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前書き
ショウは元から洞察力が凄い、元カノとの日常で更にそれが養っていた。
ただショウは元カノをノートを見たあの日以外疑おうせず、その洞察力の全ては元カノを楽しむ為、幸せにする為に全振りをしていた。
本文
「やめて、やめて、私は本気でショウくんが好きになったの。」
「いや元からラブラブだったじゃん」
嫌味のように大宮が言っている。
「もう、ショウくんは全て知ってるの。」
俺は黙っている。話を広げたくない。俺が何を言っても話が広がって、このクラスの楽しみになってしまうからだ。
「そうなんだ。なぁショウ」
俺は大宮に肩を組まれる。
「今回のことは許してくれよ、お互いの為にさ」
クラスは元カノと付き合う俺のリアクションを見て楽しんでいたようだけど、そこまでは知らないってことか。 お互いの為か、それを言ったら虐めると。
「許さないよ、お前が浮気を隠してたこと」
どっちみち、虐められることは変わらないし。
「はぁ??お前何言ってやがる。」
俺はクラスを見渡す。どうやら、クラス全員が知っていた訳ではない。
「ショウくん!!ごめんなさい!浮気をして。」
「扱い的には、俺が浮気相手だろ」
「お前!いい加減にしろ」
大宮が怒鳴る。
「俺がいつ浮気したんだ!!」
俺は立ってクラスの人が見えるように写真を見せる。(ノートに貼ってあった)
クラスメイトはざわつく。リアクションは各々だ。知っている人も居れば、そうでない人もいる。
「何、浮気してたの?」「本当じゃん!宮城と付き合ってたよね最低じゃん」
大宮はもう隠せない。何故ならコイツは学校が始まってからすぐに付き合った彼女がいるからだ。
大宮はこれ以上は誤魔化しが無駄と察したのか、俺を睨んで先に戻る。
「ショウくん、本当にごめんさい。」
ショウは元から洞察力が凄い、元カノとの日常で更にそれが養っていた。
ただショウは元カノをノートを見たあの日以外疑おうせず、その洞察力の全ては元カノを楽しむ為、幸せにする為に全振りをしていた。
本文
「やめて、やめて、私は本気でショウくんが好きになったの。」
「いや元からラブラブだったじゃん」
嫌味のように大宮が言っている。
「もう、ショウくんは全て知ってるの。」
俺は黙っている。話を広げたくない。俺が何を言っても話が広がって、このクラスの楽しみになってしまうからだ。
「そうなんだ。なぁショウ」
俺は大宮に肩を組まれる。
「今回のことは許してくれよ、お互いの為にさ」
クラスは元カノと付き合う俺のリアクションを見て楽しんでいたようだけど、そこまでは知らないってことか。 お互いの為か、それを言ったら虐めると。
「許さないよ、お前が浮気を隠してたこと」
どっちみち、虐められることは変わらないし。
「はぁ??お前何言ってやがる。」
俺はクラスを見渡す。どうやら、クラス全員が知っていた訳ではない。
「ショウくん!!ごめんなさい!浮気をして。」
「扱い的には、俺が浮気相手だろ」
「お前!いい加減にしろ」
大宮が怒鳴る。
「俺がいつ浮気したんだ!!」
俺は立ってクラスの人が見えるように写真を見せる。(ノートに貼ってあった)
クラスメイトはざわつく。リアクションは各々だ。知っている人も居れば、そうでない人もいる。
「何、浮気してたの?」「本当じゃん!宮城と付き合ってたよね最低じゃん」
大宮はもう隠せない。何故ならコイツは学校が始まってからすぐに付き合った彼女がいるからだ。
大宮はこれ以上は誤魔化しが無駄と察したのか、俺を睨んで先に戻る。
「ショウくん、本当にごめんさい。」
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