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第三章 地下迷宮挑戦編
第101話 世界最強と呼ばれた竜騎士オスカー3
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◆◇◆
「竜騎士オスカーが現れたぞーーー!全軍撤退!繰り返す!全軍撤退!」
「逃げろーーー!竜騎士オスカーと賢者アメリアだー!全軍撤退!!!!」
火竜バハナーガに乗った俺とアメリアは戦争の勝敗すら左右するほどの存在になった。
俺達は数々の戦場に参戦した。
[竜騎士オスカーと賢者アメリアが現れたら撤退しろ]と各国の常識となった。
アメリアは助けた小国の王達に推薦を確約させ、俺とアメリアは15歳にしてS級冒険者になった。
全ては、アメリアの計画通りだった。
◆◇◆
ラフ街の迷宮には、俺とアメリア、人型に変身したバハナーガで挑み当時の最高記録も更新していた。
魔物を倒しながらレベルを上げ、人型のバハナーガとも訓練を重ねた。バハナーガの竜形態とまともに戦える程の力も付けた。
この国で俺とアメリアの名前を知らない者はいなくなった。
ソフィアに俺達の名が届いていることを願った。
「オスカー、次は世界中を回るわよ!」
「ああ、アメリア。そうだな!バハナーガ、頼むな!」
その後、俺とアメリアはバハナーガに乗り、世界中を駆け巡った。
俺とアメリアは16歳でSS級冒険者になった。世界的な快挙だった。
◆◇◆
獣人国 冒険者ギルドにて
「SS級冒険者オスカー様。アメリア様。ホーリン神聖国にて聖女ソフィア様に神託が下りました。至急ホーリン神聖国に行くよう冒険者本部から要請がきております」
な、なんだと!ソフィアから!
バンっ!
「ど、どういうことなのっ!」
いつも冷静なアメリアが受付嬢に詰めよった。
「も、申し訳ありません。わ、私には、く、詳しくはわかりません」
「ご、ごめんなさい。驚かせちゃったわね」
怯える受付嬢にアメリアが謝っていた。
「アメリア!行くぞ!」
俺はアメリアに声を掛け、バハナーガに乗りホーリン神聖国に向かった。あの胸くそ悪い国にまた戻ることに抵抗はあったが、ソフィアに会える嬉しさが何倍も勝っていた。
獣人国の国王レオと俺は気が合った。奴とはもう一度会って酒でも飲みたかったが、今はそれどころじゃない。
バハナーガの背に乗っている間、アメリアはずっと黙って考え込んでいた。
俺には想像できないような色々なことを想定していたのだろう。
________________
★【新作】もよろしくお願いします。
『無能と言われ騎士学園を追放されたが【ゴッドハンド】スキルがとんでもないスキルだった。マッサージ店をやりたかったが、気がついたら最強になっていた。お戻り下さいと言われてももう遅い!』
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俺達は数々の戦場に参戦した。
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全ては、アメリアの計画通りだった。
◆◇◆
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魔物を倒しながらレベルを上げ、人型のバハナーガとも訓練を重ねた。バハナーガの竜形態とまともに戦える程の力も付けた。
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「オスカー、次は世界中を回るわよ!」
「ああ、アメリア。そうだな!バハナーガ、頼むな!」
その後、俺とアメリアはバハナーガに乗り、世界中を駆け巡った。
俺とアメリアは16歳でSS級冒険者になった。世界的な快挙だった。
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な、なんだと!ソフィアから!
バンっ!
「ど、どういうことなのっ!」
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「も、申し訳ありません。わ、私には、く、詳しくはわかりません」
「ご、ごめんなさい。驚かせちゃったわね」
怯える受付嬢にアメリアが謝っていた。
「アメリア!行くぞ!」
俺はアメリアに声を掛け、バハナーガに乗りホーリン神聖国に向かった。あの胸くそ悪い国にまた戻ることに抵抗はあったが、ソフィアに会える嬉しさが何倍も勝っていた。
獣人国の国王レオと俺は気が合った。奴とはもう一度会って酒でも飲みたかったが、今はそれどころじゃない。
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俺には想像できないような色々なことを想定していたのだろう。
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『無能と言われ騎士学園を追放されたが【ゴッドハンド】スキルがとんでもないスキルだった。マッサージ店をやりたかったが、気がついたら最強になっていた。お戻り下さいと言われてももう遅い!』
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