創造眼〜異世界転移で神の目を授かり無双する。勇者は神眼、魔王は魔眼だと?強くなる為に努力は必須のようだ〜

文字の大きさ
上 下
80 / 137
第二章 旅立ち編

幕間 ステラの想い番外編

しおりを挟む
 【番外編】
 今回はステラ視点でのキャラクター紹介と後半部分はステラの想いです。

【ステラ視点】

 あさひ様には以前の仲間に加えて、新たな仲間ができました。整理しておきましょう。

 ユヅキ様
 女神様から【神眼】を授かった伝説の勇者ルナ様。あさひ様の一番の理解者。以前は勇者の使命の中、責任感が強く真面目で無口なところがありましたが、とても明るく聡明な方になっていました。あさひ様と共にこちらの世界に戻ってきていただけて本当に嬉しいです。

 オスカー様
 イーグリア国王。世界最強の竜騎士と呼ばれアレク様の唯一無二の親友。ご主人様と対等に戦う事のできた数少ない人族。

 アメリア様
 イーグリア王妃。人族からは賢者と呼ばれとても頭の良い方です。私達パーティの頭脳とご主人様は仰ってました。もちろん私もアメリア様には絶対的な信頼をしていました。

 聖女ソフィア様
 人族唯一の女神様の使徒。ご主人様とルナ様を結界で守り続けてくださってました。
 とても明るい方です。よくご主人様とも口喧嘩して言い合いをしていましたね。くすくすくすっ。

 ルイス様
 イーグリア第一王子。オスカー様、アメリア様の良いところを受け継いでいるようです。

 ルーシー様
 イーグリア第一王女。ルーシー様はあさひ様の事が好きですね。あさひ様もきっとルーシー様のことが気になっているはずです。性格も良く、美しくとても明るい少女です。昔のアメリア様によく似ています。

 ミケネ様
 ルーシー様の護衛。隊長。剣術に才能を感じました。これから更に強くなるでしょう。あさひ様の完全な信者になってましたね。

 カレン様
 ルーシー様の護衛、副隊長。とても頭の良い方です。あさひ様、ユヅキ様と同じ【思考加速】のスキルを持っていると伺いました。今度発足する護衛チームのリーダーにはカレン様がなると聞いています。

 フーカ様
 ルーシー様の護衛。無口ですが器用な印象です。気配感知や罠感知など斥候、諜報員としての才能が高そうです。

 サーシャ様
 ルーシー様の護衛。魔法使い。ば、爆弾娘です。背が低く可愛らしい顔ですが、胸がとても大きいです。恋に積極的とルーシー様が仰ってました。あさひ様もデレデレしていました。

 大魔王バレル様
 魔神様の使徒。昔勇者様、ご主人様と激闘の末に倒しました。
 ご主人様は誰かに操られていたと疑っていました。アルベルト様の【魔眼】をバレル様が所持していました。

 第一魔王アルベルト様
 アレク様の父親。魔神様から【魔眼】を授かった魔人族の勇者。魔人族と人族との争いで亡くなったということになっています。そのことをご主人様は疑ってました。

 クレア様
 アレク様の母親。とても美しくお優しい方でした。魔人族と人族との争いでお亡くなりになりました。

 第二魔王ガイア様
 アレク様の戦いの師匠。私に自由に生きろと仰ってくださいました。今はどこにいるのでしょうか。

 第三魔王ラミア様
 今どうしているかはわかりません。

 第四魔王カオス様
 現在魔人族領をおさめていると聞きました。

 竜王様
 ガイア様でも勝てないと仰ってました。

 こんなところでしょうか。ご主人様の記憶を取り戻したあさひ様の世界はこれから益々広がっていくでしょう。昔関わった者達とも今後会う機会もあります。私はその全てを網羅していかなくては。


 それにしても、まさかあさひ様の魂がご主人様だったなんて。

 そしてユヅキ様が勇者ルナ様だったなんて。

 なぜこれほどまであさひ様に惹かれてしまっていたのか。理由がようやくわかりました。

 ユヅキ様のお声はどこか懐かしい感じはしていました。もしかしたら私はもっと前に気付く事ができたのかもしれない。しかし、以前のルナ様とは喋り方、印象が全く違ったのです。日本という異世界であさひ様の魂の中で過ごされた影響でしょう。

 ご主人様をこの世界に戻してくれた創造神様に感謝しなくてはいけません。そして導いてくれた人族の女神様にも。

 魔人族の私は魔神様を信仰していますが、これからは創造神様と女神様も信仰致します。

 魔神様、創造神様、女神様、ありがとうございます。

 私はご主人様から神の目である【魔眼】を授かりました。私のようなものが、このような偉大なお力を使って良いのでしょうか?

 い、いえ。これはご主人様の意思。私は何としても【魔眼】を使いこなせるようにならなくてはいけない。

 そして、あさひ様とユヅキ様を必ずお守りするのです。同じ過ちは繰り返しません。以前のような……ご主人様を失った時の私は完全に心が凍りついてしまいました。もう絶対に繰り返さない。あさひ様を失うなんて………考えられません。

 強くならなくては………誰よりも……誰よりも……あさひ様とユヅキ様に敵対する者は全て私が殺します。

 しかし、まだ【魔眼】を上手く使うことはできません。左眼に魔力を流すと薄らと赤く光るのが分かります。自分の魔力を感知する力が格段に上がった気がします。これがアルベルト様、ご主人様が使っていた【魔眼】……これからあさひ様とユヅキ様に教えていただき必ずや使いこなしてみせます。

 思い出します。私とご主人様がルナ様やオスカー様達と出会った頃を。ルナ様が【神眼】の使い方をご主人様に習っていた時の事を。あの頃のルナ様はまだあどけない少女でした。

 20年以上、ソフィア様の結界魔法で保存されていたとはいえ人族です。バレル様と戦った時よりも肉体が少し成長していたように見えました。とても美しい、まるで女神様のような女性になっていました。

 魔人族と人族の血を引くご主人様は全く変わっていませんでした。くすくすくすっ。変わらずかっこよく美しいままでした。

 ご主人様、ステラはいつまでもご主人様を愛しています………

「ステラ、アレクはあさひだ。あさひはアレクだ。どの肉体でも俺は俺だ!ステラ、お前なら分かるな」

 この言葉を胸に刻み込んであります。ご主人様、ありがとうございます。



[↓ここからは読まなくても大丈夫です。ステラさんのちょっとエッチな部分になります。苦手な方は飛ばしてください]


 私は今王城のベッドで寝ています。昨夜はあさひ様と結ばれました。

 私はこの時をどれほど望んでいたのでしょう………

 お、思い出しただけでも恥ずかしくなるぐらい乱れてしまいました……

 あさひ様にはご主人様の記憶があります。私の弱いところは全て知り尽くされています。
 さらにご主人様以上の技術を持って戻ってこられました。


 あさひ様の魅力です。異世界日本でもさぞモテた事でしょう。か、数々の女性と………

(日本であさひの経験は一人だけです。一応DTではありませんでした。あとはネットとDVDでお勉強がメインです)

 わ、私は数々の恥ずかしい体勢をさせられて、あんなに興奮してしまうなんて………あ、あんな体勢やこんな体勢は初めてです……と、とても興奮しました……

 あ、あんなに大きな声を出してしまうなんて……あまりの快感に私は何度も気絶しそうになりました……

 あさひ様は48の技を身に付けたと仰ってました。お、恐ろしいです……ステラは一体どうなってしまうのでしょう……た、楽しみです……

 今頃はユヅキ様と………

 そ、想像したら、またおかしな気分になってきました。

「は、はぁ、はぁ……」

 だ、ダメよステラ。ここは王城……だ、誰かに聞かれてしまうかもしれない……

 し、しかし、び、敏感になっているのです。昨夜あさひ様にこれでもかと言うほど弱いところを攻められました。お、思い出しただけでも………

「あっ、ああん……」

 ス、ステラ、ダメよ。お、思い出しただけでこんなになってしまうなんて………

 あさひ様あさひ様あさひ様、ステラはあさひ様のお側に永遠にいさせてください。

「はぁはぁ……」

 ダ、ダメよステラ……か、勝手に手と腰が……動いてしまう……

「あああーん……はぁはぁ、いっ、く、お、お許しください、あ、あさひ様っ、ああーんっ」

 ス、ステラはあさひ様にこんな体にされてしまいました…………

「はぁはぁ………」


 葛藤を繰り返しながら我慢できなかったステラ。なかなか寝付けなかったが、なんとか眠るステラであった。

 ________________

 少しでも次が気になる。応援したいと思っていただけたら

 是非、お気に入りをお願いします。

 

 皆様の応援が励みになりますのでよろしくお願いします。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

パーティーを追放された落ちこぼれ死霊術士だけど、五百年前に死んだ最強の女勇者(18)に憑依されて最強になった件

九葉ユーキ
ファンタジー
クラウス・アイゼンシュタイン、二十五歳、C級冒険者。滅んだとされる死霊術士の末裔だ。 勇者パーティーに「荷物持ち」として雇われていた彼は、突然パーティーを追放されてしまう。 S級モンスターがうろつく危険な場所に取り残され、途方に暮れるクラウス。 そんな彼に救いの手を差しのべたのは、五百年前の勇者親子の霊魂だった。 五百年前に不慮の死を遂げたという勇者親子の霊は、その地で自分たちの意志を継いでくれる死霊術士を待ち続けていたのだった。 魔王討伐を手伝うという条件で、クラウスは最強の女勇者リリスをその身に憑依させることになる。 S級モンスターを瞬殺できるほどの強さを手に入れたクラウスはどうなってしまうのか!? 「凄いのは俺じゃなくて、リリスなんだけどなぁ」 落ちこぼれ死霊術士と最強の美少女勇者(幽霊)のコンビが織りなす「死霊術」ファンタジー、開幕!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~

味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。 しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。 彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。 故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。 そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。 これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが…… アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。 そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。  実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。  剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。  アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。

いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成! この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。 戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。 これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。 彼の行く先は天国か?それとも...? 誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。 小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中! 現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。

スマートシステムで異世界革命

小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 /// ★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★ 新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。 それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。 異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。 スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします! 序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです 第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練 第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い 第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚 第4章(全17話)ダンジョン探索 第5章(執筆中)公的ギルド? ※第3章以降は少し内容が過激になってきます。 上記はあくまで予定です。 カクヨムでも投稿しています。

処理中です...