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第三章 地下迷宮挑戦編
第105話 右眼【魔眼】移植
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屋敷に戻ってきた。
ルーシー達の会議はもう終わっているようだ。もうだいぶ遅い時間だ。皆寝たんだろう。
「私今日はここに泊まるから。私も一緒に寝る」
聖女様が唐突に言い出した。ソフィアはびっくりした顔をしている俺を見ている。
「何よ!あさひ。旅してた時はみんなで雑魚寝してたじゃない!」
「ま、まあそうだな。突然でびっくりしただけだ」
ソフィアが泊まるなんて言いだしたから、確かに驚いた。
「ユヅキ、ステラ!いいでしょ?」
「くすくすくす。ソフィア様もちろんです」
「ソフィア、いいんだけど………あさひ溜まってるからやばいかもしれないわよ」
「えっ?あさひ、溜まってるの?ソフィアちゃん襲われちゃうの?きゃー♪」
「だ、誰が聖女様を襲うかっ!俺にだってそのぐらいの理性あるわっ」
「ちぇっ、つまんないの」
ブスッとするソフィア。
ソフィアは聖女。女神様の使徒になってからは恋愛をする事が許されなかった。
ソフィアも色々と我慢しているのだろう……本能のままに生きている俺は少し申し訳ない気持ちになる。
「ソフィア、あさひに襲われたらそんな余裕かませないわよ………す、凄いんだから………ね?ステラもそう思うでしょ?」
ユヅキが赤い顔をしてステラに話を振る。
「は、は、はい。そのあさひ様は、その、夜も凄すぎます………」
ステラがモジモジしている。
そうだ。俺にはダブルアルティメットウェポンがある。余裕かましていられるのは今のうちだけだぞ。聖女様。
い、いや襲わないけど………
聖女様襲ったら、俺に天罰下るんじゃなかろうか?死ぬ。そんなの即死だ。ダ、ダメだ。ソフィアには絶対手を出しちゃダメだ。
「そ、そうなの?あさひってそんなに凄いの?ゴクリッ」
聖女様がゴクリしてる。
ユヅキとステラがうんうんうん頷いている。
「き、危険ね。私やっぱり帰ろうかしら。い、いや久々にみんなと一緒に寝たい。なんか昔を思い出す」
「ソフィア、泊まっていって!話たい事もたくさんあるし。あさひだけ今日は離れたベッドにしよう。その方が安全よ。女三人くっついて寝よ♪」
ユヅキが提案する。
俺もそれに同意だ。近くにいたら我慢できん。
「そうしよう。ソフィア泊まっていきな!」
俺もソフィアに声を掛ける。
「うん。そうする!」
ソフィアが満面の笑みを浮かべる。たぶん普段はこんな顔をしないんだろう。
俺の部屋にユヅキ、ステラ、ソフィアが来た。ユヅキがストレージからもう一つベッドを取り出して俺用に少し離れたところに置く。
さて、あとは寝る前にやる事が一つある。
ルーシー達の会議はもう終わっているようだ。もうだいぶ遅い時間だ。皆寝たんだろう。
「私今日はここに泊まるから。私も一緒に寝る」
聖女様が唐突に言い出した。ソフィアはびっくりした顔をしている俺を見ている。
「何よ!あさひ。旅してた時はみんなで雑魚寝してたじゃない!」
「ま、まあそうだな。突然でびっくりしただけだ」
ソフィアが泊まるなんて言いだしたから、確かに驚いた。
「ユヅキ、ステラ!いいでしょ?」
「くすくすくす。ソフィア様もちろんです」
「ソフィア、いいんだけど………あさひ溜まってるからやばいかもしれないわよ」
「えっ?あさひ、溜まってるの?ソフィアちゃん襲われちゃうの?きゃー♪」
「だ、誰が聖女様を襲うかっ!俺にだってそのぐらいの理性あるわっ」
「ちぇっ、つまんないの」
ブスッとするソフィア。
ソフィアは聖女。女神様の使徒になってからは恋愛をする事が許されなかった。
ソフィアも色々と我慢しているのだろう……本能のままに生きている俺は少し申し訳ない気持ちになる。
「ソフィア、あさひに襲われたらそんな余裕かませないわよ………す、凄いんだから………ね?ステラもそう思うでしょ?」
ユヅキが赤い顔をしてステラに話を振る。
「は、は、はい。そのあさひ様は、その、夜も凄すぎます………」
ステラがモジモジしている。
そうだ。俺にはダブルアルティメットウェポンがある。余裕かましていられるのは今のうちだけだぞ。聖女様。
い、いや襲わないけど………
聖女様襲ったら、俺に天罰下るんじゃなかろうか?死ぬ。そんなの即死だ。ダ、ダメだ。ソフィアには絶対手を出しちゃダメだ。
「そ、そうなの?あさひってそんなに凄いの?ゴクリッ」
聖女様がゴクリしてる。
ユヅキとステラがうんうんうん頷いている。
「き、危険ね。私やっぱり帰ろうかしら。い、いや久々にみんなと一緒に寝たい。なんか昔を思い出す」
「ソフィア、泊まっていって!話たい事もたくさんあるし。あさひだけ今日は離れたベッドにしよう。その方が安全よ。女三人くっついて寝よ♪」
ユヅキが提案する。
俺もそれに同意だ。近くにいたら我慢できん。
「そうしよう。ソフィア泊まっていきな!」
俺もソフィアに声を掛ける。
「うん。そうする!」
ソフィアが満面の笑みを浮かべる。たぶん普段はこんな顔をしないんだろう。
俺の部屋にユヅキ、ステラ、ソフィアが来た。ユヅキがストレージからもう一つベッドを取り出して俺用に少し離れたところに置く。
さて、あとは寝る前にやる事が一つある。
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