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第4話 マティーファと「暮れずの黄昏」ギルドマスター・トワイライト
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私はトワイライトの執務室に入り、扉を閉めたあと、手元を見ることすらせずに、備え付けの鍵を、後ろ手のままかけた。
そんなことをしなくとも、もはやあの男──ドゥーン・ザッハークは、この部屋に入ってきたりはしないでだろうが、念のためだ。
私は手探りで、二度三度と、執務室の扉がしっかりと施錠されていることを、入念に確認する。
間違いなく、閉まっている。そして扉の向こうからは、まるで力を感じない足取りで、ドゥーンが館の出入り口方向へと、遠ざかって行く足音が聞こえた。
……勝ったわぁ……!
勝った。間違いなく、勝った。
苦節三年。私がナンバースリーに上り詰めてからなら、丸二年だ。
実力も伴わず、ろくな戦果を上げず、トワイライトからの信頼だけを根拠にギルドの上に居座りつづけた男の牙城も、今日で終わった。
セクハラの証言はともかく、確固たる証拠集めには苦労したが、それに見合うだけの成果であると言っていいだろう。
何せあの男、あれで本当に隙がない。
戦闘訓練ともなれば、注意力散漫でこちらの打撃を一方的に受けるような男の、どこにあれだけの警戒心が備わっていただろうかと、本当に疑問だ。
保身のために、あれだけの隙のなさを発揮できるなら、なぜ普段の戦闘でそれを行えないのか。
こうして考えてみると、本当に最低な人間だった。もう会うこともないだろうと思うと、心から歓喜が湧き上がってくる。
ともあれ、これで「暮れずの黄昏」のナンバーツーは、この私だ。
否。もとより実力も人気も、私がナンバーツーだった。その順序を狂わせていたのは、ひとえに、あのドゥーンという男が、トワイライトの幼馴染であり、親友であったという、その一点だけ。
そのドゥーンが消えた今。
今日より、トワイライトの隣に立ち、前線都市第四位ギルドを率いていくのは、この私、マティーファ・ギブソンだ。
私は扉から手を離し、正面に顔を向け、そこにある執務机に着く金髪の美丈夫を見据え、言った。
「──トワイライト! おめでとうございます、ついに……ついにあの男を、ギルドから追い出しましたのねぇ!」
》
こちらの言葉にトワイライトは、特に感情のこもらない、淡々とした拍子で、ただ答えた。
「マティーファか」
そう言って私へと顔を向けるトワイライトの顔には、やはり特段、浮き上がった感情はない。
トワイライトは、普段よりあまり感情を表に出そうとしない。
だからこれはこれで正常なのだが、心の内が読めない、というのは、どうにも座りの悪いものだ。
そんなこちらの心情を知ってか知らずか、トワイライトが言う。
「別段、おめでたくはない。犯罪者に成り下がったとはいえ、生来の親友をひとり失ったのだからな。本当に、どうしてこうなってしまったのか。己の不甲斐なさで潰されそうだよ」
そう言いながらトワイライトは、机上にある書類を適当につまみ、目をすがめながら、その内容に目を通す。
「気にすることはありませんわ。あの男、自らの行いを露見させんとする手際に関しては、本当に見事でしたもの。その相手が、ギルドの全権を担うトワイライトであるなら尚更。他の誰がマスターであったとしても、ヤツの行いを断罪することは難しかったでしょう」
「だが、君はやれた」
「しかしそれは、トワイライトの力ですわ。被害者の皆は、相手が最古参のドゥーンであったことで、口をつぐんでしまっていた様子でしたから。皆の話を親身になって聞くことのできた私が、皆の身の安全を保障してあげられる立場であったこと。それは、間違いなくあなたの慧眼あってのことですもの」
実際は、私に心酔するメンバーを集めた、いわば「ギブソン派」とでも呼ぶべきものたちに、あることないこと含めた証言を提出するよう求めたのみなので、そう苦労することはなかった。
本当は、私から見て明らかに「ドゥーンを快く思っていない」であろう古参メンバーたちにも、内密に声をかけていたのだが、どうしてかそちらは、証言の集まりが悪かったのだ。
そちらが万事うまくいっていれば、嘆願書の数は今の三倍くらいにもなっていただろう。
ギブソン派のみならず、古参メンバーの証言も加わるとなれば、ギルドからの追放と言わず、直接憲兵局を動かせたかも知れないのだが……まあ、そちらはドゥーンが、よほどうまくやっていた、ということだろうか。
私の言葉に、トワイライトは何事かを考えていた様子だった。
しかしやがて、
「君がそう言うのであれば……まあ、そうなのかな」
そう言って、トワイライトは椅子の背もたれに体重を預け、天を仰いだ。
……万事好調……!
かつてのドゥーンへのものほどではないにせよ、トワイライトは、私へと完全に信を置きつつある。
序列第四位ギルド、「暮れずの黄昏」。
他のランカーギルドに比べれば、新興のギルドであるにもかかわらず、圧倒的な任務成功率と、何よりマスターであるトワイライトの急成長により、ここまでのし上がってきた、今大陸で最も注目を集めているギルドだ。
トワイライトの強さに惹かれたメンバーが集まっているため、種族的にも戦種的にも、層の厚さはかなりのものだ。
ゆえに任務を選ぶことをせず、あらゆる地形・戦場・魔獣に対し、有利をとった戦いを繰り広げる。
他のギルドに比べれば、「英雄級」とされる開拓者の数は少ないものの、幽鬼種のキャスリンを始めとして、エドガー、リーリア、シュラウドなど、個人個人を見てみれば、大手ギルドが手放しにうなりをあげる程度に、粒は揃っている。
そんなギルドの中枢に、今日、私が組み込まれた。
今まではトワイライトとドゥーンが、ギルドの実権をほぼ掌握していたが、これからは、トワイライトと私が、このギルドを回していくのだ。
大陸で最も新しい英雄譚の、その中心に、今、私は立っている。
ゾクリ、と。
背の翼の表面が、泡立つような錯覚を覚え、私は身震いをした。
私は、椅子に座って天を仰いだままのトワイライトを見て、言う。
「トワイライト、気落ちすることはありませんわ。ドゥーンがいなくなった今、このギルドの中枢はあなたと私。共に励み、大陸の平和を取り戻そうじゃありませんか」
もしも人類100年の悲願である、全大陸の奪還が、今代の「暮れずの黄昏」によって、成し遂げられたとするならば。
私たちの名は、永久に大陸史に語り継がれていくことになるだろう。
今はまだ第四位だが。それほどまでに眩い輝きを放たんとする原石こそが、このトワイライト・レイドという男なのだ。
「そう……だな。ああ、その通りだ。俺たちは『虚構領域』の魔獣を討ち滅ぼし、大陸を人類の手に取り戻さなければならない……」
そう言うと、トワイライトは、唐突に立ち上がった。
「あら、トワイライト、どちらへ?」
かたわらにあった剣を手に取り、どこかへと出かけるそぶりを見せるトワイライト。
私はすかさず、ラックにかけてあった黒の外套を手に取り、それをトワイライトへと差し出した。
それは防寒のため、というよりも、仰々しい甲冑を隠すための、マントのようなものだった。
「何、必要なことをしに、な。多分今日は戻らない」
「私もご一緒しましょうか」
「いや、君はもう上がってくれ。色々なことは、明日から、だな」
そう言ったトワイライトは、私から外套を受け取り、急ぐような足取りで、執務室を出ていってしまった。
「……明日から……」
明日。
それは、ドゥーンがいなくなり、自分がギルドのナンバーツーにのし上がり、これからの「黄昏」を率いていく、そのスタートとなる日だ。
それを思うと、否応のない胸の高鳴りが、さらに早鐘を打つように、リズムを早めていく。
と、
……あら?
そこで私は、気がついた。
トワイライトが出ていく際、腰に佩いていった剣。
あれは確か、
「……ドゥーンが使っていたもの、だったわよねぇ……?」
私はトワイライトの執務室に入り、扉を閉めたあと、手元を見ることすらせずに、備え付けの鍵を、後ろ手のままかけた。
そんなことをしなくとも、もはやあの男──ドゥーン・ザッハークは、この部屋に入ってきたりはしないでだろうが、念のためだ。
私は手探りで、二度三度と、執務室の扉がしっかりと施錠されていることを、入念に確認する。
間違いなく、閉まっている。そして扉の向こうからは、まるで力を感じない足取りで、ドゥーンが館の出入り口方向へと、遠ざかって行く足音が聞こえた。
……勝ったわぁ……!
勝った。間違いなく、勝った。
苦節三年。私がナンバースリーに上り詰めてからなら、丸二年だ。
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セクハラの証言はともかく、確固たる証拠集めには苦労したが、それに見合うだけの成果であると言っていいだろう。
何せあの男、あれで本当に隙がない。
戦闘訓練ともなれば、注意力散漫でこちらの打撃を一方的に受けるような男の、どこにあれだけの警戒心が備わっていただろうかと、本当に疑問だ。
保身のために、あれだけの隙のなさを発揮できるなら、なぜ普段の戦闘でそれを行えないのか。
こうして考えてみると、本当に最低な人間だった。もう会うこともないだろうと思うと、心から歓喜が湧き上がってくる。
ともあれ、これで「暮れずの黄昏」のナンバーツーは、この私だ。
否。もとより実力も人気も、私がナンバーツーだった。その順序を狂わせていたのは、ひとえに、あのドゥーンという男が、トワイライトの幼馴染であり、親友であったという、その一点だけ。
そのドゥーンが消えた今。
今日より、トワイライトの隣に立ち、前線都市第四位ギルドを率いていくのは、この私、マティーファ・ギブソンだ。
私は扉から手を離し、正面に顔を向け、そこにある執務机に着く金髪の美丈夫を見据え、言った。
「──トワイライト! おめでとうございます、ついに……ついにあの男を、ギルドから追い出しましたのねぇ!」
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こちらの言葉にトワイライトは、特に感情のこもらない、淡々とした拍子で、ただ答えた。
「マティーファか」
そう言って私へと顔を向けるトワイライトの顔には、やはり特段、浮き上がった感情はない。
トワイライトは、普段よりあまり感情を表に出そうとしない。
だからこれはこれで正常なのだが、心の内が読めない、というのは、どうにも座りの悪いものだ。
そんなこちらの心情を知ってか知らずか、トワイライトが言う。
「別段、おめでたくはない。犯罪者に成り下がったとはいえ、生来の親友をひとり失ったのだからな。本当に、どうしてこうなってしまったのか。己の不甲斐なさで潰されそうだよ」
そう言いながらトワイライトは、机上にある書類を適当につまみ、目をすがめながら、その内容に目を通す。
「気にすることはありませんわ。あの男、自らの行いを露見させんとする手際に関しては、本当に見事でしたもの。その相手が、ギルドの全権を担うトワイライトであるなら尚更。他の誰がマスターであったとしても、ヤツの行いを断罪することは難しかったでしょう」
「だが、君はやれた」
「しかしそれは、トワイライトの力ですわ。被害者の皆は、相手が最古参のドゥーンであったことで、口をつぐんでしまっていた様子でしたから。皆の話を親身になって聞くことのできた私が、皆の身の安全を保障してあげられる立場であったこと。それは、間違いなくあなたの慧眼あってのことですもの」
実際は、私に心酔するメンバーを集めた、いわば「ギブソン派」とでも呼ぶべきものたちに、あることないこと含めた証言を提出するよう求めたのみなので、そう苦労することはなかった。
本当は、私から見て明らかに「ドゥーンを快く思っていない」であろう古参メンバーたちにも、内密に声をかけていたのだが、どうしてかそちらは、証言の集まりが悪かったのだ。
そちらが万事うまくいっていれば、嘆願書の数は今の三倍くらいにもなっていただろう。
ギブソン派のみならず、古参メンバーの証言も加わるとなれば、ギルドからの追放と言わず、直接憲兵局を動かせたかも知れないのだが……まあ、そちらはドゥーンが、よほどうまくやっていた、ということだろうか。
私の言葉に、トワイライトは何事かを考えていた様子だった。
しかしやがて、
「君がそう言うのであれば……まあ、そうなのかな」
そう言って、トワイライトは椅子の背もたれに体重を預け、天を仰いだ。
……万事好調……!
かつてのドゥーンへのものほどではないにせよ、トワイライトは、私へと完全に信を置きつつある。
序列第四位ギルド、「暮れずの黄昏」。
他のランカーギルドに比べれば、新興のギルドであるにもかかわらず、圧倒的な任務成功率と、何よりマスターであるトワイライトの急成長により、ここまでのし上がってきた、今大陸で最も注目を集めているギルドだ。
トワイライトの強さに惹かれたメンバーが集まっているため、種族的にも戦種的にも、層の厚さはかなりのものだ。
ゆえに任務を選ぶことをせず、あらゆる地形・戦場・魔獣に対し、有利をとった戦いを繰り広げる。
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私たちの名は、永久に大陸史に語り継がれていくことになるだろう。
今はまだ第四位だが。それほどまでに眩い輝きを放たんとする原石こそが、このトワイライト・レイドという男なのだ。
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そう言うと、トワイライトは、唐突に立ち上がった。
「あら、トワイライト、どちらへ?」
かたわらにあった剣を手に取り、どこかへと出かけるそぶりを見せるトワイライト。
私はすかさず、ラックにかけてあった黒の外套を手に取り、それをトワイライトへと差し出した。
それは防寒のため、というよりも、仰々しい甲冑を隠すための、マントのようなものだった。
「何、必要なことをしに、な。多分今日は戻らない」
「私もご一緒しましょうか」
「いや、君はもう上がってくれ。色々なことは、明日から、だな」
そう言ったトワイライトは、私から外套を受け取り、急ぐような足取りで、執務室を出ていってしまった。
「……明日から……」
明日。
それは、ドゥーンがいなくなり、自分がギルドのナンバーツーにのし上がり、これからの「黄昏」を率いていく、そのスタートとなる日だ。
それを思うと、否応のない胸の高鳴りが、さらに早鐘を打つように、リズムを早めていく。
と、
……あら?
そこで私は、気がついた。
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あれは確か、
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