創造眼〜異世界転移で神の目を授かり無双する。勇者は神眼、魔王は魔眼だと?強くなる為に努力は必須のようだ〜

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第三章 地下迷宮挑戦編

第107話 地下迷宮15 21階層到達

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 翌日、俺とカレン達はまた【地下迷宮】に潜った。

 18階層から20階層まで3日で攻略する予定だ。

「あさひ様!凄いですわ!モンスター部屋のレベルアップ。さらに【加護】の恩恵が上がったことで別人のように体が動きますわ。ライジングサン万歳ですわ!」
 カレン、ミケネ、フーカ、サーシャはかなり強くなっていた。

「あさひ様!【全感知】が凄いです!魔物の気配が今までとは比べ物にならないぐらいわかります!闘気や魔力まで段違いに感じる事ができます!ライジングサン凄すぎます!」
 ミケネが興奮している。

「考えるな。感じろ………」
 フーカがスローガンを言ってるぞ!いや、これは元々フーカのセリフだったらしい。

「【体力・魔力自然回復】も凄すぎます~。全然疲れが溜まりません。【連携】で後方支援が一気に楽になりました~」

 こりゃ凄い!みんなの体力、魔力の回復が早くなった事で今までよりも遥かに早い速度で迷宮を攻略できる。今までもこの四人の連携は良かったが【連携】の効果でさらに洗練されている。

 結局20階層のボスを1日半で倒す事ができた。予定の倍のスピードだ。

 ボスの宝箱?もちろん俺はあけてない。どうせ俺は引きの弱い男だからな。また空っぽだったら立ち直れない。ちなみにズルして【千里眼】で宝箱の中身をみようとしたが、見れなかったことは内緒だ。罠発見は作動するが中身は見れない。

 さすが、迷宮の神様は解ってらっしゃる。ズルはいかん。

 ちなみに宝箱はフーカが開けた。大当たり!ミスリルの短剣!もちろんフーカが使うことになった。
 フーカ良かったな。引きが良くて羨ましいなんて思ってないぞ。

 俺はガチャ運は良いから全然大丈夫だ。0.1%を引く男だから。

 さて、宝箱の話はこの辺にしておこう。

 俺達は今21階層に来ている。

 マップ表示君はいなくなった。寂しい。しかし【AI】のアイちゃんが俺にはついている。
 しっかり21階層から30階層までの表示をしてくれている。

 アイちゃんは凄い。マップが進化していく。学習していく。

 一度戦った事のある魔物は次からはマップ内にどこにいるか赤点で表示されている。もちろんパーティメンバー、いや、クランメンバー達もマップに表示されている。


 このクランメンバーの表示がやばい。全クランメンバーがマップに表示され。どこにいるかわかってしまう。マップが色々切り替えられるようになった。

 今までは、念話を覚えた時になんとなくいる方向がわかるというもだったが、俺は完全にどこに誰がいるかわかってしまう。俺はストーカーになってしまった。

 気にしていれば誰が屋敷のトイレに入っているとか、風呂に入っているとかもわかってしまう。

 これはGPS機能だ。クランメンバーを記憶したアイちゃんは夫の浮気を発見するがの如く追いかけ続けている。この表示されてるクランメンバーさんのところに行きたいと思ったら魔力消費無しで瞬間移動できる。つまり【視察】できてしまう。

 浮気している夫を現行犯逮捕できる機能。お、恐ろしい。

 世の主婦達はこぞってこの商品を買うだろう。世の夫達は戦々恐々だ。職場からこっそり寄り道して帰ることもできない。うっかりキャバクラなんか行った日には、帰ってから袋叩きにされてしまう。

 そして俺はクランメンバーの子達がお風呂でキャッキャしてる時に偶然を装って瞬間移動する事ができてしまう。

 これはラッキースケベではなく、ただのスケベなので使用できない。

 我が社のコンプライアンスに違反してしまう。社長が率先してコンプライアンスを違反するなんて許されない。

 株主総会で即代表取締役解任されてしまう。社長とはいえ、株主には逆らえない。うちの会社は株式じゃないけど。クランだけど………

 ただ、そんな事をしなくてもお風呂を覗ける方法がもう一つできてしまった。

【千里眼】これはクランメンバーがいる場所ならクランメンバーの目線にもできるし、ちょっと離れたところから客観的にも見える。つまり一人称視点と三人称視点選んで見ることができる。

 しかも、アイちゃんの思考加速、並列思考が優秀すぎる為、多画面で見れる………つまり複数人の視点を共有できる。

 せっかく手に入れた能力をスケベなことばかり考えずにちゃんと検証しろって?

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