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第七章~日丸国建国祭~
第68話 三国同盟危機
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ハレンブルクにて起きた鉄道爆破の報は、日丸国にも届いていた。
各国国民は、これにより建国祭を中止させると思っていたが、あろう事か日丸国は建国祭をこのまま行うということを発表した。
理由としては、既に日丸国に到着している者が大勢居る上、今辞めたら日丸国の経済にダメージが入るというものだった。
この発表は、日丸国を冷たい目線で見るセレーネ連邦国やシュヴァルツ共和国の国民たちが増えることになった。
〇
建国祭開幕が前日まで迫ってきた。
その日の昼頃、休むことなく真っ直ぐと向かってきたトムヤード達セレーネ連邦国の重鎮達を乗せた、ニューホエールが日丸島に到着した。
「ようこそ、日丸国に…こんな時ではなければ、もっと大きく出迎えたのですが…」
停泊したニューホエールから降りてきたトムヤードを光成が直々出迎えた。
「態々お出迎えありがとうございます。今は急いで未曾有の危機を対応しましょう」
光成と顔を合わせながら、トムヤードは握手を求め、それに気がついた光成はトムヤードと固い握手を交わした。
「して、例の準備は…?」
「既にできております。こちらに」
固い握手を交わした二人は、直ぐに移動を始める。
二人向かった先は、近くに建設されていた海軍軍令部だった。
軍令部の中に入り、二人は真っ直ぐととある部屋に向かう。
「こちらです」
光成がとある部屋の扉を開けると、そこには演説台が作られており、演説台の前には一台のカメラと、様々な機器があった。
「早いですな…」
既にセッテングが終わっているのを見たトムヤードは、その早さに驚く。
「魔法通信で事前に報告を受けておりましたからな…」
二人が話し合っていると、アーミヤ達が入ってきて、機材を弄り始める。
「準備OKです。魔法通信、何時でもできます」
魔法通信を行う準備が終えたと、光成とトムヤードに伝える。
「では、始めるとしますか」
「はい」
準備が終わったと聞いた二人は互いに頷き、トムヤードが一人で演説台に上がった。
「ではカウントを開始します。10…9…8…7…6…5…4………」
放送開始のカウントダウンを途中まで述べ、手で3、2、1と表した後、アーミヤ達は日丸国、セレーネ連邦国、シュヴァルツ共和国の三国に向けた魔法通信による放送を始めた。
〇
『皆さん、こんにちは…私はセレーネ公国首相、ローベルト・トムヤードです。本日私は、この場を借り、シュヴァルツ共和国で起きた列車爆破について、お話します』
三国の主要都市に設置された魔法通信機を通し、トムヤードの姿と声が出されていた。
『現在、シュヴァルツ共和国の警察は、我々セレーネ連邦国が今回の事件を引き起こしたと言っていますが、我々は今回の事件に一切関与しておりません。これは、シュヴァルツ共和国に巣食うザルラ一派の残党が行ったことと断言できます。無論、私が言う程度では、シュヴァルツ共和国の皆様方は響かないでしょう…だからこそ、彼に話してもらいます。では、お願いします』
トムヤードはセレーネ連邦国の関与を否定した後、シュヴァルツ共和国の国民を説得するため、とある方を呼び、トムヤードは姿を消した。
トムヤードが姿を消してすぐに、映像に映し出てきたのは、
『セレーネ連邦国の皆様方、シュヴァルツ共和国の国民の皆さん…この度は、私のせいで、大変なご迷惑をおかけして申し訳ない』
暗殺されたはずのウルフだった。
無論これには、セレーネ連邦国、シュヴァルツ共和国の国民達は騒然とし、過激派は生きていたことに驚愕する。
『私の姿を見て、驚いている物が大半だろう。だが安心して欲しい。私は死んではない。こうして生きている!それを是非信じて欲しい…』
ウルフは自分が生きていることをしっかりとあぴーるする。
『今回、私はザルラ一派とも言える過激派に、命を狙われました。だが、その情報をセレーネ連邦国から受けていた私は、列車乗車後、ワープにて全員と共に脱出。無人の列車を連中に爆破させることで、死んだふりをすることに成功しました。そして私は、この場に立つまで、日丸国の皆様方に匿ってもらっていたのです』
演説台に立ったウルフは、今まで何をしていたかを大まかに説明した。
『今回の件で皆様は、セレーネ連邦国とシュヴァルツ共和国の溝の深さ、そしてちょっとした事で直ぐに戦争へと向かってしまうとご理解いただけたでしょう…そして、この溝は大帝国からしたら、両国の戦力を削れる絶好の機会です。考えてみてください…もし、お互いに疲弊したタイミングで、大帝国に侵略され、再び植民地にされる光景を!だからこそ、だからこそ!この溝を今少しでも埋めなければなりません!そこで、私…いや、我々はここに宣言致します!セレーネ連邦国、日丸国、そして我が国シュヴァルツ共和国の三国で協力し合い、大帝国に抵抗すると!!』
ウルフの演説が終わると共に、トムヤードと光成が演説台にあがり、光成がマイクを手に取った。
『んんっ…皆様方、初めまして…私が日丸国首相、竹田光成であります。先程アルシャー大統領が申しあげていた通り、この度我々は、大帝国に抵抗するために、新陣営を立ち上げることに致しました。その名も…世界共栄連盟でございます。世界中が協力し合い末永く繁栄していくよう尽力を注ぐ陣営であります』
光成は新陣営の発表し、カメラの方を見ながら、トムヤードとウルフの三人で固い握手をした。
三国による新陣営、世界共栄連盟に、民衆は驚きつつも、受け入れていくことになる。
〇
「クソが!!」
秘密基地にて、ウルフの暗殺失敗とセレーネ連邦国とシュヴァルツ共和国、日丸国の連携が強化されたという、過激派の彼らにとって最悪なシナリオになった報告を受け、一人が机を勢いよく叩いた。
「暗殺には失敗したが…今はまだ溝は深い!なんとしてでも、巫山戯た陣営を瓦解しt」
台パンした軍人が喋っているタイミングで、窓ガラスが破られ、様々な場所から雪崩のように武器を持った人々が入ってくる。
「き、貴様らは!FSP!?連邦の犬が何故ここに!?」
取り押さえられた軍人の一人が、服装に付けられているマークに気が付いて驚く。
「半分正解、半分不正解だ…」
男の質問に答えながら、コツコツと音を立てミレーネが部屋に入ってくる。
「どういうとこだ!」
ミレーネの言葉を疑問に思った男は、ミレーネを睨みつけながら質問した。
「今の我々は、連邦特別警察ではない。世界共栄連盟の樹立共に、陣営内部に不審な動きがないかを見張り、必要とあれば逮捕更迭を行う組織、世界特別警察…略してWSPだ。FSPの時は動けなかったが、WSPになった今なら、貴様ら全員をショッピくことができる…おい!こいつら全員連れて行け!」
「はっ!」
「クソがァーーーー!!!」
軍人達は陣営設立と同時に誕生した組織、WSPの隊員達に連行されて行った。
これと同時刻、他の場所でもWSPの活躍により、シュヴァルツ共和国の不穏分子は駆逐されて行くことになる。
各国国民は、これにより建国祭を中止させると思っていたが、あろう事か日丸国は建国祭をこのまま行うということを発表した。
理由としては、既に日丸国に到着している者が大勢居る上、今辞めたら日丸国の経済にダメージが入るというものだった。
この発表は、日丸国を冷たい目線で見るセレーネ連邦国やシュヴァルツ共和国の国民たちが増えることになった。
〇
建国祭開幕が前日まで迫ってきた。
その日の昼頃、休むことなく真っ直ぐと向かってきたトムヤード達セレーネ連邦国の重鎮達を乗せた、ニューホエールが日丸島に到着した。
「ようこそ、日丸国に…こんな時ではなければ、もっと大きく出迎えたのですが…」
停泊したニューホエールから降りてきたトムヤードを光成が直々出迎えた。
「態々お出迎えありがとうございます。今は急いで未曾有の危機を対応しましょう」
光成と顔を合わせながら、トムヤードは握手を求め、それに気がついた光成はトムヤードと固い握手を交わした。
「して、例の準備は…?」
「既にできております。こちらに」
固い握手を交わした二人は、直ぐに移動を始める。
二人向かった先は、近くに建設されていた海軍軍令部だった。
軍令部の中に入り、二人は真っ直ぐととある部屋に向かう。
「こちらです」
光成がとある部屋の扉を開けると、そこには演説台が作られており、演説台の前には一台のカメラと、様々な機器があった。
「早いですな…」
既にセッテングが終わっているのを見たトムヤードは、その早さに驚く。
「魔法通信で事前に報告を受けておりましたからな…」
二人が話し合っていると、アーミヤ達が入ってきて、機材を弄り始める。
「準備OKです。魔法通信、何時でもできます」
魔法通信を行う準備が終えたと、光成とトムヤードに伝える。
「では、始めるとしますか」
「はい」
準備が終わったと聞いた二人は互いに頷き、トムヤードが一人で演説台に上がった。
「ではカウントを開始します。10…9…8…7…6…5…4………」
放送開始のカウントダウンを途中まで述べ、手で3、2、1と表した後、アーミヤ達は日丸国、セレーネ連邦国、シュヴァルツ共和国の三国に向けた魔法通信による放送を始めた。
〇
『皆さん、こんにちは…私はセレーネ公国首相、ローベルト・トムヤードです。本日私は、この場を借り、シュヴァルツ共和国で起きた列車爆破について、お話します』
三国の主要都市に設置された魔法通信機を通し、トムヤードの姿と声が出されていた。
『現在、シュヴァルツ共和国の警察は、我々セレーネ連邦国が今回の事件を引き起こしたと言っていますが、我々は今回の事件に一切関与しておりません。これは、シュヴァルツ共和国に巣食うザルラ一派の残党が行ったことと断言できます。無論、私が言う程度では、シュヴァルツ共和国の皆様方は響かないでしょう…だからこそ、彼に話してもらいます。では、お願いします』
トムヤードはセレーネ連邦国の関与を否定した後、シュヴァルツ共和国の国民を説得するため、とある方を呼び、トムヤードは姿を消した。
トムヤードが姿を消してすぐに、映像に映し出てきたのは、
『セレーネ連邦国の皆様方、シュヴァルツ共和国の国民の皆さん…この度は、私のせいで、大変なご迷惑をおかけして申し訳ない』
暗殺されたはずのウルフだった。
無論これには、セレーネ連邦国、シュヴァルツ共和国の国民達は騒然とし、過激派は生きていたことに驚愕する。
『私の姿を見て、驚いている物が大半だろう。だが安心して欲しい。私は死んではない。こうして生きている!それを是非信じて欲しい…』
ウルフは自分が生きていることをしっかりとあぴーるする。
『今回、私はザルラ一派とも言える過激派に、命を狙われました。だが、その情報をセレーネ連邦国から受けていた私は、列車乗車後、ワープにて全員と共に脱出。無人の列車を連中に爆破させることで、死んだふりをすることに成功しました。そして私は、この場に立つまで、日丸国の皆様方に匿ってもらっていたのです』
演説台に立ったウルフは、今まで何をしていたかを大まかに説明した。
『今回の件で皆様は、セレーネ連邦国とシュヴァルツ共和国の溝の深さ、そしてちょっとした事で直ぐに戦争へと向かってしまうとご理解いただけたでしょう…そして、この溝は大帝国からしたら、両国の戦力を削れる絶好の機会です。考えてみてください…もし、お互いに疲弊したタイミングで、大帝国に侵略され、再び植民地にされる光景を!だからこそ、だからこそ!この溝を今少しでも埋めなければなりません!そこで、私…いや、我々はここに宣言致します!セレーネ連邦国、日丸国、そして我が国シュヴァルツ共和国の三国で協力し合い、大帝国に抵抗すると!!』
ウルフの演説が終わると共に、トムヤードと光成が演説台にあがり、光成がマイクを手に取った。
『んんっ…皆様方、初めまして…私が日丸国首相、竹田光成であります。先程アルシャー大統領が申しあげていた通り、この度我々は、大帝国に抵抗するために、新陣営を立ち上げることに致しました。その名も…世界共栄連盟でございます。世界中が協力し合い末永く繁栄していくよう尽力を注ぐ陣営であります』
光成は新陣営の発表し、カメラの方を見ながら、トムヤードとウルフの三人で固い握手をした。
三国による新陣営、世界共栄連盟に、民衆は驚きつつも、受け入れていくことになる。
〇
「クソが!!」
秘密基地にて、ウルフの暗殺失敗とセレーネ連邦国とシュヴァルツ共和国、日丸国の連携が強化されたという、過激派の彼らにとって最悪なシナリオになった報告を受け、一人が机を勢いよく叩いた。
「暗殺には失敗したが…今はまだ溝は深い!なんとしてでも、巫山戯た陣営を瓦解しt」
台パンした軍人が喋っているタイミングで、窓ガラスが破られ、様々な場所から雪崩のように武器を持った人々が入ってくる。
「き、貴様らは!FSP!?連邦の犬が何故ここに!?」
取り押さえられた軍人の一人が、服装に付けられているマークに気が付いて驚く。
「半分正解、半分不正解だ…」
男の質問に答えながら、コツコツと音を立てミレーネが部屋に入ってくる。
「どういうとこだ!」
ミレーネの言葉を疑問に思った男は、ミレーネを睨みつけながら質問した。
「今の我々は、連邦特別警察ではない。世界共栄連盟の樹立共に、陣営内部に不審な動きがないかを見張り、必要とあれば逮捕更迭を行う組織、世界特別警察…略してWSPだ。FSPの時は動けなかったが、WSPになった今なら、貴様ら全員をショッピくことができる…おい!こいつら全員連れて行け!」
「はっ!」
「クソがァーーーー!!!」
軍人達は陣営設立と同時に誕生した組織、WSPの隊員達に連行されて行った。
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