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童貞喪失

自慰

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ーーアリシア視点ーー

林道から外れた、草木が雑然と生い茂った道無き道を私は歩いています。

勇者様とカレンさんが突然姿を消してから、それほど経ってはいないとは思いますが、神殿でかなりの時間を費やしてしまったので、空は少しオレンジがかっています。

一体、カレンさん達は何処へ行ってしまったのでしょうか。

エリーザ様を祀った神殿がある為、ここら辺は魔物を寄せ付けない結界が張られています。

だから魔物に襲われる心配はありませんし、雑木林の中ですから、例え迷ったとしても、敷地は広くは無いので、川を少し下っていけば人里へ戻れるはずです。

カレンさんについては、それほど心配する必要は無いのですが、しかし……私は勇者様が心配です。

どこかで躓いて怪我をしてるのではないでしょうか……

毒虫に刺されて、大変な状態にあるのではないでしょうか……

もしかしたら、川岸の泥濘に足を滑らせて溺れてしまったのでは無いでしょうか……

考えれば考えるほど、不安が募ります。
あの人の身に何かが起きたと考えて、心臓がドクドクと警鐘をならしています。

「勇者様……勇者様!」

先程から何度も声を上げて呼んでいますが、やっぱり反応はありません。

青々と生い茂る草木が、だんだんと黒く不気味な色に見えてきます。
歩けど歩けど様子の変わらない木々と雑草だけの微妙な景色、それが永遠に続いているのではないかと私は疑い始めます。

ふと、私は不安に塗れた心の中で勇者様の事を思い返します。

私の事を疑いもせず真剣に受け止めてくれた、綺麗で純粋なあの人の瞳。

闊達で朗らかな、見ている私も嬉しくなってくるようなあの人の可愛い笑顔。

いつの間にか、会った時はなんでもなかった彼の姿が、私の中で大きな存在になっていました。

"会いたいです……勇者様"


そのとき、彼が私の知らぬ所で無残な姿で倒れているところを想像してしまいました。

そして、心の奥底に溜め込み抑えてたはずの悲しみと絶望が、私の僅かな希望を黒々と覆っていきました。

"あぁ、勇者様……勇者様! どうしましょう、どうしましょう!!  わ、私のせいで、私が自分の魔法に浮かれていたばかりに……あの人を危険な目にあわせてしまう……嫌だ、嫌です、私はそんな事を望んでません!
私と肌を重ねてくれた……勇者の番の女だからとは関係なく、私を優しく愛してくれた……何も言わず私を信用してくれた、本当にかけがえのない大切な人です、それなのに……それなのに、そんな人を私は……私は……"

頭が真っ白になり、私はとにかく走り抜けました。

嫌という程続く煤けた緑色の洞窟を、一心不乱に走りました。

すると、近くで水が流れている音が聞こえました。
きっとこの先には川があって、勇者様もそこにいるかもしれない……

私はもう無我夢中で前だけを見つめて走りました。

途中で、薮に引っかかったシスター服が私の行く手を阻みましたが、そんな事は気にしていられません……すぐに布を破いて、私は勇者様の元へ急ぐことだけを考えていました。

そして、黒く濁った緑色の景色から突然、澄んだ青色の景色が目の前に現れました。

そこは川でした、緩やかな流れの川でした。

茶色の大地は水を吸った苔に覆われて、気をつけて歩かなければ、滑ってしまいそうなほど、ぬかるみ、湿っていました。

私は注意しながら川沿いを下っていきました。

そこでふと、私の行く先でどっしりと構えていた大きな岩の裏から声が聞こえました。

「もう、我慢できないわ……うっ、んっ……あぁん!」

「ま、待って……カレンさん!……うっ。」

それはカレンさんと勇者様の声でした。

気づくと私は声のする岩から離れた場所に回り込み、近くにあった岩場に隠れて、そっと遠くから彼等の光景を覗いていました。

「はぁん……フフッ、待ってたの……ずっと待っていたの……熱くて固くて逞しい貴方のおちんちん。
あはっん!!  ほら、分かるでしょ?  私……貴方のおちんちん欲しくて……ずっとおマンコぐしょぐしょにしてたのよ?」

「ほ、ほんとだ……カレンさんのおマンコ、いっぱいマン汁を出してる、とってもいやらしい匂いがするよ。」

岩の裏の影には、やはりカレンさんと勇者様がいました。

そして、カレンさんと勇者様は裸でした。
あられもない姿でいたカレンさんが先ず、勇者様の服と下までも脱がしていました。

そして、裸になった彼の上ではしたなくカレンさんは自分のお股を広げて……勇者様のアソコへとゆっくりと腰を下ろしました。

"酷い……酷いです……勇者様、私は貴方の事を心配していたのに、死んでいるんじゃないかと、不安になっていたのに……私を差し置いてカレンさんとエッチをしているなんて……"

「あはんっ!  あんっ、あんっ、フフフッ、素敵、素敵だわ。
やっぱり貴方のおちんちん……あんっ、はぁん、いい、んっ、はぁ、私の事をたくさん気持ちよくしてくれるのね。
はぁん、あはぁん、うっ、あぁん! 好きよ、大好きっ! 愛してる、あなたのことを愛してる……
さっきはごめんね? 意地悪して……でも貴方がいけないのよ?  貴方が他の女にかまけてばかりで、全然私を見てくれないからっ……」

"カレンさん……あんなに勇者様のおちんちんにがっついて、何度もお尻を勇者様の腰に打ち付けて……それで、勇者様……とっても気持ちよさそうにして……悔しい、悔しいけど……でも、羨ましいです。"

「ごめん、本当にごめんね……カレンさん。
俺、全然カレンさんの気持ちに気づいてあげられなかった。」

「あんっ、あっ、ひゃあん!!
はぁはぁ……今回は許しあげるっ、あん!……で、でもその代わり私をたくさん愛してくれるなきゃいやよ?
言葉なんていらないの……私のことが好きなら、体で証明して?」

「あぁ、好きだ……カレンさんが好きだ。
だから、いっぱい愛してあげる……腰が立たなくなるぐらい、沢山カレンちゃんのおマンコ突いてあげるから!」

「あぁん!  素敵っ!やっとスイッチが入ってくれたのね?
 エッチをしてくれる時の貴方って、獣みたいだけど、でも、んっ、んひぃ!あんっ! はあんっ……逞しくて素敵……どんな男よりもカッコよくて……惚れちゃうのぉぉぉ!!」

"あぁ……カレンさん勇者様に抱きついてあんなに激しく腰を揺らして、とても幸せそうな顔してる。
それに……勇者様もすごく気持ちよさそうで、なんだか私の時より、すごくエッチが荒々しい。
カレンさんのアソコ……あんなに激しく突いて、私もおマンコして欲しいのに……ずるいですよぅ"

すると、だんだんと私の気分は上気してきて、体も少しずつ熱くなり……
やがて、目の前がお酒を飲んだ時みたいにクラクラとなり、やがて私の体は火照っていきました。

「あんっ、あぁ、ダメ……ダメですよぅ、こんなことしたら、勇者様に嫌われてしまいますぅ。」

気がつくと、無意識に私は自分が破いたシスター服の隙間に手を入れて、裾からショーツへとそのまま手を伸ばしました。

そして、すっかり濡れていた私の下着ごしに、浮き出ていた私のおマンコの割れ目に指を当てました。

"本当に、私なんてはしたないことを……カレンさんと勇者様のエッチを見て、オナニーしてるなんて……"

私はおマンコの割れ目を指でなぞったり、下着をおマンコにくいこませて、その上から指で伸びたビラビラの部分を擦りました。

おマンコを弄る度、ショーツはますます染みを作っていき、いやらしく最低な匂いを発しています。

"でもっ、あんっ、はぁはぁ、はぁんっ! やめられないの……なんだか私もエッチな気分になって……はぁん!
私……また発情してしまいました、こんな、あんっ、いや、ひゃん! はぁはぁ、最低です……人のエッチを見て発情してオナニーしちゃうなんて、本当に最低ですぅ"

「あんっ、ひゃあん、んっ、はぁはぁ……ねぇ、前みたいにおっぱい……揉んでくれないの?
私のおっぱい……お乳が出そうなほど、激しく揉んで、乳首も強く吸って、いっぱいしゃぶってくれたでしょ?
ねぇ、お願い……私、今貴方の事で頭がいっぱいで、何も我慢できないのよ……だからいいでしょ?
私のおっぱいめちゃくちゃにしてちょうだい?」

「フフッ……カレンちゃん、また乳首勃起させて……本当にしてほしいのが伝わるよ……んっ、ちゅっ、ちゅぱっ!  ちゅううっちゅぱっ!」

「あぁん、嬉しい!
もっと、もっと揉んで、沢山吸ってぇ!」

"あぁ……勇者様、あんなにカレンさんのおっぱい揉んで、激しく吸ってる………でも勇者様、私のおっぱいが好きって言ってくれて、エッチだって言ってくれたのに……大きさだって、カレンさんより私の方が大きいのに……どうしてですか?  どうして私のおっぱいを愛してくれないんですか?

私は裾を大きくひるがえし、顕になったお腹と服の間に空いた手を入れて、そしてその手を自分のおっぱいへと伸ばしました。

乳首をつま先で摘んでコリコリしたり、おっぱいの下を緩急をつけながら揉んだり……
これらは全て、勇者様がエッチの時に私にしてくれた事でした。

何度も繰り返しされたことでしたので、もう既に頭が覚えていました。

そして、おっぱいと乳首を弄りながら私はおマンコを弄るのを止めませんでした。
それどころか、手の動きは知らぬ間にエスカレートしていき、ショーツの上でまるでおちんちん見たいに大きくなっていたクリトリスに私は触れました。

 "あんあんっ、ひゃっ、ダメダメ、ダメですよぅ……エッチですよぅこんなの……
あんっ、勇者様みたいに勃起しちゃって……あんっ、私って本当にはしたない身体ですぅ、いやらしくてエッチな女ですぅ。
でも……あぁん、おマンコ出っ張る所ひっかいたら……はぁん!  気持ちよくて、あんっ、はぁはぁ……あひいっ!強烈、強烈ですこりぇぇ。"

クリトリスを自分の指の爪でカリカリと引っ掻くと、痙攣したみたいに体が痺れていきました。

「あんっ! はぁん、あぁんぁっ、ひゃああん!!!
だ、ダメ、声出ちゃう……声でちゃうのに……や、やめられないよぅ……あんっ、うひぃっ!  ふぅあぁん!! 
クリトリス気持ちよくてやめられないのぉ!」

私が快感に喘いでいた、そんな時でした。

勇者様達から離れた岩の裏で隠れていたからか、それとも勇者様達はエッチに夢中だからと油断していたせいか……私は失敗してしまいました。

「ゆ、勇者様……?」

私は勇者様に自分のオナニー姿を見られていることに、漸く気づいたのです。
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