく悲しかったという事もあるが……父の対応が変わりつつあったからだ。
 行方不明になったばかりの頃、父はイルゼの話をよく聞いてくれた。母が居なくなった事を寂しいだの言えば「きっと大丈夫さ」「父さんが居る」と、優しく答えてくれた。しかし、数ヶ月も経てばその対応は随分と雑になった。否、「いい加減にしろ、きっともう見つからない」とどやすばかりになってしまい、イルゼは母の事を誰にも言えなくなってしまった。

 母は夏の夜空を閉じ込めたような色合いのペンダントをいつもしていた。「これは私の母、あなたのおばあさまから貰ったの」「いつかイルゼがお嫁さんに行く時になったらあげるからね」そう言って笑む母をよく思い出す。 

 しかし、亡き者に対する人の記憶は時間の経過で忘却していくらしい。初めは声を忘れ、次には表情も朧気になってきてしまった。そうなると心の中に〝諦め〟も芽ばえ、靄も緩やかに消え去っていった。それでもイルゼは川底の歌を歌い続けた。それは母を忘れぬ為だったのだろう。

 そんな、ある晩夏の夜、自分を〝ローレライ〟と名乗る日は唐突に訪れた。

 日中まで大雨だった所為かハンデル川も随分と増水していた。暗闇の中でも濁流のすいせいがゴウゴウと唸っていた事をよく覚えている。
 やってきたのは痩せ細った痣だらけの黒髪の少年だった。しかし顔ははっきりとは覚えていない。だが、今なら分かる……。随分と色素の薄い目をしており、優しげな縁取りだったと。
 子供ながらに、この少年が〝訳あり〟だとは思った。そもそも夜半の崖の上に来るなど尋常で無い。それにこの見てくれだ。間違いなく、ここから身を投げる為に着たのだろうと容易く想像出来た。
 そんな彼は「誰」「何しているの?」と怯えきった顔で自分にいた。そうしてイルゼは〝ローレライ〟と名乗ったのだ。

「ねぇ。あなた、まさか、ここから飛び降りる気なの?」

 思ったままをけば、彼は直ぐに頷いた。なので、イルゼは当たり前のように止めに入った。単純に目の前で死なれるのが嫌だったからだ。そんな場面は見たくも無い。それにここで引き留めねば後悔する気がしたからだ。

「それ、誰にやられたの?」

 イルゼは彼に近付き、痣を示してけば「お父さん」と消え入りそうな声で彼は言った。 自分の父親も母親をどやすなど、酷い部分はあったが、自分自身に暴力が降りかかった事は一度も無い。彼の痣をまじまじと見て、これが本当に親のする事か……。と、イルゼは眉をひそめた。

「本当のお父さん?」

「うん……」

「どうしてこんな事するの?」

「おれの事、嫌いみたい……おれが気味が悪いからみたい……」

「どこが?」

 自分が言えた事で無いが、確かに夜半に歩き回っているなど気味が悪く思うが、別に容姿は至って普通だ。

「……おれの目が嫌なんだって」

「ふーん。でも綺麗な色だよ?」

 思ったままを言えば、彼は目を丸く開いて恥ずかしそうにイルゼから視線を逸らした。

「でも、死ぬなんて勿体ないでしょ? 人生って一度しかないの。その時間の中で幸せな時ばかりじゃなくて嫌な事もある。だからね、くじけそうな時こそ歌うんだって私はお母さんから教わったの。悔しかったら、いつかやり返せばいいじゃん。いつか大人になったら……って考えればいいじゃん。子供だから未だ何も出来ないけど、大人になったらきっと……」

 だからそんな選択はするべきじゃない。絶対に希望はある。と、まるで自分に言い聞かせるようにイルゼは彼に言った。
 彼は濁流の音を伴奏に歌い上げるイルゼの歌を暫し聞いていた。そうして幾許か。何か決心がついたのか、「帰る」と、言って彼が踵を返そうと時、イルゼは彼に名前を聞いたのだ。

「おれ? ルードヴィヒだよ。ルイでもいいよ」

 先程より少しだけ明るくなった声色で彼はそう名乗った。

「またね、ローレライ。また、いつか君に会えたらいいな」

 そう言って、イルゼに手を振った彼は夜の森の中に姿を眩ましてしまった。
 自分の事をセイレーン族のローレライと名乗ったが、闇の中に解け行く彼は夜の妖精のように映ってしまった。なんとも不思議な邂逅で……なんとも不思議な一夜だった。まるで夢見心地だった。そう。まるで御伽噺の世界のよう。あまりに非現実的な邂逅だった。

  ******

 しかし、まさか彼だったとは……。それも彼が忘れた名を自分は知っている。
 ルードヴィヒ。と、その名を教えて良いものか。イルゼは戸惑った。

 名を忘れる程だったのだ。彼の記憶は虫喰いと聞いた。つまり、詳細には覚えていないのかもしれない。もしも、これを告げてしまったら……彼の精神は容易く壊れてしまうのではないのかと、必然的に危惧してしまう。
 掴まれた手首から酷く熱を帯びるようだった。それなのに、背筋には冷たい汗が一滴伝う。僅かに彼に目をやると、ミヒャエル……否、ルードヴィヒは星の光によく似た色彩の瞳を優しく細めてイルゼを見下ろしていた。
 たった一瞬見ただけだが、その面はどこか儚げな美しさがあった。

 間違いなく目の色が一因しているだろう。

 星の光は目も眩む程に夥しい程の年月をかけてこの地上に降り注ぐと母から聞いた事があった。否、この輝きは、既に滅びた星の残光なのかもしれない。そんな部分を自然と彷彿してしまう。

「歌ってくれないの?」

 静かに問いかけられ、イルゼがゆるゆると首を横に振るうと、ルードヴィヒは嬉しそうに唇を綻ばせた。
 そうして強ばった唇を開き、川底の歌を歌い始めたが、やはり戸惑ってしまい声も出ない。その様子に見かねたのだろうか。神妙な面をした彼はイルゼの手首を解放する。

「遠慮しないで。大きい声を出したって別に平気。使用人の部屋はこの階じゃないし」

 イルゼは一旦歌を止め、深く息を吸い込み今一度始めから歌い始めた。
 初めは動揺でぎこちなかった。それでも、少しばかり経てば調子が戻ってくる。
 決して明るい内容とも言えない歌だが、幾度歌ってもその音色は優しく、歌うイルゼの心も癒やすようだった。
 そうして全て歌い終えて直ぐ──出窓に座っていた彼は立ち上がり拍手をする。

「ありがとうローレライ。ううん、イルゼ。もう夜も遅いから、ちゃんと寝て」

 おやすみ。と、甘やかに告げて、屈んだ彼は背を折り曲げるとイルゼの額に口付けを落とす。そうして何事も無かったように彼はベールを捲って自分の部屋に戻って行った。
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