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ラカシカム編
ビックロック到着
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私たちはラーメン一郎と別れた後、ビックロックの街につきました。
ビックロック(岩の街)
太古の昔。大地の神ヘカトンケイルが自らの心臓を地中に埋めたとされている。
ヘカトンケイルの心臓は強大な宝石でもあるため、心臓の力が大地へと伝わり鉱石や宝石が取れるようになったと言われている。町は岩や粘土で作られていて歴史を感じる国となっている。
この国を治めているのはプレイヤー名「10ライター」である。
ファミリア
「人間がたくさんいるな・・・」
アジ助
「アジ?」
ファミリア
「大丈夫だ、ありがとう」
私
「皆汚れちゃってるし、お風呂屋さんとかがあったらいいんだけど」
ファミリア
「風呂か、そんなもの入ったことないがこんな場所にあるとは」
私
「あった」
お風呂を見つけたので私たちは風呂に入った。アジ助はいつも通り水風呂だ。
ファミリアは初めて風呂に入るようだったので色々と驚いていたようだが「風呂は中々いいものだな」と最後には気に入っていた。
ちなみに私たちが入ったのは家族風呂だ。
さっぱりした私たちはファミリアの服を買いに行った。服は汚れまみれの清潔感皆無だ。町で目立ってしょうがない。
しばらく歩いていると
「ファッションショップ・TUBASA」という看板を見つけた。
私
「お邪魔しまーす」
店員らしき人
「お客さん?オーナー客が来たよ~」
???
「は~い、ちょっと待っててね今そっちにいくからぁ!!??」
ものすごい音がした。
私
「大丈夫かな」
店員
「大丈夫ですよ、いつもあんななんで。あはは・・・」
しばらくして綺麗な服を身にまとった女が出てきた。
ハーピー
「私はハーピーっていうの。ハーピーお母さんって呼んでくれていいからね?そしてこっちが」
ツムギ
「ツムギです、このお店で見習いやってます」
ハーピー
「あなたも見たところプレイヤーね、今日はあなたの服を?」
私
「いえ私ではなく、彼女を」
私はファミリアにこっちに来てと手招きした。
ハーピーはファミリアを見て少し驚いた様子だったが、すぐに満点の笑顔に戻った。
ハーピー
「うん、任せて!」
こうしてファミリアはハーピーに翻弄されながらも服を手に入れた。
その日の夜。私たちは宿をとった。
私
「どうしようかな~」
アジ助
「アジ?」
ファミリア
「何か悩んでいるのか?」
私
「職業決めようかなって」
ファミリア
「ほう、それはいいな。剣士か?魔法使いか?それとも・・・」
ファミリアはベッドに立ちあがった。
ファミリア
「ネクロマンサーなのか!!!???」
私
「ネクロマンサー好きなの?」
ファミリア
「もちろんだ!」
アジ助
「アジアジアジ(笑)」
ファミリア
「お前今笑ったか?」
アジ助
「アジ~!?(何故バれた)」
ファミリアはアジ助にとびかかった。どうやらだいぶ元気になってきたようだ。
だったら私も自分のなりたい職業になってみるのもいいだろう。
「私、服を作りたい!」
ビックロック(岩の街)
太古の昔。大地の神ヘカトンケイルが自らの心臓を地中に埋めたとされている。
ヘカトンケイルの心臓は強大な宝石でもあるため、心臓の力が大地へと伝わり鉱石や宝石が取れるようになったと言われている。町は岩や粘土で作られていて歴史を感じる国となっている。
この国を治めているのはプレイヤー名「10ライター」である。
ファミリア
「人間がたくさんいるな・・・」
アジ助
「アジ?」
ファミリア
「大丈夫だ、ありがとう」
私
「皆汚れちゃってるし、お風呂屋さんとかがあったらいいんだけど」
ファミリア
「風呂か、そんなもの入ったことないがこんな場所にあるとは」
私
「あった」
お風呂を見つけたので私たちは風呂に入った。アジ助はいつも通り水風呂だ。
ファミリアは初めて風呂に入るようだったので色々と驚いていたようだが「風呂は中々いいものだな」と最後には気に入っていた。
ちなみに私たちが入ったのは家族風呂だ。
さっぱりした私たちはファミリアの服を買いに行った。服は汚れまみれの清潔感皆無だ。町で目立ってしょうがない。
しばらく歩いていると
「ファッションショップ・TUBASA」という看板を見つけた。
私
「お邪魔しまーす」
店員らしき人
「お客さん?オーナー客が来たよ~」
???
「は~い、ちょっと待っててね今そっちにいくからぁ!!??」
ものすごい音がした。
私
「大丈夫かな」
店員
「大丈夫ですよ、いつもあんななんで。あはは・・・」
しばらくして綺麗な服を身にまとった女が出てきた。
ハーピー
「私はハーピーっていうの。ハーピーお母さんって呼んでくれていいからね?そしてこっちが」
ツムギ
「ツムギです、このお店で見習いやってます」
ハーピー
「あなたも見たところプレイヤーね、今日はあなたの服を?」
私
「いえ私ではなく、彼女を」
私はファミリアにこっちに来てと手招きした。
ハーピーはファミリアを見て少し驚いた様子だったが、すぐに満点の笑顔に戻った。
ハーピー
「うん、任せて!」
こうしてファミリアはハーピーに翻弄されながらも服を手に入れた。
その日の夜。私たちは宿をとった。
私
「どうしようかな~」
アジ助
「アジ?」
ファミリア
「何か悩んでいるのか?」
私
「職業決めようかなって」
ファミリア
「ほう、それはいいな。剣士か?魔法使いか?それとも・・・」
ファミリアはベッドに立ちあがった。
ファミリア
「ネクロマンサーなのか!!!???」
私
「ネクロマンサー好きなの?」
ファミリア
「もちろんだ!」
アジ助
「アジアジアジ(笑)」
ファミリア
「お前今笑ったか?」
アジ助
「アジ~!?(何故バれた)」
ファミリアはアジ助にとびかかった。どうやらだいぶ元気になってきたようだ。
だったら私も自分のなりたい職業になってみるのもいいだろう。
「私、服を作りたい!」
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