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料理をしましょう
しおりを挟む「ねぇねぇー紗綺ーー今日の夕飯は何ー?」
『え、今日も食べてくの、お前』
「うん!だって、紗綺のご飯美味しいんだもん!」
飲み物を持ってリビングに戻ると、カナは机に突っ伏しながら上目遣いをしてきた。
(、、、こういう可愛いところ、ずるいよなぁ…)
『はいはい、いーよ』
「ありがとう!!紗綺!」
『あ、なっちゃんも食べてく?』
「え、いいの?」
『良いも何も、2人も3人も変わらないよ』
「!た、食べる!!」
『よーし、それじゃあ時間もちょうどいいし作り始めるとするか』
台所に立つ俺
と包丁を持った俺の背後に、ぴったりと張り付いているなっちゃん。
カナはリビングで大人しく待ってるみたいだ。スマホ弄ってたし、情報収集かなにかかな?
なっちゃんは、料理とかしたこと無かったりするのかな?
興味津々に見てるので、背中の気配を気にしない事にした。
『なっちゃん、魚とか食べれる?』
「食べれるよ~」
『んーー、それじゃあ、あれ作るかー』
玉ねぎをみじん切り、パプリカ、ミニトマトを切り分ける。
鍋に水を入れて、火をつける。
その間にさかなの片面の皮目に切込みを入れて塩を振る。
鍋にアサリ出汁の材料を入れて蓋をして中火に調整する。時間が経って、アサリの殻が開いたらザルで殻を取り除く。
ボウルに出汁をうつして、サフラン、コンソメ顆粒、塩を入れて混ぜる。
黙々と作業をしてたら、背中にあった気配が横に移動してた。
うむ、、、、手伝いたいのかな?
『なっちゃーーん』
「!!…な、なに~?」
『フライパンに油引いて、魚焼いてくれない?』
「え~僕がやるの!?」
『手伝って欲しいな~なんちゃって』
「やる!!」
なっちゃんはキラキラした目で返事をするとすぐにフライパンを棚から取り出して準備をし始める。
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