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第4章 モンスター襲来
第24話「ベルンハルトと『○○しないと出られない部屋』」
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お母さん。助けてください。
突然ですが、オレたちは今――『セックスしないと出られない部屋』にいます。
一昔前に流行った(いやお母さんは知らないと思うし、知っててもなんか嫌なんですが)あの部屋に閉じ込められています。
……もしかしたら、好きになってしまったかもしれない男とです。
「壊れませんね」
グレンの魔法でも壊れない頑丈な部屋。
大きいベッドと、なんかゴムとかローションとか、色々揃ってるけど出口はない。
「あのクソ猫め……」
グレンが悪態をつく。
猫ちゃんに向かって、と少し前のオレなら思っただろうが今は全面同意。
こんな状況になった原因は――この部屋にオレたちを閉じ込めたのは、あのクソ猫、スピカだ。
◇◆◇
今北産業――。
グレンのチートスキルに弱点。
好きな人とセックスしないと死ぬ。
グレンの好きな人はオレ。←イマココ
「……グレン。今すぐどうにかオレ以外を好きになれないか?」
「残念ながら……俺は貴方以外は考えられませんし、貴方以外を抱く気もありません」
今のところ、とても死にそうには見えないぐらい元気そうなグレンはきっぱりとオレの提案を切り捨てた。
詰んだ~~あ~~!!!
「難しく考えんでも……ちょっと一発ヤりゃあよい話ではないか。なにをしぶっとるんじゃ小童」
「るっせぇな!! オレのケツはそんな安くないんだよ!!」
「そうです。……貴方に無理をさせるぐらいなら、俺は死んでも構いません」
いやお前、最初のとき普通にオレのこと襲おうとしてましたよね??!!
あと死なれたら困るんで……普通に……色々……。
「まあまあ落ち着け。わしの【知恵】はのう、相手のスキルの特性がわかるだけでなく、なんと! 弱点を突いたり補ったりするのに適した空間を作り出すこともできるのじゃ! 今から作ってやろう!!」
スピカが自信満々に宣言してくるが……よくわらない。
「えー……つまり?」
「そうじゃのう。たとえば、陛下の場合じゃと、最大の弱点は“愛する人間とのまぐわいを定期的に行わなければ、弱体化し死に至る“ことじゃろ? だから、弱らせるためには『愛する相手のいない空間』を作り出し一定時間そこに閉じ込めるのが効果的じゃ」
……なるほどわからん。
のじゃロリ口調って説明に向かないな。ノイズが多い。
「逆に、弱点を補うためには――『まぐ合わないと出られない空間』を作れば良い」
あ、急に全部わかったわ。
◇◆◇
そんなわけで。
オレとグレンはスピカのスキルでこの『セックスしないと出られない部屋』に閉じ込められました。
はぁ~~~……。
「……どうする」
「そうですね……ここは彼女のスキルの中なので、これ以上攻撃すると……壊れても、最悪の場合は元の世界に戻れなくなるかもしれません」
よくわかんないけど、壊せるかもだけど壊したらやばいってことね、オッケー……。
「そうか……」
「ベル、ごめんなさい……俺の問題に貴方を巻き込んでしまって」
グレンはオレが腰掛けているベッドの下に座り込んで、頭を下げた。
「いいって……いやよくないけど、仕方ないし……」
黒髪を撫でてやりながら、考える。
――解決法ははっきりしてる。
一にセックス。二にセックス。
三から十も全部セックス。
ただ……繰り返しになるが、オレは童貞だ。あとベルンハルトの身体に経験がなければ処女でもあるはずだ。
初めてであの大きさは……いけるのか……??
グレンをじっと見つめる。
「ベル?」
視線に気がついたのか彼が顔を上げたが、オレの視線はそのご尊顔の下――。
川でモンスターに襲われる前に見た、グレンのブツの大きさを思い出す。
あれで最大ってことはないだろう。膨張率っていくらだっけ……。
え、無理じゃない……??
「グレン、質問」
「はい、なんでしょうか」
「……その前に落ち着かないから、お前もこっち座れ」
ベッドの横をぺしぺし叩く。
グレンはためらいつつもそこへ腰を下ろした。人を膝に乗せるのには躊躇ないくせに変なところ気にするなこいつ……。
「お前に確認して意味あるかわかんないんだけど……そもそもセックスってなに?」
「……」
グレンが黙る。
え、そんな難しいこと訊いた……? いや、オレはわかんないから質問したんだけどさ、グレンならわかるでしょ??
「あの、ベル……子供の作り方ってわかりますか」
いやわかるわ。
ちげぇよ!!! 「赤ちゃんってどこからくるの?」って質問じゃないの!!! オレのこといくつだと思ってる???
「……いや、そうじゃない。具体的に、どこまでやればこの部屋から出れるのかを考えてんだよ」
挿入までいるのかとか、射精までしないとだめとか……うわ、なんか考えたら生々し……。
「ああ。そういう……俺もわからないので、段階を踏んでみましょうか」
「段階……」
「ええ。まずは」
グレンの手がオレの頬を包む。
「キス、していいですか」
「だから……確認すんなって……」
「そうでしたね」
唇を塞がれる。当然、何も起こらない。
「ん、む……う、ぁ……」
そのまま舌が入り込んできて口腔を掻き乱しても……何も。
そうだよなぁ、キスで開くなら『キスしないと出られない部屋』だし。
「ベル……触っても、いいですか?」
「どこ、を」
グレンは答えない。
「あっ……グレ、ン……んっ」
与えられるキスの甘さに夢中になって舌を絡める。
彼の指でボタンを千切るように外されて、肌が外気にさらされた。
「ッ……あ!」
指が、胸の上の突起――開発疑惑の拭いきれない乳首に触れる。
「やめ、あ……っん」
指の腹で転がすようにいじられて、身体から力が抜けていく。
そのままシーツに倒れ込んだ。
「ベルはここ、弱いですね」
オレを見下ろすグレンの顔は、とっくにもう平静を失っている。オレもきっと、彼と同じ顔をしているだろう。
「あ……ちが、あ……っ」
彼は平たい胸に顔を寄せた。尖りを舌で舐めて、歯で戯れて、唇で弄ぶ。
「ん、う……だめ、また……あっ、そこで……イきたく、な……あっ」
乳首だけでイかされた屈辱を思い出して、力の入らない身体で必死に彼の身体を押し退けようとする。
「なんでここでイきたくないの?」
「だ、って……あっ……そんなとこ、やっ……あ、ふつうは……気持ちよくない、のに」
開発してないと感じない場所で感じて、しかもイったりしたら、開発確定じゃんか……!!
「なんだ、そんなこと」
「そんなことってお前……っ!」
オレにとっては重大問題!! 尊厳に関わることなんだからな!!!
「そんなの、些細な問題ですよ……ほら」
グレンの手が、オレの手を彼の下肢へ導く。もう熱を持って、大きく、硬くなり始めたそこ。
「俺は……貴方とのキスで、貴方の身体を触って……それだけでもう、こんなに気持ちいいんです」
「だからって……触らせんなよ、変態……」
「だって、その方が話が早いでしょう?」
グレンの吐息が耳朶をくすぐった。
「貴方は疑い深いから。言葉だけじゃなく全身で……俺が、どれだけ貴方を愛しているか――教えてあげる」
あー顔がかっこいい……オレの身体に教えてくださ……じゃ、ないや。
……目的忘れてない????
別に、セックスはあくまで手段であって、目的じゃないでしょ???!!!!
オレもそういう建前があって受け入れ体制になってんだから、お前も忘れるなよ……!!
「……馬鹿じゃねぇの」
そんな冷静(?)な心とは裏腹に、口は甘えるような声で小さく言葉を紡いだ。
おい、オレ。かわいこぶるな。
「ねぇベル。服……脱がせてもいいですか?」
「だから、訊くなって……」
突然ですが、オレたちは今――『セックスしないと出られない部屋』にいます。
一昔前に流行った(いやお母さんは知らないと思うし、知っててもなんか嫌なんですが)あの部屋に閉じ込められています。
……もしかしたら、好きになってしまったかもしれない男とです。
「壊れませんね」
グレンの魔法でも壊れない頑丈な部屋。
大きいベッドと、なんかゴムとかローションとか、色々揃ってるけど出口はない。
「あのクソ猫め……」
グレンが悪態をつく。
猫ちゃんに向かって、と少し前のオレなら思っただろうが今は全面同意。
こんな状況になった原因は――この部屋にオレたちを閉じ込めたのは、あのクソ猫、スピカだ。
◇◆◇
今北産業――。
グレンのチートスキルに弱点。
好きな人とセックスしないと死ぬ。
グレンの好きな人はオレ。←イマココ
「……グレン。今すぐどうにかオレ以外を好きになれないか?」
「残念ながら……俺は貴方以外は考えられませんし、貴方以外を抱く気もありません」
今のところ、とても死にそうには見えないぐらい元気そうなグレンはきっぱりとオレの提案を切り捨てた。
詰んだ~~あ~~!!!
「難しく考えんでも……ちょっと一発ヤりゃあよい話ではないか。なにをしぶっとるんじゃ小童」
「るっせぇな!! オレのケツはそんな安くないんだよ!!」
「そうです。……貴方に無理をさせるぐらいなら、俺は死んでも構いません」
いやお前、最初のとき普通にオレのこと襲おうとしてましたよね??!!
あと死なれたら困るんで……普通に……色々……。
「まあまあ落ち着け。わしの【知恵】はのう、相手のスキルの特性がわかるだけでなく、なんと! 弱点を突いたり補ったりするのに適した空間を作り出すこともできるのじゃ! 今から作ってやろう!!」
スピカが自信満々に宣言してくるが……よくわらない。
「えー……つまり?」
「そうじゃのう。たとえば、陛下の場合じゃと、最大の弱点は“愛する人間とのまぐわいを定期的に行わなければ、弱体化し死に至る“ことじゃろ? だから、弱らせるためには『愛する相手のいない空間』を作り出し一定時間そこに閉じ込めるのが効果的じゃ」
……なるほどわからん。
のじゃロリ口調って説明に向かないな。ノイズが多い。
「逆に、弱点を補うためには――『まぐ合わないと出られない空間』を作れば良い」
あ、急に全部わかったわ。
◇◆◇
そんなわけで。
オレとグレンはスピカのスキルでこの『セックスしないと出られない部屋』に閉じ込められました。
はぁ~~~……。
「……どうする」
「そうですね……ここは彼女のスキルの中なので、これ以上攻撃すると……壊れても、最悪の場合は元の世界に戻れなくなるかもしれません」
よくわかんないけど、壊せるかもだけど壊したらやばいってことね、オッケー……。
「そうか……」
「ベル、ごめんなさい……俺の問題に貴方を巻き込んでしまって」
グレンはオレが腰掛けているベッドの下に座り込んで、頭を下げた。
「いいって……いやよくないけど、仕方ないし……」
黒髪を撫でてやりながら、考える。
――解決法ははっきりしてる。
一にセックス。二にセックス。
三から十も全部セックス。
ただ……繰り返しになるが、オレは童貞だ。あとベルンハルトの身体に経験がなければ処女でもあるはずだ。
初めてであの大きさは……いけるのか……??
グレンをじっと見つめる。
「ベル?」
視線に気がついたのか彼が顔を上げたが、オレの視線はそのご尊顔の下――。
川でモンスターに襲われる前に見た、グレンのブツの大きさを思い出す。
あれで最大ってことはないだろう。膨張率っていくらだっけ……。
え、無理じゃない……??
「グレン、質問」
「はい、なんでしょうか」
「……その前に落ち着かないから、お前もこっち座れ」
ベッドの横をぺしぺし叩く。
グレンはためらいつつもそこへ腰を下ろした。人を膝に乗せるのには躊躇ないくせに変なところ気にするなこいつ……。
「お前に確認して意味あるかわかんないんだけど……そもそもセックスってなに?」
「……」
グレンが黙る。
え、そんな難しいこと訊いた……? いや、オレはわかんないから質問したんだけどさ、グレンならわかるでしょ??
「あの、ベル……子供の作り方ってわかりますか」
いやわかるわ。
ちげぇよ!!! 「赤ちゃんってどこからくるの?」って質問じゃないの!!! オレのこといくつだと思ってる???
「……いや、そうじゃない。具体的に、どこまでやればこの部屋から出れるのかを考えてんだよ」
挿入までいるのかとか、射精までしないとだめとか……うわ、なんか考えたら生々し……。
「ああ。そういう……俺もわからないので、段階を踏んでみましょうか」
「段階……」
「ええ。まずは」
グレンの手がオレの頬を包む。
「キス、していいですか」
「だから……確認すんなって……」
「そうでしたね」
唇を塞がれる。当然、何も起こらない。
「ん、む……う、ぁ……」
そのまま舌が入り込んできて口腔を掻き乱しても……何も。
そうだよなぁ、キスで開くなら『キスしないと出られない部屋』だし。
「ベル……触っても、いいですか?」
「どこ、を」
グレンは答えない。
「あっ……グレ、ン……んっ」
与えられるキスの甘さに夢中になって舌を絡める。
彼の指でボタンを千切るように外されて、肌が外気にさらされた。
「ッ……あ!」
指が、胸の上の突起――開発疑惑の拭いきれない乳首に触れる。
「やめ、あ……っん」
指の腹で転がすようにいじられて、身体から力が抜けていく。
そのままシーツに倒れ込んだ。
「ベルはここ、弱いですね」
オレを見下ろすグレンの顔は、とっくにもう平静を失っている。オレもきっと、彼と同じ顔をしているだろう。
「あ……ちが、あ……っ」
彼は平たい胸に顔を寄せた。尖りを舌で舐めて、歯で戯れて、唇で弄ぶ。
「ん、う……だめ、また……あっ、そこで……イきたく、な……あっ」
乳首だけでイかされた屈辱を思い出して、力の入らない身体で必死に彼の身体を押し退けようとする。
「なんでここでイきたくないの?」
「だ、って……あっ……そんなとこ、やっ……あ、ふつうは……気持ちよくない、のに」
開発してないと感じない場所で感じて、しかもイったりしたら、開発確定じゃんか……!!
「なんだ、そんなこと」
「そんなことってお前……っ!」
オレにとっては重大問題!! 尊厳に関わることなんだからな!!!
「そんなの、些細な問題ですよ……ほら」
グレンの手が、オレの手を彼の下肢へ導く。もう熱を持って、大きく、硬くなり始めたそこ。
「俺は……貴方とのキスで、貴方の身体を触って……それだけでもう、こんなに気持ちいいんです」
「だからって……触らせんなよ、変態……」
「だって、その方が話が早いでしょう?」
グレンの吐息が耳朶をくすぐった。
「貴方は疑い深いから。言葉だけじゃなく全身で……俺が、どれだけ貴方を愛しているか――教えてあげる」
あー顔がかっこいい……オレの身体に教えてくださ……じゃ、ないや。
……目的忘れてない????
別に、セックスはあくまで手段であって、目的じゃないでしょ???!!!!
オレもそういう建前があって受け入れ体制になってんだから、お前も忘れるなよ……!!
「……馬鹿じゃねぇの」
そんな冷静(?)な心とは裏腹に、口は甘えるような声で小さく言葉を紡いだ。
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