80 / 86
冒険者編
入学 02
しおりを挟む
「60人以上も仲間を増やして来ただと……しかも全員☆4だと」
マーカスさんは驚愕の表情で俺達を見た。
中央に戻った俺達は早速冒険者ギルドへ向かい、合流した仲間を登録……そして一日かけて昇級試験を行い全員のランクを上げた。
「おまけにワレワールでエルフ達の反乱を治めてきたと……」
「あぁ、ここにいる全員で協力してな……実力は見ての通り。俺達はこのメンバーで中央学院を目指す。だからこのメンバー全員で依頼達成出よろしく頼むぜ」
依頼を受けた順番と冒険者登録は前後するがここは何とか全員を☆5にしてもらおう。
「まぁ、依頼を受けた後に協力者を増やすのは規約違反じゃ無い……出来れば先に登録をして欲しかったがな。まぁ、なんとかしてやろう」
「さすがマーカスさん、頼りになるぜ」
「でもどうするんだ? 中央学院に入学出来る人数は自分をいれて51人だ。人数が余る分はどうするつもりだ? 今からパーティーを分けてもその実績には出来ないぞ」
「まぁ、そこは問題ないはずだ……明日にでも入学手続きをしてくるさ」
入学するグループは俺とレイドガーディアン組、そしてリリアをリーダーとするエルフ組だ。何せリリア達は既に入学資格を有している。
当然ファーガスがちょっかいを掛けてくるだろうが、その対策も抜かりない。
騙し討ちで国を乗っ取るような悪逆国には目に物見せてくれるってヤツだな。
「エイジよ、悪い顔をしておるの」
「まぁな、悪い奴にざまぁする瞬間は最高に気持ちいいからな」
「明日が楽しみだね」
入学のための全ての準備を終えた俺達は明日学園に乗り込むのだ。
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
目の前に聳え立つ高い門……ここが中央学院の入り口だ。門の位置は東西南北四カ所に存在している。
門を守る衛兵に☆5を証明するギルド証を見せると、俺達ゾロゾロと門を潜っていく……この時期は大人数での入学手続きが多いらしいので対応も慣れた物のようだ。
「人数が50人以上いますね? 2クラスという事ですか、とりあえず1クラス来て下さい……このゲートを潜って頂ければ登録がされます」
受付嬢の指示に従い、まず俺達が進み出ると駅の自動改札を高くしたような物を潜った。
『ギルド証のスキャンだけじゃ無くて身体データも登録されているみたいだニョ。ギルド証と身体データが紐付けされたから、ギルド証だけ盗んで入れ替わりとか出来ないニョ』
なるほど、超遺物を利用しているわけだな。この惑星はファンタジーなくせに変に科学的な所があるから面白い。
「人族だけじゃなく、エルフにドワーフにビーストと色々な種族でクランを作ったんですね……リーダーがエイジさんですね? 記録しました」
特にクランとかは作っていないが反論する必要は無いだろう。ゲートを潜るだけで個人認証か……今後は気を付けないといけないかもしれないな。
続いてリリア達のエルフのワレワール組だ……さて、どんな反応が出てくるやらだな。ちなみちエルフ達はまだフードを被っている。
「……え? いえ……まさか?」
戸惑いを見せる受付嬢……そして全員がゲートをくぐり抜けた。
「あ、あの……全員エルフの方ですね? そ、それはともかく、こちらのパーティーもリーダーがエイジさんとなっております。1クラスはリーダーをいれて最大51人ですので、入学を許可するわけにはいかないです」
「いや、それは大丈夫なはずだ……俺のパーティーに所属はしているが、彼等のグループは入学資格があるはずだぜ」
「え? ど、どういう……」
戸惑っている受付嬢を余所に俺はリリアに頷いて合図を送ると、エルフ達ワレワール組は一斉にフードを外した。
「妾はワレワール王国の王女である、リリアーヌ・エル・ワレワールじゃ!! よしなに頼むぞ」
「わ、ワレワール!? しょ、少々お待ちくださいませ!!」
慌てて去って行く受付嬢……まぁ、そうだよな? 滅んだと思われている国のお姫様が入学したいってやって来たんだからな。
リリアは悪戯が成功したという顔でこちらに笑いかけてくる。隣でエイシャがゴホンと咳払いをしていた。
しばらくして受付嬢が何人かの男性を伴ってやって来る。そのうちの一人、いかにも性格の悪そうなおっさんが出会い頭に……
「こいつらがワレワールの王族を騙る不届き者か!!」
……などと言い放ってくる。
「お待ちください、これからその確認を取る所です」
もう一人の男がおっさんを止める。ある程度予想していたが、あっさりと事を運ぶ事が出来そうにないな。
「偽物に決まっておるだろう!! 今もワレワールの門はファーガスが見張っているわ!! 調べるまでも無い!! 引っ捕らえろ!!」
「いけません、状況証拠で決断など規則違反ですし、それを決める権限はあなたにありません」
「何をっ!!」
「なぁ、その寸劇いつまで続くんだ? 俺達も暇じゃ無いんだが」
時間が掛かりそうなので俺はストップをかけるつもりで話しかける。
「何だと!? 貴様、俺を誰だと思っているんだ!!」
「知らないな、いきなり現れて自己紹介もせずにギャーギャー喚き出したのはアンタだろう」
「おのれ、無礼な!!」
何というか、いつだったかの騎士団のハゲチャビンに通ずるものがあるな。
「だから無礼も何もアンタが誰だか知らないって言っている……ごちゃごちゃ言う前にワレワールのお姫様の身元確認をするべきだろう? それとも何だ? お姫様の身元が確認出来るとマズい事でもあるのか?」
「ぐっ!? 貴様……」
「ゲイオンさん、ここはあなたの管轄じゃ無いんですから引いてください」
「っていうか、ワレワールのお姫様の身元が確認出来て困るヤツなんてファーガスの奴らだけだよな……アンタ、ファーガスの関係者か?」
「何故それを!? 貴様ワレワールの間者か!?」
「ゲイオンさん!! 君も挑発しないでくれ!!」
おっと、怒られちゃったぜ……リリアが笑いを堪えている。ちょっとからかいすぎたか?
受付嬢が何やらクリスタルのようなものを持ってきてリリあの前にやって来た。
「入学前に中央学院に届けられた、ワレワール王女殿下の生体データが登録されている超遺物 です。これを額にかざして頂くと本人の認証する事が出来ます」
「おお、確かに以前これを使った覚えがあるのじゃ……構わぬぞ、確認するが良い」
「それでは失礼します」
受付嬢がリリアの額に水晶を近づけると、その水晶から緑色の光があふれ出す。
『リリアーヌ・エル・ワレワールと認識しました』
水晶から合成音声が聞こえてきた……生体認証の超遺物か。
「ワレワール王女殿下本人様と確認が取れました……王女殿下の入学資格は失効しておりませんので、当然入学可能となります」
「待て!! もう国が滅びているんだぞ、アカデミーに入学する意味など無いわ!!」
「学園の規則では問題ありません。それに彼女が王の資格を得れば再び国を得る事も可能です」
「すぐにファーガス本国から引き渡しの要求が来るぞ!!」
「それに従う義務はこの中央学院にはありません、そのような事を行えば彼の国はどうなるかあなたはよくご存じでは?」
おっさんと男達の言い争いが続いている……いつまで続くんだこれは?
「そういやワレワールはまだ滅びていないからファーガスが必死になってお姫様を探しているって聞いたけど、どうやら本当の事らしいな」
「なあっっっ!!!?? そ、そ、その話を、ど、どこでっっ!!??」
「やはりアンタはファーガスの人間か、そしてその態度で今の話が真実だと確信が持てたぜ」
「おのれ、やはり貴様は間者か!!」
「何を言っているんだ、この程度の話はギルドで噂で聞けるレベルだぞ? この程度でスパイだ捕らえるだの言っていたら冒険者ギルドは誰もいなくなるぜ」
「なんだと!?」
「っていうか、さっきからアンタは何なんだよ? 入学のイチャモンを付ける係なのか? それで給料貰えるとか楽で良いな」
「ぐおおっ、ぐぬおお、き、貴様……許さん」
どうやら怒りでまともに声を出せないようだ。少し挑発しすぎたか? とにかくこいつはファーガス関係者で間違いなさそうだ……ネジコ、チェックしておけ。
『了解だニョ……インセクトを付けておくニョ』
「君、いい加減にしたまえ!! ゲイオンさんも戻ってください、あなたがいると話が進まない」
「ごめんなさい」
「おい、離せ!!」
おっと、また怒られちゃった。おっさんは衛兵に連れられてどこかへ行ってしまった。
「こほん、とにかくだ、2クラスとも入学の資格は確認出来た……歓迎する」
「それでは手続きがありますからこちらへお越し下さい」
……どうやら無事に中央学院へ入学出来そうだ。
_________________________________________________
面白かったらぜひ【お気に入りに追加】や【感想】をよろしくお願いします。
それを励みにより一層、頑張ります。
せっかくなのでファンタジーカップ200位以内に入りたいです! 是非とも応援よろしくお願いします。
マーカスさんは驚愕の表情で俺達を見た。
中央に戻った俺達は早速冒険者ギルドへ向かい、合流した仲間を登録……そして一日かけて昇級試験を行い全員のランクを上げた。
「おまけにワレワールでエルフ達の反乱を治めてきたと……」
「あぁ、ここにいる全員で協力してな……実力は見ての通り。俺達はこのメンバーで中央学院を目指す。だからこのメンバー全員で依頼達成出よろしく頼むぜ」
依頼を受けた順番と冒険者登録は前後するがここは何とか全員を☆5にしてもらおう。
「まぁ、依頼を受けた後に協力者を増やすのは規約違反じゃ無い……出来れば先に登録をして欲しかったがな。まぁ、なんとかしてやろう」
「さすがマーカスさん、頼りになるぜ」
「でもどうするんだ? 中央学院に入学出来る人数は自分をいれて51人だ。人数が余る分はどうするつもりだ? 今からパーティーを分けてもその実績には出来ないぞ」
「まぁ、そこは問題ないはずだ……明日にでも入学手続きをしてくるさ」
入学するグループは俺とレイドガーディアン組、そしてリリアをリーダーとするエルフ組だ。何せリリア達は既に入学資格を有している。
当然ファーガスがちょっかいを掛けてくるだろうが、その対策も抜かりない。
騙し討ちで国を乗っ取るような悪逆国には目に物見せてくれるってヤツだな。
「エイジよ、悪い顔をしておるの」
「まぁな、悪い奴にざまぁする瞬間は最高に気持ちいいからな」
「明日が楽しみだね」
入学のための全ての準備を終えた俺達は明日学園に乗り込むのだ。
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
目の前に聳え立つ高い門……ここが中央学院の入り口だ。門の位置は東西南北四カ所に存在している。
門を守る衛兵に☆5を証明するギルド証を見せると、俺達ゾロゾロと門を潜っていく……この時期は大人数での入学手続きが多いらしいので対応も慣れた物のようだ。
「人数が50人以上いますね? 2クラスという事ですか、とりあえず1クラス来て下さい……このゲートを潜って頂ければ登録がされます」
受付嬢の指示に従い、まず俺達が進み出ると駅の自動改札を高くしたような物を潜った。
『ギルド証のスキャンだけじゃ無くて身体データも登録されているみたいだニョ。ギルド証と身体データが紐付けされたから、ギルド証だけ盗んで入れ替わりとか出来ないニョ』
なるほど、超遺物を利用しているわけだな。この惑星はファンタジーなくせに変に科学的な所があるから面白い。
「人族だけじゃなく、エルフにドワーフにビーストと色々な種族でクランを作ったんですね……リーダーがエイジさんですね? 記録しました」
特にクランとかは作っていないが反論する必要は無いだろう。ゲートを潜るだけで個人認証か……今後は気を付けないといけないかもしれないな。
続いてリリア達のエルフのワレワール組だ……さて、どんな反応が出てくるやらだな。ちなみちエルフ達はまだフードを被っている。
「……え? いえ……まさか?」
戸惑いを見せる受付嬢……そして全員がゲートをくぐり抜けた。
「あ、あの……全員エルフの方ですね? そ、それはともかく、こちらのパーティーもリーダーがエイジさんとなっております。1クラスはリーダーをいれて最大51人ですので、入学を許可するわけにはいかないです」
「いや、それは大丈夫なはずだ……俺のパーティーに所属はしているが、彼等のグループは入学資格があるはずだぜ」
「え? ど、どういう……」
戸惑っている受付嬢を余所に俺はリリアに頷いて合図を送ると、エルフ達ワレワール組は一斉にフードを外した。
「妾はワレワール王国の王女である、リリアーヌ・エル・ワレワールじゃ!! よしなに頼むぞ」
「わ、ワレワール!? しょ、少々お待ちくださいませ!!」
慌てて去って行く受付嬢……まぁ、そうだよな? 滅んだと思われている国のお姫様が入学したいってやって来たんだからな。
リリアは悪戯が成功したという顔でこちらに笑いかけてくる。隣でエイシャがゴホンと咳払いをしていた。
しばらくして受付嬢が何人かの男性を伴ってやって来る。そのうちの一人、いかにも性格の悪そうなおっさんが出会い頭に……
「こいつらがワレワールの王族を騙る不届き者か!!」
……などと言い放ってくる。
「お待ちください、これからその確認を取る所です」
もう一人の男がおっさんを止める。ある程度予想していたが、あっさりと事を運ぶ事が出来そうにないな。
「偽物に決まっておるだろう!! 今もワレワールの門はファーガスが見張っているわ!! 調べるまでも無い!! 引っ捕らえろ!!」
「いけません、状況証拠で決断など規則違反ですし、それを決める権限はあなたにありません」
「何をっ!!」
「なぁ、その寸劇いつまで続くんだ? 俺達も暇じゃ無いんだが」
時間が掛かりそうなので俺はストップをかけるつもりで話しかける。
「何だと!? 貴様、俺を誰だと思っているんだ!!」
「知らないな、いきなり現れて自己紹介もせずにギャーギャー喚き出したのはアンタだろう」
「おのれ、無礼な!!」
何というか、いつだったかの騎士団のハゲチャビンに通ずるものがあるな。
「だから無礼も何もアンタが誰だか知らないって言っている……ごちゃごちゃ言う前にワレワールのお姫様の身元確認をするべきだろう? それとも何だ? お姫様の身元が確認出来るとマズい事でもあるのか?」
「ぐっ!? 貴様……」
「ゲイオンさん、ここはあなたの管轄じゃ無いんですから引いてください」
「っていうか、ワレワールのお姫様の身元が確認出来て困るヤツなんてファーガスの奴らだけだよな……アンタ、ファーガスの関係者か?」
「何故それを!? 貴様ワレワールの間者か!?」
「ゲイオンさん!! 君も挑発しないでくれ!!」
おっと、怒られちゃったぜ……リリアが笑いを堪えている。ちょっとからかいすぎたか?
受付嬢が何やらクリスタルのようなものを持ってきてリリあの前にやって来た。
「入学前に中央学院に届けられた、ワレワール王女殿下の生体データが登録されている超遺物 です。これを額にかざして頂くと本人の認証する事が出来ます」
「おお、確かに以前これを使った覚えがあるのじゃ……構わぬぞ、確認するが良い」
「それでは失礼します」
受付嬢がリリアの額に水晶を近づけると、その水晶から緑色の光があふれ出す。
『リリアーヌ・エル・ワレワールと認識しました』
水晶から合成音声が聞こえてきた……生体認証の超遺物か。
「ワレワール王女殿下本人様と確認が取れました……王女殿下の入学資格は失効しておりませんので、当然入学可能となります」
「待て!! もう国が滅びているんだぞ、アカデミーに入学する意味など無いわ!!」
「学園の規則では問題ありません。それに彼女が王の資格を得れば再び国を得る事も可能です」
「すぐにファーガス本国から引き渡しの要求が来るぞ!!」
「それに従う義務はこの中央学院にはありません、そのような事を行えば彼の国はどうなるかあなたはよくご存じでは?」
おっさんと男達の言い争いが続いている……いつまで続くんだこれは?
「そういやワレワールはまだ滅びていないからファーガスが必死になってお姫様を探しているって聞いたけど、どうやら本当の事らしいな」
「なあっっっ!!!?? そ、そ、その話を、ど、どこでっっ!!??」
「やはりアンタはファーガスの人間か、そしてその態度で今の話が真実だと確信が持てたぜ」
「おのれ、やはり貴様は間者か!!」
「何を言っているんだ、この程度の話はギルドで噂で聞けるレベルだぞ? この程度でスパイだ捕らえるだの言っていたら冒険者ギルドは誰もいなくなるぜ」
「なんだと!?」
「っていうか、さっきからアンタは何なんだよ? 入学のイチャモンを付ける係なのか? それで給料貰えるとか楽で良いな」
「ぐおおっ、ぐぬおお、き、貴様……許さん」
どうやら怒りでまともに声を出せないようだ。少し挑発しすぎたか? とにかくこいつはファーガス関係者で間違いなさそうだ……ネジコ、チェックしておけ。
『了解だニョ……インセクトを付けておくニョ』
「君、いい加減にしたまえ!! ゲイオンさんも戻ってください、あなたがいると話が進まない」
「ごめんなさい」
「おい、離せ!!」
おっと、また怒られちゃった。おっさんは衛兵に連れられてどこかへ行ってしまった。
「こほん、とにかくだ、2クラスとも入学の資格は確認出来た……歓迎する」
「それでは手続きがありますからこちらへお越し下さい」
……どうやら無事に中央学院へ入学出来そうだ。
_________________________________________________
面白かったらぜひ【お気に入りに追加】や【感想】をよろしくお願いします。
それを励みにより一層、頑張ります。
せっかくなのでファンタジーカップ200位以内に入りたいです! 是非とも応援よろしくお願いします。
0
お気に入りに追加
96
あなたにおすすめの小説
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる