恭介&圭吾シリーズ

芹澤柚衣

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アンアームド・エンジェルの失言

12.

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〝疲れてるところ悪ィが、呆けてる場合じゃねーぞ〟
「え」
 犬神の忠告に思考が追い付かず、烏丸は反射で聞き返した。文章にもならない母音を、ただ一言。クエスチョンマークをつけたのかも怪しい程語尾のあがりきらなかった単音の意図を、拾い上げて犬神が嘆息した。顎で天井を指されて釣られるように視線で追いかけると、殺風景だった天井に黒い渦が蠢いているのが見える。
〝残りの連中も、そろそろくるからな〟
 言うや否や、続けて落下したのは白い虎霊だった。着地と同時に艶やかな毛並みの形を崩し、畳んだ極上毛布のように姿を変えクッションを作る。その上に丁度落下した圭吾が、小さくお礼を言ってから優雅に畳の上に降り立った。それは高級車の後部座席から降り立つハリウッドスターのように、ともすれば見惚れてしまう程度には品のある所作だった。世界中の上質ガウンを集めてもこうはならないと断言できるほど光沢のある毛並みで構成された高級救命装置さえ、嫌味なくらい似合っている。
 それ程汚れていない制服を二度三度軽く手で払った後、圭吾は淡々と烏丸に報告した。
「あと一人降ってきます」
 少し考えてから烏丸は、横着にも体を起こすことをせず、そのまま横へと転がった。さっきまで彼が大の字になっていた場所に、何のクッションも装備もなく極上の美少年が無防備に落ちてくる。
「クソ痛ェ!」
 精巧な人形のように綺麗な面立ちにまるで似合わない口調で吐き捨てるかの如くそう叫び、その後文字通り唾を吐いてから、憤懣やる方ないといった顔を微塵も隠すことなくその少年は薄情な呪具師に詰め寄った。
「おい烏丸! お前のせいでこんな無茶苦茶な復路になってんだぞ! 避けてねェで受け止めるぐらいしろよ!?」
「え~、やだよ。俺、恭介以外の男をお姫様抱っこする趣味ないし」
「お前マジで一回殴らせろ」
 正直過ぎる男が愛弟子以外へのドライな感情をそのまま口にしたせいで、それはとどめの燃料となり一之進に引火した。
〝止めとけ一之進! 体は鳴海だぞ!?〟
 意識が戻った時に記憶もないまま血痕まみれとなった右拳を見る羽目になっては鳴海が可哀想だと、犬神は全力の説得で一之進を止める。そもそも露骨に圭吾だけ贔屓して助けてないで、そのはっきり何とは断言できない謎めいた毛布で一之進のことも受け取ってやれよと白虎を睨んだが、虎霊は涼しい顔で、圭吾に寄り添うように行儀よく座っている。
「何か鳴海にしては狂犬じみた性格になっちゃったなぁと思ってたけど、道理で……中身は一之進か? びっくりしたなぁ」
「よく言うぜ。どうせこうなることだってお前の筋書き通りだろ」
 白々しく感心されるのには付き合わず、一之進が忌々しく言い捨てる。心外そうに片眉をあげるだけで具体的に反論してこないあたり、本当に性格の悪い男だと改めて思う。
〝返してくれ……俺の……〟
 重ねて責め立てようとしたタイミングで、耳をつんざく地響きのような唸り声。発信源を振り返る前に、外れた天蓋が飛んでくる。ポルターガイストなどといった可愛い言い方では収まりきれない程、明確な敵意を持って神楽の間のあらゆる仏具が武器に変わった。
〝返せェェェ!!〟
 障子紙が一気に破け、目の前で格子の襖が真っ二つになる。ささくれ立った切り口が刺となり、恭介の体に向かって飛んで行くのが見えた。反射で畳を踏みつけて、一之進が高く跳ぶ。跳躍の最中に体をひねり、即席の結界で壁を作る。弾かれた木片は勢いを殺され、鳴海の頬を掠めて消し飛んだ。
「あっぶね……目ん玉やられっかと思った」
「ナイスいち君!」
「いち君言うな」
 雑に褒めてくる烏丸に律儀に突っ込んで、不安定だった結界に、更に膜を張る。ビリビリと、翳した左手が痺れていた。
 圭吾にああ言ったけれど、正直な話一之進だって、局所的に力を要する結界の捻出はあまり得意分野ではなかった。あまつさえ、このタイミングで悪霊との力の差を露骨に体感する羽目になり、覚悟の足りなかった自身の甘さが、嫌な予感を伴って背筋を伝う。
 それほどに、和真の力はだった。
〝しかし、よほど弟が大事とみえるな……さっきから、返せとしか言わねェじゃねーか〟
「……どうだろうな」
 意味のわかりかねる言葉をひとりごちて、一之進は脂汗を手の甲で拭った。
「いち君は、そのまま恭介の体を守っててくれ。あと犬神」
〝何だよ〟
「俺が守護霊交代の祝詞を読み終えるまで、俺たちを結界で守ってて欲しい。というか主に基本的に是が非でも揺るがなく確実に絶対的に俺を中心に守ってくれ……割ともう体力が限界に近いんだよ」
 司令塔らしく指示を与えてきたくせに、簡単に弱音を吐いて烏丸がパタパタと足をばたつかせている。どうでもいいがお前いい加減そろそろ起きろよと突っ込みたくなったが、烏丸に限っては存外的外れなことはしないという個人的な信頼がある分、容易くああしろこうしろと突っ込めないもどかしさがあった。
 局所的にという指示にはあっさり逆らって、広範囲に膜を張らせながら犬神は呆れたように言い捨てる。
〝お前ばっかり贔屓な結界とか張れる訳ねェだろ馬鹿〟
「ついには馬鹿呼び!」
 上体を起こしながら呑気に突っ込んで、烏丸は広げたなりの経文を手探りで引き寄せた。瞬間、飛んできた香炉を罰当たりにも転がっていた位牌で跳ね除けながら、いそいそと犬神の結界の中へ避難する。そうして思い出したように、プラスアルファで注釈を添えた。
「一之進も犬神も、無理に応戦する必要はないよ。交代の儀の時間さえ稼いでくれれば、それで充分だから。その後の事は、その後に考えればいい」
 軽々しい口調でそう呟いてから、片膝を立てて座り直す。大の字で寝転がった弾みでめくり上がった前髪を崩したままで、烏丸は視線を後ろに返した。
「さてと……」
 ただ呑気だった呪具師の声が、急速に温度を下げる。
「改めまして、元守護霊様。再びお目見えできて光栄です」
 形式上の薄い笑みを浮かべながら、烏丸は安っぽい口調で挨拶の辞を述べた。ピリピリとした空気を隠すこともせず、到着したばかりの武家の霊に打診する。
「早速ですが、貴方には元のように拓真の守護についてもらいたい」
 抑揚のない声に、感じ取れる僅かな凄み。選択肢を委ねられることもなく、その指令は決定事項として元守護霊に下された。
だ。意味はわかるな?」
〝烏丸〟
 声の強さに気圧され、見ていられなくなった犬神が口を挟む。
〝無理強いはするなよ。俺たちがお前に従うのは、お前が一番大人で、正しい判断ができると信じているからだ。その距離感にいない人間まで、一方的に命じて動かすことなんかできないからな〟
「じゃあこいつは、拓真と和真が揃って自滅するのを、わざわざ霊門から見届けにきたのか?」
〝烏丸!〟
 穏便に進めたい犬神の意図に背いて、烏丸が容易く毒を吐く。実際、猫っ可愛がりしている恭介の命が掛かっている現状の中でまだ冷静さを保てていた方だという評価はあったが、そろそろこの男にも拭いきれない焦りが見え隠れし始めるのも無理からぬことだった。
「いいさ。確かに心は本人のもので、何に従うのかを、選ぶのも本人の自由だ。俺だって、今どうすることが最善か、冷静に頭を使って考えられないやつを守護霊に戻そうなんて博打はうたないよ」
 頷かない武家の霊をあっさりと切り捨てて、烏丸は視線を経へと戻す。
「ただ見届けに来たなんて、萎えることを言わないでくれよ。眺めてるだけなら、いないのと同じだ。あんたができないと腹に決めてるなら、他に頼むだけだ。俺が読み終わるまでに結論を出してくれ」
〝……和真様を、助けるためだと言ってくださったのは、貴方が初めてだ〟
 静かな声が、神楽の間に落とされた。仰ぎ見ると、先祖霊が深々と頭を垂れているのが視界に映る。
〝もう一度、私に委ねていただけませんか。今度はもう……知らなかった振りをしたくないのです〟
 どこまでも紳士なその声は、ささくれだった烏丸の心に確かな重みをもって届いた。
「承知した」
 短く答えて、しゃがみこむ。今度こそ、一切の脇目も降らず読経に集中するようだ。
〝返してくれ……俺のだ……俺のだったはずなんだ……!〟
 悲痛な声が、火立てを薙ぎ倒す。先端が煤で汚れた蝋燭が、畳の上へと転がった。更に結界の強度を強めようと構えた犬神の前足が突如、形状を保っていられなくなり空気に溶ける。
「犬神さん……!」
 圭吾が慌てて駆け寄ったが、バランスを崩した体は容赦なく畳へと倒れた。
〝あ……?〟
「無理もねェよ。お前、霊門に向かってからこっち、ずっとでけェ規模の結界張りっぱなしだったじゃねーか」
 一之進が声を張り、思考の追い付かない犬神に言い置いた。
「おとなしく回復に集中しとけ。その間は俺が全員守るからよ」
 そう言い切って、恭介のみを守っていた結界の直径を広げる。神楽の間に佇む全員を包み込んでから、一之進は改めて霊力を放出した。
〝強度が薄くなってるぞ……それ以前に、こんな広範囲に渡って張り続けてたら、一之進の体力がもたないんじゃねェか……?〟
 青息吐息で忠告する犬神に、痕になりそうな程眉間に皺を寄せた一之進が怒鳴り返す。
「うるせーよ! お前じゃねーんだから俺の結界に確かな質は求めんな! できるできないじゃなくて、やれることをやるしかねェのが現状だろ!?」
〝そりゃ、そうだがよ……〟
「俺ァ小さい頃から、どんなクソを噛まされても仕入れた商品はお前の一部だから、目利きのできなかった自分ごと認めてやって、その上で胸張って売ってこいって言われてんだ。例えおめェらみてェなクソ面倒臭ェ連中のごちゃごちゃに巻き込まれるなんてクソ面倒な貧乏くじ引いちまったとしても、俺の子孫のために頑張ってくれてる以上全力で立ち向かうって決めてんだよ!」
〝一回聞いてみたかったんだが小さい頃のお前に毎回謎なアドバイスしてくるヤツ誰だよ〟
 こんな時に聞くべきではないと重々承知だったが、興味本位が勝って犬神はずっと気になっていたことをつい尋ねてしまった。当然そんな余裕は一ミリもない一之進に完璧なまでに無視される。
 ふいに、窓ガラスに石をぶつけたような、亀裂が入った音が響いた。
「くそっ……!」
 一之進の腕が、僅かに下がった。込める力がまるで及ばない。暖簾に腕押しだった。
 足らないのではない。歯が立たないのだと絶望と共に知る。
〝結界に皹が入ったぞ!〟
「わかってる……!」
 こめかみに浮かぶ脂汗を肩口で拭いながら、一之進は再び両の掌に力を込めた。その姿を、呆けたような顔で圭吾はただ見つめていた。

(僕は……何を願ったんだ……?)

 緊迫する神楽の間の中で一人、圭吾はただじっと息を潜めていた。できることがない。やれることもない。その現状のお陰で、自分自身を見つめ直す以外に圭吾にはすることがなかった。
(きっと、守りたいだなんて言ったところで、あんたはおとなしく守られちゃくれない)
(僕は、最初からそれをわかってた)
 背に隠そうとしても庇われる。暴こうとしても逃げられる。最初から圭吾は、恭介の人となりを知っていた。覚悟を決めたのは、秘密を知ったからじゃない。こうありたいと願ったのは、盟約が成立した瞬間だけじゃない。
 烏丸のように抱き上げたり、手を取って正しい方へと導くことなんかできない。自分だって、どうすることが正解だったのか今もわからないままなのだ。容易く光ある道へと標を翳すなんて、絶対的に不可能だった。犬神のように、すべてを包み込んで、何者からも守るなんてことも、鳴海のように明るく笑って、癒しを与えるなんてこともできない。
(僕は、ただ)

 ――この人を、今直ぐに傷ひとつなく助けてやれることが可能な動物霊との、盟約を!

 あの時腹の底から叫んだ自身の声が、ふいに耳に返って目を閉じる。
(……ああ、そうだった)
 靄が晴れたような気持ちで、圭吾は右掌を開く。
(僕があの時、願ったのは)
 そのまま頭上に掲げ、思い切り息を吸った。

(土屋先輩の隣に立って、共に戦える力を)

「――白虎!」
 いつも、その名をただ呼ぶばかりだった。いつ如何なる時も従順に自分へと傅いてくれるような存在に、何を願い、一緒に何をすればいいか、イメージさえもできなくて、成すすべもなく戸惑っていた。
「剣になれ!」
 初めての、具体的な圭吾の命令。虎霊は、背をしならせて形を歪めた。光沢のあるその霊体は、リセットするかのように幾つもの光の球体へと様変わりをし、その直後、圭吾の掌の内へと集まった。目映い光と共に、徐々に形が定まってゆく。一振りの刀を模したような光剣の鞘は、圭吾が握り込んだ瞬間ぴったりと当て嵌った。
「な、何だ、ありゃあ……?」
 白虎の紡ぐ光が全てその大剣へと溶け込んだのを確認し、圭吾は破損した一之進の結界を蹴りあげた。破片と共に外へと飛び出して、柄を両手で握り直し垂直に振り下ろす。瞬間、大きな風が巻き起こり、和真は壁に打ち付けられた。
「すっげェ……」
 目をぱちぱちさせながら、思わずといった口調で一之進が呟いた。壁に打ち付けられた霊に、追い討ちをかけるように圭吾が駆け出した。刀の切っ先を迷うことなく和真の喉元へと向け、静かにねめつける。肩で息をしながら、ぐらつく視界をどうにか保ち、奥歯を噛みしめた。
 モニターの電源を切った直後のように、圭吾の剣が一瞬ぶれる。大きな武器は、予想以上に圭吾の体力を奪ったよう。目眩にも似た視界の揺れに抗うことはできず、ついに圭吾は膝をついた。
「ハァ、ハァ……」
 心臓を抑えて、整わない息を吐く。それでも視線だけは逸らさずに、じっと和真の動向を見据えていたが、それもとうとう叶わなくなった。走馬灯のような、音さえ感じないスローモーション。前のめりで倒れ込んだ圭吾の後ろに、烏丸が立った。
 口の端を右だけ上げて、ただ一言を放つ。
「よくやった、圭吾」
「烏丸、さん……」
「一之進、結界を解いて待機してくれ。全ての祝詞を読み終えた。恭介の魂が体に戻る」
 翳した烏丸の掌から、帯状の光が放たれた。慌てて結界を解いた一之進が振り返ると、その光は元守護霊をしっかりと包み込んでいる。
「――守護霊、交代だ!」
 高らかに、烏丸が宣言した。畳が波打つように揺れ、武家の霊体が大きく膨れ上がった。雄々しい雄叫びと共に、拓真の背後へと君臨する。
 完全復活した圧倒的な霊力を前に、和真はただひれ伏すしか手立てがなかった。あれほど強力だった力は鳴りを潜め、文字通り畳の上へと叩きつけられている。一方的に削ぎ落される霊気は、いっそ残酷な程加減がなかった。芯の短くなった蝋燭のように、和真の灯が力なく揺れているのが見える。
〝終わっ……たのか……?〟
 この様子なら、もう拓真の守護霊が悪霊に呑まれるということもないだろう。改めて退治するような必然性も感じられない程圧倒的に、その格差は歴然としていた。
「馬鹿言うなよ。ここからが本番だ」
 ため息交じりに烏丸が言って、再びアタッシュケースをひっくり返す。
〝え、え……? だって、守護霊は無事交代できたんだろ?〟
 予想外の展開に目を剥いて、犬神は烏丸に聞き返す。
「お前、まさか俺の職業を忘れた訳じゃないだろうな? 言っただろ、メインの仕事は別にあるって」
〝珍妙な札とトラブルしか生まない妙薬を作る以外に何かあんのか?〟
「犬神ってほんと俺に厳しすぎるよね!?」
 さめざめと泣き真似をする大人げない男に付き合う気にならず、犬神は乾ききった声で先を促した。
〝うるせェな、早く要点を説明しろよボケが〟
「お前ときどきチンピラみたいになるよなァ」
 がっくりと肩を落としながら、半分脅されているような心持ちで烏丸が口を開く。
「だから……」
「烏丸ァ!」
 切迫した一之進の声が、天井に跳ね返るような大きさで響いた。名指しで呼ばれた烏丸が、不審に思い眉を潜める。どうした。そう声を掛けるつもりだった。
「恭介……息してねェぞ!」
 これまで策略を立てるべく休まずにくるくると動いていた烏丸の思考が、この時初めて明確に静止した。
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