ネクロマン・サイカ

アフ郎

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ラカシカム編

下級と災禍

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災禍の悪魔
「どうしたの、もう戻ってきた感じ?」

ファミリア
「・・・!!」

災禍の悪魔
「お主のようなレッサーでは私を前にするだけでもつらかろう。で、お主が抱えているのは・・・」

ファミリア
「・・・あ」

災禍の悪魔
「おや…」

ファミリア
「・・・・・・っあ!」

「こ・・・このヒトを・・・・」

「たす・・・けて・・・!」

災禍の悪魔
「ふむ、これは驚き」

災禍の悪魔は考えた。
下級悪魔はひどく脆い生命体だ。現に私と同じように檻に入っている突起でさえ私が無意識に放つ圧によって会話もままならなかったのだ。
しかしどういうことだろう。現にこの下級悪魔は私に言葉を発している。
抱えている少女の血を吸ったように見えるがその程度ではそれほどの力は獲得できないはず。

災禍の悪魔
「あなたの名前を聞いてもいい?」

ファミリア
「ファ、ファミリア・・・!」

災禍の悪魔
「…!ふぅむ」

災禍の悪魔はその名を知っていた。

災禍の悪魔
「いいよ。これもあいつが作った縁なんだろうね。その子を渡しなさい」

ファミリアはステラを災禍の悪魔の檻の前に置いた。

災禍の悪魔
「プレイヤーか…まぁいいよ」

災禍の悪魔
「理の堕天使。心の壊手巨人。体の笑幽霊。運の節操者。主にこたえよ」

災禍の悪魔
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