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真夜中の狂送曲
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狂送団は、それまで世之介が番長星で目にした集団とはまるっきり、別の集団に属していた。
明らかに服装からも、違いは判る。
それまで番長星で目にした二輪車、四輪車の集団は、改造した学生服や、ツナギの作業服に派手な旗や幟を閃かせた連中ばかりだった。ところが、狂送団が身に着けているのは、鎧のように見える防護板や、肩当、脛まで達する長靴であった。
全員が何らかの武器を身につけている。
棍棒に弓矢、どうやら剣らしきもの、槍などである。弓矢の中には弩らしき武器も見受けられる。極めて戦闘的だった。
防護帽を被っている者もいた。防護帽は顔の辺りまで覆うもので、小さな覗き穴があって、そこからジロリと剣呑な眼差しが、こちらを睨んでいる。
突き刺すような、あからさまな敵意が、世之介にはひしひしと感じられた。
ちいい──ん……!
一人の男が、手にした金属製の得物の先端を、路面に擦り付ける。路面に接触した刀と思しき武器の先端が、微かに接触すると、甲高い音を発して、閃々とした火花を散らした。
ちいい──ん……!
ちいい──ん……!
真似して、他の連中も同じように先端を路面に接触させる。身を危険なほど乗り出しているので、ほんの少しでも均衡を崩せば、あっという間に転落してしまうだろう。
が、威嚇する男たちは、世之介に自分たちの度胸を見せ付ける狙いがあってか、壮んに示威行動を止める気配は皆無である。
すべて無言のままに行われている。
世之介には意外であった。今までの前例から、示威行動を取るまえに、何らかの挑発的な言動があると思っていたのである。
「オカマ野郎!」とか「アッカンベー」とか、そんな子供っぽい悪罵を浴びせるのかと思っていた。
だが、狂送団はそんな手間を掛けるほど呑気ではないのだろう。
「きああああっ!」
先頭の、全身に羽飾りをつけた、がっしりとした体格の男が、猿のような絶叫を長々と上げた。
「きいいいいいっ!」
「かああああっ!」
最初の雄叫びに呼応して、次々と狂送団の男たちから吠え声が上がる。
今ようやく気付いたのだが、狂送団には女は全然いない。すべて男ばかりだ。
ざっと見たところ、年齢は高めで、十代と思われる年頃の人間はいない。皆、逞しい身体つきを誇っている。
ざあっ、と狂送団の全員が武器を振り上げた。猿のような雄叫びを上げ、乗り物をぐんと接近させながら、武器を振り回す。
「格乃進! 気をつけろっ!」
「おうっ! 助三郎もなっ!」
助三郎と格乃進が、声を掛け合う。
光右衛門の頭上に一本の鉄棒が振り下ろされる。が、格乃進は片腕を上げて、光右衛門を庇う。
がっき! と格乃進の賽博格の腕が、振り下ろされた鉄棒を受け止める。
振り下ろしたのは、顔を真っ赤な塗料で染め上げた、半裸の男である。格乃進が鉄棒を腕で受け止め、平気な顔でいるのに、驚いた様子だ。顔にちらりと不審が浮かぶ。
格乃進はぐっと鉄棒を握りしめると、いきなり手前に引き寄せた。
鉄棒を振り下ろした男は「わっ!」とばかりに均衡を崩し、二輪車からずってんどうと大袈裟に転げ落ちる。
ぐるぐると路面を回転しながら、後方へ小さくなっていく。男の操縦していた二輪車は、誰も乗っていないまま、ふらふらと彷徨うように速度を落とし、がちゃんと大袈裟な音を立て、すっ転んだ。
ぶうん、と音を立て、世之介に棍棒が殺到する。世之介は、ひょい、と首を竦めると、棍棒をやり過ごした。
「ばああああっ!」
棍棒を握っているのは、滑稽なほど太った大男で、乗っているのは危なっかしいほど小型の二輪車であった。大男の体重の、半分ほどしかないだろう。小さな車輪を支えるサスペンションは、大男の体重を受け止め、ぎりぎりまで縮んでいる。
大男は振り回した棍棒を、もう一度さっと構えなおし、ぐいっと把手を回して二輪車を急速に接近させてきた。どうあっても、世之介を叩き落とさねば気が済まないらしい。
待ち構えた世之介は、狙いを定めて足を挙げた。大男の小山のような土手っ腹に、渾身の力を込め、蹴りを入れる!
賽博格の格乃進を一撃で蹴り飛ばすほどの勢いが込められた世之介の必殺の蹴りは、大男の腹に、まともに命中していた。
ずしんっ! と世之介の足首まで、大男の柔らかな脂肪に埋まる。
「ぐへえっ!」
奇妙な呻き声を上げ、大男の口から汚い涎が飛沫となって噴き上がる。
大男は乗っている二輪車もろとも、道路の外へ吹っ飛ばされていく。すでに蹴りが命中した瞬間から、意識は飛んでいる。白目を剥き出したまま、風船のように小さくなった。
ばちゃーんっ、と道路の横に広がっている田圃に、泥の飛沫が上がる。全速力で走っているため、あっという間に見えなくなった。
茜が背後を振り返って叫んだ。
「世之介さんっ! 後ろっ!」
茜の声に、世之介は振り向く。
巨大な輸送車が接近してくる。横幅は、二車線の道路をほぼ占領するほど巨大で、見上げる運転席は、まるで建物の三階ほどに相当している。
ぐああああんっ!
地響きとともに、巨大輸送車は圧し掛かるように世之介の背後に接近する。夜目にも、輸送車のあちこちから鋭い鉄槍、剣山のような棘が突き出しているのが判る。
輸送車の前面には、巨大な丸い前照燈が威嚇するかのように光を投げかけていた。輸送車の屋根にも、何か動く影がある。
世之介は目を細めた。
と、ぐうーんっと注目する一角が、世之介の視界に拡大されて見えてくる。まるで双眼鏡を押し当てたかのようだ。多分、ガクランによって、世之介の視覚が一時的に望遠に切り替わっているのかもしれない。
屋根の上に上っているのは、全身に黒い羽根飾りをつけた、頭目らしき男である。身につけている甲冑は贅沢な造りだ。他の連中が薄汚れているのに対し、ピカピカに磨き上げられ、傷一つない。
男の右目に眼帯があった。残った左目で、男は薄笑いを浮かべて、辺りを傲然と見下ろしている。
世之介は一瞬にして、決意を固めていた。
こうなったら、あいつを仕留める!
ぐっと把手の梶棒を緩めると、世之介はまっしぐらに巨大輸送車へと近づいていく。輸送車は前輪二対、後輪三対という、なんと前後合わせて十輪の車輪が轟々と路面を噛みしめている。
巨大な輸送車に併走した世之介は、二輪車から立ち上がった。
茜が悲鳴を上げる。
「世之介さん、何をするつもりなの?」
世之介は茜を見やり「へっ」と笑いかけた。
全身の筋肉に力を込め、輸送車を見上げた。
やっ、とばかりに跳躍し、世之介は輸送車の側面に飛び上がる。
側面には幾つかの突起が突き出し、手懸りとなる。腕の力のみで、世之介は素早く攀じ登っていった。
屋根に登った世之介は、猛烈な風に身体を斜めにして立ち上がった。
気配に、狂送団の頭目らしき男が振り返る。
「誰だ、てめえは?」
世之介はニヤリと笑いかけ、答えてやった。
「但馬世之介! お前が狂送団の頭らしいな……。勝負してやるよ!」
頭目は驚きに、左目を剥き出した。
明らかに服装からも、違いは判る。
それまで番長星で目にした二輪車、四輪車の集団は、改造した学生服や、ツナギの作業服に派手な旗や幟を閃かせた連中ばかりだった。ところが、狂送団が身に着けているのは、鎧のように見える防護板や、肩当、脛まで達する長靴であった。
全員が何らかの武器を身につけている。
棍棒に弓矢、どうやら剣らしきもの、槍などである。弓矢の中には弩らしき武器も見受けられる。極めて戦闘的だった。
防護帽を被っている者もいた。防護帽は顔の辺りまで覆うもので、小さな覗き穴があって、そこからジロリと剣呑な眼差しが、こちらを睨んでいる。
突き刺すような、あからさまな敵意が、世之介にはひしひしと感じられた。
ちいい──ん……!
一人の男が、手にした金属製の得物の先端を、路面に擦り付ける。路面に接触した刀と思しき武器の先端が、微かに接触すると、甲高い音を発して、閃々とした火花を散らした。
ちいい──ん……!
ちいい──ん……!
真似して、他の連中も同じように先端を路面に接触させる。身を危険なほど乗り出しているので、ほんの少しでも均衡を崩せば、あっという間に転落してしまうだろう。
が、威嚇する男たちは、世之介に自分たちの度胸を見せ付ける狙いがあってか、壮んに示威行動を止める気配は皆無である。
すべて無言のままに行われている。
世之介には意外であった。今までの前例から、示威行動を取るまえに、何らかの挑発的な言動があると思っていたのである。
「オカマ野郎!」とか「アッカンベー」とか、そんな子供っぽい悪罵を浴びせるのかと思っていた。
だが、狂送団はそんな手間を掛けるほど呑気ではないのだろう。
「きああああっ!」
先頭の、全身に羽飾りをつけた、がっしりとした体格の男が、猿のような絶叫を長々と上げた。
「きいいいいいっ!」
「かああああっ!」
最初の雄叫びに呼応して、次々と狂送団の男たちから吠え声が上がる。
今ようやく気付いたのだが、狂送団には女は全然いない。すべて男ばかりだ。
ざっと見たところ、年齢は高めで、十代と思われる年頃の人間はいない。皆、逞しい身体つきを誇っている。
ざあっ、と狂送団の全員が武器を振り上げた。猿のような雄叫びを上げ、乗り物をぐんと接近させながら、武器を振り回す。
「格乃進! 気をつけろっ!」
「おうっ! 助三郎もなっ!」
助三郎と格乃進が、声を掛け合う。
光右衛門の頭上に一本の鉄棒が振り下ろされる。が、格乃進は片腕を上げて、光右衛門を庇う。
がっき! と格乃進の賽博格の腕が、振り下ろされた鉄棒を受け止める。
振り下ろしたのは、顔を真っ赤な塗料で染め上げた、半裸の男である。格乃進が鉄棒を腕で受け止め、平気な顔でいるのに、驚いた様子だ。顔にちらりと不審が浮かぶ。
格乃進はぐっと鉄棒を握りしめると、いきなり手前に引き寄せた。
鉄棒を振り下ろした男は「わっ!」とばかりに均衡を崩し、二輪車からずってんどうと大袈裟に転げ落ちる。
ぐるぐると路面を回転しながら、後方へ小さくなっていく。男の操縦していた二輪車は、誰も乗っていないまま、ふらふらと彷徨うように速度を落とし、がちゃんと大袈裟な音を立て、すっ転んだ。
ぶうん、と音を立て、世之介に棍棒が殺到する。世之介は、ひょい、と首を竦めると、棍棒をやり過ごした。
「ばああああっ!」
棍棒を握っているのは、滑稽なほど太った大男で、乗っているのは危なっかしいほど小型の二輪車であった。大男の体重の、半分ほどしかないだろう。小さな車輪を支えるサスペンションは、大男の体重を受け止め、ぎりぎりまで縮んでいる。
大男は振り回した棍棒を、もう一度さっと構えなおし、ぐいっと把手を回して二輪車を急速に接近させてきた。どうあっても、世之介を叩き落とさねば気が済まないらしい。
待ち構えた世之介は、狙いを定めて足を挙げた。大男の小山のような土手っ腹に、渾身の力を込め、蹴りを入れる!
賽博格の格乃進を一撃で蹴り飛ばすほどの勢いが込められた世之介の必殺の蹴りは、大男の腹に、まともに命中していた。
ずしんっ! と世之介の足首まで、大男の柔らかな脂肪に埋まる。
「ぐへえっ!」
奇妙な呻き声を上げ、大男の口から汚い涎が飛沫となって噴き上がる。
大男は乗っている二輪車もろとも、道路の外へ吹っ飛ばされていく。すでに蹴りが命中した瞬間から、意識は飛んでいる。白目を剥き出したまま、風船のように小さくなった。
ばちゃーんっ、と道路の横に広がっている田圃に、泥の飛沫が上がる。全速力で走っているため、あっという間に見えなくなった。
茜が背後を振り返って叫んだ。
「世之介さんっ! 後ろっ!」
茜の声に、世之介は振り向く。
巨大な輸送車が接近してくる。横幅は、二車線の道路をほぼ占領するほど巨大で、見上げる運転席は、まるで建物の三階ほどに相当している。
ぐああああんっ!
地響きとともに、巨大輸送車は圧し掛かるように世之介の背後に接近する。夜目にも、輸送車のあちこちから鋭い鉄槍、剣山のような棘が突き出しているのが判る。
輸送車の前面には、巨大な丸い前照燈が威嚇するかのように光を投げかけていた。輸送車の屋根にも、何か動く影がある。
世之介は目を細めた。
と、ぐうーんっと注目する一角が、世之介の視界に拡大されて見えてくる。まるで双眼鏡を押し当てたかのようだ。多分、ガクランによって、世之介の視覚が一時的に望遠に切り替わっているのかもしれない。
屋根の上に上っているのは、全身に黒い羽根飾りをつけた、頭目らしき男である。身につけている甲冑は贅沢な造りだ。他の連中が薄汚れているのに対し、ピカピカに磨き上げられ、傷一つない。
男の右目に眼帯があった。残った左目で、男は薄笑いを浮かべて、辺りを傲然と見下ろしている。
世之介は一瞬にして、決意を固めていた。
こうなったら、あいつを仕留める!
ぐっと把手の梶棒を緩めると、世之介はまっしぐらに巨大輸送車へと近づいていく。輸送車は前輪二対、後輪三対という、なんと前後合わせて十輪の車輪が轟々と路面を噛みしめている。
巨大な輸送車に併走した世之介は、二輪車から立ち上がった。
茜が悲鳴を上げる。
「世之介さん、何をするつもりなの?」
世之介は茜を見やり「へっ」と笑いかけた。
全身の筋肉に力を込め、輸送車を見上げた。
やっ、とばかりに跳躍し、世之介は輸送車の側面に飛び上がる。
側面には幾つかの突起が突き出し、手懸りとなる。腕の力のみで、世之介は素早く攀じ登っていった。
屋根に登った世之介は、猛烈な風に身体を斜めにして立ち上がった。
気配に、狂送団の頭目らしき男が振り返る。
「誰だ、てめえは?」
世之介はニヤリと笑いかけ、答えてやった。
「但馬世之介! お前が狂送団の頭らしいな……。勝負してやるよ!」
頭目は驚きに、左目を剥き出した。
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