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アジ助編
チュートリアル
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「よぉ!お前は・・・ステラだな!」
目を開けると見慣れない村に私はいた。
「俺の名はゴンダス!新規プレイヤーの案内役をしている者だ!」
あたりを見ると私と同じ初心者プレイヤーがいた。
彼らにも案内役のプレイヤーがついているようだった。
ゴンダスと名乗った私の案内役は斧を背負った大男。
彼についていくと村の入り口についた。
「ここから先は(フィールド)。モンスターがいる場所だ。そうだな・・・ステラ。そこでぴょんぴょん跳ねているブルースライムを倒してみろ」
ゴンダスは背中にかけているリュックから1振の剣を渡してそう言った。
私は剣を受け取り、フィールドに向かった。ブルースライムは警戒心を抱いていないのか、私がすぐそばまで近づいても逃げ出さなかった。
「!!」
私はブルースライムに剣を振り下ろした。
ブルースライムは2つに割れてそのまま消えた。
「おめでとう!モンスター初撃破だ!えーっと次はなんだっけかな…」
それからもゴンダスはアイテムの使い方。クエストの受注方法など様々なチュートリアルを説明してくれた。
そして夕刻。
「お前に教えられることは一通り伝えられたようだ。何か質問はないか?」
私は首を横に振った。
「そうか、それでは最後に言っておこう・・・」
ゴンダスは道を少し後ずさり話し始めた。
「これからお前は一人でこの広大な世界に旅立つ!仲間を見つけパーティーを組むのもよし。好きな街や好きな職を見つけそれらにいそしんだり、はたまた一人で修羅の道を行くのもいいだろう」
「さぁ、行くがいい。この世界を楽しむプレイヤーの一人として君にこの言葉を贈る」
「インフィニット ロードの世界に」
「ようこそ!!!」
ゴンダスは大声でそう言った後ニヒヒと笑った。
私はゴンダスがプレイヤーだった事が一番衝撃だった。
目を開けると見慣れない村に私はいた。
「俺の名はゴンダス!新規プレイヤーの案内役をしている者だ!」
あたりを見ると私と同じ初心者プレイヤーがいた。
彼らにも案内役のプレイヤーがついているようだった。
ゴンダスと名乗った私の案内役は斧を背負った大男。
彼についていくと村の入り口についた。
「ここから先は(フィールド)。モンスターがいる場所だ。そうだな・・・ステラ。そこでぴょんぴょん跳ねているブルースライムを倒してみろ」
ゴンダスは背中にかけているリュックから1振の剣を渡してそう言った。
私は剣を受け取り、フィールドに向かった。ブルースライムは警戒心を抱いていないのか、私がすぐそばまで近づいても逃げ出さなかった。
「!!」
私はブルースライムに剣を振り下ろした。
ブルースライムは2つに割れてそのまま消えた。
「おめでとう!モンスター初撃破だ!えーっと次はなんだっけかな…」
それからもゴンダスはアイテムの使い方。クエストの受注方法など様々なチュートリアルを説明してくれた。
そして夕刻。
「お前に教えられることは一通り伝えられたようだ。何か質問はないか?」
私は首を横に振った。
「そうか、それでは最後に言っておこう・・・」
ゴンダスは道を少し後ずさり話し始めた。
「これからお前は一人でこの広大な世界に旅立つ!仲間を見つけパーティーを組むのもよし。好きな街や好きな職を見つけそれらにいそしんだり、はたまた一人で修羅の道を行くのもいいだろう」
「さぁ、行くがいい。この世界を楽しむプレイヤーの一人として君にこの言葉を贈る」
「インフィニット ロードの世界に」
「ようこそ!!!」
ゴンダスは大声でそう言った後ニヒヒと笑った。
私はゴンダスがプレイヤーだった事が一番衝撃だった。
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