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【後日譚】幸せ貞操危機生活 〜ちゃすてぃてぃくらいしす・らいふ!〜
Last Day「これから先の未来も」
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――ほら、ベル。着いたよ。
グレンが笑う。
美しい目を細めて、他の人間には絶対に向けない心からの笑みを、オレにだけ向ける。
「花なんか見て、なにが楽しいんだ」
嬉しくてたまらないのに、オレの口は皮肉しか吐き出せない。忌々しい。
「ベルは花が嫌い?」
グレンはそんなオレに呆れるでもなく、繋いだ手をより強く握って、問いかけてきた。
「別に……好きでも、嫌いでもない」
「そっか」
――お前は? お前は、好きなのか。
そう訊きたいのに、唇は動かなくて。
黙り込んでしまったのに、グレンはそんなオレを見て楽しそうに笑っている。
「……なにがそんなにおかしい」
「ごめん。やっぱり……君に、似合うと思ったんだ」
グレンがオレの髪を撫でた。
「ベルには、白が似合うね……天使の色。ベルの色だ」
歯の浮くような台詞。
芝居の中でしか言わないような陳腐な褒め言葉。
そう思うのに、頬は緩んだ。
「馬鹿な奴……」
______________
_______
___
「おはようございます、ベル」
グレンがカーテンを開けながらオレに笑いかける。
「……おはよう、グレン」
もうすっかり慣れたやりとりだ。
あいさつの後におでこにキスをされるのも慣れた。
……これあれか、“おはようのキス“か。
寝起き悪すぎて気付いてなかったけど、最近これも習慣付いてきてるな……。
まあいいや、西洋人だもんね。あいさつのキスぐらいするよ。
あれ……もしかしてオレもするべき、なのか……??
「ベル? どうしましたか」
「いや……ちょっと」
うん。小っ恥ずかしいけど、そのうち慣れるだろ――そう思って、ベッドから出て立ち上がり、窓辺に立っているグレンの前に立つ。
背伸びをしてみたが……まあ、届かない。
「おい、しゃがめ」
「……っ」
グレンは口元を抑えてしゃがんだ……というか崩れ落ちた。
「は? なに、急にどうしたの……」
「すみません……背伸びしてるベルが可愛くて……」
好きでチビ――いや、日本人平均身長ちょい下なわけじゃねぇよ。
キスはやめだ。
ちょうどいい高さにある頭を軽く叩いて、それから撫でる。
「言っておくけどな、オレが小さいんじゃなくてお前が大きいんだからな」
「……それ、定番のやつですよ……」
知ってるけど一応言っとこうと思って。
◇◇◇
今日は毎月恒例の、領内視察の日だ。
「行きましょう、ベル」
――ベル。おいで、ベルンハルト。
手を差し出す姿が、記憶の中の幼い少年と重なった。
「……うん」
眩しさに目を細めて、記憶よりもずっと大きくなった手を取る。
◇
「おはよ、ロニーアンドエステル~」
今日も運良く二人とも一箇所にいてくれた。
「まとめて呼ぶな! おはようございます!!」
「おはようございます。今日は早いですね」
「うん。今日はこの後用事があるから。バイバイ」
二人は仲良く仕事に励んでいる様子だ。悪巧みをしている素振りもない。
……余談だが、エステルはシャウラ子爵になった。
けど、それについてオレに文句を言ってはこない。グレン曰く、彼はロニーが無事ならそれでいいそうだ。
……案外ブラコンなのかな。
「帰るのも早いな……もう来る意味ないだろ」
「牽制ならもう十分なんで……ほんと頻度減らしてくれません?」
息ぴったりにブツブツと文句を言ってくる双子に手を振って屋敷を後にした。
◇
「ベル、用事って?」
屋敷の外に出てすぐ、グレンが首を尋ねてくる。
そうだ、まだ彼にも伝えていなかった。
「グレン……オレ、あの花畑に行きたいんだ」
記憶の中の――あの、一面の白を見たい。
◇◇◇
手を繋いで、二人でその場所へ向かった。
「ああ……」
――オレが、“死んだ“とき。最後まで思い描いていたあの景色だ。
「ベル……どうして、ここへ来たいと思ったんですか」
見上げると、グレンは泣いていた。
「泣くなよ。……あのとき、訊けなかったこと、訊こうと思ってさ」
「訊けなかった、こと……」
白い花の中を二人で歩く。
「そう……お前が、オレに“花が嫌い?“って訊いて……オレは、どっちでもないって答えて……」
「……うん」
「なぁ……お前は? 好きなの?」
雪原のような白の中で、グレンは静かに言う。
「俺も……好きでも、嫌いでもありませんよ。花なんか、別に見ても楽しくありません」
「……はは、だよなぁ」
抱き上げられて、唇が重ねられる。
「ねぇ、グレン。オレさ、記憶は全部取り戻したけど……完全に、“前のオレ“と一緒じゃないと思う」
オレは記憶の中のオレほど繊細でも高貴でもないし、オタクだし。
「でも、オレがそうしたいと思ったんだ」
前のオレと一緒になるのは――受けた傷も、もう一度受け取ることになる。もう一度傷ついて、悔やんで、そうして苦しむことになる。
だから。
「完全に一緒じゃなくてもいい。受け取りたい物だけ受け取ろうって……そう、決めたんだ」
叔父さんが、グレンが言ってくれたみたいに、自分を傷つける人間のことなんか、もうどうでもいいと思うことにした。
もう、憎んだ相手の行く末だって気にしない。
そんなことに、オレの時間は使わない。
「オレの全部――時間も、想いも、心も体も、全部……お前にやるよ」
グレンから奪ったものには足りないかもしれない。でも、オレが与えられるものは全部、グレンにあげようと思うんだ。
「グレン。――好きだ。オレにお前を守る力はない。でも、これから先の未来も、ずっとお前の傍にいさせて」
笑いかけると、グレンも笑った。
「はい、ベルンハルト。ずっと俺の傍にいて、俺を幸せにしてください。……約束です」
“約束“の花言葉を持つ白い花畑の中で、永遠を誓う。
なんて陳腐なハッピーエンドだろう。
「――あいしてる」
おとぎ話みたいな、ありふれた結末。
だけど、これはオレたちだけの――オレとグレンだけの、特別な幸せなんだ。
グレンが笑う。
美しい目を細めて、他の人間には絶対に向けない心からの笑みを、オレにだけ向ける。
「花なんか見て、なにが楽しいんだ」
嬉しくてたまらないのに、オレの口は皮肉しか吐き出せない。忌々しい。
「ベルは花が嫌い?」
グレンはそんなオレに呆れるでもなく、繋いだ手をより強く握って、問いかけてきた。
「別に……好きでも、嫌いでもない」
「そっか」
――お前は? お前は、好きなのか。
そう訊きたいのに、唇は動かなくて。
黙り込んでしまったのに、グレンはそんなオレを見て楽しそうに笑っている。
「……なにがそんなにおかしい」
「ごめん。やっぱり……君に、似合うと思ったんだ」
グレンがオレの髪を撫でた。
「ベルには、白が似合うね……天使の色。ベルの色だ」
歯の浮くような台詞。
芝居の中でしか言わないような陳腐な褒め言葉。
そう思うのに、頬は緩んだ。
「馬鹿な奴……」
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「おはようございます、ベル」
グレンがカーテンを開けながらオレに笑いかける。
「……おはよう、グレン」
もうすっかり慣れたやりとりだ。
あいさつの後におでこにキスをされるのも慣れた。
……これあれか、“おはようのキス“か。
寝起き悪すぎて気付いてなかったけど、最近これも習慣付いてきてるな……。
まあいいや、西洋人だもんね。あいさつのキスぐらいするよ。
あれ……もしかしてオレもするべき、なのか……??
「ベル? どうしましたか」
「いや……ちょっと」
うん。小っ恥ずかしいけど、そのうち慣れるだろ――そう思って、ベッドから出て立ち上がり、窓辺に立っているグレンの前に立つ。
背伸びをしてみたが……まあ、届かない。
「おい、しゃがめ」
「……っ」
グレンは口元を抑えてしゃがんだ……というか崩れ落ちた。
「は? なに、急にどうしたの……」
「すみません……背伸びしてるベルが可愛くて……」
好きでチビ――いや、日本人平均身長ちょい下なわけじゃねぇよ。
キスはやめだ。
ちょうどいい高さにある頭を軽く叩いて、それから撫でる。
「言っておくけどな、オレが小さいんじゃなくてお前が大きいんだからな」
「……それ、定番のやつですよ……」
知ってるけど一応言っとこうと思って。
◇◇◇
今日は毎月恒例の、領内視察の日だ。
「行きましょう、ベル」
――ベル。おいで、ベルンハルト。
手を差し出す姿が、記憶の中の幼い少年と重なった。
「……うん」
眩しさに目を細めて、記憶よりもずっと大きくなった手を取る。
◇
「おはよ、ロニーアンドエステル~」
今日も運良く二人とも一箇所にいてくれた。
「まとめて呼ぶな! おはようございます!!」
「おはようございます。今日は早いですね」
「うん。今日はこの後用事があるから。バイバイ」
二人は仲良く仕事に励んでいる様子だ。悪巧みをしている素振りもない。
……余談だが、エステルはシャウラ子爵になった。
けど、それについてオレに文句を言ってはこない。グレン曰く、彼はロニーが無事ならそれでいいそうだ。
……案外ブラコンなのかな。
「帰るのも早いな……もう来る意味ないだろ」
「牽制ならもう十分なんで……ほんと頻度減らしてくれません?」
息ぴったりにブツブツと文句を言ってくる双子に手を振って屋敷を後にした。
◇
「ベル、用事って?」
屋敷の外に出てすぐ、グレンが首を尋ねてくる。
そうだ、まだ彼にも伝えていなかった。
「グレン……オレ、あの花畑に行きたいんだ」
記憶の中の――あの、一面の白を見たい。
◇◇◇
手を繋いで、二人でその場所へ向かった。
「ああ……」
――オレが、“死んだ“とき。最後まで思い描いていたあの景色だ。
「ベル……どうして、ここへ来たいと思ったんですか」
見上げると、グレンは泣いていた。
「泣くなよ。……あのとき、訊けなかったこと、訊こうと思ってさ」
「訊けなかった、こと……」
白い花の中を二人で歩く。
「そう……お前が、オレに“花が嫌い?“って訊いて……オレは、どっちでもないって答えて……」
「……うん」
「なぁ……お前は? 好きなの?」
雪原のような白の中で、グレンは静かに言う。
「俺も……好きでも、嫌いでもありませんよ。花なんか、別に見ても楽しくありません」
「……はは、だよなぁ」
抱き上げられて、唇が重ねられる。
「ねぇ、グレン。オレさ、記憶は全部取り戻したけど……完全に、“前のオレ“と一緒じゃないと思う」
オレは記憶の中のオレほど繊細でも高貴でもないし、オタクだし。
「でも、オレがそうしたいと思ったんだ」
前のオレと一緒になるのは――受けた傷も、もう一度受け取ることになる。もう一度傷ついて、悔やんで、そうして苦しむことになる。
だから。
「完全に一緒じゃなくてもいい。受け取りたい物だけ受け取ろうって……そう、決めたんだ」
叔父さんが、グレンが言ってくれたみたいに、自分を傷つける人間のことなんか、もうどうでもいいと思うことにした。
もう、憎んだ相手の行く末だって気にしない。
そんなことに、オレの時間は使わない。
「オレの全部――時間も、想いも、心も体も、全部……お前にやるよ」
グレンから奪ったものには足りないかもしれない。でも、オレが与えられるものは全部、グレンにあげようと思うんだ。
「グレン。――好きだ。オレにお前を守る力はない。でも、これから先の未来も、ずっとお前の傍にいさせて」
笑いかけると、グレンも笑った。
「はい、ベルンハルト。ずっと俺の傍にいて、俺を幸せにしてください。……約束です」
“約束“の花言葉を持つ白い花畑の中で、永遠を誓う。
なんて陳腐なハッピーエンドだろう。
「――あいしてる」
おとぎ話みたいな、ありふれた結末。
だけど、これはオレたちだけの――オレとグレンだけの、特別な幸せなんだ。
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