186 / 1,008
実行
しおりを挟む
放課後。
祐羽は放課後の体育館へと向かった。
きっと今頃、みんな体育館へ揃っているはずだ。
思いのほかHRが長引いたのと、途中で現国の教師に呼び止められたせいだ。
心持ち速足で辿り着くと、やはり全員揃って監督の周りに集まっていた。
「せ、先生…」
「おぉ、どうした?遅かったな」
そこで仮病ではあるが、体調が引き続き良くないという事を話した。
今日もこのまま帰宅したいと伝えると、監督は直ぐに了承してくれた。
「分かった。ただ少しだけ、5分残って貰えるか?」
「え、はい」
本当は元気なのでそれは全然大丈夫なのだが、今しなくてはならない大切な話なのだろうか?
祐羽は監督の横へとそのまま立ち、話に耳を傾けた。
「え~今日からだが、部活の放課後の練習時間が短縮になる。6時半迄だで、全員7時には校門を出ている事。これは教育委員会からの通達があって決定した事だから必ず守るように」
ザワッと部員から戸惑いの声を上げる。
確かに時間が短すぎる。
「ちなみに守れない部活があれば、部活動一定期間禁止もありうるので皆で気をつけよう」
「「「はいっ!!」」」
学校では怪我などの万が一対応が出来ないということで、朝練は基本的に禁止になっていた。
試合前など監督やコーチが居る時はしてもいいという仕組みになっていたので、いよいよ練習時間が足りない。
「それと、日曜日の練習も基本的に練習試合のある日以外は禁止になる…」
「!!」
その言葉に祐羽は息をのんだ。
祐羽は放課後の体育館へと向かった。
きっと今頃、みんな体育館へ揃っているはずだ。
思いのほかHRが長引いたのと、途中で現国の教師に呼び止められたせいだ。
心持ち速足で辿り着くと、やはり全員揃って監督の周りに集まっていた。
「せ、先生…」
「おぉ、どうした?遅かったな」
そこで仮病ではあるが、体調が引き続き良くないという事を話した。
今日もこのまま帰宅したいと伝えると、監督は直ぐに了承してくれた。
「分かった。ただ少しだけ、5分残って貰えるか?」
「え、はい」
本当は元気なのでそれは全然大丈夫なのだが、今しなくてはならない大切な話なのだろうか?
祐羽は監督の横へとそのまま立ち、話に耳を傾けた。
「え~今日からだが、部活の放課後の練習時間が短縮になる。6時半迄だで、全員7時には校門を出ている事。これは教育委員会からの通達があって決定した事だから必ず守るように」
ザワッと部員から戸惑いの声を上げる。
確かに時間が短すぎる。
「ちなみに守れない部活があれば、部活動一定期間禁止もありうるので皆で気をつけよう」
「「「はいっ!!」」」
学校では怪我などの万が一対応が出来ないということで、朝練は基本的に禁止になっていた。
試合前など監督やコーチが居る時はしてもいいという仕組みになっていたので、いよいよ練習時間が足りない。
「それと、日曜日の練習も基本的に練習試合のある日以外は禁止になる…」
「!!」
その言葉に祐羽は息をのんだ。
21
お気に入りに追加
3,671
あなたにおすすめの小説
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
R-18♡BL短編集♡
ぽんちょ♂
BL
頭をカラにして読む短編BL集(R18)です。
pixivもやってるので見てくださいませ✨
♡喘ぎや特殊性癖などなどバンバン出てきます。苦手な方はお気をつけくださいね。感想待ってます😊
リクエストも待ってます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる