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①〈フラップ編〉
4『自分だけの秘密でも、お月さまは知っている』
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三分も経たないうちに、フラップは余すことなくカレーをたいらげていました。
「ふぁああ~、お腹パンパン。ご馳走さまでした!」
パチン! フラップはしっかりと手と手をあわせました。
「いやいや、気分がすっかり晴れましたよう。お礼といってはなんですが、
いっちょナイトフライトにご招待しますね」
「えっ、空を飛ぶの? 今から!?」
願ってもいない申し出に、レンはどぎまぎしてしまいました。
「ちょ、ちょーっと待った。キミ、ぼくを乗せて飛ぶってなったら、
かなり大きくならなきゃダメだよ? 相当、エネルギーを使うんじゃ?」
「大丈夫ですよ。昼間にいただいたお肉の分のエネルギーが、
まだまだ余裕で残ってますし。カレーでいただいた分と合わせれば、
十分間ほどですが、最初にお会いした時の体のサイズでいられますから。
とにかく、ぼくは今、あなたを乗せて空を飛びたくて、仕方ないんです」
そこまで言われてしまったら、厚意に甘えなければ寝覚めが悪いというものです。
ただ、このビルから飛び立つと、ご近所に驚かれる心配があります。
――あそこへ行くしかありません。
レンは、小さなフラップをこっそり抱えると、玄関から外階段を下りて、
涼やかな夜の下へと連れ出しました。
レンの両親は、夕方六時半を過ぎたあたりから、一番忙しくなります。
都会から電車で帰ってきたサラリーマンや学生たちが、どっと押しよせますから。
一階にあるお店の勝手口の窓から中をのぞいてみると、
暖色の灯りの中に、いつものようにバンダナキャップをつけた両親が、
数名のアルバイトたちといっしょにせわしなく働いている様子が見えました。
「今日もお勤め、ご苦労様です。フラップにも好評だったよ、うちのカレー」
レンは、勝手口越しにささやくような声で言いました。
外出する件は書置きしましたが、こんなことまで書くわけにいきませんから。
「この中、さっきの食べ物と同じニオイがしますね。それも、より濃厚に!
いいなあ、レンくんは。あんなにおいしい食べ物を毎日食べられるなんて」
「さすがに毎日は食べないよ。毎日だとすぐ飽きちゃうしね。でもまあ、
前にテレビでも取り上げられたことがあるくらい、人気店なんだよね、うちは」
「テレ? それってなんです? 新聞みたいなものですか?」
「あ、スカイランドにも新聞はあるんだ。まあ、そんな感じだと思ってよ」
レンは、人と出くわさないように警戒しながら、月夜の住宅地を走りぬけます。
ナイトフライトと聞いただけで、レンの胸は熱い期待でふくらみました。
レンは、一度だけ家族みんなで飛行機に乗ったことはありましたが、
空飛ぶ動物の背に乗って夜景を楽しむなんて、夢に思う程度のことでした。
「なんでそんなに、コソコソするんですか?」
「だって、キミは見るからに、この世の不思議そのものじゃないか。
人間界じゃ、ドラギィなんて動物は珍しすぎるんだよ。見つかればどうなるか……」
しばらく住宅街を走り、とある民家の玄関前に差しかかった時、
レンがふと思い出したように眉根をひそめました。
(あ、そういえば、この家には……)
ウォンウォンウォンウォン!!
出しぬけに、一匹のシェパード犬が門扉のむこう側に現れ、吠えたててきました。
「うわわわっ!」
レンは、この家の犬が苦手でした。よほど飼い主の安全を守りたいのか、
見なれない人が訪ねてくると、いつもだれかれ構わず吠えるのです。
その警戒心は、夜になってもなかなか解かれることはありません。
ウォンウォンウォン!!
「こいつ、近頃はぼくに吠えなくなったのに!
きっと、フラップのニオイを嗅ぎつけたんだな」
「ぼくのニオイですか?」フラップは平然としていました。
「もう、スカイランドの野犬と違って、かなり野蛮ですね。
ここはぼくにまかせて」
そう言うとフラップは、
レンの腕の中で、ガルルルル……! と、うなりはじめたのです。
まさか……。レンは嫌な予感がしました。
「ガウッ!! ガウガウガウッ!!」
フラップは猛犬よろしく、吠え返しはじめました。
「ちょ、ちょっとやめなって!」
二匹の吠え合いが、おだやかな夜をつんざきます。
モルモットサイズではまだ迫力が足りない。フラップはそう思ったのか、
レンの腕の中で徐々に大きくなり、しまいには中型犬くらいになって、
「ガウゥ~~ガウガウガウガウ!!」
より大きく、激しく吠えはじめました。
この異常な光景に、熟練の番犬もさすがに面食らったのか、
吠えるのをやめ、半歩後ろに下がっていきました。
「ああもう、分かった、分かったから! 早く縮んで、縮んで!」
レンは、民家の前からすたこら退散していきました。
その入れ替わりに、
民家の玄関口から一人の老人男性が出てきました。この家の家主です。
「お~い、どしたテツロー? こんな時間に吠えて?」
家主は、縮こまっていたペットの頭を、よしよしとなでてやりました。
「ふふっ、怪しい人間を追い払ってくれたかぁ? いい子だな、へへへ」
シェパード犬は、困ったように視線を上にむけていました。
もし、彼がフラップのように口を利けたなら、教えたでしょう。
自分は不審者に吠え勝ったのではなく、吠え負けた、とね。
*
紆余曲折はありましたが、
レンは人気のない森の中の公園へやってきました。
「さあほら、この辺なら大きくなっても、勢いよく飛び立っても、
だれにも気づかれる心配はないよ」
そこは、しんと静まり返った、石畳の遊歩道でした。
ポツリ、ポツリと灯る白い街灯だけが、闇をぼんやりと照らしています。
「じゃあ、このあたりで大きくなりますね」
フラップは全身に力をこめ、巨大化に取りかかりました。
体がぐんぐんとふくれ上がり、四歳児の大きさに……大型犬の大きさに……
ライオンの大きさに……シロクマの大きさに……
そして……レンを背中に乗せて飛ぶのに、申し分ない大きさになりました。
レンはもはや待ちきれなくなって、フラップの背中に飛び乗りました。
「出発いたしまーす!」
フラップは、大きな翼をはためかせ、石畳を思いきり蹴ると、
墨のように美しい月夜の空へ飛び立ちました。
涼やかな夜風を全身に受けながら、どんどん浮かび上がっていきます。
公園の街灯が、広場のブランコが、真っ暗な池が、
みるみるうちに小さくなるのが見えます。
気がついた時には、もはや地上ははるか下に遠のいていて、
暗黒の地平に浮かび上がる街の光が、宝石箱のようにきらめいていました。
ビルの灯りや、流れゆく車のライト一つ一つが、
はじまったばかりの夜に浮かれ騒いで、愉快に満ちて、
きらめくようなジュースを飲み交わしているかのよう。
(ああもう……素晴らしい!)
まさに、これでした。レンが幼い頃から恋焦がれていた体験は。
「レンくーん。素敵なながめじゃないですかぁ。人間界の夜は」
耳をつんざくような夜風の音に負けないように、フラップは叫びました。
「ホント、気分が晴れましたよう。
おかげで、こっちの世界でもがんばっていけそうな気がします」
「それはよかったよう。
あのさ、どうせならキミ、ぼくの家に住んじゃいなようー」
「えっ、えええぇ~~! いいんですか!」
フラップは仰天して、びくりと全身を震わせました。
「だってキミ、修行するなら、暮らせる家が必要じゃない。
それにぼく、キミをほっとけなくてさぁ。キミがガッツリ修行を果たして、
スクールの校長さんをギャフンと言わせるまで、ぼくが力になるよ!」
「でもでも、本当に……いいんですかぁー!?」
「言ったろ、ぼくは、無責任な大人がだいっきらいって。
わが家自慢のカレーも、好きな時に食べさせてあげるよ」
「わああっ、ありがとうございます! お世話になりますぅー!」
フラップの嬉しがって泣きわめく声が、夜に広がっていきました。
じつを言ってレンには、フラップとの新しい夢の暮らしを、
他のだれにもゆずりたくないという理由もありました。
そんな、いかにも子どもみたいな理由は、今日、
この月夜のどこかに隠してしまいたいと、レンはひそかに思っていたのです。
「ふぁああ~、お腹パンパン。ご馳走さまでした!」
パチン! フラップはしっかりと手と手をあわせました。
「いやいや、気分がすっかり晴れましたよう。お礼といってはなんですが、
いっちょナイトフライトにご招待しますね」
「えっ、空を飛ぶの? 今から!?」
願ってもいない申し出に、レンはどぎまぎしてしまいました。
「ちょ、ちょーっと待った。キミ、ぼくを乗せて飛ぶってなったら、
かなり大きくならなきゃダメだよ? 相当、エネルギーを使うんじゃ?」
「大丈夫ですよ。昼間にいただいたお肉の分のエネルギーが、
まだまだ余裕で残ってますし。カレーでいただいた分と合わせれば、
十分間ほどですが、最初にお会いした時の体のサイズでいられますから。
とにかく、ぼくは今、あなたを乗せて空を飛びたくて、仕方ないんです」
そこまで言われてしまったら、厚意に甘えなければ寝覚めが悪いというものです。
ただ、このビルから飛び立つと、ご近所に驚かれる心配があります。
――あそこへ行くしかありません。
レンは、小さなフラップをこっそり抱えると、玄関から外階段を下りて、
涼やかな夜の下へと連れ出しました。
レンの両親は、夕方六時半を過ぎたあたりから、一番忙しくなります。
都会から電車で帰ってきたサラリーマンや学生たちが、どっと押しよせますから。
一階にあるお店の勝手口の窓から中をのぞいてみると、
暖色の灯りの中に、いつものようにバンダナキャップをつけた両親が、
数名のアルバイトたちといっしょにせわしなく働いている様子が見えました。
「今日もお勤め、ご苦労様です。フラップにも好評だったよ、うちのカレー」
レンは、勝手口越しにささやくような声で言いました。
外出する件は書置きしましたが、こんなことまで書くわけにいきませんから。
「この中、さっきの食べ物と同じニオイがしますね。それも、より濃厚に!
いいなあ、レンくんは。あんなにおいしい食べ物を毎日食べられるなんて」
「さすがに毎日は食べないよ。毎日だとすぐ飽きちゃうしね。でもまあ、
前にテレビでも取り上げられたことがあるくらい、人気店なんだよね、うちは」
「テレ? それってなんです? 新聞みたいなものですか?」
「あ、スカイランドにも新聞はあるんだ。まあ、そんな感じだと思ってよ」
レンは、人と出くわさないように警戒しながら、月夜の住宅地を走りぬけます。
ナイトフライトと聞いただけで、レンの胸は熱い期待でふくらみました。
レンは、一度だけ家族みんなで飛行機に乗ったことはありましたが、
空飛ぶ動物の背に乗って夜景を楽しむなんて、夢に思う程度のことでした。
「なんでそんなに、コソコソするんですか?」
「だって、キミは見るからに、この世の不思議そのものじゃないか。
人間界じゃ、ドラギィなんて動物は珍しすぎるんだよ。見つかればどうなるか……」
しばらく住宅街を走り、とある民家の玄関前に差しかかった時、
レンがふと思い出したように眉根をひそめました。
(あ、そういえば、この家には……)
ウォンウォンウォンウォン!!
出しぬけに、一匹のシェパード犬が門扉のむこう側に現れ、吠えたててきました。
「うわわわっ!」
レンは、この家の犬が苦手でした。よほど飼い主の安全を守りたいのか、
見なれない人が訪ねてくると、いつもだれかれ構わず吠えるのです。
その警戒心は、夜になってもなかなか解かれることはありません。
ウォンウォンウォン!!
「こいつ、近頃はぼくに吠えなくなったのに!
きっと、フラップのニオイを嗅ぎつけたんだな」
「ぼくのニオイですか?」フラップは平然としていました。
「もう、スカイランドの野犬と違って、かなり野蛮ですね。
ここはぼくにまかせて」
そう言うとフラップは、
レンの腕の中で、ガルルルル……! と、うなりはじめたのです。
まさか……。レンは嫌な予感がしました。
「ガウッ!! ガウガウガウッ!!」
フラップは猛犬よろしく、吠え返しはじめました。
「ちょ、ちょっとやめなって!」
二匹の吠え合いが、おだやかな夜をつんざきます。
モルモットサイズではまだ迫力が足りない。フラップはそう思ったのか、
レンの腕の中で徐々に大きくなり、しまいには中型犬くらいになって、
「ガウゥ~~ガウガウガウガウ!!」
より大きく、激しく吠えはじめました。
この異常な光景に、熟練の番犬もさすがに面食らったのか、
吠えるのをやめ、半歩後ろに下がっていきました。
「ああもう、分かった、分かったから! 早く縮んで、縮んで!」
レンは、民家の前からすたこら退散していきました。
その入れ替わりに、
民家の玄関口から一人の老人男性が出てきました。この家の家主です。
「お~い、どしたテツロー? こんな時間に吠えて?」
家主は、縮こまっていたペットの頭を、よしよしとなでてやりました。
「ふふっ、怪しい人間を追い払ってくれたかぁ? いい子だな、へへへ」
シェパード犬は、困ったように視線を上にむけていました。
もし、彼がフラップのように口を利けたなら、教えたでしょう。
自分は不審者に吠え勝ったのではなく、吠え負けた、とね。
*
紆余曲折はありましたが、
レンは人気のない森の中の公園へやってきました。
「さあほら、この辺なら大きくなっても、勢いよく飛び立っても、
だれにも気づかれる心配はないよ」
そこは、しんと静まり返った、石畳の遊歩道でした。
ポツリ、ポツリと灯る白い街灯だけが、闇をぼんやりと照らしています。
「じゃあ、このあたりで大きくなりますね」
フラップは全身に力をこめ、巨大化に取りかかりました。
体がぐんぐんとふくれ上がり、四歳児の大きさに……大型犬の大きさに……
ライオンの大きさに……シロクマの大きさに……
そして……レンを背中に乗せて飛ぶのに、申し分ない大きさになりました。
レンはもはや待ちきれなくなって、フラップの背中に飛び乗りました。
「出発いたしまーす!」
フラップは、大きな翼をはためかせ、石畳を思いきり蹴ると、
墨のように美しい月夜の空へ飛び立ちました。
涼やかな夜風を全身に受けながら、どんどん浮かび上がっていきます。
公園の街灯が、広場のブランコが、真っ暗な池が、
みるみるうちに小さくなるのが見えます。
気がついた時には、もはや地上ははるか下に遠のいていて、
暗黒の地平に浮かび上がる街の光が、宝石箱のようにきらめいていました。
ビルの灯りや、流れゆく車のライト一つ一つが、
はじまったばかりの夜に浮かれ騒いで、愉快に満ちて、
きらめくようなジュースを飲み交わしているかのよう。
(ああもう……素晴らしい!)
まさに、これでした。レンが幼い頃から恋焦がれていた体験は。
「レンくーん。素敵なながめじゃないですかぁ。人間界の夜は」
耳をつんざくような夜風の音に負けないように、フラップは叫びました。
「ホント、気分が晴れましたよう。
おかげで、こっちの世界でもがんばっていけそうな気がします」
「それはよかったよう。
あのさ、どうせならキミ、ぼくの家に住んじゃいなようー」
「えっ、えええぇ~~! いいんですか!」
フラップは仰天して、びくりと全身を震わせました。
「だってキミ、修行するなら、暮らせる家が必要じゃない。
それにぼく、キミをほっとけなくてさぁ。キミがガッツリ修行を果たして、
スクールの校長さんをギャフンと言わせるまで、ぼくが力になるよ!」
「でもでも、本当に……いいんですかぁー!?」
「言ったろ、ぼくは、無責任な大人がだいっきらいって。
わが家自慢のカレーも、好きな時に食べさせてあげるよ」
「わああっ、ありがとうございます! お世話になりますぅー!」
フラップの嬉しがって泣きわめく声が、夜に広がっていきました。
じつを言ってレンには、フラップとの新しい夢の暮らしを、
他のだれにもゆずりたくないという理由もありました。
そんな、いかにも子どもみたいな理由は、今日、
この月夜のどこかに隠してしまいたいと、レンはひそかに思っていたのです。
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