28 / 83
アジ助編
アジ助との別れ
しおりを挟む
戦士の丘
今は亡き伝説の戦士「ムボルタス」が世界初の戦士として覚醒した場所。
という設定のこの地は港町オーシャンへと続く長い下り坂だった。
辺りにはフラワーゴブリン。プリティドラゴン。ラビラビッットなどのかわいらしいモンスターがたくさんいた。
戦士の丘って感じでは無いんじゃないのかと思いながら一向は勢いよく坂を下り、港町オーシャンに到達した。
港町オーシャン
私たちのいる大陸、その最南端に位置する小規模の港町。潮の香りに誘われた釣り人が、新たな浪漫を求めてこの地を訪れる。
釣り具屋。ルアーショップ。海鮮レストランなど海にちなんだ施設も多い。
「アジ(眩)」
アジ助は眩しそうにしている。
ゴンダス
「目的地に到達っと、ご苦労さん」
ゴンダスは皆に労いの言葉をかけた。
漆黒の狩人
「あっという間につきましたね」
私
「あなたは地図書いてただけでしょ」
私がそう言うと、漆黒の狩人は「んふふ」と笑った。気持ち悪い。
私たちはアジ助を港町オーシャンのビーチに連れていき、そこに放してみた。
「アジ~」
アジ助は気持ちよさそうに泳いでいた。
始まりの村からここに来るまで、源五郎にもらった釣り餌を与えていたのだがアジ助は少し太っているようだった。
アジ助が見えなくなった。
私
「・・・あ」
10分ほどたった後アジ助は帰ってきた。
私はほっと安心した。
アジ助の横にもう1匹アジがいた。
「アジ(友)」
アジ助はコミュ力が高いようだ。あっとういう間に友達を作ってきたようだ。
アジ助と美味しいアジは会話をしているようだ。といってもうなずいたりしているのはアジ助だけだが。
アジ助は驚いたり、怒ったり、うなずいたりした後に私のほうを見た。そして
「アジ(ちょっと行ってくる)」
と頭を下げて、もう1匹の美味しいアジと一緒に海に潜っていった。
私
「アジ助!」
私は必死に止めようとしたが、アジ助が帰ってくることはなかった。
今は亡き伝説の戦士「ムボルタス」が世界初の戦士として覚醒した場所。
という設定のこの地は港町オーシャンへと続く長い下り坂だった。
辺りにはフラワーゴブリン。プリティドラゴン。ラビラビッットなどのかわいらしいモンスターがたくさんいた。
戦士の丘って感じでは無いんじゃないのかと思いながら一向は勢いよく坂を下り、港町オーシャンに到達した。
港町オーシャン
私たちのいる大陸、その最南端に位置する小規模の港町。潮の香りに誘われた釣り人が、新たな浪漫を求めてこの地を訪れる。
釣り具屋。ルアーショップ。海鮮レストランなど海にちなんだ施設も多い。
「アジ(眩)」
アジ助は眩しそうにしている。
ゴンダス
「目的地に到達っと、ご苦労さん」
ゴンダスは皆に労いの言葉をかけた。
漆黒の狩人
「あっという間につきましたね」
私
「あなたは地図書いてただけでしょ」
私がそう言うと、漆黒の狩人は「んふふ」と笑った。気持ち悪い。
私たちはアジ助を港町オーシャンのビーチに連れていき、そこに放してみた。
「アジ~」
アジ助は気持ちよさそうに泳いでいた。
始まりの村からここに来るまで、源五郎にもらった釣り餌を与えていたのだがアジ助は少し太っているようだった。
アジ助が見えなくなった。
私
「・・・あ」
10分ほどたった後アジ助は帰ってきた。
私はほっと安心した。
アジ助の横にもう1匹アジがいた。
「アジ(友)」
アジ助はコミュ力が高いようだ。あっとういう間に友達を作ってきたようだ。
アジ助と美味しいアジは会話をしているようだ。といってもうなずいたりしているのはアジ助だけだが。
アジ助は驚いたり、怒ったり、うなずいたりした後に私のほうを見た。そして
「アジ(ちょっと行ってくる)」
と頭を下げて、もう1匹の美味しいアジと一緒に海に潜っていった。
私
「アジ助!」
私は必死に止めようとしたが、アジ助が帰ってくることはなかった。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
機龍世紀3rdC:暗黒時代~黒髪の騎狼猟兵
武無由乃
ファンタジー
家の神社の裏にある禁足地に勝手に踏み込んでしまった小学生アストは、女子高生の姉カナデと共に異世界サイクレストへと飛ばされる。その世界にある三つの大陸のうちの一つソーディアン大陸で目覚めたアスト達は、突如謎の騎士の襲撃を受ける。その襲撃から命からがら逃げだしたアスト達だったが、その逃避行の間に姉カナデとはぐれ、ただ一人黒の部族と呼ばれる人々に助けられる。
そして……。
それから八年の後、逞しい戦士に成長したアストは、姉を探し出すためにソーディアン大陸を巡る旅に出る。
共に育った黒の部族の妹リディアと共に……。
神が食い殺された大陸を巡る、異邦人アストによる冒険物語。
※ 本作品は、本編が『Chapter 〇』と『World Building 〇』というページによって構成されています。『World Building 〇』は世界設定を解説しているだけですので、もしストーリーだけ楽しみたい方は『World Building 〇』のページを飛ばして読んでください(ただし『World Building 0 ソーディアン大陸』は読んでいること前提でストーリーが進みます)。
※ 『同時掲載』小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、ノベルアッププラス、ノベリズム、ノベルバ、Nolaノベル
※ 一部の投稿サイトには世界・地方地図が掲載されています。
父が死んだのでようやく邪魔な女とその息子を処分できる
兎屋亀吉
恋愛
伯爵家の当主だった父が亡くなりました。これでようやく、父の愛妾として我が物顔で屋敷内をうろつくばい菌のような女とその息子を処分することができます。父が死ねば息子が当主になれるとでも思ったのかもしれませんが、父がいなくなった今となっては思う通りになることなど何一つありませんよ。今まで父の威を借りてさんざんいびってくれた仕返しといきましょうか。根に持つタイプの陰険女主人公。
婚約者すらいない私に、離縁状が届いたのですが・・・・・・。
夢草 蝶
恋愛
侯爵家の末姫で、人付き合いが好きではないシェーラは、邸の敷地から出ることなく過ごしていた。
そのため、当然婚約者もいない。
なのにある日、何故かシェーラ宛に離縁状が届く。
差出人の名前に覚えのなかったシェーラは、間違いだろうとその離縁状を燃やしてしまう。
すると後日、見知らぬ男が怒りの形相で邸に押し掛けてきて──?
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
記憶がないので離縁します。今更謝られても困りますからね。
せいめ
恋愛
メイドにいじめられ、頭をぶつけた私は、前世の記憶を思い出す。前世では兄2人と取っ組み合いの喧嘩をするくらい気の強かった私が、メイドにいじめられているなんて…。どれ、やり返してやるか!まずは邸の使用人を教育しよう。その後は、顔も知らない旦那様と離婚して、平民として自由に生きていこう。
頭をぶつけて現世記憶を失ったけど、前世の記憶で逞しく生きて行く、侯爵夫人のお話。
ご都合主義です。誤字脱字お許しください。
王太子妃が我慢しなさい ~姉妹差別を受けていた姉がもっとひどい兄弟差別を受けていた王太子に嫁ぎました~
玄未マオ
ファンタジー
メディア王家に伝わる古い呪いで第一王子は家族からも畏怖されていた。
その王子の元に姉妹差別を受けていたメルが嫁ぐことになるが、その事情とは?
ヒロインは姉妹差別され育っていますが、言いたいことはきっちりいう子です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる