46 / 65
46.キャンキャン吠えられる
しおりを挟む
「ノーコメント」
「何故?」
「どっちの答えを選んでも結果は一緒だから。騎士道精神なんてひけらかしてもらいたくないの。私がYESと答えたら多分レオはじゃあ俺が守ってやるって言いそう」
「当然だろ?」
「NOって答えても同じことを言うでしょう?」
「それって答えを誤魔化してないか?」
「人の手は借りない。これ以上誰にも迷惑はかけないって決めてるから。あの人達がこれ以上馬鹿なことをやるなら私には考えがあるし、準備も済んでる」
「何をするつもりだ?」
「・・遅くなったし今日はもう終わりにしましょう。レオにはちゃんと理由を説明したいと思っただけなの。有耶無耶にしたり誤魔化したりしたくなかったから」
「返事はYESかNOかの2択だ。3つ目の答えはない」
「それは見解の相違。私の中では3択問題だったもの。兎に角、私には恋愛云々って言う資格はないって事を説明したかっただけなの」
「レオ兄様、今日の顔はエゲツない。従僕がお漏らししちゃうからやめて!」
「・・」
「うーん、慰めてほしい? それともレオ兄様の為ならいくらでも相談に乗るわよ?」
「いや、こいつは俺の問題だからな」
(ふむ、そろそろ独り立ちの季節? 寂しぃ(泣) でも、レオ兄様の幸せは私が守る!! 3年かけた計画なんだから気合い入れて頑張ろ? ねっ?・・)
「レストランはどうだった?」
「・・派手だった。ジャなんとかって言う様式だった。ありがとうって言ってたな」
(嫌がってなかったって事は貴族の暮らしも平気そうね)
「ジャコビアン様式ね。あれは優雅で女性なら絶対気にいるって思ったのよね」
「凄く・・綺麗だった」
(ん? 部屋の事? なんかニュアンス違くない?)
「何色だった?」
「薄い紫と濃い紫が重なって、あとはレース。兎に角綺麗だったぞ」
(んー? ああ、ドレスの事かぁ。レオ兄様、大好きだけど大好きだけど語彙力が残念過ぎて(笑)・・)
「断られたの?」
「・・」
(ん? 違うの?)
「ノーコメントだそうだ。断られたって事だよな」
「・・ねえ、ソロソロ片言トークやめてさぁ・・ねえ・・聞いてる?・・あー、もー、すっげえイライラする! 吐け吐け! グダグダ言ってねえで、さっさとー吐けぇー!!」
ジョシュアがむんずとレオの襟首を掴んで絶叫した。
「レオさまはソフィーとけんかしたの?」
「おれのオヤツあげるから、なかなおりすれば?」
ソフィーとレオが食事に行った日から10日目、レオは子供達に囲まれて吊し上げを食っていた。
この10日間ソフィーはお昼過ぎまで保育学校で仕事をこなし昼食後暫くすると会社に戻る生活を続けている。レオはサラの攻撃を交わしながらソフィーと話し合うチャンスを狙っていたが未だに攻略方法が思いつかないでいた。
(今まで通りにしてるつもりだが、子供の目は誤魔化せないか・・)
「喧嘩はしてない。2人ともちょっと忙しいからそんなふうに見えたのかもな」
「サラのせい?」
「レオさまにベタベタしてるから」
「サルースとパークスもきらってるよねー」
「だってサラはくさいもん」
サラは子供達と遊んでいるレオのところへやってきてはキャンキャンと吠えられている。サラのつける香水がキツすぎるのが原因だと言うのが子供達の予想。
「サラは関係ないぞ。ただ本当「レオ様、私の話をしてくださっていたんですか? 凄く嬉しいです。この後少しお時間頂けますか? ソフィーさんの事でお話があるんでございます。
コンフェッティを作ってきたので、紅茶と一緒に召し上がっていただこうと思って2階の空き部屋にテーブルを準備したんでございます」」
「ここはソフィーのがっこうだから、へやをかってにつかっちゃだめだ!」
「サラはわるいことばをつかうからダメ!!」
「全く躾のなってない子達だことね。レオ様の前で嘘をつくなんて最低。やっぱりソフィーには学校なんて無理なんだわ」
「ソフィーのわるくちをいうなー」
「だいっきらい、あっちいってー!」
サルースとパークスもレオの足元でうーうーと唸っている。レオは2匹を抱き上げて子供に渡して、
「ちょっとサラと話してくるからコイツらの面倒を見ててくれるか?」
「・・うん」
「いいよ」
元気のない子供達をよそに満面の笑みを浮かべたサラがレオの腕に腕を絡ませてぐいぐいと腕を引っ張った。
「では2階に参りましょう。美味しい紅茶が淹れられるように練習したんです。是非味わっていただきたいんですわ」
「2階ではなく向こうのベンチで話そう。サラは独身女性なんだ。男と2人きりになるのはまずい」
「まあ、私の評判を気にするなんてレオ様はお優しい方ですわ。では、散歩を兼ねてエスコートしてくださいませですわ」
無理やり振り解くこともできず、サラを腕にぶら下げたまま庭を横切りベンチにサラを腰掛けさせた。
「で、話と言うのは?」
「ここにテーブルを置いて紅茶をお出しすれば良かったですね。ここの四阿なんかじゃ雰囲気がありませんですし。テーブルが関の山ですわよ」
「・・」
「コンフェッティには胡桃を入れてみましたの。レオ様は胡桃はお好きですかしら」
ここ数日のサラの口調はどんどん貴族風になっていっている。
(恐らくローリーの真似をしているのだとは思うが笑いを堪えるのに苦労する)
「ソフィーがレオ様に振られたのは仕方ありませんですわ」
「ソフィーが振られた?」
「ええ、そのせいでここ数日落ち込んで・・高望みをし過ぎたのですわ。分不相応って言うのでしたかしら?」
「・・本題に入ってくれないか?」
「そうですね、こんなところではゆっくりできませんですもの。ご存じないでしょうがソフィーは平民学校さえ行ってないんです。それにとても下品な親がいてしょっちゅう会社にお金の無心に来てましたですのよ。
そんな人が会社の資本金どうしたと思います? レディの口からハッキリとは言えないですけどね、ソフィーはちょくちょく着飾って出かけていくんですわ。とても裕福な紳士と・・レオ様ならその意味お分かりでしょう?」
レオは頭の中が真っ白になった。もしサラが男だったらこの場で縊り殺していただろう。
(この女はソフィーがそうやって資金を貢がせていると言っているのか!?)
「ご理解頂いて良かったですの。今夜もう少し詳しい話をしません? そろそろレオ様のお屋敷に連れて行っていただけでも良いころなのですもの。貴族街のあのお屋敷すごく素敵です。私ならもっともっと素敵にできます。安心して任せてくださいね。
ある人が教えてくれたんですけど私のように眼鏡が必要な子は特別な時に眼鏡を外すと素敵なんですって・・」
赤い顔でレオを見上げるサラの分厚い眼鏡が太陽の光でキラリと光った。
「何故?」
「どっちの答えを選んでも結果は一緒だから。騎士道精神なんてひけらかしてもらいたくないの。私がYESと答えたら多分レオはじゃあ俺が守ってやるって言いそう」
「当然だろ?」
「NOって答えても同じことを言うでしょう?」
「それって答えを誤魔化してないか?」
「人の手は借りない。これ以上誰にも迷惑はかけないって決めてるから。あの人達がこれ以上馬鹿なことをやるなら私には考えがあるし、準備も済んでる」
「何をするつもりだ?」
「・・遅くなったし今日はもう終わりにしましょう。レオにはちゃんと理由を説明したいと思っただけなの。有耶無耶にしたり誤魔化したりしたくなかったから」
「返事はYESかNOかの2択だ。3つ目の答えはない」
「それは見解の相違。私の中では3択問題だったもの。兎に角、私には恋愛云々って言う資格はないって事を説明したかっただけなの」
「レオ兄様、今日の顔はエゲツない。従僕がお漏らししちゃうからやめて!」
「・・」
「うーん、慰めてほしい? それともレオ兄様の為ならいくらでも相談に乗るわよ?」
「いや、こいつは俺の問題だからな」
(ふむ、そろそろ独り立ちの季節? 寂しぃ(泣) でも、レオ兄様の幸せは私が守る!! 3年かけた計画なんだから気合い入れて頑張ろ? ねっ?・・)
「レストランはどうだった?」
「・・派手だった。ジャなんとかって言う様式だった。ありがとうって言ってたな」
(嫌がってなかったって事は貴族の暮らしも平気そうね)
「ジャコビアン様式ね。あれは優雅で女性なら絶対気にいるって思ったのよね」
「凄く・・綺麗だった」
(ん? 部屋の事? なんかニュアンス違くない?)
「何色だった?」
「薄い紫と濃い紫が重なって、あとはレース。兎に角綺麗だったぞ」
(んー? ああ、ドレスの事かぁ。レオ兄様、大好きだけど大好きだけど語彙力が残念過ぎて(笑)・・)
「断られたの?」
「・・」
(ん? 違うの?)
「ノーコメントだそうだ。断られたって事だよな」
「・・ねえ、ソロソロ片言トークやめてさぁ・・ねえ・・聞いてる?・・あー、もー、すっげえイライラする! 吐け吐け! グダグダ言ってねえで、さっさとー吐けぇー!!」
ジョシュアがむんずとレオの襟首を掴んで絶叫した。
「レオさまはソフィーとけんかしたの?」
「おれのオヤツあげるから、なかなおりすれば?」
ソフィーとレオが食事に行った日から10日目、レオは子供達に囲まれて吊し上げを食っていた。
この10日間ソフィーはお昼過ぎまで保育学校で仕事をこなし昼食後暫くすると会社に戻る生活を続けている。レオはサラの攻撃を交わしながらソフィーと話し合うチャンスを狙っていたが未だに攻略方法が思いつかないでいた。
(今まで通りにしてるつもりだが、子供の目は誤魔化せないか・・)
「喧嘩はしてない。2人ともちょっと忙しいからそんなふうに見えたのかもな」
「サラのせい?」
「レオさまにベタベタしてるから」
「サルースとパークスもきらってるよねー」
「だってサラはくさいもん」
サラは子供達と遊んでいるレオのところへやってきてはキャンキャンと吠えられている。サラのつける香水がキツすぎるのが原因だと言うのが子供達の予想。
「サラは関係ないぞ。ただ本当「レオ様、私の話をしてくださっていたんですか? 凄く嬉しいです。この後少しお時間頂けますか? ソフィーさんの事でお話があるんでございます。
コンフェッティを作ってきたので、紅茶と一緒に召し上がっていただこうと思って2階の空き部屋にテーブルを準備したんでございます」」
「ここはソフィーのがっこうだから、へやをかってにつかっちゃだめだ!」
「サラはわるいことばをつかうからダメ!!」
「全く躾のなってない子達だことね。レオ様の前で嘘をつくなんて最低。やっぱりソフィーには学校なんて無理なんだわ」
「ソフィーのわるくちをいうなー」
「だいっきらい、あっちいってー!」
サルースとパークスもレオの足元でうーうーと唸っている。レオは2匹を抱き上げて子供に渡して、
「ちょっとサラと話してくるからコイツらの面倒を見ててくれるか?」
「・・うん」
「いいよ」
元気のない子供達をよそに満面の笑みを浮かべたサラがレオの腕に腕を絡ませてぐいぐいと腕を引っ張った。
「では2階に参りましょう。美味しい紅茶が淹れられるように練習したんです。是非味わっていただきたいんですわ」
「2階ではなく向こうのベンチで話そう。サラは独身女性なんだ。男と2人きりになるのはまずい」
「まあ、私の評判を気にするなんてレオ様はお優しい方ですわ。では、散歩を兼ねてエスコートしてくださいませですわ」
無理やり振り解くこともできず、サラを腕にぶら下げたまま庭を横切りベンチにサラを腰掛けさせた。
「で、話と言うのは?」
「ここにテーブルを置いて紅茶をお出しすれば良かったですね。ここの四阿なんかじゃ雰囲気がありませんですし。テーブルが関の山ですわよ」
「・・」
「コンフェッティには胡桃を入れてみましたの。レオ様は胡桃はお好きですかしら」
ここ数日のサラの口調はどんどん貴族風になっていっている。
(恐らくローリーの真似をしているのだとは思うが笑いを堪えるのに苦労する)
「ソフィーがレオ様に振られたのは仕方ありませんですわ」
「ソフィーが振られた?」
「ええ、そのせいでここ数日落ち込んで・・高望みをし過ぎたのですわ。分不相応って言うのでしたかしら?」
「・・本題に入ってくれないか?」
「そうですね、こんなところではゆっくりできませんですもの。ご存じないでしょうがソフィーは平民学校さえ行ってないんです。それにとても下品な親がいてしょっちゅう会社にお金の無心に来てましたですのよ。
そんな人が会社の資本金どうしたと思います? レディの口からハッキリとは言えないですけどね、ソフィーはちょくちょく着飾って出かけていくんですわ。とても裕福な紳士と・・レオ様ならその意味お分かりでしょう?」
レオは頭の中が真っ白になった。もしサラが男だったらこの場で縊り殺していただろう。
(この女はソフィーがそうやって資金を貢がせていると言っているのか!?)
「ご理解頂いて良かったですの。今夜もう少し詳しい話をしません? そろそろレオ様のお屋敷に連れて行っていただけでも良いころなのですもの。貴族街のあのお屋敷すごく素敵です。私ならもっともっと素敵にできます。安心して任せてくださいね。
ある人が教えてくれたんですけど私のように眼鏡が必要な子は特別な時に眼鏡を外すと素敵なんですって・・」
赤い顔でレオを見上げるサラの分厚い眼鏡が太陽の光でキラリと光った。
12
お気に入りに追加
445
あなたにおすすめの小説
妹に一度殺された。明日結婚するはずの死に戻り公爵令嬢は、もう二度と死にたくない。
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
恋愛
婚約者アルフレッドとの結婚を明日に控えた、公爵令嬢のバレッタ。
しかしその夜、無惨にも殺害されてしまう。
それを指示したのは、妹であるエライザであった。
姉が幸せになることを憎んだのだ。
容姿が整っていることから皆や父に気に入られてきた妹と、
顔が醜いことから蔑まされてきた自分。
やっとそのしがらみから逃れられる、そう思った矢先の突然の死だった。
しかし、バレッタは甦る。死に戻りにより、殺される数時間前へと時間を遡ったのだ。
幸せな結婚式を迎えるため、己のこれまでを精算するため、バレッタは妹、協力者である父を捕まえ処罰するべく動き出す。
もう二度と死なない。
そう、心に決めて。
わがまま妹、自爆する
四季
恋愛
資産を有する家に長女として生まれたニナは、五つ年下の妹レーナが生まれてからというもの、ずっと明らかな差別を受けてきた。父親はレーナにばかり手をかけ可愛がり、ニナにはほとんど見向きもしない。それでも、いつかは元に戻るかもしれないと信じて、ニナは慎ましく生き続けてきた。
そんなある日のこと、レーナに婚約の話が舞い込んできたのだが……?
婚約者の妹が結婚式に乗り込んで来たのですが〜どうやら、私の婚約者は妹と浮気していたようです〜
あーもんど
恋愛
結婚式の途中……誓いのキスをする直前で、見知らぬ女性が会場に乗り込んできた。
そして、その女性は『そこの芋女!さっさと“お兄様”から、離れなさい!ブスのくせにお兄様と結婚しようだなんて、図々しいにも程があるわ!』と私を罵り、
『それに私達は体の相性も抜群なんだから!』とまさかの浮気を暴露!
そして、結婚式は中止。婚約ももちろん破談。
────婚約者様、お覚悟よろしいですね?
※本作はメモの中に眠っていた作品をリメイクしたものです。クオリティは高くありません。
※第二章から人が死ぬ描写がありますので閲覧注意です。
(完)お姉様の婚約者をもらいましたーだって、彼の家族が私を選ぶのですものぉ
青空一夏
恋愛
前編・後編のショートショート。こちら、ゆるふわ設定の気分転換作品です。姉妹対決のざまぁで、ありがちな設定です。
妹が姉の彼氏を奪い取る。結果は・・・・・・。
裏切られた令嬢は死を選んだ。そして……
希猫 ゆうみ
恋愛
スチュアート伯爵家の令嬢レーラは裏切られた。
幼馴染に婚約者を奪われたのだ。
レーラの17才の誕生日に、二人はキスをして、そして言った。
「一度きりの人生だから、本当に愛せる人と結婚するよ」
「ごめんねレーラ。ロバートを愛してるの」
誕生日に婚約破棄されたレーラは絶望し、生きる事を諦めてしまう。
けれど死にきれず、再び目覚めた時、新しい人生が幕を開けた。
レーラに許しを請い、縋る裏切り者たち。
心を鎖し生きて行かざるを得ないレーラの前に、一人の求婚者が現れる。
強く気高く冷酷に。
裏切り者たちが落ちぶれていく様を眺めながら、レーラは愛と幸せを手に入れていく。
☆完結しました。ありがとうございました!☆
(ホットランキング8位ありがとうございます!(9/10、19:30現在))
(ホットランキング1位~9位~2位ありがとうございます!(9/6~9))
(ホットランキング1位!?ありがとうございます!!(9/5、13:20現在))
(ホットランキング9位ありがとうございます!(9/4、18:30現在))
一体だれが悪いのか?それはわたしと言いました
LIN
恋愛
ある日、国民を苦しめて来たという悪女が処刑された。身分を笠に着て、好き勝手にしてきた第一王子の婚約者だった。理不尽に虐げられることもなくなり、ようやく平和が戻ったのだと、人々は喜んだ。
その後、第一王子は自分を支えてくれる優しい聖女と呼ばれる女性と結ばれ、国王になった。二人の優秀な側近に支えられて、三人の子供達にも恵まれ、幸せしか無いはずだった。
しかし、息子である第一王子が嘗ての悪女のように不正に金を使って豪遊していると報告を受けた国王は、王族からの追放を決めた。命を取らない事が温情だった。
追放されて何もかもを失った元第一王子は、王都から離れた。そして、その時の出会いが、彼の人生を大きく変えていくことになる…
※いきなり処刑から始まりますのでご注意ください。
【完結】婚約破棄されたので国を滅ぼします
雪井しい
恋愛
「エスメラルダ・ログネンコ。お前との婚約破棄を破棄させてもらう」王太子アルノーは公衆の面前で公爵家令嬢であるエスメラルダとの婚約を破棄することと、彼女の今までの悪行を糾弾した。エスメラルダとの婚約破棄によってこの国が滅ぶということをしらないまま。
【全3話完結しました】
※カクヨムでも公開中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる