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35話 カルロス VS ミジョン
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ミジョンは赤い鳥人の化け物を操った。赤い鳥人の巨大な手が俺の頭上に振りかかった。
俺はすぐさま、早い速度でその攻撃を回避し、斬撃をお見舞した。しかし、全く鳥人にはダメージが入っていなかった。
その後、鳥人は俺を踏みつけようとした。そのため、床を蹴って一気にその場を離れた。その直後、刀の取っ手を持ち居合斬りを放った。確実に鳥人を斬った感触があった。ダメージが入っただろうと、振り返って確認したが赤い鳥人は少し手を抑えただけで、あまり痛そうではなかった。
「な・・・なんだと・・・この化け物・・・少ししかダメージが・・・入っていないだと。」
俺は、ダメージが入っていない鳥人を見て、冷や汗をかきながら絶句した表情をしていた。
(居合斬りでもダメージがあまり入らないとなると・・・とにかく今は鳥人の攻撃をよけ、隙を見て、居合斬りを放つ。これを繰り返していくしかないようだ・・・)
俺は、よけることに集中した。そのため、鳥人が手を払ったり、殴ったり、けってきたりしてきたがすべての攻撃を俺はよけることができていた。
(よし・・・なんとかよけることができる。当たらなければどうということはない)
俺は十分よけきれると確信していた。そんな時だった。突然ミジョンが発言した。
「よけきれるという顔をしているな。私が技を放てば、お前の表情がどう崩れるか楽しみで仕方ない。」
発言を終えるとミジョンは、呪文を唱えだした。
(何を仕掛けてくる気だ。用心せねば)
俺は何か仕掛けてくるのかと思い、警戒を高めた。
ミジョンは呪文を唱え終わると、こう発言した。
「これでもくらえ”火をまといし弾丸”!!」
技名を言い放つと、火の玉が次々と屋上に舞った。多くの火の玉が舞い降りてきたのでよけきれないと思った俺は、刀ではじいていた。
俺は無数に飛んでくる火の玉をはじくのに精一杯だった。その隙をついて、鳥人が背後に現れた。鳥人は背後から蹴りをくらわしてきた。俺は反応できず、もろにその蹴りをくらった。
「がっ・・・がは・・・」
俺は転がりながら、床に横になる形になった。だが、腕で床を押して、なんとか起き上がることができた。
俺は口元をふいてみると、手には赤い血がついていた。
「くそ・・・久々に効いたぜ」
久々にダメージを負い、危機感を感じた。
「ふはははは・・・攻撃を受けた後の表情は実によかったぞ。これでお前もわかったであろう私の強さを!! だが許しはしないぞ!!」
ミジョンは攻撃をくらわせることができて喜んでいた。さらに、ミジョンはこの勢いに乗じて攻撃しようと、またしても呪文を唱え始めた。
俺は技名をいう前に攻撃しようとして、居合斬りを放とうとした。が、鳥人が俺の頭上に現れ俺を踏みつけようとしてきたため、居合斬りを中断した。
そして、真横に飛び、鳥人の攻撃をよけた。
ミジョンは呪文を唱え終わると技名を言い放った。
「くらえ、”火をまといし弾丸”!!」
再び無数の火の玉が舞い俺に攻撃してきた。俺は、屋上に降り注ぐ火の玉を刀ではじいていた。すると、先ほどと同じく背後から現れ、けってこようとしてきた。
「同じ手を何度もくらってたまるか!!」
俺は、回転斬りを行い、蹴りを刀の側面でしのいだ。その後、刀を鞘に入れて居合斬りを行い赤い鳥人に斬撃をお見舞してやった。赤い鳥人には少しだけだがダメージが入っていた。
俺は、赤い鳥人から距離をとろうとその場を離れようとした。その時、ミジョンの周りががら空きであることに気づき、ミジョンに向かっていった。
そして、斬撃をお見舞しようとした。しかし、その時だった。ミジョンが技名”火の壁”といった。その直後、ミジョンの周りには火の壁が現れた。
俺の斬撃は火の壁にふさがれてしまった。その直後に赤い鳥人が俺にけりを入れようとしてきたので、一旦その場を離れた。
「くそ・・・なんなんだよその壁は。聞いてないぞ」
「ふっ・・・自分の周りをがら空きにするわけないだろう。それにしてもちょこまかと動きよるわ!!」
カルロスとミジョンはそのままにらみ合っていた。
一方、エマの方はボブゴブリンと戦いを繰り広げていた。
俺はすぐさま、早い速度でその攻撃を回避し、斬撃をお見舞した。しかし、全く鳥人にはダメージが入っていなかった。
その後、鳥人は俺を踏みつけようとした。そのため、床を蹴って一気にその場を離れた。その直後、刀の取っ手を持ち居合斬りを放った。確実に鳥人を斬った感触があった。ダメージが入っただろうと、振り返って確認したが赤い鳥人は少し手を抑えただけで、あまり痛そうではなかった。
「な・・・なんだと・・・この化け物・・・少ししかダメージが・・・入っていないだと。」
俺は、ダメージが入っていない鳥人を見て、冷や汗をかきながら絶句した表情をしていた。
(居合斬りでもダメージがあまり入らないとなると・・・とにかく今は鳥人の攻撃をよけ、隙を見て、居合斬りを放つ。これを繰り返していくしかないようだ・・・)
俺は、よけることに集中した。そのため、鳥人が手を払ったり、殴ったり、けってきたりしてきたがすべての攻撃を俺はよけることができていた。
(よし・・・なんとかよけることができる。当たらなければどうということはない)
俺は十分よけきれると確信していた。そんな時だった。突然ミジョンが発言した。
「よけきれるという顔をしているな。私が技を放てば、お前の表情がどう崩れるか楽しみで仕方ない。」
発言を終えるとミジョンは、呪文を唱えだした。
(何を仕掛けてくる気だ。用心せねば)
俺は何か仕掛けてくるのかと思い、警戒を高めた。
ミジョンは呪文を唱え終わると、こう発言した。
「これでもくらえ”火をまといし弾丸”!!」
技名を言い放つと、火の玉が次々と屋上に舞った。多くの火の玉が舞い降りてきたのでよけきれないと思った俺は、刀ではじいていた。
俺は無数に飛んでくる火の玉をはじくのに精一杯だった。その隙をついて、鳥人が背後に現れた。鳥人は背後から蹴りをくらわしてきた。俺は反応できず、もろにその蹴りをくらった。
「がっ・・・がは・・・」
俺は転がりながら、床に横になる形になった。だが、腕で床を押して、なんとか起き上がることができた。
俺は口元をふいてみると、手には赤い血がついていた。
「くそ・・・久々に効いたぜ」
久々にダメージを負い、危機感を感じた。
「ふはははは・・・攻撃を受けた後の表情は実によかったぞ。これでお前もわかったであろう私の強さを!! だが許しはしないぞ!!」
ミジョンは攻撃をくらわせることができて喜んでいた。さらに、ミジョンはこの勢いに乗じて攻撃しようと、またしても呪文を唱え始めた。
俺は技名をいう前に攻撃しようとして、居合斬りを放とうとした。が、鳥人が俺の頭上に現れ俺を踏みつけようとしてきたため、居合斬りを中断した。
そして、真横に飛び、鳥人の攻撃をよけた。
ミジョンは呪文を唱え終わると技名を言い放った。
「くらえ、”火をまといし弾丸”!!」
再び無数の火の玉が舞い俺に攻撃してきた。俺は、屋上に降り注ぐ火の玉を刀ではじいていた。すると、先ほどと同じく背後から現れ、けってこようとしてきた。
「同じ手を何度もくらってたまるか!!」
俺は、回転斬りを行い、蹴りを刀の側面でしのいだ。その後、刀を鞘に入れて居合斬りを行い赤い鳥人に斬撃をお見舞してやった。赤い鳥人には少しだけだがダメージが入っていた。
俺は、赤い鳥人から距離をとろうとその場を離れようとした。その時、ミジョンの周りががら空きであることに気づき、ミジョンに向かっていった。
そして、斬撃をお見舞しようとした。しかし、その時だった。ミジョンが技名”火の壁”といった。その直後、ミジョンの周りには火の壁が現れた。
俺の斬撃は火の壁にふさがれてしまった。その直後に赤い鳥人が俺にけりを入れようとしてきたので、一旦その場を離れた。
「くそ・・・なんなんだよその壁は。聞いてないぞ」
「ふっ・・・自分の周りをがら空きにするわけないだろう。それにしてもちょこまかと動きよるわ!!」
カルロスとミジョンはそのままにらみ合っていた。
一方、エマの方はボブゴブリンと戦いを繰り広げていた。
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