128 / 248
第二章
30.すご〜い、流石元神族のヒャッハーだね
しおりを挟む
「そこの女が何を言ったか知らないが、我々には関係ないから⋯⋯これが君達の研究資料か?」
とっくに部屋の奥にある机の上の資料を勝手に斜め読みしはじめていたリーグが首を傾げながら呟いた。
「僕も役立たずちゃんの事はよく知らないんで、助けてあげられないかな~。ごめんね」
申し訳なさそうな素振りで言ったフロディは手をパチンと合わせてにっこりと微笑んだ。
「そうそう、暴力女だしな」
腕を組んで仁王立ちしているアルはこの中でも一番体格がいい。
「ええっ!」
(ユピテール様に暴力女って言われるなんて、このチビは何をしたんだ?)
「そうなんです~、でもアルはぁマルデルのお願いでその子を許してあげたんです。ね~」
「では、失礼します」
これ以上の茶番には付き合っていられないと、おバカ5人組を迂回してグロリアはドアに向かった。
「では、わたくしも失礼しよう。みなにこの後の見学会は任せる。頑張りたまえ」
「えっ! ま、待って下さい。教授、皆さんが漸く揃われたのにどちらへ行かれるのですか? 先程の誤解は謝罪いたします、どうか⋯⋯」
「謝罪は結構、そして帰るに決まっている」
「オリー先生、私達と約束しておきながら話もせず帰るのは失礼ではないか?」
(おー、ティウ⋯⋯ マーウォルスさん、強気に出たね~。身分? 笠に着てるのは今世の身分か元神族のプライド?)
「何か勘違いしているようだね。わたくしはグロリア嬢を見学会にお誘いした覚えはあるが、君達3人は自分から参加したいと申し出ただけだと記憶している。
連絡用に名前を聞きかけたが、聞いた覚えも待っていると言った覚えもない。約束だの失礼だのと勝手な事を言われては不愉快だ。
だが、親の爵位や職業で優遇されると思っていたのなら喜びたまえ、そこにいる先輩方は君達の前にひれ伏す予定だそうだ」
「オリーせんせ~、ご機嫌を直してくださいませ~。マルデルは来たばかりだから何が起きてるのか分からないけど、そこの子が何かしでかしたんでしょう? 代わりにマルデルが謝ったげますからね。で、みんなで仲良くしましょう。ふふっ」
(マルデルって何考えてるんだろう⋯⋯微妙に樹里臭いけど、あれ程媚を売ってる感じでもないし。上から目線と押しの強さと⋯⋯子供っぽさが嘘臭いし、バカは嘘じゃないか)
「わたくしは自分の時間を費やしたいと思える相手としか約束はしない。そして今現在引き留められている事が非常に無駄な事だと理解しています」
「教授! マーウォルス様は本年度の首席入学で、ウイルド様とガムラ様は次席なんです。有望な後輩を勧誘するべきです!」
「そうです! 今年の首席は満点で入学したそうですから」
「ほう?」
オリーがチラリと様子を伺うと5人は何度も首を縦に振った。
(えー、高等部の人にならバレないとか思ってる? 元神族が嘘はいけないんだ~⋯⋯いや、元神族だから平気で嘘をつくのかも。コイツらって全員『俺様最高ヒャッハー』したクソ野郎の関係者だもんねぇ。
見てるか、これがキラキラが準備した最高のメンバーだよ~!!)
「では、彼らに質問してみたまえ数理部とは何をするクラブなのか、彼等が興味を持っているものが何か」
「⋯⋯数理部は数の理論や数学上の理論を学ぶ学問ですね」
リーグが資料に目を通しながら張り切って答えた。
「代数学・解析学・幾何学など様々種類がありますがどれか説明できるものは?」
「⋯⋯幾何学なら。幾何学の家庭教師から図形や空間の勉強をしています」
ティウもオリー教授に向かって自信ありげに答えた。
「では、ユークリッドについて説明できますね」
「え⋯⋯」
「他の方は?」
4人は顔を見合わせて顔を顰め期待するようにリーグを見たが、読んでいた資料を投げ出し別の資料を手にしたリーグは首を傾げていた。
「ティウもリーグもどうしたの? そのくらい簡単に説明できるでしょう」
「俺達はまだ1年生なのにわかるわけないだろ? 分からないと知ってて質問するのは教師として失格だ!」
(ティウ⋯⋯それって逆ギレって言うんだよ。あー、ムズムズする。言い返してやりたーい⋯⋯でもなあ、火に油を注ぐってやつだしなぁ)
「これは失礼致しました。同じ1年生のグロリア様がご存知でしたので、それ以上の成績だと言う君達なら知っているものと思い込んでいました」
「⋯⋯」
「首を縦に振る、首肯するとも言いますな。満点の首席入学者が誰か⋯⋯ マーウォルス君はご自身の口から次席だと入学式で仰っていたと記憶しています」
「俺は⋯⋯俺が首席だったはず⋯⋯新入生代表として挨拶をしたんだから首席、そうだよな?」
「そうだよ~、あん時超カッコよかったもん」
不安そうな顔になったティウの胸に頬を擦り寄せたマルデルが右手を自分の胸に当てて目を覗き込んだ。
「そうだよな、俺が首席で入学してるに決まってる」
「では、試験は何点でしたかな?」
「え? えーっと確か⋯⋯」
「まあ、家に帰られた時に確認してみれば済む事ですが、この学園の入学試験で満点の者が出たのは歴代初だそうです。職員室では名前や経歴などが結構な騒ぎになったそうです」
(おー、マジかぁ! 歴代初なんて凄いじゃん。単なる実力じゃなくて年齢をサバ読んでるからだけど嬉しいものは嬉しい。入学以来初めての感動かも!)
私は出かけていたので詳しくは知らなかったがと言いながら、オリー教授はグロリアの元にやって来た。
「それはさておき、我々は失礼します。これ以上無駄な時間を引き伸ばすのは遠慮願いたい」
グロリアの背に手を添えて歩きかけたオリー教授の前にアルが立ち塞がった。
「良い気になってんじゃねえ、こんなクラブなんか簡単に潰せんだからな! それにお前みたいな生意気な教師、クビにしてやってもいいんだぜ」
(わぁ、暴力的になったって噂はホントだったんだ! もうマジでこいつら無理かも)
「ユピテール様、おやめ下さい!!」
金切り声を上げた部員の声を無視してオリー教授が『クスッ』と小さく笑った。
「いやいや、クビですか⋯⋯是非そうなさい。わたくしは一向に構わないのでね」
「そうイキがんなって。この学園をクビになったらもうどこも雇ってくれねえって分かってんのかよ。公爵家から通達を出してやってもいいんだぜ?」
オリー教授の肩に手を回して顔を覗き込むアルの姿は、ヤ◯ザが一般人を脅しているようにしか見えない。
「ああ、もうおしまいだ!」
とっくに部屋の奥にある机の上の資料を勝手に斜め読みしはじめていたリーグが首を傾げながら呟いた。
「僕も役立たずちゃんの事はよく知らないんで、助けてあげられないかな~。ごめんね」
申し訳なさそうな素振りで言ったフロディは手をパチンと合わせてにっこりと微笑んだ。
「そうそう、暴力女だしな」
腕を組んで仁王立ちしているアルはこの中でも一番体格がいい。
「ええっ!」
(ユピテール様に暴力女って言われるなんて、このチビは何をしたんだ?)
「そうなんです~、でもアルはぁマルデルのお願いでその子を許してあげたんです。ね~」
「では、失礼します」
これ以上の茶番には付き合っていられないと、おバカ5人組を迂回してグロリアはドアに向かった。
「では、わたくしも失礼しよう。みなにこの後の見学会は任せる。頑張りたまえ」
「えっ! ま、待って下さい。教授、皆さんが漸く揃われたのにどちらへ行かれるのですか? 先程の誤解は謝罪いたします、どうか⋯⋯」
「謝罪は結構、そして帰るに決まっている」
「オリー先生、私達と約束しておきながら話もせず帰るのは失礼ではないか?」
(おー、ティウ⋯⋯ マーウォルスさん、強気に出たね~。身分? 笠に着てるのは今世の身分か元神族のプライド?)
「何か勘違いしているようだね。わたくしはグロリア嬢を見学会にお誘いした覚えはあるが、君達3人は自分から参加したいと申し出ただけだと記憶している。
連絡用に名前を聞きかけたが、聞いた覚えも待っていると言った覚えもない。約束だの失礼だのと勝手な事を言われては不愉快だ。
だが、親の爵位や職業で優遇されると思っていたのなら喜びたまえ、そこにいる先輩方は君達の前にひれ伏す予定だそうだ」
「オリーせんせ~、ご機嫌を直してくださいませ~。マルデルは来たばかりだから何が起きてるのか分からないけど、そこの子が何かしでかしたんでしょう? 代わりにマルデルが謝ったげますからね。で、みんなで仲良くしましょう。ふふっ」
(マルデルって何考えてるんだろう⋯⋯微妙に樹里臭いけど、あれ程媚を売ってる感じでもないし。上から目線と押しの強さと⋯⋯子供っぽさが嘘臭いし、バカは嘘じゃないか)
「わたくしは自分の時間を費やしたいと思える相手としか約束はしない。そして今現在引き留められている事が非常に無駄な事だと理解しています」
「教授! マーウォルス様は本年度の首席入学で、ウイルド様とガムラ様は次席なんです。有望な後輩を勧誘するべきです!」
「そうです! 今年の首席は満点で入学したそうですから」
「ほう?」
オリーがチラリと様子を伺うと5人は何度も首を縦に振った。
(えー、高等部の人にならバレないとか思ってる? 元神族が嘘はいけないんだ~⋯⋯いや、元神族だから平気で嘘をつくのかも。コイツらって全員『俺様最高ヒャッハー』したクソ野郎の関係者だもんねぇ。
見てるか、これがキラキラが準備した最高のメンバーだよ~!!)
「では、彼らに質問してみたまえ数理部とは何をするクラブなのか、彼等が興味を持っているものが何か」
「⋯⋯数理部は数の理論や数学上の理論を学ぶ学問ですね」
リーグが資料に目を通しながら張り切って答えた。
「代数学・解析学・幾何学など様々種類がありますがどれか説明できるものは?」
「⋯⋯幾何学なら。幾何学の家庭教師から図形や空間の勉強をしています」
ティウもオリー教授に向かって自信ありげに答えた。
「では、ユークリッドについて説明できますね」
「え⋯⋯」
「他の方は?」
4人は顔を見合わせて顔を顰め期待するようにリーグを見たが、読んでいた資料を投げ出し別の資料を手にしたリーグは首を傾げていた。
「ティウもリーグもどうしたの? そのくらい簡単に説明できるでしょう」
「俺達はまだ1年生なのにわかるわけないだろ? 分からないと知ってて質問するのは教師として失格だ!」
(ティウ⋯⋯それって逆ギレって言うんだよ。あー、ムズムズする。言い返してやりたーい⋯⋯でもなあ、火に油を注ぐってやつだしなぁ)
「これは失礼致しました。同じ1年生のグロリア様がご存知でしたので、それ以上の成績だと言う君達なら知っているものと思い込んでいました」
「⋯⋯」
「首を縦に振る、首肯するとも言いますな。満点の首席入学者が誰か⋯⋯ マーウォルス君はご自身の口から次席だと入学式で仰っていたと記憶しています」
「俺は⋯⋯俺が首席だったはず⋯⋯新入生代表として挨拶をしたんだから首席、そうだよな?」
「そうだよ~、あん時超カッコよかったもん」
不安そうな顔になったティウの胸に頬を擦り寄せたマルデルが右手を自分の胸に当てて目を覗き込んだ。
「そうだよな、俺が首席で入学してるに決まってる」
「では、試験は何点でしたかな?」
「え? えーっと確か⋯⋯」
「まあ、家に帰られた時に確認してみれば済む事ですが、この学園の入学試験で満点の者が出たのは歴代初だそうです。職員室では名前や経歴などが結構な騒ぎになったそうです」
(おー、マジかぁ! 歴代初なんて凄いじゃん。単なる実力じゃなくて年齢をサバ読んでるからだけど嬉しいものは嬉しい。入学以来初めての感動かも!)
私は出かけていたので詳しくは知らなかったがと言いながら、オリー教授はグロリアの元にやって来た。
「それはさておき、我々は失礼します。これ以上無駄な時間を引き伸ばすのは遠慮願いたい」
グロリアの背に手を添えて歩きかけたオリー教授の前にアルが立ち塞がった。
「良い気になってんじゃねえ、こんなクラブなんか簡単に潰せんだからな! それにお前みたいな生意気な教師、クビにしてやってもいいんだぜ」
(わぁ、暴力的になったって噂はホントだったんだ! もうマジでこいつら無理かも)
「ユピテール様、おやめ下さい!!」
金切り声を上げた部員の声を無視してオリー教授が『クスッ』と小さく笑った。
「いやいや、クビですか⋯⋯是非そうなさい。わたくしは一向に構わないのでね」
「そうイキがんなって。この学園をクビになったらもうどこも雇ってくれねえって分かってんのかよ。公爵家から通達を出してやってもいいんだぜ?」
オリー教授の肩に手を回して顔を覗き込むアルの姿は、ヤ◯ザが一般人を脅しているようにしか見えない。
「ああ、もうおしまいだ!」
0
お気に入りに追加
209
あなたにおすすめの小説
黙示録戦争後に残された世界でたった一人冷凍睡眠から蘇ったオレが超科学のチート人工知能の超美女とともに文芸復興を目指す物語。
あっちゅまん
ファンタジー
黙示録の最終戦争は実際に起きてしまった……そして、人類は一度滅亡した。
だが、もう一度世界は創生され、新しい魔法文明が栄えた世界となっていた。
ところが、そんな中、冷凍睡眠されていたオレはなんと蘇生されてしまったのだ。
オレを目覚めさせた超絶ボディの超科学の人工頭脳の超美女と、オレの飼っていた粘菌が超進化したメイドと、同じく飼っていたペットの超進化したフクロウの紳士と、コレクションのフィギュアが生命を宿した双子の女子高生アンドロイドとともに、魔力がないのに元の世界の科学力を使って、マンガ・アニメを蘇らせ、この世界でも流行させるために頑張る話。
そして、そのついでに、街をどんどん発展させて建国して、いつのまにか世界にめちゃくちゃ影響力のある存在になっていく物語です。
【黙示録戦争後に残された世界観及び設定集】も別にアップしています。
よければ参考にしてください。
城で侍女をしているマリアンネと申します。お給金の良いお仕事ありませんか?
甘寧
ファンタジー
「武闘家貴族」「脳筋貴族」と呼ばれていた元子爵令嬢のマリアンネ。
友人に騙され多額の借金を作った脳筋父のせいで、屋敷、領土を差し押さえられ事実上の没落となり、その借金を返済する為、城で侍女の仕事をしつつ得意な武力を活かし副業で「便利屋」を掛け持ちしながら借金返済の為、奮闘する毎日。
マリアンネに執着するオネエ王子やマリアンネを取り巻く人達と様々な試練を越えていく。借金返済の為に……
そんなある日、便利屋の上司ゴリさんからの指令で幽霊屋敷を調査する事になり……
武闘家令嬢と呼ばれいたマリアンネの、借金返済までを綴った物語
アホ王子が王宮の中心で婚約破棄を叫ぶ! ~もう取り消しできませんよ?断罪させて頂きます!!
アキヨシ
ファンタジー
貴族学院の卒業パーティが開かれた王宮の大広間に、今、第二王子の大声が響いた。
「マリアージェ・レネ=リズボーン! 性悪なおまえとの婚約をこの場で破棄する!」
王子の傍らには小動物系の可愛らしい男爵令嬢が纏わりついていた。……なんてテンプレ。
背後に控える愚か者どもと合わせて『四馬鹿次男ズwithビッチ』が、意気揚々と筆頭公爵家令嬢たるわたしを断罪するという。
受け立ってやろうじゃない。すべては予定調和の茶番劇。断罪返しだ!
そしてこの舞台裏では、王位簒奪を企てた派閥の粛清の嵐が吹き荒れていた!
すべての真相を知ったと思ったら……えっ、お兄様、なんでそんなに近いかな!?
※設定はゆるいです。暖かい目でお読みください。
※主人公の心の声は罵詈雑言、口が悪いです。気分を害した方は申し訳ありませんがブラウザバックで。
※小説家になろう・カクヨム様にも投稿しています。
どうやらお前、死んだらしいぞ? ~変わり者令嬢は父親に報復する~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「ビクティー・シークランドは、どうやら死んでしまったらしいぞ?」
「はぁ? 殿下、アンタついに頭沸いた?」
私は思わずそう言った。
だって仕方がないじゃない、普通にビックリしたんだから。
***
私、ビクティー・シークランドは少し変わった令嬢だ。
お世辞にも淑女然としているとは言えず、男が好む政治事に興味を持ってる。
だから父からも煙たがられているのは自覚があった。
しかしある日、殺されそうになった事で彼女は決める。
「必ず仕返ししてやろう」って。
そんな令嬢の人望と理性に支えられた大勝負をご覧あれ。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
Sランク冒険者の受付嬢
おすし
ファンタジー
王都の中心街にある冒険者ギルド《ラウト・ハーヴ》は、王国最大のギルドで登録冒険者数も依頼数もNo.1と実績のあるギルドだ。
だがそんなギルドには1つの噂があった。それは、『あのギルドにはとてつもなく強い受付嬢』がいる、と。
そんな噂を耳にしてギルドに行けば、受付には1人の綺麗な銀髪をもつ受付嬢がいてー。
「こんにちは、ご用件は何でしょうか?」
その受付嬢は、今日もギルドで静かに仕事をこなしているようです。
これは、最強冒険者でもあるギルドの受付嬢の物語。
※ほのぼので、日常:バトル=2:1くらいにするつもりです。
※前のやつの改訂版です
※一章あたり約10話です。文字数は1話につき1500〜2500くらい。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる