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プロローグ
停戦条約
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ジェス達が士官学校を卒業してから二年後・・・・。
舞台は地球へと移り変わる・・・。
-地球連合国家 首都 海上都市ラビッシュ -
宇宙最大のメガロポリスであるこのラビッシュは、地球連合国家の首都機能を有する。
大崩壊の直後から、エーテルによる人類の衰退に対抗すべく海上に作られた都市である。
その構造体はエーテルの影響を限りなく少なくために造られた大規模地下シェルターとしての役割を果たし、
その地下空洞部分の大きさは高さ6キロメートル、面積は2000平方キロメートルにもなる。
数百年をかけ建造されたその都市は、エーテルの影響が無くなった近代においてもシェルターとしての機能を継承して利用されている。
そして、この地下都市は構造体の屋根にあたる部分にもぶら下がるようにビルが建造され、エーテルの影響が少なくなった近代からは海上部分においても発展していった。
また、都市地下部分には構造体屋根を支える柱のような形状をした一際大きなビルが2棟建っていた。
そのうちの1棟が宇宙最大の企業体K.Cグループ本社ビル『シャフト・タワー』であり・・・。
もう一方が西暦3120年に発足した現在の地球連合国家政治の中心を司る建物『グランド・パレス』である。
そしてこの『グランド・パレス』の最上階に位置する一際広くて荘厳な部屋において一つの儀式が行われていた。
高貴であるが控えめな装いをした政府の重鎮たちが立ち並ぶ中、その中でも一番位が高そうな初老の男が声を高らかに宣言を行う。
「これより、ユーリアシス・ミリフュージア殿下の第138代皇王即位の儀式を行う!」
直後、この部屋で一番高くて豪華な椅子に腰かけた一人の少女が立ち上がった。
ユーリアシス・ミリフュージア--。
発足から2000年近くの月日を発展し続けた地球連合国家において、代々血族によりそれを統治し続ける君主の一族である。
先日崩御した先皇陛下の唯一の実子である彼女は、喪が明けたことにより本日正式に当代の皇王として即位することになるのだ。
地球連合国家の最高礼の正装である『着せ物』・・かつての呼び方で言うと着物のデザインを踏襲した
独特の服装に身を包んだその少女はまだ15歳という若さである。
美しい栗色のストレートヘアーに鼈甲のような黄金の大きな双眸を持つ彼女は、神々しく大変美しい容貌であった。
先ほど声を上げた見た目は初老(といっても技術の進歩で人類の平均寿命が延びた為、実際の年齢は90歳にかかるころだが)の男は名をグローリアス・レイノックと言い、先皇の時代から仕えた宰相という立場であった。
突然の先皇王崩御により即位することとなった少女があまりにも若すぎる為、彼は摂政としての役割を担うために引き続き重役に就くこととなっている。
「かつて愚かにも自ら滅びの道を歩もうとした人類が一丸となって再興のために歩み出してから2000年」
「奇跡的にもさらなる発展をしながら現代まで人類国家が続いてきたのは紛れもなくミリフュージア一族の治世による賜物である!」
「今日を以てユーリアシス殿下をわれわれ連合国家の柱とし、人類国家のさらなる発展を願うばかりである!」
「それでは、ユーリアシス殿下に代々ミリフュージア一族に受け継がれた三種の宝具を継承する」
グローリアスが口上を述べた直後、彼の後方に仕えたそれぞれの宝具を持つ3人の男がユーリアシスの元に歩み寄る。
そして、それぞれの品を恭しく彼女へと捧げた。
まるで教皇が冠るミトラのようなデザインの帽子、見事な意匠の刀、豪華な装飾がされた『着の物』の帯。
この三種の宝具を持つ者こそが地球連合国家の皇王たる資格を持つこととなる。
それらで従者により着飾られた少女は今を以て、地球連合国家の最高権者となった。
喪が明けたといえ、先皇を配慮し厳かに行われたその儀式が一通り終わり、少女は徐に口を開いた。
「余は只今を以て皇王となった。これよりは地球連合国家のさらなる発展のために尽力するばかりである」
その言葉を聞いて場に居る人々は「おお・・・」と感嘆の声を漏らした。
「これまで我々は先皇の考えに則り、長きにわたって火星の民と戦い続けてきた」
「余の父である先皇の人生は、まさに戦いの人生であった」
ユーリアシスの父である先皇はかなりの高齢で娘を授かった。
ユーリアシスの母である皇后も、彼女を生んだ直後に崩御した。
先皇は唯一の娘であったユーリアシスを大層かわいがって育てた。
しかし彼もまた150年近くまで伸びた現代の平均寿命を考えると、かなりの若さで亡くなった。
血統主義を重んじる影響かはわからないが、ミリフュージア一族は代々エーテルに対する親和性が少ないのか短命な人物が多かった。
それこそが彼女が15歳という若さで皇王に即位した理由である。
「余に代替わりした今、長く続いたこの戦いについて一考したく思う」
「この時期に余が即位したのも何かの運命かもしれない・・・」
「先のリソラ襲撃により、リソラ自治区からも独立の動きがあることは皆も知っているだろう」
ジェス達が巻き込まれたリソラにおける戦いは旧リソラ人にとって大変衝撃的な出来事であったのだ。
元よりリソラ人は戦いを好まない民族である。
700年前に争うこともなく、友好的に地球の属州となったリソラ人にとって自らの星が戦場となったのは許しがたいことであった。
そのため、リソラ人は団結しカーネス星系からの一切の武力の排除を望んで『永世中立』の立場として独立を宣言したのだ。
「革命軍の総帥、ジル・グレイル・ジャーナリスも先の総帥から引き継いだ若い元首である。彼奴もリゾラ強襲の失敗と独立宣言により停戦を画策しているらしい」
「地球至上主義であった先皇が崩御なさった今、長きに渡る戦争に終止符を打たねばならぬ」
そしてユーリアシスは衝撃的な言葉を告げる。
「余はリソラ独立宣言を受け入れ、火星との停戦を結ぶ意思である。これを余の即位して最初の務めとしたい!」
ザワザワ・・・・・。
ユーリアシスの発した言葉は、その場にいた全員に衝撃を走らせた。
即位して間もなく、少なくとも先皇の遺志を反映しない決定である。
そもそも、この戦争は地球至上主義である連合国家が火星の独立を認めないが為に始まったものである。
リソラの独立を認め、事実上火星の独立も認めるようなものである。
それに真っ先に異を唱えたのはグローリアスであった。
「差し出がましくも進言いたします、陛下。地球圏の人類統一は先皇がこれだけ長きにわたる戦いを続けてまで貫いた遺志であります。それを蔑ろにして停戦協定を結ぶなど、これまで戦場で散った同士に対しても冒涜となりますぞ!」
「だからこそだ、グローリアス。余はこれ以上無益な死者を出したくないのだ。温厚で地球人に友好的であったリソラ人が独立を宣言したのだ。このままではいずれ人類そのものが滅びることを示唆しているようではないか」
「ですが・・・・」
「余の意思は変わらぬ。連合国家はリソラの独立を擁護し、火星自治区の独立を前提とした停戦協定を結ぶこととする」
いくら子供のような歳であっても、それは皇王の言葉である。
それを拒否しうる人間はこの場に存在しなかった。
「グローリアスよ、正式に火星自治区へ停戦へ向けた調整をしてくれ、会談場所ははリソラが良かろう。リソラへも調整を頼む」
「余は手筈が整えばアマテラスでリソラへ向かうぞ」
「・・・・・皇王の御心のままに」
(・・・小娘が! 短絡的な考えで停戦など考えおって!今までの戦いに対する意味が無くなってしまうではないか!)
(それに彼の方の計画に大きな支障が出てしまう!)
しかし、グローリアスの企みの為にも今の立場を失うわけにはいかない。
「それでは私は早速手配を進めるゆえ失礼させていただきます」
苦虫を噛み潰したような表情になってしまうのを必死に隠しながらグローリアスはユーリアシスの前から去った。
それから数週間後・・・。
惑星リソラにて開戦以来始めて顔を合わせた各立場の代表3人は停戦条約を結ぶこととなる。
停戦の為に三者が交わした条約は以下である。
一つ。連合国家は火星自治区を国家として独立を認めるものとする。
一つ。リソラ自治区は永世中立国家としてあらゆる戦争行為に介入せず、軍用艦船はカーネス星系への侵入を一切認めない。現存の軍事施設はこれを解体することとする。
一つ。軍用艦船については協議なく相対超光速航法を行なってはならない。これについてリソラ政府を主体として新たに設立する監査組織である連合宇宙局への承認を得なければならない。
これらの取り決めは連合国家からすれば不利な条約だか、戦争を早期に終わらせたいミリフュージアの意思により締結された。
これにより、宇宙は一時の平和を迎えることになる。
だが、この条約がその後さらなる戦乱の火種ななることになるとは、ユーリアシスも知り得ぬことであった。
~設定資料~
皇王専用艦 地球連合国家 旗艦 『アマテラス』
地球連合国家の象徴であり、ミリフュージア一族が代々即位する皇王専用艦である。
基本は護衛艦隊と行動を共にするが、単体の戦闘能力も非常に高い。
内部には議会室や会談に使う会議室、迎賓館の役割をする部屋など政治的な施設もある。
スペック
連合国家宇宙軍 総旗艦 アマテラス級機動戦艦 『アマテラス』
型式KC-AM01♯2
全長2860m
全高720m
全幅1030m
満載排水量 12,200Mt
乗員 420名
初期起動機関 単発式対消滅機関
巡航機関 双発式グラビディウム機関
跳躍航法機関 アンチクァンタム亜空間機関
巡航機関定格出力 2,000,000Gw
電源 イ型液化グラビディウム電池2基
装甲 ハイチタニウム跳弾装甲+EBバリアシールド
兵装
主砲 レグテックス光学機器製対艦結晶体レーザー
副砲 K.Cウェポンシステムズ製荷電粒子砲2門
対機動兵器用短距離迎撃レーザー70門
舞台は地球へと移り変わる・・・。
-地球連合国家 首都 海上都市ラビッシュ -
宇宙最大のメガロポリスであるこのラビッシュは、地球連合国家の首都機能を有する。
大崩壊の直後から、エーテルによる人類の衰退に対抗すべく海上に作られた都市である。
その構造体はエーテルの影響を限りなく少なくために造られた大規模地下シェルターとしての役割を果たし、
その地下空洞部分の大きさは高さ6キロメートル、面積は2000平方キロメートルにもなる。
数百年をかけ建造されたその都市は、エーテルの影響が無くなった近代においてもシェルターとしての機能を継承して利用されている。
そして、この地下都市は構造体の屋根にあたる部分にもぶら下がるようにビルが建造され、エーテルの影響が少なくなった近代からは海上部分においても発展していった。
また、都市地下部分には構造体屋根を支える柱のような形状をした一際大きなビルが2棟建っていた。
そのうちの1棟が宇宙最大の企業体K.Cグループ本社ビル『シャフト・タワー』であり・・・。
もう一方が西暦3120年に発足した現在の地球連合国家政治の中心を司る建物『グランド・パレス』である。
そしてこの『グランド・パレス』の最上階に位置する一際広くて荘厳な部屋において一つの儀式が行われていた。
高貴であるが控えめな装いをした政府の重鎮たちが立ち並ぶ中、その中でも一番位が高そうな初老の男が声を高らかに宣言を行う。
「これより、ユーリアシス・ミリフュージア殿下の第138代皇王即位の儀式を行う!」
直後、この部屋で一番高くて豪華な椅子に腰かけた一人の少女が立ち上がった。
ユーリアシス・ミリフュージア--。
発足から2000年近くの月日を発展し続けた地球連合国家において、代々血族によりそれを統治し続ける君主の一族である。
先日崩御した先皇陛下の唯一の実子である彼女は、喪が明けたことにより本日正式に当代の皇王として即位することになるのだ。
地球連合国家の最高礼の正装である『着せ物』・・かつての呼び方で言うと着物のデザインを踏襲した
独特の服装に身を包んだその少女はまだ15歳という若さである。
美しい栗色のストレートヘアーに鼈甲のような黄金の大きな双眸を持つ彼女は、神々しく大変美しい容貌であった。
先ほど声を上げた見た目は初老(といっても技術の進歩で人類の平均寿命が延びた為、実際の年齢は90歳にかかるころだが)の男は名をグローリアス・レイノックと言い、先皇の時代から仕えた宰相という立場であった。
突然の先皇王崩御により即位することとなった少女があまりにも若すぎる為、彼は摂政としての役割を担うために引き続き重役に就くこととなっている。
「かつて愚かにも自ら滅びの道を歩もうとした人類が一丸となって再興のために歩み出してから2000年」
「奇跡的にもさらなる発展をしながら現代まで人類国家が続いてきたのは紛れもなくミリフュージア一族の治世による賜物である!」
「今日を以てユーリアシス殿下をわれわれ連合国家の柱とし、人類国家のさらなる発展を願うばかりである!」
「それでは、ユーリアシス殿下に代々ミリフュージア一族に受け継がれた三種の宝具を継承する」
グローリアスが口上を述べた直後、彼の後方に仕えたそれぞれの宝具を持つ3人の男がユーリアシスの元に歩み寄る。
そして、それぞれの品を恭しく彼女へと捧げた。
まるで教皇が冠るミトラのようなデザインの帽子、見事な意匠の刀、豪華な装飾がされた『着の物』の帯。
この三種の宝具を持つ者こそが地球連合国家の皇王たる資格を持つこととなる。
それらで従者により着飾られた少女は今を以て、地球連合国家の最高権者となった。
喪が明けたといえ、先皇を配慮し厳かに行われたその儀式が一通り終わり、少女は徐に口を開いた。
「余は只今を以て皇王となった。これよりは地球連合国家のさらなる発展のために尽力するばかりである」
その言葉を聞いて場に居る人々は「おお・・・」と感嘆の声を漏らした。
「これまで我々は先皇の考えに則り、長きにわたって火星の民と戦い続けてきた」
「余の父である先皇の人生は、まさに戦いの人生であった」
ユーリアシスの父である先皇はかなりの高齢で娘を授かった。
ユーリアシスの母である皇后も、彼女を生んだ直後に崩御した。
先皇は唯一の娘であったユーリアシスを大層かわいがって育てた。
しかし彼もまた150年近くまで伸びた現代の平均寿命を考えると、かなりの若さで亡くなった。
血統主義を重んじる影響かはわからないが、ミリフュージア一族は代々エーテルに対する親和性が少ないのか短命な人物が多かった。
それこそが彼女が15歳という若さで皇王に即位した理由である。
「余に代替わりした今、長く続いたこの戦いについて一考したく思う」
「この時期に余が即位したのも何かの運命かもしれない・・・」
「先のリソラ襲撃により、リソラ自治区からも独立の動きがあることは皆も知っているだろう」
ジェス達が巻き込まれたリソラにおける戦いは旧リソラ人にとって大変衝撃的な出来事であったのだ。
元よりリソラ人は戦いを好まない民族である。
700年前に争うこともなく、友好的に地球の属州となったリソラ人にとって自らの星が戦場となったのは許しがたいことであった。
そのため、リソラ人は団結しカーネス星系からの一切の武力の排除を望んで『永世中立』の立場として独立を宣言したのだ。
「革命軍の総帥、ジル・グレイル・ジャーナリスも先の総帥から引き継いだ若い元首である。彼奴もリゾラ強襲の失敗と独立宣言により停戦を画策しているらしい」
「地球至上主義であった先皇が崩御なさった今、長きに渡る戦争に終止符を打たねばならぬ」
そしてユーリアシスは衝撃的な言葉を告げる。
「余はリソラ独立宣言を受け入れ、火星との停戦を結ぶ意思である。これを余の即位して最初の務めとしたい!」
ザワザワ・・・・・。
ユーリアシスの発した言葉は、その場にいた全員に衝撃を走らせた。
即位して間もなく、少なくとも先皇の遺志を反映しない決定である。
そもそも、この戦争は地球至上主義である連合国家が火星の独立を認めないが為に始まったものである。
リソラの独立を認め、事実上火星の独立も認めるようなものである。
それに真っ先に異を唱えたのはグローリアスであった。
「差し出がましくも進言いたします、陛下。地球圏の人類統一は先皇がこれだけ長きにわたる戦いを続けてまで貫いた遺志であります。それを蔑ろにして停戦協定を結ぶなど、これまで戦場で散った同士に対しても冒涜となりますぞ!」
「だからこそだ、グローリアス。余はこれ以上無益な死者を出したくないのだ。温厚で地球人に友好的であったリソラ人が独立を宣言したのだ。このままではいずれ人類そのものが滅びることを示唆しているようではないか」
「ですが・・・・」
「余の意思は変わらぬ。連合国家はリソラの独立を擁護し、火星自治区の独立を前提とした停戦協定を結ぶこととする」
いくら子供のような歳であっても、それは皇王の言葉である。
それを拒否しうる人間はこの場に存在しなかった。
「グローリアスよ、正式に火星自治区へ停戦へ向けた調整をしてくれ、会談場所ははリソラが良かろう。リソラへも調整を頼む」
「余は手筈が整えばアマテラスでリソラへ向かうぞ」
「・・・・・皇王の御心のままに」
(・・・小娘が! 短絡的な考えで停戦など考えおって!今までの戦いに対する意味が無くなってしまうではないか!)
(それに彼の方の計画に大きな支障が出てしまう!)
しかし、グローリアスの企みの為にも今の立場を失うわけにはいかない。
「それでは私は早速手配を進めるゆえ失礼させていただきます」
苦虫を噛み潰したような表情になってしまうのを必死に隠しながらグローリアスはユーリアシスの前から去った。
それから数週間後・・・。
惑星リソラにて開戦以来始めて顔を合わせた各立場の代表3人は停戦条約を結ぶこととなる。
停戦の為に三者が交わした条約は以下である。
一つ。連合国家は火星自治区を国家として独立を認めるものとする。
一つ。リソラ自治区は永世中立国家としてあらゆる戦争行為に介入せず、軍用艦船はカーネス星系への侵入を一切認めない。現存の軍事施設はこれを解体することとする。
一つ。軍用艦船については協議なく相対超光速航法を行なってはならない。これについてリソラ政府を主体として新たに設立する監査組織である連合宇宙局への承認を得なければならない。
これらの取り決めは連合国家からすれば不利な条約だか、戦争を早期に終わらせたいミリフュージアの意思により締結された。
これにより、宇宙は一時の平和を迎えることになる。
だが、この条約がその後さらなる戦乱の火種ななることになるとは、ユーリアシスも知り得ぬことであった。
~設定資料~
皇王専用艦 地球連合国家 旗艦 『アマテラス』
地球連合国家の象徴であり、ミリフュージア一族が代々即位する皇王専用艦である。
基本は護衛艦隊と行動を共にするが、単体の戦闘能力も非常に高い。
内部には議会室や会談に使う会議室、迎賓館の役割をする部屋など政治的な施設もある。
スペック
連合国家宇宙軍 総旗艦 アマテラス級機動戦艦 『アマテラス』
型式KC-AM01♯2
全長2860m
全高720m
全幅1030m
満載排水量 12,200Mt
乗員 420名
初期起動機関 単発式対消滅機関
巡航機関 双発式グラビディウム機関
跳躍航法機関 アンチクァンタム亜空間機関
巡航機関定格出力 2,000,000Gw
電源 イ型液化グラビディウム電池2基
装甲 ハイチタニウム跳弾装甲+EBバリアシールド
兵装
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副砲 K.Cウェポンシステムズ製荷電粒子砲2門
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