上 下
6 / 13

※僕は穢れているから__???side

しおりを挟む
???side





僕は穢れているらしい·····
































ジュブジュブ、グチュグチュ





「はぁ、、あっ、あぁぁぁ!!」





____この声は誰の声だろう…





バンパンバンパンパン





「あっ、アン!、、、や、やらっ!あっ、」




___あれ?喉が痛い、腰が痛い、足が痛い、、、、でも·····




バンパン、ズプッズプッズプッ





「あっ、ひゃっ、、アッアッ、もう、、いき、、くない、、!!!で、でちゃ、ぁ、あっ、い、いっちゃ、、、、あぁぁぁぁぁ」






_____キモチイイ

































僕は今では、タチのように男らしい身体をしているが、中等部の頃は親衛隊の子たちのような可愛いらしい風貌をしていた。だから今のようなセフレなんかいなくて、いつも自分より身体がデカい奴らに狙われていた。




怖かったけど、風紀委員も僕を要注意人物対象として護衛してくれていたから、大丈夫だと思っていた。·····あの事件までは__



















あの日は、一緒に帰る予定の護衛役の風紀委員の言うとおりにいつもと違う待ち合わせ場所で待っていた。学校の裏だ。この時に気づけば良かった。危ない、、って__あの日の自分に言いたい、『早く逃げて』と




そして、待ち合わせの時間になった時に来たのは護衛役の風紀委員と、、、いつも僕を狙っていた奴らで。




今から、自分がされることを理解したときには遅かった…



無理矢理飲まされた薬によって、自分の意思と関係なく感じさせられる快楽によって僕は意識を手放した。






それからは、半年くらいは学校に行けなかった。両親から聞いたことによれば、俺を強姦した奴らは全員退学余儀なくされたらしい·····それでも、また違う人に襲われるかもしれない恐怖から、学校へ行こうとすれば身体が震えた·····




最初の頃は、あまり食べれなかったがしっかりと食事を摂るようにして、2ヶ月後から僕に成長期がきたらしく、小さかった身長はメキメキと伸びていった。華奢だった体格も逞しくなり、学校に復帰してからは狙われることはなくなった。かわりに、可愛い子たちからはモテるようになった。






そのまま、高校生になって___





僕は毎日のように、親衛隊の子たちとセックスをするようなセックス中毒者になってしまった。








___キモチイイことが好きになった。








でも、、、、、、
























ジュブジュブジュブジュブ



「あっ、あっ、あぁ!!かい、けいさまっ!」




「、、っ、、ん?、はっ、、どうしたの~?」





「あっ、あぁぁぁ、アッアッ、き、きも、ちい、、ですかっぁ、!!」






「・・・・・・・・・・っ、うん」

























_____嘘だ。







本当は、モノタリナイ____
















何度ヤッテも、毎日ヤッテいるのに、、!!





なんか、ピースが一つだけ当てはまらないように何かが物足りない·····






でも、ヤらずにいられるわけでなく身体はずっと快楽を求めている·····












気がクルイソウダ_____!




























そんな時に出会ったのが、愛川咲良――さっちゃんだった·····





さっちゃんは言ってくれた、、、





「ん?お前なんか寂しそうな顔してんな!!だったら、俺がお前と一緒にいてやるよ!!せ、セフレなんか関係なくずっと一緒にいてやる!お前が寂しくならないように!!」







別に、寂しいってわけではなかったけど、この子と一緒に居れば僕の心のピースが当てはまると思った。だから、さっちゃんと一緒にいるようになった。出来るだけ、離れないように・・・・・生徒会の仕事もせずに·····

















でも、でも、でも!




一ヶ月経っても、ピースは当てはまらなかった…




この子なら!って思ってたのに·····





いつもさっちゃんは僕にこう言っていた…





「せ、セフレなんか穢れているんだぞ!!一緒にいちゃダメだからな!」


























今なら分かる、穢れているのは僕だ.......






僕は____


































「おい、聞いてるのか!!」



---バシッ!





「いっ!」




頬を叩かれ、遠のいていた意識が戻ってきた。目の前には、僕を叩いた奴と後ろに何人かF組の奴らがいた。




あれ?今、僕はなんでこいつらと一緒に·····











あぁ、、そうだ、、、、思い出した。






「アンタ、本当は“ネコ”だろう?」





「っ!?は、はぁ~さっきから言ってるけど、僕は“人間”だけど~」





「そういう意味で言ってるじゃねぇよ。俺と今つるんでいる奴が言っていたんだよ、会計サン、、アンタ__抱かれたことあるんだよな?」


















そうだ、そうだった·····





バレたんだった______





あ、やばい、、震える、、、、













襲われる怖さと、、、
















(な、なんでっ·····!)













襲われるということへの期待で_____













(あぁ、、、)




























僕は、ケガレテイル______
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

学園の支配者

白鳩 唯斗
BL
主人公の性格に難ありです。

平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです

おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの) BDSM要素はほぼ無し。 甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。 順次スケベパートも追加していきます

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

弟の可愛さに気づくまで

Sara
BL
弟に夜這いされて戸惑いながらも何だかんだ受け入れていくお兄ちゃん❤︎が描きたくて…

平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜

ミクリ21
BL
竜城 梓という平凡な見た目のハイスペック高校生の話です。 王道学園物が元ネタで、とにかくコメディに走る物語を心掛けています! ※作者の遊び心を詰め込んだ作品になります。 ※現在連載中止中で、途中までしかないです。

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。

白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。 最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。 (同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!) (勘違いだよな? そうに決まってる!) 気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。

学園と夜の街での鬼ごっこ――標的は白の皇帝――

天海みつき
BL
 族の総長と副総長の恋の話。  アルビノの主人公――聖月はかつて黒いキャップを被って目元を隠しつつ、夜の街を駆け喧嘩に明け暮れ、いつしか"皇帝"と呼ばれるように。しかし、ある日突然、姿を晦ました。  その後、街では聖月は死んだという噂が蔓延していた。しかし、彼の族――Nukesは実際に遺体を見ていないと、その捜索を止めていなかった。 「どうしようかなぁ。……そぉだ。俺を見つけて御覧。そしたら捕まってあげる。これはゲームだよ。俺と君たちとの、ね」  学園と夜の街を巻き込んだ、追いかけっこが始まった。  族、学園、などと言っていますが全く知識がないため完全に想像です。何でも許せる方のみご覧下さい。  何とか完結までこぎつけました……!番外編を投稿完了しました。楽しんでいただけたら幸いです。

処理中です...