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エピソード2

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 わたしがこの異世界で最初に頼ったのは、初心者歓迎の女性専用大型ギルドでした。

 女子校の女の子ならわかるだろうけど、女の子だけの世界って、かなりディープなんですよ。
 ご他聞にもれず、わたしの入ったギルドもそうでした。

 だから、レズなんて当たり前のようにありました。

 いちおう説明しておくと、わたしはレズじゃあありませんでした。
 できれば避けたいと願っていたんだけど。そうもいかなかったんですよ、これが……。

 ギルドの恒例行事のようなもので『団体訓練』なんていうおおげさな名目の行事があって、実は単なる野外キャンプなんですが。
 まあ、中身のほうは、ベテランの先輩と後輩が一緒に1週間生活することになるので、とりあえずは団体生活の訓練なんですけど……。

 でも、これがクセモノで、1週間も一緒に寝泊まりするとなると、一気にレズカップルが誕生するという怖いキャンプなのです。

 元々レズのコには嬉しいお泊りってとこなんでしょうけれど、わたしみたいなノーマルな女の子にとっては、まさに恐怖の1週間となりました。

 超初心者から古参の人達まで、ごちゃ混ぜになってチーム分けされて、後輩の子にはレズバージンの危機が迫ります。

 そう、わたしは一番下っぱの新参者。最初の団体訓練で、ついにレズの先輩達の洗礼を受けてしまったのです。
 
 ☆

 温泉に入ったときに、もう狙いをつけられたみたいで、体を洗ってるわたしのとこに、先輩達が寄ってきて、

「わあ、アズミちゃんってオッパイ大きいんだ!」
「ホントホント! すごいじゃない」
「乳首がピンク色! カワイイッ!」

 とかなんとか、さんざんオッパイを触られたり、乳首をつままれたりしてオモチャにされました。

 イヤな顔をしたら後が怖いので、ヘラヘラしながら、

「やめてくださいよぉ~!」

 なんて言ってたら、余計に気にいられてしまったようです。

 そのときは、あんなにディープな洗礼の儀式が待ち受けているなんて、まだ知りませんでした。

 ☆

「アズミちゃん、ちょっと来てー!」 

 夜中に起こされて、近くの小川に連れて行かれたら、そこには3人の先輩の姿がありました。

「えっと……、なんですか……?」

 あまり聞きたくなかったけれど、質問しないわけにもいかないでしょう。なんだかヤバイ雰囲気ってのはバカでもわかります。で、返ってきた言葉が……。

「アズミちゃんはカワイイから、あたし達の聖水を飲ませてあげるのよ」

「聖水……?」

「そう、これは断れないのよ。訓練の恒例行事なんだから」
「イヤだなんて言わないわよねぇ?」

 ニヤニヤと笑っている先輩達にノーと答えたらイジメられるのは間違いなしです。だって、そこにいた先輩達は、イジメっ子で有名って聞いていた人達だったから。しかもレズなんです。

 先輩達は当たり前のように裸になって、そして、わたしにも脱げと言いました。

 これは、もう断れません。

 言う通りにしたら、岩場に連れていかれて……。

「聖水飲ませてあげる」

 って、先輩の1人が岩の縁に足を掛けた。

 赤面してモジモジしていたわたしを、他の2人の先輩が両脇から腕を押さえて、捕まった宇宙人みたいな格好にされました。
 グンと押し伏せられ、強引に砂利の上にしゃがまされると、目の前には岩の縁に片足を掛けているリゼ先輩の下腹部があって……。

「いい? これは神聖な儀式なのよ。アズミちゃんはカワイイから、あたし達に選ばれた特別な女の子なんだから」

 目の前で割れ目が、指でぱっくり開かれた。

 リゼ先輩のアソコが30センチくらいの距離に近づけられる。先輩のアソコは赤い色をしてました。

 そうか、オシッコ飲まされるんだ。パニックしつつも、わたしは妙に客観的にそう思っていました。

 実際にその通りだった。先輩達がクスクスと笑うなか、目の前にある割れ目の穴から勢いよくオシッコが飛び出した。

「飲んで! 飲むのよ!!」

 リゼ先輩のやけに興奮した声。

 わたしの顔面に熱いオシッコが、ビチャビチャと音をたてて降りそそぐ。

「口開けて! 全部出ちゃうってば!!」

 わたしはわけもわからず口を開けて、溜まった液体を喉に流し込んだ。
 むせ返るようなニオイ。先輩のオシッコはすこしショッパイ味がした。

 全部飲みほし終えた後には、わたしもショックでぼーっとしてしまいました。

 でも、それからは3人がかりでイタズラされて、2度もアクメ失禁しちゃったんです。

 ☆
 
 あぁ、あのときの興奮は、今でもはっきり覚えている。

 団体訓練の1週間、わたし以外にも5人の新人メンバーの娘が聖水を飲まされたようです。


 それと、あとでわかったことだけど、高位神官能力者の聖水は飲むだけで、低級アンデッドを寄せ付けなくする効果があるらしい。

 
 
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