神様自学

天ノ谷 霙

文字の大きさ
上 下
664 / 812

3月10日 好きの苦しみ

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

曙光ーキミとまた会えたからー

桜花音
青春
高校生活はきっとキラキラ輝いていると思っていた。 夢に向かって突き進む未来しかみていなかった。 でも夢から覚める瞬間が訪れる。 子供の頃の夢が砕け散った時、私にはその先の光が何もなかった。 見かねたおじいちゃんに誘われて始めた喫茶店のバイト。 穏やかな空間で過ごす、静かな時間。 私はきっとこのままなにもなく、高校生活を終えるんだ。 そう思っていたところに、小学生時代のミニバス仲間である直哉と再会した。 会いたくなかった。今の私を知られたくなかった。 逃げたかったのに直哉はそれを許してくれない。 そうして少しずつ現実を直視する日々により、閉じた世界に光がさしこむ。 弱い自分は大嫌い。だけど、弱い自分だからこそ、気づくこともあるんだ。

優しい雨が、君の頬を伝うとき。

成木沢ヨウ
青春
中学三年生の引きこもり男子、岩中 優雨(いわなか ゆう)は雨涙現象という超常現象に悩まされていた。 優雨が涙を流すと、周辺一帯に雨が降ってしまうという謎の現象。 その特異体質のせいでいじめられ、中学から引きこもりになった優雨。 冬休みも終わり、不登校のまま卒業しようとしていたが、小学校の時の同級生、天海 早織(あまみ さおり)が家に来る。 最後くらい一緒に学校に行こうと誘う早織だったが、実は早織も奇病を抱えていて……。 ――泣きたくない男の子×泣きたくても泣けない女の子

晩夏光、忘却の日々

佐々森りろ
青春
【青春×ボカロPカップ】エントリー作品  夕空が、夜を連れて来るのが早くなった。  耳を塞ぎたくなるほどにうるさかった蝉の鳴く聲が、今はもう、しない。  夏休み直前、彼氏に別れを告げられた杉崎涼風は交通事故に遭う。  目が覚めると、学校の図書室に閉じ込められていた。  自分が生きているのか死んでいるのかも分からずにいると、クラスメイトの西澤大空が涼風の存在に気がついてくれた。  話をするうちにどうせ死んでいるならと、涼風は今まで誰にも見せてこなかった本音を吐き出す。  大空が涼風の事故のことを知ると、涼風は消えてしまった。  次に病院で目が覚めた涼風は、大空との図書室でのことを全く覚えていなかった……  孤独な涼風と諦めない大空の不思議で優しい、晩夏光に忘れた夏を取り戻す青春ラブストーリー☆*:.。.

内弟子物語 ー捨てきれない夢、武術の究極「活殺自在」を求める5名の青春群像ー

KASSATSU
青春
夢を捨てた人生に意味はないと考え、空手に魅力を感じた青年たちが純粋に若い時を駆け巡る青春群像。個性豊かな登場人物が織りなす毎日を綴る。試合を意識した空手ではなく、武術の究極と言われる活殺自在の境地を目指す過程をそれぞれの視点から描く。若いゆえの悩みを抱えつつも、自身が信じたことについて突き進む様子をユニークなエピソードごと紹介。 謎の過去を持つ師、藤堂真人のところに集まった高山誠、御岳信平、龍田真悟、松池進、堀田賢が武術と癒しという両極を学ぶ中で気付き、成長していく。

転生体質令嬢の打算的恋愛事情◆人間転生とか最悪です◆

ナユタ
ファンタジー
前世は合鴨、来世は松の予定だったのに……そう、今世は人なのね……。 人間なんていつぶりかと思うけど、実際は一番したくない。 何故なら私には運がない。 そもそも、あったらこんなに転生しない。 前世の最後も急にチヤホヤされだしたジビエブームで犠牲になったのに……。 おまけに今回は人間転生、没落子爵家の一人娘で再出発。 出来れば今世は甘やかされる家猫が良かったけど仕方がないわね。 取り敢えずは子爵令嬢クラリッサ・キルヒアイスとして、 優しくしてくれる家族の為に、傾きかけた家の再建目指して頑張るわ。 ※この作品は小説家になろうでも掲載しています※ ※表紙はpixivのAI絵師のたろたろ様からお借りしました※

見返りは、当然求めますわ

楽歩
恋愛
王太子クリストファーが突然告げた言葉に、緊張が走る王太子の私室。 伝統に従い、10歳の頃から正妃候補として選ばれたエルミーヌとシャルロットは、互いに成長を支え合いながらも、その座を争ってきた。しかし、正妃が正式に決定される半年を前に、二人の努力が無視されるかのようなその言葉に、驚きと戸惑いが広がる。 ※誤字脱字、勉強不足、名前間違い、ご都合主義などなど、どうか温かい目で(o_ _)o)) 10万字未満の中編予定です。投稿数は、最初、多めですが次第に勢いを失っていくことでしょう…。

[完結]飲食店のオーナーはかく戦えり! そして下した決断は?

KASSATSU
現代文学
2020年、世界中を襲った感染症。主人公が営む居酒屋も大打撃を受けた。だが、家族のため、従業員のため仕事を守らなければならない。全力を挙げ経営維持に努める中、主人公が体調を壊す。感染が疑われる症状が出たが、幸いにも陰性だった。その直後、今度は腰を痛める。2度続いて経験した体調不良に健康の大切さを肌で感じた。その経験から主人公は一大決心をする。その内容とは・・・。責任者としての心の苦悩をリアルな時代背景の下、克明に綴っていく。

俺と(従姉)姉ちゃんの良くある『今日から俺は?』の話だ。

かず斉入道
青春
この物語の時代背景は昭和……。 主人公の新作は春の入学式も終わり、高校生活にも少しなれた頃の、春の終わり。 二階の自身の部屋で、進学に向けて自習勉強中の頭の余り賢くない主人公山本新作の耳へと両親のヒソヒソ声が聞こえてくるのだが。 その内容と言うのが? 父親の経営する会社の業務拡大に伴って、他県へと会社を移転するから、皆で引っ越そうと言う話しで。 新作を他県の高校へと転校させようと言った話しなのだが。 その話しを聞いた当の本人である新作は顔色を変えてしまう。だって彼は、自身の担任のピチピチした女性教師の久美ちゃん先生に憧れと恋心、想いを寄せているからだ。 だって主人公は大学卒業後に、先生を自身の嫁にしたいと心から思い、願っているから進学に向けて猛勉強。 先生からも個人レッスンを受けているから。 彼は安易に転校をしたくはない。 でも新作が通う高校は県内一の不良学校、悪の巣窟だから。 新作の父親は、この機会に真面目な新作を転校させたいからと妻に相談する。 でも新作の母親は、父親の想いとは裏腹の意見を述べてくるのだ。 新作が通う高校には近所の幼馴染がいる。 その彼が悪の巣窟。県内ワーストワンの学園で、上級生達も恐れるような、広島市内でも凶悪、関わりたくない№1のサイコパスな人間なのだが。 そんな幼馴染と新作は大変に仲が良いのと。 素行が真面目な新作のことを担任の久美ちゃん先生が目をかけてくれて。大学進学をサポートしてくれている。 だから母親が新作の転向を反対し、彼を父親の兄の家に居候をさせてもらえるように嘆願をしてくれと告げる。 でも新作の父親の兄の家には一人娘の美奈子がいるから不味いと告げるのだが。美奈子は、幼い時に新作の嫁にくれると言っていたから。 二人の間に何かしらの問題が生じても、もう既に姪は家の嫁だから問題はないと。主人公が今迄知らなかった事を母親は父親へと告げ、押し切り。 新作は伯父の照明の家から学校へと通うことになるのだが。 でも主人公が幼い頃に憧れていた従姉の姉ちゃんは、実は伯父さんが夫婦が手に余るほどのヤンキーへと変貌しており、家でいつも大暴れの上に。室内でタ〇コ、シ〇ナーは吸うは、家に平然と彼氏を連れ込んで友人達と乱交パーティーするような素行の悪い少女……。 だから主人公の新作は従姉の姉ちゃん絡みの事件に色々と巻き込まれていく中で、自分もヤンキーなる事を決意する。 主人公が子供から少年……。そして大人へと移り変わっていく物語で御座います。

処理中です...