803 / 1,009
44 ※
しおりを挟む
体を繋げない時でも隙があればエッチに持ち込み、根気強く後をならしていった九条の努力の賜物である。
そのお陰で…これをお陰というのは少し可笑しな話ではあるが、祐羽としてはこうして九条を受け入れられる様になっていた。
今でも大変なことには変わりはないのだが…。
初めはどうであれ、今は恋人に抱かれるという喜びを知った。
とはいえ、祐羽が男を受け入れるまでに時間が思ったより掛からなかったのは、元々そういう対応しやすい体を持っていたのかもしれない。
「あっんっ、ンッ」
暫くして九条の長い指を四本難なく受け入れた頃、漸く熱いペニスが入れ替りに蕾へと押し当てられた。
「あっ、あっ、あっ」
数回擦りつけ、それから力を加えられた。
「あぁっ、んっ!!」
そして、少しずつ含ませ途中で勢いよく挿入されるとベッドへ再び倒される。
「ハァッ…!ンッ、あっ、んっ」
上から覆い被さった九条に思い切り腰を打ち付けられて、祐羽はガクガクと全身揺さぶられた。
「あっ、あっ、あっんっ、ンッ、ンッ、ンッ」
抱える形で閉じ込められ、キスをされつつ乳首を吸われながら後腔を太く長いペニスで容赦なく突かれる。
肌がぶつかる音、後腔が掻き回される水音、キスで絡まる唾液。
それから九条の熱い吐息。
祐羽は耳からも音に犯され、感じすぎて「あぁっ…」と泣きそうな声を漏らす。
セックスなんて九条が初めての相手で、他に経験がないから分からないが、こうも気持ちいいのだろうか?
気持ちいいを越えて人間として再び立ち上がれなくなるのではないかと思うほどダメになる快楽だ。
もしも他の男に抱かれても同じくらいに感じてしまうのだろうか?
そのお陰で…これをお陰というのは少し可笑しな話ではあるが、祐羽としてはこうして九条を受け入れられる様になっていた。
今でも大変なことには変わりはないのだが…。
初めはどうであれ、今は恋人に抱かれるという喜びを知った。
とはいえ、祐羽が男を受け入れるまでに時間が思ったより掛からなかったのは、元々そういう対応しやすい体を持っていたのかもしれない。
「あっんっ、ンッ」
暫くして九条の長い指を四本難なく受け入れた頃、漸く熱いペニスが入れ替りに蕾へと押し当てられた。
「あっ、あっ、あっ」
数回擦りつけ、それから力を加えられた。
「あぁっ、んっ!!」
そして、少しずつ含ませ途中で勢いよく挿入されるとベッドへ再び倒される。
「ハァッ…!ンッ、あっ、んっ」
上から覆い被さった九条に思い切り腰を打ち付けられて、祐羽はガクガクと全身揺さぶられた。
「あっ、あっ、あっんっ、ンッ、ンッ、ンッ」
抱える形で閉じ込められ、キスをされつつ乳首を吸われながら後腔を太く長いペニスで容赦なく突かれる。
肌がぶつかる音、後腔が掻き回される水音、キスで絡まる唾液。
それから九条の熱い吐息。
祐羽は耳からも音に犯され、感じすぎて「あぁっ…」と泣きそうな声を漏らす。
セックスなんて九条が初めての相手で、他に経験がないから分からないが、こうも気持ちいいのだろうか?
気持ちいいを越えて人間として再び立ち上がれなくなるのではないかと思うほどダメになる快楽だ。
もしも他の男に抱かれても同じくらいに感じてしまうのだろうか?
35
お気に入りに追加
3,695
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる