82 / 137
第三章 地下迷宮挑戦編
第70話 屋敷のメイド達
しおりを挟む
俺は年若い少女達の完璧に揃った挨拶を見て驚いていた。
頭を下げる角度まで……み、見事だ……
「彼女達は全員、勝手ながら先にあさひ様を主とした主従関係を結ばせていただきました。まだ教育期間が2週間と短い為、行き届いていないことお許し下さい」
カレンが平然と答える。
い、いや、十分です。挨拶を見ればわかる。たった二週間でこれほどの教育を………
カレンはこの一ヶ月奔走していた。あさひの拠点となる屋敷探し。その屋敷の管理をするた為のメイド探し、王都中の一般奴隷をカレンが直接見て選んだ。何百人といる中から選んだ10名だった。もっと人数を入れるべきと思っていたが、カレンの基準をクリアできたのがこの10名だった。その後は彼女達に徹底的な教育。たった二週間だったが、あさひ、ユヅキ、ステラ、さらに王族であるルイス、ルーシーの世話をするとあっては妥協は許されなかった。
カレンの指示に従い、ミケネ、フーカ、サーシャも全力でサポートしていた。
そういえば………3週間前ユヅキに血を少し分けて欲しいと言われたけど、もしかして契約に使ったのか………奴隷契約は血が必要。だが本人がいる必要は無い。アレクの知識が点と点を結びつけてくれる。
「皆の者。このお方が我らのご主人様であるあさひ様だ。今日からここで暮らすことになる。皆ご主人様に尽くすのだぞ!」
ミケネがメイド服の皆さんにかっこよく指示している。
「「「「「はい!ミケネ様!」」」」」
「「「「「よろしくお願い致します!ご主人様!!!」」」」」
またも左右5人ずつ、年若い美しい少女達が一斉に頭を下げて俺に挨拶する。
俺は【鑑定】を発動する。
あっ、エルフの子がいる……名前はミアか………綺麗だなー……
あっ、犬耳と猫耳の子がいる……名前はココとネネか………
ドワーフの子もいる……名前はマイテか………
あとの6人は人族っぽい………えっ、皆さん美少女ばかり………
【鑑定】で調べながら、俺の思考加速先生は高速で状況を理解しようと頑張りグルグル思考を加速する。
異世界恐るべし………
い、いや知っている。アレクの記憶でこういう世界だという事は知ってるが気持ちが追いつかん。
あっ!とりあえず俺は自己紹介をしなくては。
あっ、いかん。緊張してきた。全員が俺を見ている。
うっ、美少女ばかりだ。
な、なんて挨拶しよう。
えっと、そうだ。こういう時こそアレクの記憶を。
俺は思考加速先生をフル回転させる。
この時俺は気付いてなかった。
興奮と緊張のあまり、【創造眼】を抑えることができていないことを。
「あさひだ。今日からよろしく頼む」
な、なんて普通の挨拶をしてしまったんだ……
辺りが神々しく金色に光る!
それを見たカレン達、メイド達の雰囲気が変わる………
カレン、ミケネ、フーカ、サーシャが俺の正面に跪く。
慌てて、メイド達も跪く。
えっ!?しまった!【創造眼】を抑えられてない。
げっ!?
パーティ化の【配下】が10人増えている!?
アイナ、カリサ、ダリア、ニナ、ヒセラ、リアナ、マイテ、ココ、ネネ、ミア
いきなりこんなに【配下】が増えて覚えられる訳が無い。
ん?
いや、覚えてしまった。完全記憶師匠が優秀すぎる件………
確か
【配下】
あさひを心から崇拝する者のみ配下になれる。
経験値共有化、念話、相乗効果が使用可能になる。
配下になった者はあさひへの忠誠が更に増す。
配下相乗効果
あさひは配下全員のステータス合計の一定割合(小)を強化することができる。
配下はあさひのステータス合計値の一定割合(小)を強化することができる。
恐るべし【創造眼】。なんというカリスマ性。
更に【パーティ化】のレベルが上がったようで新たなスキルを覚えてる。
【スキルコピー】
あさひはパーティメンバー、配下のスキルをコピーする事ができる。
パーティメンバー、配下はあさひのスキルを一つだけランダムでコピーする事ができる。
こ、これはまたチートな能力が………俺は仲間のスキルを全て使える事になったのか………アレクの強い探究心がこのスキルを覚えさせた気がする……
跪く一人のメイドが声を発する。
「ち、力が、何か得体の知れない力が溢れてきます!」
「わ、私もです!」
「す、凄い!」
「き、奇跡のお力!き、奇跡です………」
メイド達は騒然とする。
「あさひ様、無事彼女達はあさひ様の配下になれたようですわ。ワタクシ達の力も上がったようです」
そ、そうか。ここにいるメイド達が配下に加わった事で、【相乗効果】で俺のステータスが上がった。
そして、メイド達は【あさひの加護】でステータスが上昇したのか。
俺のステータスが上がったことで、パーティメンバーのステータスも上がったのか。
カレンがメイド達に話始める。
「皆、よく聞きなさい!これがあさひ様のお力です。皆の力はあさひ様のお力によって大きく上がりましたわ。このことは絶対に秘密です!いいですね!これからもあさひ様に忠誠を誓うのです!」
「「「「「はい!カレン様!私達はご主人様に忠誠を誓います!!!」」」」」
中には震えながら、涙を流している子もいる。
と、とんでもないことになってしまった。
俺はそんな大層な人物ではない。
あっ、そうだ。みんなにリラックスしてもらおう!念話でフランクに話そう!リラックスだ。リラックス。
(みんなー、そんなに固くならなくてもいいよ!楽しくやろう!楽しく!)
「あ、頭の中から声が………」
「か、神の声………」
「こ、このお方が私達のご主人様………」
「あああっ、あさひ様。奇跡のお方。一生忠誠を誓います………」
さらにざわざわする………
ガタガタ震えて俺を拝み始める子まで。
ち、ちがーう!俺が望んでるのはこれじゃない……違うんだ!
「アイナ、カリサ、ダリア、ニナ、ヒセラ、リアナ、マイテ、ココ、ネネ、ミア、とにかくこれからよろしく!」
俺は完全記憶師匠の力で覚えた全員の名前を呼んだ。
「私達、一人一人の名前まで………」
「覚えて頂いているなんて………」
「ざわざわざわざわ………」
さらにざわざわしてしまっている。
「メイド達の名前をまだ伝えていませんのに。さすがあさひ様です。さて、ステラ様達もお待ちしていますので、お部屋をご案内します」
「あ、ああ、わかった」
そうだった。ユヅキやステラを【テレポート】で迎えに行かなきゃ。メイドさん達の事はこれからゆっくり考えよう。
俺はカレン達に各部屋を案内された。
その後自分の部屋とテレポート用の部屋を案内され無事魔法陣を設置してユヅキ達を迎えに行くのであった。
頭を下げる角度まで……み、見事だ……
「彼女達は全員、勝手ながら先にあさひ様を主とした主従関係を結ばせていただきました。まだ教育期間が2週間と短い為、行き届いていないことお許し下さい」
カレンが平然と答える。
い、いや、十分です。挨拶を見ればわかる。たった二週間でこれほどの教育を………
カレンはこの一ヶ月奔走していた。あさひの拠点となる屋敷探し。その屋敷の管理をするた為のメイド探し、王都中の一般奴隷をカレンが直接見て選んだ。何百人といる中から選んだ10名だった。もっと人数を入れるべきと思っていたが、カレンの基準をクリアできたのがこの10名だった。その後は彼女達に徹底的な教育。たった二週間だったが、あさひ、ユヅキ、ステラ、さらに王族であるルイス、ルーシーの世話をするとあっては妥協は許されなかった。
カレンの指示に従い、ミケネ、フーカ、サーシャも全力でサポートしていた。
そういえば………3週間前ユヅキに血を少し分けて欲しいと言われたけど、もしかして契約に使ったのか………奴隷契約は血が必要。だが本人がいる必要は無い。アレクの知識が点と点を結びつけてくれる。
「皆の者。このお方が我らのご主人様であるあさひ様だ。今日からここで暮らすことになる。皆ご主人様に尽くすのだぞ!」
ミケネがメイド服の皆さんにかっこよく指示している。
「「「「「はい!ミケネ様!」」」」」
「「「「「よろしくお願い致します!ご主人様!!!」」」」」
またも左右5人ずつ、年若い美しい少女達が一斉に頭を下げて俺に挨拶する。
俺は【鑑定】を発動する。
あっ、エルフの子がいる……名前はミアか………綺麗だなー……
あっ、犬耳と猫耳の子がいる……名前はココとネネか………
ドワーフの子もいる……名前はマイテか………
あとの6人は人族っぽい………えっ、皆さん美少女ばかり………
【鑑定】で調べながら、俺の思考加速先生は高速で状況を理解しようと頑張りグルグル思考を加速する。
異世界恐るべし………
い、いや知っている。アレクの記憶でこういう世界だという事は知ってるが気持ちが追いつかん。
あっ!とりあえず俺は自己紹介をしなくては。
あっ、いかん。緊張してきた。全員が俺を見ている。
うっ、美少女ばかりだ。
な、なんて挨拶しよう。
えっと、そうだ。こういう時こそアレクの記憶を。
俺は思考加速先生をフル回転させる。
この時俺は気付いてなかった。
興奮と緊張のあまり、【創造眼】を抑えることができていないことを。
「あさひだ。今日からよろしく頼む」
な、なんて普通の挨拶をしてしまったんだ……
辺りが神々しく金色に光る!
それを見たカレン達、メイド達の雰囲気が変わる………
カレン、ミケネ、フーカ、サーシャが俺の正面に跪く。
慌てて、メイド達も跪く。
えっ!?しまった!【創造眼】を抑えられてない。
げっ!?
パーティ化の【配下】が10人増えている!?
アイナ、カリサ、ダリア、ニナ、ヒセラ、リアナ、マイテ、ココ、ネネ、ミア
いきなりこんなに【配下】が増えて覚えられる訳が無い。
ん?
いや、覚えてしまった。完全記憶師匠が優秀すぎる件………
確か
【配下】
あさひを心から崇拝する者のみ配下になれる。
経験値共有化、念話、相乗効果が使用可能になる。
配下になった者はあさひへの忠誠が更に増す。
配下相乗効果
あさひは配下全員のステータス合計の一定割合(小)を強化することができる。
配下はあさひのステータス合計値の一定割合(小)を強化することができる。
恐るべし【創造眼】。なんというカリスマ性。
更に【パーティ化】のレベルが上がったようで新たなスキルを覚えてる。
【スキルコピー】
あさひはパーティメンバー、配下のスキルをコピーする事ができる。
パーティメンバー、配下はあさひのスキルを一つだけランダムでコピーする事ができる。
こ、これはまたチートな能力が………俺は仲間のスキルを全て使える事になったのか………アレクの強い探究心がこのスキルを覚えさせた気がする……
跪く一人のメイドが声を発する。
「ち、力が、何か得体の知れない力が溢れてきます!」
「わ、私もです!」
「す、凄い!」
「き、奇跡のお力!き、奇跡です………」
メイド達は騒然とする。
「あさひ様、無事彼女達はあさひ様の配下になれたようですわ。ワタクシ達の力も上がったようです」
そ、そうか。ここにいるメイド達が配下に加わった事で、【相乗効果】で俺のステータスが上がった。
そして、メイド達は【あさひの加護】でステータスが上昇したのか。
俺のステータスが上がったことで、パーティメンバーのステータスも上がったのか。
カレンがメイド達に話始める。
「皆、よく聞きなさい!これがあさひ様のお力です。皆の力はあさひ様のお力によって大きく上がりましたわ。このことは絶対に秘密です!いいですね!これからもあさひ様に忠誠を誓うのです!」
「「「「「はい!カレン様!私達はご主人様に忠誠を誓います!!!」」」」」
中には震えながら、涙を流している子もいる。
と、とんでもないことになってしまった。
俺はそんな大層な人物ではない。
あっ、そうだ。みんなにリラックスしてもらおう!念話でフランクに話そう!リラックスだ。リラックス。
(みんなー、そんなに固くならなくてもいいよ!楽しくやろう!楽しく!)
「あ、頭の中から声が………」
「か、神の声………」
「こ、このお方が私達のご主人様………」
「あああっ、あさひ様。奇跡のお方。一生忠誠を誓います………」
さらにざわざわする………
ガタガタ震えて俺を拝み始める子まで。
ち、ちがーう!俺が望んでるのはこれじゃない……違うんだ!
「アイナ、カリサ、ダリア、ニナ、ヒセラ、リアナ、マイテ、ココ、ネネ、ミア、とにかくこれからよろしく!」
俺は完全記憶師匠の力で覚えた全員の名前を呼んだ。
「私達、一人一人の名前まで………」
「覚えて頂いているなんて………」
「ざわざわざわざわ………」
さらにざわざわしてしまっている。
「メイド達の名前をまだ伝えていませんのに。さすがあさひ様です。さて、ステラ様達もお待ちしていますので、お部屋をご案内します」
「あ、ああ、わかった」
そうだった。ユヅキやステラを【テレポート】で迎えに行かなきゃ。メイドさん達の事はこれからゆっくり考えよう。
俺はカレン達に各部屋を案内された。
その後自分の部屋とテレポート用の部屋を案内され無事魔法陣を設置してユヅキ達を迎えに行くのであった。
1
お気に入りに追加
1,115
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
せっかく異世界転生したのに、子爵家の後継者ってそれはないでしょう!~お飾り大公のせいで領地が大荒れ、北の成り上がり伯爵と東の大公国から狙われ
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
大公爵領内は二大伯爵のせいで大荒れ諸侯も他国と通じ…あれ、これ詰んだ?
会社からの帰り道、強姦魔から半裸の女性を助けたところ落下し意識を失ってしまう。
朝目が覚めると鏡の前には見知らぬ。黒髪の美少年の顔があった。
その時俺は思い出した。自分が大人気戦略シュミレーションRPG『ドラゴン・オブ・ファンタジー雪月花』の悪役『アーク・フォン・アーリマン』だと……
そして時に悪態をつき、悪事を働き主人公を窮地に陥れるが、結果としてそれがヒロインと主人公を引き立せ、最終的に主人公に殺される。自分がそんな小悪役であると……
「やってやるよ! 俺はこの人生を生き抜いてやる!!」
そんな決意を胸に抱き、現状を把握するものの北の【毒蛇公爵】、東の大公【東の弓聖】に攻められ蹂躙されるありさま……先ずは大公が治める『リッジジャング地方』統一のために富国強兵へ精を出す。
「まずは叔父上、御命頂戴いたします」
女神に同情されて異世界へと飛ばされたアラフォーおっさん、特S級モンスター相手に無双した結果、実力がバレて世界に見つかってしまう
サイダーボウイ
ファンタジー
「ちょっと冬馬君。このプレゼン資料ぜんぜんダメ。一から作り直してくれない?」
万年ヒラ社員の冬馬弦人(39歳)は、今日も上司にこき使われていた。
地方の中堅大学を卒業後、都内の中小家電メーカーに就職。
これまで文句も言わず、コツコツと地道に勤め上げてきた。
彼女なしの独身に平凡な年収。
これといって自慢できるものはなにひとつないが、当の本人はあまり気にしていない。
2匹の猫と穏やかに暮らし、仕事終わりに缶ビールが1本飲めれば、それだけで幸せだったのだが・・・。
「おめでとう♪ たった今、あなたには異世界へ旅立つ権利が生まれたわ」
誕生日を迎えた夜。
突如、目の前に現れた女神によって、弦人の人生は大きく変わることになる。
「40歳まで童貞だったなんて・・・これまで惨めで辛かったでしょ? でももう大丈夫! これからは異世界で楽しく遊んで暮らせるんだから♪」
女神に同情される形で異世界へと旅立つことになった弦人。
しかし、降り立って彼はすぐに気づく。
女神のとんでもないしくじりによって、ハードモードから異世界生活をスタートさせなければならないという現実に。
これは、これまで日の目を見なかったアラフォーおっさんが、異世界で無双しながら成り上がり、その実力がバレて世界に見つかってしまうという人生逆転の物語である。
死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜
猫パンチ
ファンタジー
主人公、音峰 蓮(おとみね れん)はとてつもなく不幸な男だった。
ある日、とんでもない死に方をしたレンは気づくと神の世界にいた。
そこには創造神がいて、レンの余りの不運な死に方に同情し、異世界転生を提案する。
それを大いに喜び、快諾したレンは創造神にスキルをもらうことになる。
ただし、スキルは選べず運のみが頼り。
しかし、死んだ時に凶運を使い果たしたレンは強運の力で次々と最強スキルを引いてしまう。
それは創造神ですら引くほどのスキルだらけで・・・
そして、レンは最強スキルと強運で異世界を無双してゆく・・・。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
平凡すぎる、と追放された俺。実は大量スキル獲得可のチート能力『無限変化』の使い手でした。俺が抜けてパーティが瓦解したから今更戻れ?お断りです
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
★ファンタジーカップ参加作品です。
応援していただけたら執筆の励みになります。
《俺、貸します!》
これはパーティーを追放された男が、その実力で上り詰め、唯一無二の『レンタル冒険者』として無双を極める話である。(新形式のざまぁもあるよ)
ここから、直接ざまぁに入ります。スカッとしたい方は是非!
「君みたいな平均的な冒険者は不要だ」
この一言で、パーティーリーダーに追放を言い渡されたヨシュア。
しかしその実、彼は平均を装っていただけだった。
レベル35と見せかけているが、本当は350。
水属性魔法しか使えないと見せかけ、全属性魔法使い。
あまりに圧倒的な実力があったため、パーティーの中での力量バランスを考え、あえて影からのサポートに徹していたのだ。
それどころか攻撃力・防御力、メンバー関係の調整まで全て、彼が一手に担っていた。
リーダーのあまりに不足している実力を、ヨシュアのサポートにより埋めてきたのである。
その事実を伝えるも、リーダーには取り合ってもらえず。
あえなく、追放されてしまう。
しかし、それにより制限の消えたヨシュア。
一人で無双をしていたところ、その実力を美少女魔導士に見抜かれ、『レンタル冒険者』としてスカウトされる。
その内容は、パーティーや個人などに借りられていき、場面に応じた役割を果たすというものだった。
まさに、ヨシュアにとっての天職であった。
自分を正当に認めてくれ、力を発揮できる環境だ。
生まれつき与えられていたギフト【無限変化】による全武器、全スキルへの適性を活かして、様々な場所や状況に完璧な適応を見せるヨシュア。
目立ちたくないという思いとは裏腹に、引っ張りだこ。
元パーティーメンバーも彼のもとに帰ってきたいと言うなど、美少女たちに溺愛される。
そうしつつ、かつて前例のない、『レンタル』無双を開始するのであった。
一方、ヨシュアを追放したパーティーリーダーはと言えば、クエストの失敗、メンバーの離脱など、どんどん破滅へと追い込まれていく。
ヨシュアのスーパーサポートに頼りきっていたこと、その真の強さに気づき、戻ってこいと声をかけるが……。
そのときには、もう遅いのであった。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる