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前編
ゆめだとよかったのにね
しおりを挟むハロー、ハロー
ところで、君は僕を覚えているだろうか?
否、覚えていなくても構わない。
君と僕との時間は、確かにそこにある幻でしかないのだから。
ハロー、ハロー
君はそこに居るだろうか?
そろそろ目を開けた頃じゃないだろうか?
そろそろ思い出した頃じゃないだろうか?
その時君は、何を思うだろうか?
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