59 / 83
悪魔の使い
災禍の悪魔vsギルドランク2位アヴァロン
しおりを挟む
バタン!
獄扉は勢いよく閉まり、空中に霧散した。
その数秒後、ドラゴンに跨った無数のプレイヤーが一瞬にして災禍の悪魔を覆い囲んだ。
竜騎士ゼロドライブ
「我らギルドランク2位!アヴァロンである!貴様は総ギルドメンバー1002名に包囲されている!おとなしくお縄につけい!」
災禍の悪魔
「あのお兄ちゃんがリーダー?」
災禍の悪魔はゼロドライブを指差してそう話した。そして
災禍の悪魔
「早場帰(さばき)!」
災禍の悪魔の詠唱破棄の神聖魔法に撃たれて、竜騎士ゼロドライブは跡形もなく消滅した。災禍の悪魔はキャッキャと喜んだ。
災禍の悪魔
「リーダー倒した~!」
忍79
「んなわけねぇだろ」
「スキルNo99。峰殺し」
災禍の悪魔
「カハッ」
何処からともなく現れた忍79が災禍の悪魔のHPを1までに減らす。
ゼッタ&ノッタ
「魔力暴走・究極浄化」
災禍の悪魔
「あぎゃー!!!???」
姉妹の最上級神聖魔法は悪魔の体を焼き焦がす。しかしこれは、ギルドマスターに最高の一撃を与えさせる下準備のような物。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「増怒(ゾッド)」
増怒・・・ヘルズ・オブ・カラミティ専用スキル。大槌を叩きつけるシンプルな攻撃だがその威力は最上級魔法の10倍。圧倒的破壊力。それがアヴァロンのギルドマスター。ヘルズ・オブ・カラミティだ。
攻撃が終わるとサッと現れるのは長身のイケメン。サブマスターを務める狐兄だ。
狐兄
「忍びの技で体力を1まで削って、悪魔に効果抜群の神聖魔法。ヘルズの増怒(ゾッド)が入ったんやから、もう死んだやろ~」
忍び79
「…手ごたえはあった」
ゼッタ&ノッタ
「コン兄ほめて~!」
狐兄は姉妹の頭を優しくぽんぽんした。
狐兄
「偉いで~2人とも、お陰で出番無しや~」
災禍の悪魔がいた場所を睨みつけた後
ヘルズ・オブ・カラミティ
「・・・撤収するぞ。ドラゴンを飛ばせ!」
と、号令を出す。
だがその号令はあまりにも早すぎた。
災禍の悪魔
「・・・いったいなぁ~!もう!!」
土や岩をかき分けて災禍の悪魔が再び姿を表した。ひどく怒っている様子だ。
狐兄
「大丈夫?お嬢ちゃん怪我とかしてないか~?」
災禍の悪魔
「そこの馬鹿力のせいで怪我してるよ!!ひどいじゃないか怒ったぞ!!」
災禍の悪魔は空に舞うドラゴンを眺めた。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「・・・む!?」
ヘルズだけが、危機感を抱いた。
ゼッタ&ノッタ
「ヘルズ、どうかしたの?」
ヘルズ・オブ・カラミティ
「退避だ!!!」
災禍の悪魔
「もうおそいよ~だ!魂食(こんじき)!」
災禍の悪魔の魂食は力のない魂を吸収し食べるスキルだ。
これによりアヴァロンのメンバーほぼ半数が数秒で息絶えた。
災禍の悪魔
「蛍光巨人!ゴツゴツ!侍!トリガーハッピー!あと~もういいや!全員出ておいで!」
災禍の悪魔は自らの眷属を現世へと呼び込んだ。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「すべて殺す」
災禍の悪魔
「やってみろよ」
過去最大の殺し合いが始まった。
番外編・災禍の悪魔の眷属紹介
蛍光巨人・・・魔界に住む巨人族の転生モンスター。光源魔法を扱う山並みに大きい化け物。
ゴツゴツ・・・モンスター名「骸骨を統べる物」全ての骸骨系モンスターの頂点。3本の剣を自らの前で回転させている。
侍・・・魔界に生まれた謎の生命体。鎧兜に身を包む様は戦国時代の武将の様だ。
トリガーハッピー・・・とある人間と契約している銃の魔物。ほぼ全ての銃を体に仕舞い込んでいる。
獄扉は勢いよく閉まり、空中に霧散した。
その数秒後、ドラゴンに跨った無数のプレイヤーが一瞬にして災禍の悪魔を覆い囲んだ。
竜騎士ゼロドライブ
「我らギルドランク2位!アヴァロンである!貴様は総ギルドメンバー1002名に包囲されている!おとなしくお縄につけい!」
災禍の悪魔
「あのお兄ちゃんがリーダー?」
災禍の悪魔はゼロドライブを指差してそう話した。そして
災禍の悪魔
「早場帰(さばき)!」
災禍の悪魔の詠唱破棄の神聖魔法に撃たれて、竜騎士ゼロドライブは跡形もなく消滅した。災禍の悪魔はキャッキャと喜んだ。
災禍の悪魔
「リーダー倒した~!」
忍79
「んなわけねぇだろ」
「スキルNo99。峰殺し」
災禍の悪魔
「カハッ」
何処からともなく現れた忍79が災禍の悪魔のHPを1までに減らす。
ゼッタ&ノッタ
「魔力暴走・究極浄化」
災禍の悪魔
「あぎゃー!!!???」
姉妹の最上級神聖魔法は悪魔の体を焼き焦がす。しかしこれは、ギルドマスターに最高の一撃を与えさせる下準備のような物。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「増怒(ゾッド)」
増怒・・・ヘルズ・オブ・カラミティ専用スキル。大槌を叩きつけるシンプルな攻撃だがその威力は最上級魔法の10倍。圧倒的破壊力。それがアヴァロンのギルドマスター。ヘルズ・オブ・カラミティだ。
攻撃が終わるとサッと現れるのは長身のイケメン。サブマスターを務める狐兄だ。
狐兄
「忍びの技で体力を1まで削って、悪魔に効果抜群の神聖魔法。ヘルズの増怒(ゾッド)が入ったんやから、もう死んだやろ~」
忍び79
「…手ごたえはあった」
ゼッタ&ノッタ
「コン兄ほめて~!」
狐兄は姉妹の頭を優しくぽんぽんした。
狐兄
「偉いで~2人とも、お陰で出番無しや~」
災禍の悪魔がいた場所を睨みつけた後
ヘルズ・オブ・カラミティ
「・・・撤収するぞ。ドラゴンを飛ばせ!」
と、号令を出す。
だがその号令はあまりにも早すぎた。
災禍の悪魔
「・・・いったいなぁ~!もう!!」
土や岩をかき分けて災禍の悪魔が再び姿を表した。ひどく怒っている様子だ。
狐兄
「大丈夫?お嬢ちゃん怪我とかしてないか~?」
災禍の悪魔
「そこの馬鹿力のせいで怪我してるよ!!ひどいじゃないか怒ったぞ!!」
災禍の悪魔は空に舞うドラゴンを眺めた。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「・・・む!?」
ヘルズだけが、危機感を抱いた。
ゼッタ&ノッタ
「ヘルズ、どうかしたの?」
ヘルズ・オブ・カラミティ
「退避だ!!!」
災禍の悪魔
「もうおそいよ~だ!魂食(こんじき)!」
災禍の悪魔の魂食は力のない魂を吸収し食べるスキルだ。
これによりアヴァロンのメンバーほぼ半数が数秒で息絶えた。
災禍の悪魔
「蛍光巨人!ゴツゴツ!侍!トリガーハッピー!あと~もういいや!全員出ておいで!」
災禍の悪魔は自らの眷属を現世へと呼び込んだ。
ヘルズ・オブ・カラミティ
「すべて殺す」
災禍の悪魔
「やってみろよ」
過去最大の殺し合いが始まった。
番外編・災禍の悪魔の眷属紹介
蛍光巨人・・・魔界に住む巨人族の転生モンスター。光源魔法を扱う山並みに大きい化け物。
ゴツゴツ・・・モンスター名「骸骨を統べる物」全ての骸骨系モンスターの頂点。3本の剣を自らの前で回転させている。
侍・・・魔界に生まれた謎の生命体。鎧兜に身を包む様は戦国時代の武将の様だ。
トリガーハッピー・・・とある人間と契約している銃の魔物。ほぼ全ての銃を体に仕舞い込んでいる。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説


サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。

システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる