29 / 31
第五章 堕落のサンサーラ
5-4 堕落
しおりを挟む
*
アスラ族の集落に向かうにつれて硫黄の臭いが濃くなっていく。活火山の麓に集落があるとは聞いたが、本当によくこんな場所に住んでいられると思う。否や、自分達先祖が古来のアスラ族をここに追いやったとは聞いたが……。イシャンは暗闇の中で細い噴煙を靡かせる火山の方を一瞥した。
しかし、何だかおかしい。真夜中にしては騒がしいのだ。空には無数の鳥が飛び回っており頻りに鳴き声を上げているのだ。
「妙だな……夜なのに今日は鳥がよく鳴く」
同じ事を思ったのだろう。アスラの族長は小首を傾げて空を見上げた後、イシャンの少し後ろを歩むスパルナを一瞥した。
「……鳥の親玉でも来たと騒いでいるのか」
ククと喉を鳴らして言われるが、それは無いだろうとイシャンは思う。
事実、ガルダ族は鳥の特徴を強く持つ。その本来の姿が巨鳥である事を恐ろしく思うのか敬っているのかは不明だが……獰猛とされる猛禽類さえ滅多に近寄らない。それなのに今、小鳥がスパルナの前に姿を現しているのだ……。しかし更に奇妙な事が起きた。闇に青々と光る翼を持つ小鳥がスパルナの肩に数羽降りたったのだ。
小鳥は愛らしい声で囀る──すると、無表情だったスパルナは、途端に目を瞠ってピタリと立ち止まった。
「どうした」
神妙に思って訊くと、スパルナはイシャンとアスラの族長を交互に見た。
「大地が怒っている……じきに大きな地震が、来る」
──きっとアスラの集落が崩れる。と、スパルナが発したと同時、ゴゥと大きな地鳴りが響いた。それから一拍も立たぬうち、地面から突き上げるような震動が起きた。だが、さして、大きな震動ではない。地震は直ぐにおさまり、スパルナの肩に止まった小鳥は飛び立った。
「こりゃすげぇなガルダ族は。鳥をも従えるか。だが、外れたみたいだ」
アスラの族長はスパルナに目をやって呆れたように唇を拉げる。しかし、スパルナは明らかに畏怖を含ませた瞳で、火山の方を睨み据えた。
「まだ終わりません……。これから本震が来ます。いつとは分かりませんが、じきと聞きました。シュリー様が、お姉様と山頂にいるようです……このままじゃ……」
恐らく、火口に転落する。否や、誘発されて大噴火が起きる可能性も無きにしも非ず。火砕流が起きればシュリーだけではなくアスラの集落も危ない。その旨を怯えつつスパルナが言う。イシャンはギリと歯を食いしばり、アスラの族長を見据えた。
「聞いたか? そっちの集落にだって女子供は居るだろう。早く戻って避難させろ。じきといっても何時来るか分からない、一時間持つかだって分からないだろ」
イシャンは剣幕に言う。しかし、アスラの族長は目を細めて鼻を鳴らす。
「ほぉ。お前の鳥が地震を当てたのは感心したが、流石にこれから大地震が起きるなど、ハッタリだろう。そりゃ、うぬらの策略だろう」
アスラの族長は鼻で嗤うが、ナーガ族の戦士や副族長は皆、顔を見合わせていた。
「……集落は洞窟だ。妻や子供が残っている」
「本当だったらどうするんだ……皆生き埋めになっちまうぞ」
それぞれが焦燥した面で噴煙を靡かせる火山を見た。しかし「こいつらの策略に惑わされるな!」と、アスラの族長は一喝する。
それでも他の者達は不安そうな面を貼り付けていた。
「スパルナ……さっきのはハッタリでもなく本当なんだな」
イシャンが静かに訊くと、スパルナは直ぐに頷いた。
「私が冗談を言うと思いますか。山頂付近をねぐらにする猛禽類が先程、私に知らせました。ディーヴァとアスラの瓜二つの若い娘二人が山に居ると……」
スパルナが告げた途端だった。今まで黙りとしたアスラの美丈夫──副族長は今にも泣き出しそうな顔でスパルナに詰め寄った。
「アスラの方は間違いなく俺の妻のルタだ」
「なんだって」
イシャンは目を丸く開く。ルタという名は聞き覚えがありすぎる。否や、間違いなく。シュリーの姉の名で……。まさかアスラの副族長の妻だったとは……。
「いくらルタが幻術に長けてるとは言え、咄嗟じゃ逃げられないだろ。火山でも噴火してみろ。火砕流なんか起きたら助かるわけが無い」
アスラの副族長は族長に向かって怒鳴り散らした。しかし、アスラの族長は彼を殴り飛ばす。イシャンはよろめいた彼を支えた。
「ふざけおって! はったりに過ぎない!」
アスラの族長はイシャンとアスラの副族長に向けて大斧を振りかざした。それから一拍も立たぬうち──静謐の中で、金属質なものが弾かれる鋭い音が響く。
空間に煌めくのは蓮の曼荼羅。無数の黄金の剣が地面から生え出ており、それは檻のように、アスラの族長以外を囲っていた。
「お前、俺の親父くらいに歳は喰ってる癖に倫理ってもんが無いのか。族長失格だな。たとえハッタリだとしても、女子供も守らず集落を見捨てるなどおかしいだろ」
────父親を殺された私怨はあるが、俺は好んでアスラと争う気は無い。ディーヴァの領域を好き勝手に蹂躙しない限りは、血を流し合って戦う気は微塵も無い。俺達先祖達が”不死の霊薬”と呼ばれた現世を巡って争い、結果的にお前達を痩せた土地に追いやって閉じ込めたのが許せないとうのならば、話し合って解決出来たら良いとさえ思った。険しく眉間に皺を寄せた、イシャンは険しく言い放つ。
「おい、お前ら……本当に時代遅れの腐った爺の言いなりでいいのか?」
イシャンは後方に目をやって、唖然とした様子のナーガ族に問いかけた。
*
縋り付いて泣くルタをシュリーは、黙って髪を撫でていた。その間に地震が起きたが揺れは直ぐに収まった。しかし、こんな場所にいつまでも居ては危険だろう。結構大きな地震だった事もあって、余震だって考えられる。シュリーはほぅと一つ息をついて、ルタを見据えた。
どんなに醜い姿であっても、やはり姉は姉だ。本当に壮絶で悲惨な最期だったのだ。共に死ぬ以外に自分に何か出来る事は無いのか──。シュリーは黙考しつつルタの髪を撫でた。
「姉さんは姉さんよ。どんな姿であっても敵対部族であっても、私の姉さんに違わないわ……。私は死にたくないわ。ここで生きようって心に決めた。姉さんも死ぬのが怖いなら、生きる方が良いんじゃないかしら」
驚いたし、友を傷つけたのは許せないけれど、姉さんに会えた事はほんの少し嬉しかった。この世界に来ても花を幾度も川に流して手向けた。それくらいまでにいつも想っていた。忘れた日なんて一日も無い。部族の者達に理解されるかも分からないが、きっと寄り添う事は出来るだろう。その痛みを一緒に背負う事は出来るだろう。家族なのだから、絶対に見放したりはしない──。
シュリーが区切り区切りに思うままの言葉を述べると、ルタはようやく顔を上げた。すると、油気の無かった白髪混じりの髪は次第に若々しいものに変わり、爛れた瞳は緩やかに戻り始める。しかし瞳から溢れる大粒の雫は未だ途絶える事は無い。
「姉さん生きて。その苦しみ忘れ去れる程の幸せを与えられる人に私はなりたい」
──私は兄弟思いの優しい姉さんが、綺麗な姉さんが大好き、そして一番の憧れ。と、シュリーが告げて直ぐだった。
自分を呼ぶ聞き慣れた声が響く。更に、重なるのは姉の名を澄んだ男の声で……。
シュリーはハッとその方向に視線を向けると、闇の中、緋色のガルダがこちらに向かって飛んでくるのが見える。スパルナだ。その背にはイシャンが乗っており、その後ろにアスラ族の男の姿がある。姉の名を必死に叫ぶ様から、恐らく彼が姉の夫だろうとシュリーは直ぐに理解した。
近付くにつれ、イシャンの姿がはっきり見えるようになる。纏ったクルタはボロボロだった。それに顔面や首筋に血が滴っており、怪我をしている事が分かる。自分の血か返り血か……果たしてそれは不明だが……。シュリーは眉を寄せる。
「イシャン──! ここよ!」
シュリーが声を上げた時だった。大きな地鳴りが鳴り響く。それから一拍も経たぬうち──ガタガタと地が震えあがった。とてもではなく立ってなんかいられない。シュリーもルタも岩肌にしゃがみ込み、岩石を掴む。しかし、一拍も立たぬうち──ミシミシと亀裂の入るような音が響き渡った。
揺れがようやく収まった。それと同時──ガタン! と、何かが崩れ落ちる音が響いた。すると、シュリーは自分の身が重力に従い落ちていく事を感じる。
ひどく暑い。溶岩の煮えくりかえるブチブチと煮えくり返る音がすぐそこで響く。視界が真っ赤だ。
「──あっ」
小さく呟くがもう何も見えない。見えるのは真っ赤に燃ゆる炎の群れ。
イシャンとルタが自分の名を叫ぶ声とスパルナの鳴き声が劈く。しかし、それはやがて炎の音に掻き消され遠のき、消えた。
アスラ族の集落に向かうにつれて硫黄の臭いが濃くなっていく。活火山の麓に集落があるとは聞いたが、本当によくこんな場所に住んでいられると思う。否や、自分達先祖が古来のアスラ族をここに追いやったとは聞いたが……。イシャンは暗闇の中で細い噴煙を靡かせる火山の方を一瞥した。
しかし、何だかおかしい。真夜中にしては騒がしいのだ。空には無数の鳥が飛び回っており頻りに鳴き声を上げているのだ。
「妙だな……夜なのに今日は鳥がよく鳴く」
同じ事を思ったのだろう。アスラの族長は小首を傾げて空を見上げた後、イシャンの少し後ろを歩むスパルナを一瞥した。
「……鳥の親玉でも来たと騒いでいるのか」
ククと喉を鳴らして言われるが、それは無いだろうとイシャンは思う。
事実、ガルダ族は鳥の特徴を強く持つ。その本来の姿が巨鳥である事を恐ろしく思うのか敬っているのかは不明だが……獰猛とされる猛禽類さえ滅多に近寄らない。それなのに今、小鳥がスパルナの前に姿を現しているのだ……。しかし更に奇妙な事が起きた。闇に青々と光る翼を持つ小鳥がスパルナの肩に数羽降りたったのだ。
小鳥は愛らしい声で囀る──すると、無表情だったスパルナは、途端に目を瞠ってピタリと立ち止まった。
「どうした」
神妙に思って訊くと、スパルナはイシャンとアスラの族長を交互に見た。
「大地が怒っている……じきに大きな地震が、来る」
──きっとアスラの集落が崩れる。と、スパルナが発したと同時、ゴゥと大きな地鳴りが響いた。それから一拍も立たぬうち、地面から突き上げるような震動が起きた。だが、さして、大きな震動ではない。地震は直ぐにおさまり、スパルナの肩に止まった小鳥は飛び立った。
「こりゃすげぇなガルダ族は。鳥をも従えるか。だが、外れたみたいだ」
アスラの族長はスパルナに目をやって呆れたように唇を拉げる。しかし、スパルナは明らかに畏怖を含ませた瞳で、火山の方を睨み据えた。
「まだ終わりません……。これから本震が来ます。いつとは分かりませんが、じきと聞きました。シュリー様が、お姉様と山頂にいるようです……このままじゃ……」
恐らく、火口に転落する。否や、誘発されて大噴火が起きる可能性も無きにしも非ず。火砕流が起きればシュリーだけではなくアスラの集落も危ない。その旨を怯えつつスパルナが言う。イシャンはギリと歯を食いしばり、アスラの族長を見据えた。
「聞いたか? そっちの集落にだって女子供は居るだろう。早く戻って避難させろ。じきといっても何時来るか分からない、一時間持つかだって分からないだろ」
イシャンは剣幕に言う。しかし、アスラの族長は目を細めて鼻を鳴らす。
「ほぉ。お前の鳥が地震を当てたのは感心したが、流石にこれから大地震が起きるなど、ハッタリだろう。そりゃ、うぬらの策略だろう」
アスラの族長は鼻で嗤うが、ナーガ族の戦士や副族長は皆、顔を見合わせていた。
「……集落は洞窟だ。妻や子供が残っている」
「本当だったらどうするんだ……皆生き埋めになっちまうぞ」
それぞれが焦燥した面で噴煙を靡かせる火山を見た。しかし「こいつらの策略に惑わされるな!」と、アスラの族長は一喝する。
それでも他の者達は不安そうな面を貼り付けていた。
「スパルナ……さっきのはハッタリでもなく本当なんだな」
イシャンが静かに訊くと、スパルナは直ぐに頷いた。
「私が冗談を言うと思いますか。山頂付近をねぐらにする猛禽類が先程、私に知らせました。ディーヴァとアスラの瓜二つの若い娘二人が山に居ると……」
スパルナが告げた途端だった。今まで黙りとしたアスラの美丈夫──副族長は今にも泣き出しそうな顔でスパルナに詰め寄った。
「アスラの方は間違いなく俺の妻のルタだ」
「なんだって」
イシャンは目を丸く開く。ルタという名は聞き覚えがありすぎる。否や、間違いなく。シュリーの姉の名で……。まさかアスラの副族長の妻だったとは……。
「いくらルタが幻術に長けてるとは言え、咄嗟じゃ逃げられないだろ。火山でも噴火してみろ。火砕流なんか起きたら助かるわけが無い」
アスラの副族長は族長に向かって怒鳴り散らした。しかし、アスラの族長は彼を殴り飛ばす。イシャンはよろめいた彼を支えた。
「ふざけおって! はったりに過ぎない!」
アスラの族長はイシャンとアスラの副族長に向けて大斧を振りかざした。それから一拍も立たぬうち──静謐の中で、金属質なものが弾かれる鋭い音が響く。
空間に煌めくのは蓮の曼荼羅。無数の黄金の剣が地面から生え出ており、それは檻のように、アスラの族長以外を囲っていた。
「お前、俺の親父くらいに歳は喰ってる癖に倫理ってもんが無いのか。族長失格だな。たとえハッタリだとしても、女子供も守らず集落を見捨てるなどおかしいだろ」
────父親を殺された私怨はあるが、俺は好んでアスラと争う気は無い。ディーヴァの領域を好き勝手に蹂躙しない限りは、血を流し合って戦う気は微塵も無い。俺達先祖達が”不死の霊薬”と呼ばれた現世を巡って争い、結果的にお前達を痩せた土地に追いやって閉じ込めたのが許せないとうのならば、話し合って解決出来たら良いとさえ思った。険しく眉間に皺を寄せた、イシャンは険しく言い放つ。
「おい、お前ら……本当に時代遅れの腐った爺の言いなりでいいのか?」
イシャンは後方に目をやって、唖然とした様子のナーガ族に問いかけた。
*
縋り付いて泣くルタをシュリーは、黙って髪を撫でていた。その間に地震が起きたが揺れは直ぐに収まった。しかし、こんな場所にいつまでも居ては危険だろう。結構大きな地震だった事もあって、余震だって考えられる。シュリーはほぅと一つ息をついて、ルタを見据えた。
どんなに醜い姿であっても、やはり姉は姉だ。本当に壮絶で悲惨な最期だったのだ。共に死ぬ以外に自分に何か出来る事は無いのか──。シュリーは黙考しつつルタの髪を撫でた。
「姉さんは姉さんよ。どんな姿であっても敵対部族であっても、私の姉さんに違わないわ……。私は死にたくないわ。ここで生きようって心に決めた。姉さんも死ぬのが怖いなら、生きる方が良いんじゃないかしら」
驚いたし、友を傷つけたのは許せないけれど、姉さんに会えた事はほんの少し嬉しかった。この世界に来ても花を幾度も川に流して手向けた。それくらいまでにいつも想っていた。忘れた日なんて一日も無い。部族の者達に理解されるかも分からないが、きっと寄り添う事は出来るだろう。その痛みを一緒に背負う事は出来るだろう。家族なのだから、絶対に見放したりはしない──。
シュリーが区切り区切りに思うままの言葉を述べると、ルタはようやく顔を上げた。すると、油気の無かった白髪混じりの髪は次第に若々しいものに変わり、爛れた瞳は緩やかに戻り始める。しかし瞳から溢れる大粒の雫は未だ途絶える事は無い。
「姉さん生きて。その苦しみ忘れ去れる程の幸せを与えられる人に私はなりたい」
──私は兄弟思いの優しい姉さんが、綺麗な姉さんが大好き、そして一番の憧れ。と、シュリーが告げて直ぐだった。
自分を呼ぶ聞き慣れた声が響く。更に、重なるのは姉の名を澄んだ男の声で……。
シュリーはハッとその方向に視線を向けると、闇の中、緋色のガルダがこちらに向かって飛んでくるのが見える。スパルナだ。その背にはイシャンが乗っており、その後ろにアスラ族の男の姿がある。姉の名を必死に叫ぶ様から、恐らく彼が姉の夫だろうとシュリーは直ぐに理解した。
近付くにつれ、イシャンの姿がはっきり見えるようになる。纏ったクルタはボロボロだった。それに顔面や首筋に血が滴っており、怪我をしている事が分かる。自分の血か返り血か……果たしてそれは不明だが……。シュリーは眉を寄せる。
「イシャン──! ここよ!」
シュリーが声を上げた時だった。大きな地鳴りが鳴り響く。それから一拍も経たぬうち──ガタガタと地が震えあがった。とてもではなく立ってなんかいられない。シュリーもルタも岩肌にしゃがみ込み、岩石を掴む。しかし、一拍も立たぬうち──ミシミシと亀裂の入るような音が響き渡った。
揺れがようやく収まった。それと同時──ガタン! と、何かが崩れ落ちる音が響いた。すると、シュリーは自分の身が重力に従い落ちていく事を感じる。
ひどく暑い。溶岩の煮えくりかえるブチブチと煮えくり返る音がすぐそこで響く。視界が真っ赤だ。
「──あっ」
小さく呟くがもう何も見えない。見えるのは真っ赤に燃ゆる炎の群れ。
イシャンとルタが自分の名を叫ぶ声とスパルナの鳴き声が劈く。しかし、それはやがて炎の音に掻き消され遠のき、消えた。
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる