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新たな問題
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まさかのウッカリだ、と祐羽は眉をしんなりさせた。
怒濤の展開に頭が追い付いていなかったことも原因のひとつだった。
「九条さんのフルネーム知らないからな…。
この社長さんが九条さんなのかどうなのか、どうやって調べ…」
悩む事は一切無かった。
「ん?えっ!?九条さん!!?」
祐羽は驚きに目を見開いた。
何故ならパソコンの画面、少し下に表示された画像に九条の顔を見つけたからだ。
カーソルを合わせてクリックすると、画像が大きくなり間違いなく見知った九条の顔が表示された。
「えぇ…っ、ちょ、本当に社長?」
混乱しつつもじっくり顔を確認するが、どう見ても九条だ。
試しに他の画像をクリックしてみるもののやはり九条に間違いない。
こんな整った顔の人間が、そんじょそこらにホイホイ存在しているはずがない。
画像には【KUJYOグループの代表、九条一臣氏】とある。
スーツに身を包みプレゼンテーションをしている様子の堂々とした姿に、ちょっと魅入ってしまった。
「え~っと…、ん~っと、何で?ヤクザじゃなかったの?」
この謎を誰か説明して欲しいんですけど…。
それとも本当はヤクザじゃなかったとか?
いやいやいや。
今までの感じからいって九条さんはヤクザだったよね。
一体どうなってるの?
「あ~分かんないよぉ!!」
元々そんなに勉強に強くない祐羽は、少し悩んだが考える事を放棄する。
また改めて考えればいいんじゃないか?と思い始めていた。
そこでハッとする。
ここで後回しにしたら問題解決にならないではないか。
しかもこれから両親に九条の事を相談するのだから、後回しになんて出来ない。
明日には九条が出張から帰ってくるのだから…。
いつもの悪い癖を出してしまい、その事に反省をする。
「 よく考えると、これって結構大きな問題だよね…」
※何度もすみませんが、お正月小説プレゼント希望の方はTwitterへお願い致します!!
こちらへコメント頂きましても小説のプレゼントが出来ませんのでご了承ください。
また見られない方も本編終了後にアップしますので、宜しくお願い致します。
怒濤の展開に頭が追い付いていなかったことも原因のひとつだった。
「九条さんのフルネーム知らないからな…。
この社長さんが九条さんなのかどうなのか、どうやって調べ…」
悩む事は一切無かった。
「ん?えっ!?九条さん!!?」
祐羽は驚きに目を見開いた。
何故ならパソコンの画面、少し下に表示された画像に九条の顔を見つけたからだ。
カーソルを合わせてクリックすると、画像が大きくなり間違いなく見知った九条の顔が表示された。
「えぇ…っ、ちょ、本当に社長?」
混乱しつつもじっくり顔を確認するが、どう見ても九条だ。
試しに他の画像をクリックしてみるもののやはり九条に間違いない。
こんな整った顔の人間が、そんじょそこらにホイホイ存在しているはずがない。
画像には【KUJYOグループの代表、九条一臣氏】とある。
スーツに身を包みプレゼンテーションをしている様子の堂々とした姿に、ちょっと魅入ってしまった。
「え~っと…、ん~っと、何で?ヤクザじゃなかったの?」
この謎を誰か説明して欲しいんですけど…。
それとも本当はヤクザじゃなかったとか?
いやいやいや。
今までの感じからいって九条さんはヤクザだったよね。
一体どうなってるの?
「あ~分かんないよぉ!!」
元々そんなに勉強に強くない祐羽は、少し悩んだが考える事を放棄する。
また改めて考えればいいんじゃないか?と思い始めていた。
そこでハッとする。
ここで後回しにしたら問題解決にならないではないか。
しかもこれから両親に九条の事を相談するのだから、後回しになんて出来ない。
明日には九条が出張から帰ってくるのだから…。
いつもの悪い癖を出してしまい、その事に反省をする。
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