6 / 21
童貞喪失
嫉妬
しおりを挟む
神殿のような場所を出ると、そこは爽快な新緑が広がる林の中だった。
「うぅ……腰が痛重い……」
しかし、そんな感動を俺に抱いている余裕はなかった。
カレンさんに続き、アリシアさんとの連続エッチで腰を散々使い果たした俺は、既にかなりの体力を消耗していた。
「この林道を抜けていくと、小さな村がありますから、先ずはそこに向かいましょう。」
薄い布地のローブのようなものから、紺色の修道女のような服装に着替えたアリシアさん、特に疲れた様子は無く、むしろ活力に満ち溢れた表情をしていた。
「勇者様、大丈夫ですか?
お辛いようでしたら、私が肩を貸しましょうか?」
「……必要無いでしょ」
横から低い声音でそう言ったカレンさん、武骨な革素材で出来たアーマー風の衣装を、胸や腰、脇などの露出度を上げる事で返ってスタイリッシュに着こなしている。
とはいえ、少し露出度が高いようにも見えた。
胸のあたりとか、彼女の胸が大きいせいか胸元が大胆に晒されて、かなり扇情的だ。
しかし、そんなカレンさん……先程から眉間に少し皺を寄せて、何処か不機嫌なように見える。
「日が暮れちゃうわ……早く行きましょう」
喋る言葉は単調で、声は落ち込んでいるのかと思うぐらい低い。
最初は冷たい態度を取っていた彼女だったが、それとは違って、今の俺を見つめる態度からは敵意のような、嫌悪のような黒いものを感じる。
「何をしてるの……? さっさとしなさい!
まさかとは思うけど……他の女に腰を振りすぎたからまともに歩けない、なんて言うんじゃないでしょうね?」
そんな彼女の声と視線は敵意というより、殺意が篭もっていた。
「ご、ごめんなさい! 大丈夫です、平気、平気です! 腰なんて何ともないですから、全然歩けますからっ!」
これはあれだ、不機嫌というか完全に怒っている態度だ。
人が何度も通って大地がむき出しになった林道をある事暫く、俺の体力もそうだが……何よりも精神が限界に達しそうだった。
話しかけても「そう……」とか「歩くことに集中して」とかまともに答えてくれないカレンさん。
そして、そんな俺達の鬱屈した会話にすっかり口を閉ざしてしまったアリシアさん、話しをもちかても、彼女もまた愛想笑いをして空返事で返すだけだ。
とはいえ、俺はそんな軽薄な対応に萎えている訳ではなくて、カレンさんとアリシアさんの関係に憂鬱とするというか、閉口してしまうのだ。
他人と他人の関係には割と洞察がある俺、故にあった時から感じていたアリシアさんとカレンさんの物理的、心理的な距離は微妙だ。
まるであって間もない他人同士みたいな、希薄な関係にも見える。
だが、本当にそうだとしたら、それは勇者の力とかに関係があるのかもしれない。
お節介だが、俺が関わっている以上は見過ごすわけにもいかない。
女の子同士、ずっと微妙な接し方を続けているのは、俺の価値観を押し付けているかだけもしれないけど、やっぱり違う気がする。
もっと、カレンさんとアリシアさんにはキャッキャウフフをして欲しいのだ。
「そ、そうだ!
アリシアさんとカレンさんは、知り合ってからどれくらい経つのかな?」
「3日前よ……」
"み、三日前か……思ってたよりも短かったなぁ、それ系の話はダメだ、ほかの話題にしよう"
「じゃ、じゃあ! 俺をここに呼ぶ前、2人は何をしてたの? そうだね、具体的には職業とかを教えて欲しいんだけど……アリシアさんは?」
「わ、私ですか!?
え、えーと……い、今もなんですけど職業とはちょっと違うんですけど、一応修道女として神様に仕えるお仕事をしています。」
"服装からそれっぽさはあったけど、し、神職関係かぁ……こっちの宗教とか神様って、やっぱり俺がいた世界とは違うし、ダメだその辺に関しては完全に無知だ……。"
「そ、それじゃあ……カレンさんは?」
「私は……冒険者。」
「あぁ! ぼ、冒険者か……正に異世界って感じだね、うんうん!
A級冒険者とかS級冒険者とか憧れるよね!」
「えっ、何それ……」
カレンさんは、一瞬フリーズしたような反応をして呆然とした表情を俺に向ける。
「ほ、ほら……冒険者って階級があるでしょ?
それも、依頼の功績毎に上がったりして、ブロンズとかシルバーとか、ゴールドとか」
「だから……何なのそれ?
冒険者に階級も何もないわよ、階級があるのは貴族だけ。
私たち冒険者は、他から仲介された依頼を受け、それを遂行して見返りに報酬をもらうの……ただ、それで生活を送っているのよ。
功績や地位では、ご飯は食べてはいけないもの。」
"やばい……話題を作ろと思ったら、何故か論破されてしまった。"
彼女達には取り付く島もない。
途方に暮れたかと思ったそのとき、俺の頭にある考えが過った。
「アリシアさん達は俺の精子には、女性を強くする力があるって言ってたけど、それって具体的にどう女性に影響したりするの?
自分の事でもあるし、一応知っておきたいんだけど……」
「そう……ですね。
私達も実際に見た訳でもないですから、本当はどうなるのかも分かりませんし、ここは一度確かめてみる必要があるかも知れませんね。」
うまくこの話題に食いついてくれたのか、アリシアさんの表情は真剣になった。
「急いでる最中、寄り道をお願いしているみたいで悪いんだけど、カレンさんもいい……かな?」
恐る恐る俺は、浮かない顔のカレンさんに聞いてみた。
「ま、まあ……少しぐらいなら、貴方の我儘に付き合ってあげなくもないけど?」
「ありがとう、カレンさん!」
そう言ってお礼を言うと、カレンさんの表情に少しだけ明るさが現れたような気がした。
ーーーーーーーーカレン視点ーーーーーーー
私は見てしまった、いや見ていた……彼とあの修道女がエッチをしているのを……
ただ、それは彼女は彼から勇者の力を貰うという目的の為、それは知ってる……知ってるけど、どうして、どうしてこんなにもモヤモヤした気持ちになるんだろう。
彼とは初めて会ったばかり、名前も知らない、それなのに、ただの1度のエッチ……それを交わしたばかりに……私は体から彼を求めるようになってしまった。
いいえ、違うわ……きっと私の心も彼を求めるよえになってしまった、だって私……アリシアと彼のエッチにすごく嫉妬しちゃったんだもん。
私にだけだと思ってた、甘くて優しい囁き、愛情の篭もった言葉、激しく愛し求めてくれる彼の体と声。
その全部が、私以外の女に与えられてる。
それが嫌で、寂しくて、不満に感じてしまった。
だから私は彼に冷たくした。
話す時も、話しかけられた時も、なにより修道女と楽しげに話している時も、私は彼に冷めた態度をとるのを忘れなかった。
でも、それでも彼は気づいてはくれなかった。
私がこんなにも不安に感じていること、どんなにアピールしても彼は私の気持ちに気づいてくれない事。
それどころか、彼は私と修道女の懸隔に気づいて、私達の関係を深めようとしているのか……つまらない事を聞いて、何か色々と仕掛けてくる始末……
"なによそれ、これじゃあ私があいつに振り回されてるみたいじゃない!
……馬鹿らしい……馬鹿らしいわ、こんなの……もういい、やめよ、やめ!
……なんで私があいつに振り回されなきゃいけないのよ!!
そんの……違うでしょ……絶対違う!
……本当に振り回されなきゃいけないのはあいつの方なのよ"
許さない……私を散々弄んだこと、絶対後悔させてやるから
カレンの中で静かに復讐の闘志が燃えていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ここでしたら林道からも離れていますし、多少暴れても大丈夫だと思います。」
そう言ってアリシアさんとカレンさんが連れてきてくれたのは、鬱蒼とした林の中でも1番開けた場所で、かなりの日光が当たり、近くには川が流れているのか、水の音が聞こえる心地の良い環境だった。
しかし、ここに来たのは自然を満喫するためではなく、飽くまでも俺の力を確認するために来たのだ。
「それでは、勇者様……危険ですので離れていてください。」
雰囲気がガラッと変わったかのように、剣呑な空気を漂わせながらアリシアさんは、目を閉じ、沈黙した。
何かに集中している様子だった。
「シャイニングアロー!」
するとそのとき、アリシアさんの発した言葉と共に、数本の煌々と光る矢のような形状をした物体が、彼女の前に突如として現れた。
その刹那、光る矢は凄まじい勢いと速さで彼女の元を離れて、この広場を越え奥の木々の方へと一瞬にして突っ込んでいた。
その矢は木々の樹皮には刺さらず、放たれた時の勢いは消えぬまま、ドガッ、ドガッ、ドガーン! と耳にあまるほどの大きな音を立てながら、数十メートルはあるであろう太い木々を貫通し、悉くなぎ倒していった。
「す、すごい……凄いですよ勇者様!
あ、あんなに飛んでしかも、木を破壊して……って……あれ? 勇者様? 」
嬉嬉として声を上げるアリシア、しかし彼女の前には青年は愚か……カレンの姿もなかった。
「うぅ……腰が痛重い……」
しかし、そんな感動を俺に抱いている余裕はなかった。
カレンさんに続き、アリシアさんとの連続エッチで腰を散々使い果たした俺は、既にかなりの体力を消耗していた。
「この林道を抜けていくと、小さな村がありますから、先ずはそこに向かいましょう。」
薄い布地のローブのようなものから、紺色の修道女のような服装に着替えたアリシアさん、特に疲れた様子は無く、むしろ活力に満ち溢れた表情をしていた。
「勇者様、大丈夫ですか?
お辛いようでしたら、私が肩を貸しましょうか?」
「……必要無いでしょ」
横から低い声音でそう言ったカレンさん、武骨な革素材で出来たアーマー風の衣装を、胸や腰、脇などの露出度を上げる事で返ってスタイリッシュに着こなしている。
とはいえ、少し露出度が高いようにも見えた。
胸のあたりとか、彼女の胸が大きいせいか胸元が大胆に晒されて、かなり扇情的だ。
しかし、そんなカレンさん……先程から眉間に少し皺を寄せて、何処か不機嫌なように見える。
「日が暮れちゃうわ……早く行きましょう」
喋る言葉は単調で、声は落ち込んでいるのかと思うぐらい低い。
最初は冷たい態度を取っていた彼女だったが、それとは違って、今の俺を見つめる態度からは敵意のような、嫌悪のような黒いものを感じる。
「何をしてるの……? さっさとしなさい!
まさかとは思うけど……他の女に腰を振りすぎたからまともに歩けない、なんて言うんじゃないでしょうね?」
そんな彼女の声と視線は敵意というより、殺意が篭もっていた。
「ご、ごめんなさい! 大丈夫です、平気、平気です! 腰なんて何ともないですから、全然歩けますからっ!」
これはあれだ、不機嫌というか完全に怒っている態度だ。
人が何度も通って大地がむき出しになった林道をある事暫く、俺の体力もそうだが……何よりも精神が限界に達しそうだった。
話しかけても「そう……」とか「歩くことに集中して」とかまともに答えてくれないカレンさん。
そして、そんな俺達の鬱屈した会話にすっかり口を閉ざしてしまったアリシアさん、話しをもちかても、彼女もまた愛想笑いをして空返事で返すだけだ。
とはいえ、俺はそんな軽薄な対応に萎えている訳ではなくて、カレンさんとアリシアさんの関係に憂鬱とするというか、閉口してしまうのだ。
他人と他人の関係には割と洞察がある俺、故にあった時から感じていたアリシアさんとカレンさんの物理的、心理的な距離は微妙だ。
まるであって間もない他人同士みたいな、希薄な関係にも見える。
だが、本当にそうだとしたら、それは勇者の力とかに関係があるのかもしれない。
お節介だが、俺が関わっている以上は見過ごすわけにもいかない。
女の子同士、ずっと微妙な接し方を続けているのは、俺の価値観を押し付けているかだけもしれないけど、やっぱり違う気がする。
もっと、カレンさんとアリシアさんにはキャッキャウフフをして欲しいのだ。
「そ、そうだ!
アリシアさんとカレンさんは、知り合ってからどれくらい経つのかな?」
「3日前よ……」
"み、三日前か……思ってたよりも短かったなぁ、それ系の話はダメだ、ほかの話題にしよう"
「じゃ、じゃあ! 俺をここに呼ぶ前、2人は何をしてたの? そうだね、具体的には職業とかを教えて欲しいんだけど……アリシアさんは?」
「わ、私ですか!?
え、えーと……い、今もなんですけど職業とはちょっと違うんですけど、一応修道女として神様に仕えるお仕事をしています。」
"服装からそれっぽさはあったけど、し、神職関係かぁ……こっちの宗教とか神様って、やっぱり俺がいた世界とは違うし、ダメだその辺に関しては完全に無知だ……。"
「そ、それじゃあ……カレンさんは?」
「私は……冒険者。」
「あぁ! ぼ、冒険者か……正に異世界って感じだね、うんうん!
A級冒険者とかS級冒険者とか憧れるよね!」
「えっ、何それ……」
カレンさんは、一瞬フリーズしたような反応をして呆然とした表情を俺に向ける。
「ほ、ほら……冒険者って階級があるでしょ?
それも、依頼の功績毎に上がったりして、ブロンズとかシルバーとか、ゴールドとか」
「だから……何なのそれ?
冒険者に階級も何もないわよ、階級があるのは貴族だけ。
私たち冒険者は、他から仲介された依頼を受け、それを遂行して見返りに報酬をもらうの……ただ、それで生活を送っているのよ。
功績や地位では、ご飯は食べてはいけないもの。」
"やばい……話題を作ろと思ったら、何故か論破されてしまった。"
彼女達には取り付く島もない。
途方に暮れたかと思ったそのとき、俺の頭にある考えが過った。
「アリシアさん達は俺の精子には、女性を強くする力があるって言ってたけど、それって具体的にどう女性に影響したりするの?
自分の事でもあるし、一応知っておきたいんだけど……」
「そう……ですね。
私達も実際に見た訳でもないですから、本当はどうなるのかも分かりませんし、ここは一度確かめてみる必要があるかも知れませんね。」
うまくこの話題に食いついてくれたのか、アリシアさんの表情は真剣になった。
「急いでる最中、寄り道をお願いしているみたいで悪いんだけど、カレンさんもいい……かな?」
恐る恐る俺は、浮かない顔のカレンさんに聞いてみた。
「ま、まあ……少しぐらいなら、貴方の我儘に付き合ってあげなくもないけど?」
「ありがとう、カレンさん!」
そう言ってお礼を言うと、カレンさんの表情に少しだけ明るさが現れたような気がした。
ーーーーーーーーカレン視点ーーーーーーー
私は見てしまった、いや見ていた……彼とあの修道女がエッチをしているのを……
ただ、それは彼女は彼から勇者の力を貰うという目的の為、それは知ってる……知ってるけど、どうして、どうしてこんなにもモヤモヤした気持ちになるんだろう。
彼とは初めて会ったばかり、名前も知らない、それなのに、ただの1度のエッチ……それを交わしたばかりに……私は体から彼を求めるようになってしまった。
いいえ、違うわ……きっと私の心も彼を求めるよえになってしまった、だって私……アリシアと彼のエッチにすごく嫉妬しちゃったんだもん。
私にだけだと思ってた、甘くて優しい囁き、愛情の篭もった言葉、激しく愛し求めてくれる彼の体と声。
その全部が、私以外の女に与えられてる。
それが嫌で、寂しくて、不満に感じてしまった。
だから私は彼に冷たくした。
話す時も、話しかけられた時も、なにより修道女と楽しげに話している時も、私は彼に冷めた態度をとるのを忘れなかった。
でも、それでも彼は気づいてはくれなかった。
私がこんなにも不安に感じていること、どんなにアピールしても彼は私の気持ちに気づいてくれない事。
それどころか、彼は私と修道女の懸隔に気づいて、私達の関係を深めようとしているのか……つまらない事を聞いて、何か色々と仕掛けてくる始末……
"なによそれ、これじゃあ私があいつに振り回されてるみたいじゃない!
……馬鹿らしい……馬鹿らしいわ、こんなの……もういい、やめよ、やめ!
……なんで私があいつに振り回されなきゃいけないのよ!!
そんの……違うでしょ……絶対違う!
……本当に振り回されなきゃいけないのはあいつの方なのよ"
許さない……私を散々弄んだこと、絶対後悔させてやるから
カレンの中で静かに復讐の闘志が燃えていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ここでしたら林道からも離れていますし、多少暴れても大丈夫だと思います。」
そう言ってアリシアさんとカレンさんが連れてきてくれたのは、鬱蒼とした林の中でも1番開けた場所で、かなりの日光が当たり、近くには川が流れているのか、水の音が聞こえる心地の良い環境だった。
しかし、ここに来たのは自然を満喫するためではなく、飽くまでも俺の力を確認するために来たのだ。
「それでは、勇者様……危険ですので離れていてください。」
雰囲気がガラッと変わったかのように、剣呑な空気を漂わせながらアリシアさんは、目を閉じ、沈黙した。
何かに集中している様子だった。
「シャイニングアロー!」
するとそのとき、アリシアさんの発した言葉と共に、数本の煌々と光る矢のような形状をした物体が、彼女の前に突如として現れた。
その刹那、光る矢は凄まじい勢いと速さで彼女の元を離れて、この広場を越え奥の木々の方へと一瞬にして突っ込んでいた。
その矢は木々の樹皮には刺さらず、放たれた時の勢いは消えぬまま、ドガッ、ドガッ、ドガーン! と耳にあまるほどの大きな音を立てながら、数十メートルはあるであろう太い木々を貫通し、悉くなぎ倒していった。
「す、すごい……凄いですよ勇者様!
あ、あんなに飛んでしかも、木を破壊して……って……あれ? 勇者様? 」
嬉嬉として声を上げるアリシア、しかし彼女の前には青年は愚か……カレンの姿もなかった。
0
お気に入りに追加
1,597
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる