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第三章
45.またもやキラキラの無能発覚
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「あのソファにしばらく座ってたのは⋯⋯」
セティが眉間に皺を寄せ首を傾げた。
「フロディはあんな状態だから人と会いたがらないし、居候の僕も友達をここへ呼んだりしない⋯⋯。
うーん分かった、イズンとはもう会わないし来週また遊びに来るって言ってたけどそれも断るから。
母様に会えないのは困るからヘルに会わせてくれない? 1回だけヘルヘイムに行って『ごめんなさい』って言うだけでいいんだ」
パチンと両手を合わせて上目遣いで見上げるセティはいつものセティに見えはしたが⋯⋯。
「⋯⋯やだ、なんかキモい。別人みたいなくっさい臭いがする」
いつものセティの雰囲気に少しだけ異臭を感じたグロリアが一歩後ろに下がるとジェニが前に立ち塞がった。
「グロリア、大丈夫か? お前、ほんとにセティなんだろうな」
「僕はフォルセティ⋯⋯元司法神でバルドルとナンナの息子。グロリアったら突然どうしたの?」
(セティだけど⋯⋯《チェック》⋯⋯ああ、誰かの意思に引き摺られてる感じなんだ。コレがそいつの能力? ポケットのそれが原因か⋯⋯あ~も~、次から次から堪忍してよ! なんでキラキラはさっき分かんなかったの!? 息子の状態異常くらい気付きなさいよ!)
「セティをこのままここに置いておくのは危険。セティってアルフヘイムに行けるしフロディ達にも信用されてるし」
「なら⋯⋯取り敢えず屋敷に連れてくか」
「は? ジェニの言うことなんか聞かないからね! なんで僕が疑われるのか意味が分かんないよ、グロリアが誤解してるだけじゃん!
たかがヘルヘイムに友達を連れて行こうとしただけでここまで言われなくちゃいけないなんて! 最高神の父様にまた謝らせてたし、グロリアってなんか勘違いしすぎだよね! 僕をヘルヘイ⋯⋯」
「セティ、ごめん!」
グロリアが四郎ちゃんを取り出すと同時にセティを《ねんねんね》で眠らせると、どさりと倒れたセティを見下ろしたジェニが溜息をついた。
「はぁ~、ちょーっと目を離すとコレだよ。ったくこんな間抜けと関わるんじゃなかったって、あん時の俺を殴ってやりたいぜ」
「取り敢えずこのまま屋敷に連れてってグラネちゃんを呼んでみよう。できるかどうか分かんないけど今はそれを試すしかないかも。それに屋敷にはエルにゃがいるから何かわかると思う」
セティを肩に担ぎ上げたジェニがグロリアと手を繋いで屋敷に転移した。
屋敷に戻ってすぐエルにゃを囲む結界を解除し《ララちゃんのおねだり~》を発動するとエルにゃから予想通りの言葉が発せられた。
【にゃ、にゃ! そいつからララちゃんの匂いがするにゃ】
「やっぱりか⋯⋯さっきの部屋で感じた臭いが会ったばかりのエルにゃの臭いに似てたからもしかしてって思ったんだ」
【⋯⋯グロリアの中にあるフレイヤとの繋がりがソイツを引き込んだにゃ。俺が召喚される時フレイヤとヤツの一部が繋がったにゃ】
「つまり、ララちゃんはフレイヤに使役されてるってこと?」
【違うにゃ。ソイツは召喚されてにゃいから契約はできないにゃ。今は従うべき相手もいにゃいから自由に遊んでるにゃ】
「でもイズンになってヘルヘイムに行きたがってるよ?」
【イズンはアイツが変身させてた人間にゃ。リンドから頼まれた時アイツは面白そうだって思ったにゃ。リンドからセティの情報を聞いてヘルヘイム見学に行かせようとしたにゃ】
「で、セティのポケットの中のハンカチを置いてくるの?」
【リンドからイズンに渡されたハンカチにゃ。リンドがヘルヘイムに入る為の鍵にするにゃ】
「それならグリーズがこの屋敷を襲撃する必要なんてねえじゃん」
【リンドはグリーズの本当の目的がフェンリルだって知ってるにゃ。グリーズがここを襲撃してエイルやヘルの拉致できればラッキーだた思ってるにゃ】
「人間を別の人に変身させられるララちゃんは、リンド達の仲間ってこと?」
【ララちゃんじゃにゃいにゃ。リンドはアイツを使役したがってるけど可能性は低いにゃ】
「できなくはないってことか。そいつは面倒だな。ララちゃんの能力はなんだ?」
【⋯⋯(プイ)】
いまだにジェニと仲が悪いエルにゃは横を向いたまま欠伸をして前足で顔を洗いはじめた。
「エルにゃ、教えて?」
チラリとジェニを見たエルにゃが得意そうな顔でグロリアに向き直った。
【アイツはララちゃんじゃにゃいにゃ。本当の名前は『オセ』にゃ。オセはララちゃんに付き纏ってた悪魔にゃ。悪魔の一人だけど爵位は総裁にゃ。召喚されてにゃいから豹の姿と人の姿に切り替えて遊んでるにゃ】
オセの能力は人間を変身させる事だが、変身させられた事を本人も気づかせないほどの力を持っている。
召喚者が望めば人間に狂気と妄想をもたらすこともできる。
「なら、セティの前に現れたイズンはすっかり本人のつもりだったわけか。だが、知識の方はどうなんだ?」
【オセの知識はこの世界では役に立たないにゃ】
チラッとジェニを見たエルにゃが嫌そうな顔で答えた。
【変身しても知識までは持たせられにゃいにゃ。リンドが『忘れている記憶』として覚えさせたにゃ。必要な知識を与えて送り込んだにゃ】
「それなら隷属なんかより便利そう。実際セティは騙されたもんね」
【この国の魔法では見分けはつかにゃいにゃ。グロリアだってオセが契約した後だと見つけられにゃいにゃ】
「あ~、それ納得かも。エルにゃって契約した後『悪魔臭』が消えて別の匂いになったもん」
【に、匂うにゃ?(ガビーン)】
「とっくに気づいてたんだろ? なんで今まで言わなかった?」
【俺は聞かれたことしか言わんにゃ。グロリアはあれこれ知りたくにゃいと思ってるにゃ】
(確かに、どうしてもってなった時以外は聞きたくないと思ってるかも。エルにゃの知識は凄いけど聞くのは怖いし)
「お前が男色家だって事はわかった。グロリアに対するお前の独占欲みたいなのを誤解してて悪かったな」
わざと誤解したように言ったジェニがエルにゃの背中を嬉しそうに叩いた。
【ムキ~! 違うにゃ! ララちゃんはおんにゃのこにゃ。オセはおとこにゃ。んで、俺はずーっと男の子にゃ!】
今までの中で一番力説しているエルはジェニの膝に登り胸に爪を立てていた。
【こ、好みは色々でいいけど俺はおんにゃの子が好きにゃ⋯⋯その、グロリアみたいにゃ可愛⋯⋯うぎゃ~⋯⋯い、いだいにゃ!】
ジェニに両手の指関節で顳顬をぐりぐりされたエルにゃが叫んだ。
【酷い⋯⋯ 動物虐待⋯⋯悪魔虐待にゃ!】
エグエグと嘘泣き中のエルにゃとグロリアやセティを残してジェニがグラネを迎えに行った。
【オセはこの世界に来た時フレイヤの元に現れたにゃ。オセはバカが嫌いにゃからフレイヤが嫌いにゃ。リンドを気に入ったにゃ。
リンドはオセを使役したいにゃ。できにゃいけどにゃ】
「どうしてできないの? さっきは可能性が少ないって言ってたよね」
【⋯⋯誰にも召喚されてにゃいから、オセは不安定にゃ存在にゃ。フレイヤとはちょっぴり結びついてるにゃ。リンドが契約するには結びつきが邪魔するにゃ】
「ジェニがいなくなってからエルにゃがそれを話したって事はオセ⋯⋯」
転移陣が現れて鼻息の荒いグラネを連れたジェニが帰ってきた。
セティが眉間に皺を寄せ首を傾げた。
「フロディはあんな状態だから人と会いたがらないし、居候の僕も友達をここへ呼んだりしない⋯⋯。
うーん分かった、イズンとはもう会わないし来週また遊びに来るって言ってたけどそれも断るから。
母様に会えないのは困るからヘルに会わせてくれない? 1回だけヘルヘイムに行って『ごめんなさい』って言うだけでいいんだ」
パチンと両手を合わせて上目遣いで見上げるセティはいつものセティに見えはしたが⋯⋯。
「⋯⋯やだ、なんかキモい。別人みたいなくっさい臭いがする」
いつものセティの雰囲気に少しだけ異臭を感じたグロリアが一歩後ろに下がるとジェニが前に立ち塞がった。
「グロリア、大丈夫か? お前、ほんとにセティなんだろうな」
「僕はフォルセティ⋯⋯元司法神でバルドルとナンナの息子。グロリアったら突然どうしたの?」
(セティだけど⋯⋯《チェック》⋯⋯ああ、誰かの意思に引き摺られてる感じなんだ。コレがそいつの能力? ポケットのそれが原因か⋯⋯あ~も~、次から次から堪忍してよ! なんでキラキラはさっき分かんなかったの!? 息子の状態異常くらい気付きなさいよ!)
「セティをこのままここに置いておくのは危険。セティってアルフヘイムに行けるしフロディ達にも信用されてるし」
「なら⋯⋯取り敢えず屋敷に連れてくか」
「は? ジェニの言うことなんか聞かないからね! なんで僕が疑われるのか意味が分かんないよ、グロリアが誤解してるだけじゃん!
たかがヘルヘイムに友達を連れて行こうとしただけでここまで言われなくちゃいけないなんて! 最高神の父様にまた謝らせてたし、グロリアってなんか勘違いしすぎだよね! 僕をヘルヘイ⋯⋯」
「セティ、ごめん!」
グロリアが四郎ちゃんを取り出すと同時にセティを《ねんねんね》で眠らせると、どさりと倒れたセティを見下ろしたジェニが溜息をついた。
「はぁ~、ちょーっと目を離すとコレだよ。ったくこんな間抜けと関わるんじゃなかったって、あん時の俺を殴ってやりたいぜ」
「取り敢えずこのまま屋敷に連れてってグラネちゃんを呼んでみよう。できるかどうか分かんないけど今はそれを試すしかないかも。それに屋敷にはエルにゃがいるから何かわかると思う」
セティを肩に担ぎ上げたジェニがグロリアと手を繋いで屋敷に転移した。
屋敷に戻ってすぐエルにゃを囲む結界を解除し《ララちゃんのおねだり~》を発動するとエルにゃから予想通りの言葉が発せられた。
【にゃ、にゃ! そいつからララちゃんの匂いがするにゃ】
「やっぱりか⋯⋯さっきの部屋で感じた臭いが会ったばかりのエルにゃの臭いに似てたからもしかしてって思ったんだ」
【⋯⋯グロリアの中にあるフレイヤとの繋がりがソイツを引き込んだにゃ。俺が召喚される時フレイヤとヤツの一部が繋がったにゃ】
「つまり、ララちゃんはフレイヤに使役されてるってこと?」
【違うにゃ。ソイツは召喚されてにゃいから契約はできないにゃ。今は従うべき相手もいにゃいから自由に遊んでるにゃ】
「でもイズンになってヘルヘイムに行きたがってるよ?」
【イズンはアイツが変身させてた人間にゃ。リンドから頼まれた時アイツは面白そうだって思ったにゃ。リンドからセティの情報を聞いてヘルヘイム見学に行かせようとしたにゃ】
「で、セティのポケットの中のハンカチを置いてくるの?」
【リンドからイズンに渡されたハンカチにゃ。リンドがヘルヘイムに入る為の鍵にするにゃ】
「それならグリーズがこの屋敷を襲撃する必要なんてねえじゃん」
【リンドはグリーズの本当の目的がフェンリルだって知ってるにゃ。グリーズがここを襲撃してエイルやヘルの拉致できればラッキーだた思ってるにゃ】
「人間を別の人に変身させられるララちゃんは、リンド達の仲間ってこと?」
【ララちゃんじゃにゃいにゃ。リンドはアイツを使役したがってるけど可能性は低いにゃ】
「できなくはないってことか。そいつは面倒だな。ララちゃんの能力はなんだ?」
【⋯⋯(プイ)】
いまだにジェニと仲が悪いエルにゃは横を向いたまま欠伸をして前足で顔を洗いはじめた。
「エルにゃ、教えて?」
チラリとジェニを見たエルにゃが得意そうな顔でグロリアに向き直った。
【アイツはララちゃんじゃにゃいにゃ。本当の名前は『オセ』にゃ。オセはララちゃんに付き纏ってた悪魔にゃ。悪魔の一人だけど爵位は総裁にゃ。召喚されてにゃいから豹の姿と人の姿に切り替えて遊んでるにゃ】
オセの能力は人間を変身させる事だが、変身させられた事を本人も気づかせないほどの力を持っている。
召喚者が望めば人間に狂気と妄想をもたらすこともできる。
「なら、セティの前に現れたイズンはすっかり本人のつもりだったわけか。だが、知識の方はどうなんだ?」
【オセの知識はこの世界では役に立たないにゃ】
チラッとジェニを見たエルにゃが嫌そうな顔で答えた。
【変身しても知識までは持たせられにゃいにゃ。リンドが『忘れている記憶』として覚えさせたにゃ。必要な知識を与えて送り込んだにゃ】
「それなら隷属なんかより便利そう。実際セティは騙されたもんね」
【この国の魔法では見分けはつかにゃいにゃ。グロリアだってオセが契約した後だと見つけられにゃいにゃ】
「あ~、それ納得かも。エルにゃって契約した後『悪魔臭』が消えて別の匂いになったもん」
【に、匂うにゃ?(ガビーン)】
「とっくに気づいてたんだろ? なんで今まで言わなかった?」
【俺は聞かれたことしか言わんにゃ。グロリアはあれこれ知りたくにゃいと思ってるにゃ】
(確かに、どうしてもってなった時以外は聞きたくないと思ってるかも。エルにゃの知識は凄いけど聞くのは怖いし)
「お前が男色家だって事はわかった。グロリアに対するお前の独占欲みたいなのを誤解してて悪かったな」
わざと誤解したように言ったジェニがエルにゃの背中を嬉しそうに叩いた。
【ムキ~! 違うにゃ! ララちゃんはおんにゃのこにゃ。オセはおとこにゃ。んで、俺はずーっと男の子にゃ!】
今までの中で一番力説しているエルはジェニの膝に登り胸に爪を立てていた。
【こ、好みは色々でいいけど俺はおんにゃの子が好きにゃ⋯⋯その、グロリアみたいにゃ可愛⋯⋯うぎゃ~⋯⋯い、いだいにゃ!】
ジェニに両手の指関節で顳顬をぐりぐりされたエルにゃが叫んだ。
【酷い⋯⋯ 動物虐待⋯⋯悪魔虐待にゃ!】
エグエグと嘘泣き中のエルにゃとグロリアやセティを残してジェニがグラネを迎えに行った。
【オセはこの世界に来た時フレイヤの元に現れたにゃ。オセはバカが嫌いにゃからフレイヤが嫌いにゃ。リンドを気に入ったにゃ。
リンドはオセを使役したいにゃ。できにゃいけどにゃ】
「どうしてできないの? さっきは可能性が少ないって言ってたよね」
【⋯⋯誰にも召喚されてにゃいから、オセは不安定にゃ存在にゃ。フレイヤとはちょっぴり結びついてるにゃ。リンドが契約するには結びつきが邪魔するにゃ】
「ジェニがいなくなってからエルにゃがそれを話したって事はオセ⋯⋯」
転移陣が現れて鼻息の荒いグラネを連れたジェニが帰ってきた。
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